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2009年釣行記(8)

2009年 釣行記

潮回り:若潮  場所:SBNHM、SSHM  釣果:ナシ 同行者:単独

エギングは、漁港の突堤から地磯そして今ではサーフにその舞台が移って来ているらしい。
と云う訳で、今回は以前からやって見たかったサーフにトライ!!

仮眠を取って1:30出発。
車のナビで目的地をセットすると距離は110km程度で、熱海や網代と変わらないのに、東名高速を使うとなると何故か遠征する気分になるから不思議なものだ。
現地には3:30頃に到着。
ネットで色々と調べても判らなかったSBNHMの駐車場は、案の定、入口が鎖で施錠されている。見れば21:00から6:00までは閉鎖と小さな看板が掛っている。仕方がないので6:00まで休んでいようかと考えたが、海を目の前にして休める筈もなく、付近の探査の積りでゆっくりと車を走らせていると、海岸に向かっている狭い未舗装道路を発見。
その道路の突き当たりに沼津ナンバーの車がとまっているので、見習って付近のちょっと広くなっている場所を選んでこっちも駐車。

さっそく、ヘッドランプを手に防波堤に上がって様子を見ようとウロウロとしていると、自転車に乗ったお巡りさんが近づいて来て、職質されてしまった。真っ暗な中釣り道具も持たずにウロウロしている輩を見れば、当然のこと。寧ろ、職質もしない方が不自然な状況で、こっちも職務に忠実なお巡りさんに敬意を表して、直ぐにゴールド免許を提示し身元を明らかにした後、暫く歓談。若いけれど感じの良いお巡りさんだった。

海の様子は結局全く掴めず、車に戻って明るくなって来るのを待っている所に、沼津ナンバーの車が小生の前に駐車し、若い男性が直ぐに出て来て釣り支度を始めた。
ターゲットは? と注意しているとエギを取り出したので、様子を尋ねるために声を掛けると・・・。
まだ、早い様だけれど、ソロソロじゃないかと思うとのことで、こちらも早速支度をして海岸へ。

薄明かりの中防波堤から海を見ても人影が見えない・・・・・と思ったが、実はそうではなかった。
波打ち際まで100m程の砂利の浜が、波打ち際でストンと人の背丈程落ち込んでおり、人影はその陰に入った格好になっていて見えなかっただけで、10-15m間隔で遥か彼方まで続いている。流石に人気スポットだけのことはある。

その間隔が少し開いた所に入らせて貰い、第1投。
砂利浜は足元からもう一段落ち込んでおり、5m程先までは砂利が見えているがその先は濃いブルーに色が変わっていて、如何にも急深を示しており、外海に面しているにも拘らず、波は砂利に吸い込まれて行く様で這い上がって来ることはない。サーフだからウェーダーが要ると思っていたが、皆さんスニーカーか精々ニーブーツ程度で済ませているのも納得出来る。

広い外洋に向かっての大遠投は、何とも気持ちが良いのだが・・・・・。広過ぎて狙い所が判らない。
エギの着底も良く判らない。時々海草が掛かって来ることがあるし、コツンコツンとした硬い感触があるので着底している筈だが、心許なくて仕方がない。全てに自信がないまま只々キャストするだけ。
様子を尋ねた若者は30m程離れた所でシャクっているが、見る所釣れた様子はない。

8:00頃まで粘ったが状況が好転する気配がないので、SSHMに転戦することにしたが、余り期待出来ない時間帯に入ってしまっていたので、ここは様子を見るだけに留め、9:00過ぎにStopFishingとし、帰路に着いた。
まぁ、今日は結果は出せなかったが、当初の目的のサーフの様子は解ったし、良しとしよう。