2009年釣行記(12)
2009/04/20
潮回り:長潮 場所:烏帽子群礁 釣果:400g X 2 同行者:単独
いつも釣行の度に車窓から眺めるだけの茅ヶ崎のシンボルの烏帽子群礁。
今回は、この磯に渡ってエギングをすることにした。渡船屋のたつみ釣具店のHPでは5-6月がベストシーズンとのことだが、4月も中旬なので問題はないだろう。
店に予約の電話を入れると5:30に出船するので5:00前に来て呉れとのこと。普段の釣行からすると余裕・余裕。
店に着いて受付を済ませ港に行って見ると、5-6人の釣り客が既に待っている。その中に混じって出船を待っていると、次から次に釣り客がやって来る。月曜日だと云うのに最終的には20人程が集まった。
出船時刻になると、船頭が大きな声で磯の名前を叫び、釣り客は、自分が乗りたい磯の名前が呼ばれたら乗り込んで行く。
全員が乗り込んだ所で出船。
茅ヶ崎漁港を出て直ぐの所の平島群礁で何人か降ろし、次いで烏帽子群礁。中には小さな磯に一人だけで降りる客もいる。
小生は烏帽子群礁の中では2番目に大きい大平に降りた。初めての場所の為、全く勝手が判らず釣具屋のオカミの勧めるまゝ大平に降りたのだが、この磯には、小生の他には平鱸狙いの若者とメジナ狙いの中年男の3人だけだった。
磯の船着場に舳先を押し付ける様にして止っている船から小生が最後に磯に乗り移った。その際、先の2人が協力して道具を降ろして呉れたのは良かったが、小生が船から降りた時には既にこの2人は小生に背を向けて、スタコラサッサと目指すポイントに急いでなさる。 これには思わず笑ってしまった。
期待の第1投は6:00頃。
オカミの示して呉れた茅ヶ崎海岸向きの方向は完全に向かい風。キャストしたエギが吹き戻されて来る。それでも暫くは我慢をしていたが、結局、沖向きの釣り座に移動した。
暫くして右前方に潮目が走っているのが目に止ったので、そのど真ん中にキャスト。
1シャクリ、2シャクリ・・・、潮目の境にエギが差し掛かったと思われる時、クンッと微かなアタリにワンテンポ置いて合わせると、小振りながら烏帽子群礁での第1号。
これに気を良くして本格的に釣り座を移動しようと思い、元の場所にDバッグを取りに行くと・・・、何とカラスが小生の大事な朝食兼昼食のパンを引っ張り出して、喰い散らかしている。
ちゃんとファスナーも締めていたのに・・・・。
その後はアオリからの信号もなくなったので、大平の磯をグルグルと周回しながらキャスティングを繰り返すのみ。
地磯であればとっくの昔に引揚げている所だが、迎えの船が来る12:00までは動きが取れない。
11:00頃になって風もなくなって来たので、朝釣り座を構えた所に戻って時間潰しのキャスティング。
・・・と、マタマタ小振りの1杯。
渡し賃4,200円を払って、やっと2杯の、しかも、秋サイズ。
一寸高いし、もう1時間程早くして4:30出船、5:00釣り開始となれば云うことなしなのだが・・・。
けれど、5月からは5:00出船とのことだし、もう一度位はチャレンジして見ようと思う。