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2019年釣行記(18) – MB

2019年 Mebaring 釣行記

日 時:03月21日(木) 01:30~05:30
潮回り:大潮(↑)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 27
同行者:単独

今週の後半戦は、水曜の夜中から木曜の早朝に掛けての時間帯を除いて、木曜・金曜とどちらも風が強く吹く予想になっているので、行くなら木曜の早朝しかないと思っていた。しかし、木曜の21日は春分の日の旗日で、何よりも前回の釣行から中1日しか経っておらず、疲れが抜け切っていない。
行くべきか、行かざるべきか・・・・。
こう云う風に迷っている時は、最終的には、十中八九、行くことになるのがこれまでの経験からも云えることで、今回もその例に漏れず急遽出撃することにした。

自宅発は、前回と同じ00:15頃で、現地到着も同じ01:15頃。

早速、支度を整えて岸壁に出て見ると、流石に祝日だけあって、アングラーの黒い影が点々と見える。風は背中からの南風が弱く、波もない。潮位は若干低いがこれから上げて来るので、気にすることはない。

先ず、への字カーブの先の空いた所から始める積りで仕掛けをセット。
今回、持ち込んだロッドは、Soare BB AjingSpecS704LT。このロッドは、記憶に全く残っておらず、ロッドの長さからメッキ狙いで購入したものだと思うが、出番も全然なく部屋の片隅に放置されていたもの。今回もジグ単をする積りはなくプラグ縛りの積りだったので、使って見ようと云う気になった。
BEAGLE SSをチョイスしてキャスティングを始めたのは、00:30頃。

円らな瞳の可愛娘ちゃんの活性が高ければ、直ぐにでもコンタクトがある筈だが、何もない。
2投、3投、4投・・・・・・。キャスティングを繰り返したが、音沙汰がない。そこで蟹の横這い釣法で、居場所を探りながら釣ることにしたが、この頃には、その内、来るよとまだ余裕があった。
所が、全くアタリがない。ショートバイトでも良いからアタリがあれば可愛娘ちゃんがいることが判り、気持ちも休まるのだが、梨の礫
アレーッ、おかしいぞ。どうしたんだ・・・

そこで、への字カーブの先は諦めて、凸部の角に移動し、ルアーもBEAGLE SSよりも深く沈むTOTO 42Sに替えて、漸くこの日最初の可愛娘ちゃんの顔を見ることが出来た。時刻は、実釣を開始して1時間も経った02:30頃。
最初の獲物を手にするのに苦労したのは、ここ最近ではなかったことで、一時はボーズの言葉が頭に浮かんでいただけに、嬉しい1匹。
この1匹を皮切りに・・・と思ったが、前回や前々回の様にコンタクトが続かず、やはりこの日の可愛娘ちゃんのご機嫌は余り良いとは云えない様子で、何とか気を引ける物はないかとルアーを色々と替えても見たが、まるで効果がない。
こんな日もあるだろうと半ば諦めながら、最後の手段とばかりにFinluckMinnow30Sにルアーを替えた所、コンとアタリがある。
エッ、嘘だろう!!と思ったが、あれ程ルアーに見向きもしなかったのに、コンタクトが頻繁にあって、この日のツ抜け達成は、03:30頃。そして、20匹を数えたのが、それから1時間後の04:30頃で、05:00を回った頃には前回よりも多い25匹。

後5匹追加して、何とか切りの良い30匹をとキャスティングを続けたが、その頃から雨がポツリポツリと降り出して来た。予報ではこんなに早い時間から降り出すことにはなっていなかったと思うが、弱くなる気配もなく、寧ろ雨脚が強くなる様な気配さえ感じられる。こうなると雨に弱いので、どうしても焦りが出てしまってバラシの連続。05:30頃、何とか2匹を追加出来ただけでStopFishingとした。

この日は、結局、前回を上回る都合27匹の釣果だったが、この殆どがFinluckMinnow30Sによるもの。何年か前にもFinluckMinnow30Sにしかアタッて来なかった記憶があるが、この日もBEAGLE SSTOTO 42Sやその他のルアーには見向きもしない偏食振りで、このルアーがなければこんな釣果を手にすることは出来なかった筈。
残念ながら、FinluckMinnow30Sはネット検索をしてもヒットせず、今では手に入れることが出来ないので、コピーを作ろうかと考えている次第。

