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2018年釣行記(30) – AJ

2018年 Ajing 釣行記

日 時:5月27日(日)~28日(月) 17:00~5:00
潮回り:中潮(↓↑)

場 所:孤島
釣 果:アジ × 3、カサゴ × 11
同行者:AKT、YGW、INUEさん(TD、MSD、SKUCさん)

今回はAKTさんYGWさんINUEさんとのコラボ。濱アジングの手練れの3人に囲まれての釣りになるので、些か気が引けるが、逆に彼らの技を学ぶには良い機会であるえる上、何よりも気の合った仲間との釣りは、釣れても釣れなくても愉しいので、正に一石二鳥

この日も17:00頃に孤島の岸壁に着く様に、16:00頃に自宅を出る予定にしていた。所が、道楽部屋に引いている通信回線のNTT光からSoftBank光への切り替えが上手く行かず、その対応でバタバタしている内に出遅れてしまい、一時は到着が送れることを覚悟した。
しかし、何とか滑り込みで間に合わせることが出来て、先行していた3人に出迎えられて予定通りの17:00頃、岸壁に到着。

岸壁によじ登って周囲を見渡すと、流石に日曜日のこともあって、大勢のアングラーの姿が見え、アジングではポイントとされる表側には餌釣り師が長いロッドを振っている。その他に見掛けたことのないアジンガーの姿もあって、釣り場は満員御礼状態で、直ぐに釣り座を構えることは、到底出来そうにもない。加えて、東寄りの風が予報よりかなり強めに吹いて来ており、竿を出してもいないのに、何となく気持ちが削がれてしまった様な・・・。

とは云え、これでも、老いたりと云えどもアングラーの端くれ。釣りに来た以上、何もせずに引き揚げることなど出来る訳もなく、釣り支度を始めた。

今回のラインナップは、Soare改8320#1Bの2本にライトキャロ用の8326#1Bを加えた3本で、夫々1gのJH1.3gのJHのジグ単体とし、8326#1Bには2.2gの自作シンカー+0.2gのJHを組み合わせたキャロシステムで準備完了。
支度は整ったが、表側にはキャストする場所がない。そこでライトキャロで裏側でやって見ることにしたが、風は追い風になるものゝ、潮が左から右に向かって飛ぶ様に早く流れていて、とても釣りに集中出来ない。表側の餌釣り師達が引き揚げて行った後に入らせて貰うしかない。これまで夜通しで釣りをする餌釣り師を見掛けた記憶は殆どないので、何とかなるだろう。それまでの我慢だと自分に云い聞かせながらキャスティングを続けて時間を潰していた。

17:30頃になりアジが回って来たと見えて、航路側の継ぎ目付近の餌釣り師が竿を曲げだした。見るとソコソコサイズのアジで、その後は二人の餌釣り師は交互に竿を曲げて順調に釣果を伸ばしていた。

18:00頃、登場して来たスマイリーTDさんも、余りのアングラーの多さに唖然としながら、小生達に見倣って時間潰しのキャスティングを開始。

18:30頃になると、アジの群れが去ったと見えて、餌釣り師もロッドを曲げなくなり、彼らも休憩に入ったしまう程の短い時合で、何となく先行きに不安を感じる位。

20:30頃になると、粗方の餌釣り師が引き揚げて行き、入れ違いにMSDさんSKUCさんが登場して、岸壁には10人以上のアジンガーがズラリと並ぶ程の盛況振り。

所が、アジンガーの多さに逆比例して、アジからのコンタクトは殆どなく、誰かがアジを掛けると、オォーと何処からともなく歓声が上がる程で、22:00を回る頃には、岸壁はがら空き状態になってしまう程状況は良くなく、この時点で小生は孤島でのボーズを覚悟した。

この日、小生が初めてアジを掛けたのは、日付も変わった24:10頃のこと。

足場の細くなった所で、隣りのYGWさんからレクチャーを受けながらのことで、クッと感じるアタリに反射的に手が動いて得た獲物。
それまでは、アタリと云うあたりは悉くカサゴ、しかも10cm程のロリ・カサゴばかりだったので、海面に白い姿を見るまではアジだとは思えず、孤島では最も時間が掛かったファースト・フィッシュだった。
これを機に、パタパタと余り時間を置くことなく2匹追加出来、しかも強く吹いていた風も収まり釣り易くなって来たので、これまでの遅れを取り戻そうと期待を込めてキャスティングを続けたが、その後は音無しの状態に逆戻りしてしまい、この日の孤島アジングは、アジ3匹のこの上ない貧果で事実上の終了。

この日は、YGWさんに色々とレクチャーをして頂いた。釣りに忙しければそう云う訳には行かなかっただろうが、幸か不幸かこの日は流石のYGWさんも苦戦を強いられる程、釣れない時間帯が長かった状況だったこともあって、小生の下手さ加減に見ておれず、時間を割いて呉れたのだと思う。
ラインの張り方、潮の流れの対処法等々、全てが論理的で理に適った方法だと思うが、その理論通りに実践出来るかどうかが問題。頭では解っていても身体が動かなければ理論倒れに終わる道理で、正に肩から先の問題に帰結するのだろう。
しかし、レクチャーの最後に指摘された点、つまりロッドを立て過ぎることと、リールを巻き過ぎることは、論理ではなく癖の問題で、肩から先には全く関係がない。と云う訳で、少なくともこの癖は矯正しようと強く思った次第。

何れにしろ、YGWさんには貴重な時間を割いて色々とレクチャーして頂いたこと、改めてお礼を申し上げたいと思う。有難うございました。