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2018年釣行記(28) – AJ

2018年 Ajing 釣行記

日 時:5月14日(月)~15日(火) 17:00~5:00
潮回り:大潮(↓↑)

場 所:孤島
釣 果:アジ × 21、カサゴ × 6
同行者:AKTさん、INUEさん

前回の金曜日、MHR-KGNからスゴスゴと引き揚げて来て、次回の釣りのことを考えながらリールやロッドをシャワーで洗っている最中に、次は孤島のアジかな?と考えるともなく考えていた。
そこで日曜、月曜の予報をチェックすると、日曜の夜は強い雨、月曜の夜は北東の風が3m前後とのこと。となると、行くなら月曜日しかない
この時点で、すっかり、月曜の夜、孤島に行く積りなっていた。所が、当日の月曜の朝、予報を改めてチェックすると、日付が変わる頃には1m程度まで収まるらしいが、夜は北東の風が5mも吹く予想に変わっている。
5mの風では無理だろうと半ば諦め気味で準備をしている所にAKTさんからLineの着信があって小生が行くなら、AKTさんも行くとのこと。渡りに船とは正にこのことで、コラボすることに即決。更に、15:00を回った頃に、INUEさんから孤島に行く旨のメールが入って、3人で孤島アジングを楽しむことになった。

17:00頃、孤島の岸壁に到着。
岸壁では、東寄りの風が、予報よりもかなり強く体をグラリと揺らす程吹き付けていて、ラインをガイドに通すのにも難儀する程。時刻は未だ未だ明るい時間帯でもあり大勢のカゴ師や黒鯛師が引き揚げて行った後からの釣りになるので、慌てる必要はない。のんびりと準備を整えていた。

所が、AKTさんINUEさんは、先行者の居ない裏側で早くもキャスティングを始めている。
まだまだ明るい時間帯なので、アジにはまだ早いだろうと様子を見ていると、何とAKTさんがその数投目でアジをゲット。続いてAKTさんの航路側に入ったINUEさんがゲット。
こんな場面を目にしてはゆっくりとしていられない。急いで準備をした。

今回持ち込んだロッドは、キャロ用のSoare-S709ULTSoare改8320#1Bの3本。
キャロでのアジングは、釣った感がなかったので興味をなくしていたのだが、前回、キャロで好調にロッドを曲げていたINUEさんにコツを教えて頂いたので、Soare-S709ULTは、その方法を試して見る積りで敢えて持ち込んだもの。

17:30を廻った頃、6gのシンカー0.3gのJHでキャロシステムを組み上げて、小生もキャロでのアジングを始めた。
所が、小生には全くコンタクトがない。と云うよりもキャロでのアタリを出せていないと云った方が正解だろう。ロッドの長さ、リーダーの長さ、シンカーの重さ等々色々と要素は考えられるが、何をどの様にすれば判らないまゝキャスティングを続けたが、その最中にも、AKTさんINUEさんは順調にロッドを曲げている。

何とか肖りたいと立ち位置を替え、カウント数を替えなどして何とかアジからのコンタクトを得ようとしたが、この日最初にロッドを曲げて呉れたのは、ロリ・カサゴ。全く魚の感触がないよりは、ある方が楽しい。その内アジのアタリがあるだろうとキャロを続けたが、揚がって来るのはカサゴばかり。

18:00少し前、カゴ師が帰り支度を始めたので、彼らに入れ替わって小生が最も航路側の継ぎ目、小生の右隣りにINUEさん、更にその右隣りの中央付近にAKTさんが釣り座を構え、この夜の孤島アジングをすることになった。

この日のファースト・フィッシュは19:10。
出足は悪かったが、漸く群れが回って来た!
と思ったが、後続がある筈とするの期待は見事に外れアタリが続かない。

20:30頃、アジンガーの入れ替えが終わって、7人が徹夜をすることになったが、状況は変わらず岸壁全体にまったりムードが漂う始末。
小生などは、日付が変わる時刻になってもカウンターの数は4のまゝ増えることもなく、今晩のツ抜け達成は出来ないかも・・・・・と覚悟を決めた程。

日付が変わった頃、あれ程強く吹いていた風が、珍しく予報通りに徐々に収まり、釣り易くなって来た。
そんな時、AKTさんから裏に居ますヨと有難い情報があり、直ぐに場所を移動した所、ポツリポツリとアタリがあって、24:30頃、漸くツ抜け達成

2:00頃、折角持って来たのだから、もう少しやって見ようと、シンカーを手持ちの中では最も軽い4gにし、リーダーも長めに替えて再度キャロに挑戦することにした。
そして、キャスティングを繰り返していると、ラインを滑って落ちて行ったシンカーがスイベルに当たった感触の後暫くして、コツとした別の感触が伝わって来た。この時はロッド操作をしていなかったので、これは魚からのコンタクトであることは確実。と云っても、その瞬間は、それとも判らず、右腕が勝手に反応していたと云うのが正直な所で、次の瞬間、ロッドを絞り込む引きにアジであることを確信した次第。
INUEさんが、キャロでもジグ単と同じ様なアタリで獲れるヨと云っていたことに納得出来た瞬間で、その後は、同じ様なアタリで獲れて、何とか20匹超えが出来た一晩だった。

所で、キャロシステムだが、小生は4gのシンカーにして何とか答えが出た格好だが、INUEさんAKTさんは1.8gのシンカーを使っていた由。しかも、ロッドの長さも6ft前後で、小生の7ft強のSoareよりはかなり短い。
ここまでシンカーが軽く、ロッドも短いとなると、敢えてキャロシステム用にPEのラインを使わなくても、これまでのアジングシステムのまゝでも充分出来そうな気がする。
とすると、これまでは風が強い時の対策として重たいJHを使うのが普通だが、その代わりに軽めのシンカーを使ったキャロシステムが有効ではないかと思った次第。