2019年釣行記(17) – MB

2019年 Mebaring 釣行記

日 時:03月19日(火) 01:30~05:15
潮回り:中潮(↑)

場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 22
同行者:単独

前回のメバル・プラッキングで爆釣したので、2匹目のドジョウを狙うことにして、予報をチェックすると、風は南西の3m程度で好条件。しかし、この時期の潮位は、生憎、夜中までは低く日付が変わってから高くなるパターン。
今回のメバリングはプラグ縛りで楽しむ積りだが、MHR-KGNは水深がないので、出来れば潮位は高い時間帯に入りたい。そこで、日付が変わった火曜日の風をチェックすると、西風が2m程度。西風は横風になるので、条件としては余り良くはないが、今回はプラグ縛りなので、ジグ単よりも影響は受けにくいだろう。

夕食後仮眠を取って、00:20頃、自宅を出発。今回も高速で行こうかと思ったが、夜中の移動になるのでスムーズに走れる筈なので、コスト・セーブで下道を使うことに。
現地に到着したのは01:15頃。
ウィークデイのこんな時間にも拘わらず、予想外に駐車している車が多くて5~6台。その内2台の車では釣り支度の真っ最中で、小生と同じ様に、上げ潮狙いでやって来たのだろう。

早速、支度を整えて岸壁に出てみた所、既に潮位はかなり高くなっており、テトラ帯の頂上が海面から頭を出しているだけ。
もう少し、早く来ても良かったと思いつゝ、Tenryu改を手にへの字カーブの先に歩き始めた。すると、車の所では吹いていた風が感じられない。
おっ、ラッキー!
と思ったが、への字カーブの先のポイントに到着し、ラインを通していると左手から風が吹いて来る。弱い風が変わらず吹いているが、どうも歩く方向とスピードが同じだった様だ。

01:30頃、前回の釣行で1軍に昇格したばかりのTetraWorksTOTOを結んで、キャスティングを開始。
前回の流れからすると、直ぐにでもコンタクトがあってもおかしくはないが、音沙汰がない。2投、3投・・・・、変だな~と思いながらキャスティングを繰り返しても全く気配が感じられない。

そこで、少しづつ移動しながらの蟹の横這い釣法で探って、漸く本日最初の円らな瞳の可愛娘ちゃんをゲット。時刻は01:45頃なので、実釣開始後15分しか経っておらず悪くはない筈だが、前回のことがあるので、厭に時間が掛かった印象。
そして、その直後に1匹追加した所で、2匹目のドジョウが居ることを確信。

所が、その後はクッと感じるだけのショート・バイトばかりで、針掛かりさせられない。

そこでへの字カーブの先の60番スポット付近は、帰りに再度攻めることにして、凸部の角に移動。
ここで2~3匹追加出来たが、前回には程遠いペースで釣果が伸びないので、1~2匹掛けては隣りのテトラ帯の切れ目に移動し・・・を繰り返しての拾い釣り。

前回は可愛娘ちゃんの活性が高くて、オープン・スペースにまで出て来ていたが、今回はテトラや岸壁に張り付いている様で、少し障害物からコースが離れるとアタッて来ない印象。
だからと云って、海面から頭を出しているテトラの際を狙うと、海面直下に広がっているテトラ帯の本体に根掛かってしまうので、油断がならない。そこで、沈みの遅いNADArのBEAGLE SSに替えた所、これが正解で、ポツリポツリながら掛けることが出来る様になり、実釣開始後約2時間の03:20頃になって、漸くツ抜け達成。

その後もBEAGLE SSの活躍で、04:30頃に20匹。所が同じBEAGLE SSでも少しグリーン掛かったクリアにしか反応がなかったのが印象的だった。

05:00頃になって、戻りながら探ることにして、先ずは滅多にキャストすることのない凸部で2匹追加。
そしてへの字カーブ60番スポット付近に戻って来たが、この頃にはテトラ帯の頂上も海面下に沈んでしまって、キャストする方向が定まらない程。それでも波があれば、海面が下がった時に見える海面のザワツキを目印に出来るが、油を流した様な海では、それも出来ない。闇雲にキャストしてもテトラ帯の餌食になる惧れが強い。

と云う訳で、前回程の爆釣ではなかったものゝ、都合22匹の釣果に満足して5:20頃StopFishingとした。

今回は、当初からプラグ縛りでメバリングをする積りだった。
これまで、MHR-KGNでのプラッキングと云えば、極小プラグのFinluckMInnow30Sしか使うことがなかった。しかし、前回、他のプラグを使って良い結果を得、今回はその裏打ちが出来たことになり、益々MHR-KGNでのメバリングが楽しいものになったと云えるだろう。

2019年釣行記(16) – MB

2019年 Mebaring 釣行記

日 時:03月15日(金) 18:00~22:40
潮回り:小潮(↑)

場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 50
同行者:単独

予報では風は南寄りが4~5mだが、夜遅くには3mと弱くなるとのことなので、前回、プラッキングで楽しい思いをしたMHR-KGNで、夢よもう一度
しかし、前回、前々回は中潮の満潮前後の潮位が高い時間帯の釣りだったが、今回はそれとは正反対で、42cmしかない干潮からのスタート。しかも、潮回りは小潮なので、潮の動きも余り期待出来ない。過去の記録を見ても、小潮の潮回りに当たるこの時期は釣果が出ておらず、今回は思惑とは反対の結果に終わってしまう惧れが高い。
と云っても、行って見なければ分らない

16:30頃、自宅を出発。今回も無精を決め込んで高速を使ったので、現地には17:40頃に到着。
岸壁に出て見ると、潮位が低いためテトラ帯が海面から高く顔を出しており、海が狭く見える。風は時折強く吹いて来る程度で先ず問題はなさそう。

いつもの凸部の角に到着したのは、18:00少し前。所が残念ながら、先行者の姿が見える。これまで一度も競合したことがなかったので、意外だったが、仕方がない。その先のテトラ帯の切れ目からスタートすることにした。

今回もロッドはTenryu改。ラインは0.25号のPE、JHは、潮位がないので0.3gを使おうかと思ったが、ラインが浮力のあるPEであること、時折だが、風が強めになることを考えて、0.5gをチョイスし、丁度18:00にキャスティングを開始。

1投目、2投目、3投目とコンタクトはない。
前回などは1投目からアタリがあったので、アレッ、どうした?と思ってしまったが、前回が良過ぎただけで、今回の様に数投キャストしてもアタリがないのは普通のこと。
そして4投目。コンとハッキリしたアタリで来たのは、10cm程のマイクロ・メバル。余りにも小さいので、写真も撮らずにお父さんを読んで来てとノータッチ・リリース。続いて5投目にも同じロリータ
潮が低いので、大きいのは寄って来ていないのかも・・・・。

漸く、まともなサイズが来たのは、18:10頃。まともと云ってもMHR-KGNでのアベレージの17cm程度。それでもロリータと比べると段違いの引きなので、やはりこの程度の大きさは欲しい。

その後、蟹の横這い釣法で2~3匹釣っては、隣りのテトラ帯の切れ目に移動して釣りを繰り返し。気が付けば、18:40頃には早くもツ抜けを達成。
このまゝで行けばなどと甘い考えが浮かんで来た途端に、前回や前々回と同じ様にアタリが遠くなって来た。
やはり良いのは間詰めだけで、これから先は我慢の釣りになってしまうのか・・・
所が、19:15頃になると、又々活性が高くなり、19:40頃には20匹に到達。

と云っても、実際にはリーリングの途中でバラシてしまったのが、同じ数程あった。針先が鈍っているのかと新しい針に換えても見たが、余り効果は感じられず仕舞いだった。釣果にはロリータが5~6匹含まれており、前回、前々回と様相が違っているのに意外な感じがしたが、そのロリータがじゃれ付いて来ていたのかも知れない。

JHでの釣果が20匹に達したのを機に、ルアーをプラグに替えることにした。やはり、潮位が低いと根掛かりが怖くて、プラグを投げるのを躊躇っていたが、干潮時刻から2時間近く経っており、潮位も幾分高くなって来たので何とかなるだろうと思ってのこと。

最初は、FAT BEAGLE-SFを選択。
潮位が上がって来たとは云え、水深は余りない。そこで、根掛かりリスクを減らすため、余り潜航しないものが良いだろう。また、海面直下を泳がせても可愛娘ちゃんの目を引くだろうとも考えたのが、その理由。
しかし、全くアタリがない。

そこでMHR-KGNでは実績の高いFinluckMInnow30Sに替えてみた。
すると、これがビンゴ!!
頻繁にコンタクトがある。このルアーは、何年か前に上○屋のワゴンセールで200円以下で売っていたものだが、MHR-KGNでのプラッキングには最適で定番ルアーになっていた。上○屋で見掛ける度に購入し、結局10個以上も買い溜めたあったが、今では4色が1個づつの4個だけになってしまったもの。これ程小さなミノーは、今では街でもネットでも全く見られず、何とも惜しい限り。

と云う訳で、可愛娘ちゃんはルアーを沈めると反応があることが分った。
と云って、貴重なFinluckMInnow30Sを根掛かりで失いたくはないし、手許の在庫がなくなった時に備えて、代替のルアーを見付けておく必要がある。そこでTetraWorksTOTOを試すことにした。すると可愛娘ちゃんの反応が頗る良い。
これまで磯メバルでも、殆ど出番がなかったルアーで、これで一軍昇格になったが、これも手許には4色が1個づつの4個だけしかない。帰宅後、補充をしようとメーカーのHPをチェックした所、現行のTOTOは手許にあるTOTOよりもサイズが一回り大きくなってしまっている。一度現行のTOTOを試して見る必要がありそうだ。

20:40頃、30匹に到達で、1時間に10匹の割で、これまでになく良いペース。

次に、BEAGLE SSに変更。
これは、前回も何匹か引っ張り出してくれたので、不安のない所で、今回も期待に違わない結果を出してくれた。このルアーは、発売されてから日も経っておらず、手に入り易く、値段も安いので、この点からエースにしても良いかも知れない。

21:00を回った頃、前回、前々回と同じ様に戻りながらのプラッキングで、への字カーブの先から凸部の手前までをチェックすることに。
すると、テトラ帯の切れ目では、殆どの場合1~2度の反応はあった。しかし、そのアタリを取るか取らないかに限らず、直ぐに反応がなくなってしまった。この頃には疲れもあったので、反応がなくなったと思ったら直ぐに、隣りに移動したので、もう少し粘れば、違った結果になったかも知れないが・・・。とは云え、出るのは20cm内外とMHR-KGNでは良型に属する可愛娘ちゃんばかり。
但し、手前のテトラに巻かれない様にするのが、肝で、この日も巻かれて獲れなかったことが、2~3度あった。

結局、22:30を過ぎ、カウンターの数字も切りの良い50になった所で、もっと続けたい気持ちを抑えてStopFishingとした。

それにしても、いつもは竜頭蛇尾に終わってしまうMHR-KGNのメバリングで、こんなにもルアーに対して中弛みもなく好反応が続いたのは、1年に1度あるかないか。
今回は、その滅多にない日に当たったので、本当にラッキーだったと云うべきだろう。出来れば、次も、その次も同じ様な思いをしたいと願うが・・・。

所で、MHR-KGNでの釣りは、4時間、5時間と立ちっ放しで歩き回るので、年寄りには辛い所。腰は痛くなるは、脚は疲れるは・・・・。お蔭で、帰りの運転では、アクセルを踏む右足も、クラッチ操作をする左足も攣り気味になってしまう。
出来れば、ベンチでもあればと思うが、これは贅沢?

2019年釣行記(15) – MB

2019年 Mebaring 釣行記

日 時:03月12日(火) 18:00~22:30
潮回り:中潮(↑↓)

場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 26
同行者:単独

予報では南西・西風が4~5mと吹くとのことで、少々強目。しかし、翌日の水曜日から木曜日に掛けては、7~8mと更に強い風になるとのこと。となると、出撃するとすれば火曜日の今日しかない。

16:40頃、自宅を出発。前回の釣行で高速を使ったこともあって、下道をトロトロと走るのは何となく億劫。と云う訳で、今回も高速を使ったので、現地に到着したのは1時間後の17:40頃。

前回は、大きな建物の陰にも拘わらず、車から出た所でかなりの風を感じたが、今回は殆ど感じることもない。車を止めている場所では感じなくても、岸壁では吹いていることが、まれにあるので、予報が4~5mとあっただけに若干心配は残る。しかし、Tenryu改を手に、岸壁を凸部の先に向かったが、時折風を感じる程度で、今回は風を気にする必要はなさそう。

凸部の角に到着したのは18:00過ぎ。駐車している場所から、徒歩15分程掛かる。日ごろの運動不足を少しでも解消出来ればと思うことにしているが、多少辛いものがある。

今回は風の影響もなさそうなので、ラインはPEの0.25号をチョイスし、前回使い差しのワームが刺さったままの0.5gのJHで、18:00を回った頃、キャスティングを開始。
すると、テトラ帯と岸壁の中間点付近で、コン。この時は、いきなりのことで手が出なかったが、そのまゝ何もなかった様な顔をして軽くリフト&フォールを繰り返していると、今度はハッキリとそれと判るアタリで、この日最初の円らな瞳の可愛娘ちゃんをゲット。
サイズは17cm程のアベレージだが、一投目から来るとは思っていなかったので、些かビックリ。そして、写真撮影して2投目。
すると、又々クンと来て、開始早々の連チャン。

前回も30分程度で、時合が終わってしまったので、手返し良くキャスティングを繰り返して、3匹、4匹・・・と絶好調
可愛娘ちゃんの活性が高い内に、前回反応がなかったプラグを試してみよう。
所が、ワームからプラグに替えたのが良くなかったのか、時合の終了と偶々タイミングがあったのか、可愛娘ちゃんの気配がピタリとなくなってしまった。慌てて元のワームに戻したが、ご機嫌が直らない。

そこで蟹の横這い釣法に切り替えて、ポツリポツリとたまに来るアタリを拾って、19:00頃、何とかツ抜け達成。しかし、もう一つ調子が上向いて来ない。何とか可愛娘ちゃんの気を引こうと、再度プラグに替えても見たが、単発では来るが、後続がない。

結局、状況が変わりそうにもないので、21:00頃、戻りながら探ることに。

への字カーブの先、61番スポット付近にまで戻って来たが、満潮時刻を過ぎたばかりで潮位が高く、テトラ帯の殆どが海に沈んで見えない。こうなると目印がないので、キャスティングする方向が定まらない上、下手をするとテトラ帯の餌食になってしまう。しかし、目を凝らして暗い海を眺めていると、波が下がった時に海面がざわつく場所が見える。そこは海面直下にテトラ帯がある筈なので、その左右を狙うことにした。

その頃は、どうせ釣れないなら、プラグ縛りでと考え、先ずFAT BEAGLE SFをチョイス。
するとその1投目。
ブルブルとリトリーブをした後、ゆっくりと浮上させている時にバイトして来たのだろうと思うが、次にブルブルとリトリーブをしようとした所、いきなりロッドを絞り込む獲物の動き。抜き揚げてみると23cm程の良型。手許に感じる、所謂、アタリはなかったが、FAT BEAGLE SFでの初めての釣果で嬉しい1匹。
続いて、同じコースに通すと、今度はコンとハッキリと感じるアタリ。これは取れなかったが、何れもテトラ帯を越えた付近での反応で、この日の可愛娘ちゃんの付き場は、沖目で浮き気味の様相。
しかし、スレるのも早くて直ぐに反応がなくなってしまう。

そこで戻る方向に蟹の横這い釣法で、テトラ帯の位置を探りながら、キャストしていると、最初のキャストでかなりの確率でアタリがある。バラスことも何度かあったが、掛かって来るのは何れも20cm超の良型ばかり。

結局、への字カーブ付近に戻って来て1時間余りで、10匹の釣果。

もう少しやりたかったが、6時間もの間、立ちっ放しで腰も痛くなって来たこともあって、22:30頃、泣く泣くStopFishingとしたが、前回よりも1時間長い実釣時間で26匹の釣果で、しかも、終盤の印象が頗る良かったので、この日はルンルン気分で帰って来た。

2019年釣行記(14) – MB

2019年 Mebaring 釣行記

日 時:03月09日(土) 18:00~21:00
潮回り:中潮(↑↓)

場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 16
同行者:単独

ここ暫くの間、ロッドを通してイカとまともな会話をしておらず、フラストレーションが溜まっていたので、MHR-KGN円らな瞳の可愛娘ちゃんに遊んで貰おうと考えていた。所が、雨や風の条件が整わず中々チャンスが来ずに週末になってしまった。
その週末の土曜日の予報は、5~7mの強風が吹く予報になっているので、半ば諦めていたが、風向きは南寄り。念のため、翌日の日曜日の予報をチェックすると、風は南の2~3mと好条件だが、夜には雨が降るとのこと。
と云う訳で、土曜日に、兎に角、行って見ることにした。元々MHR-KGNは南寄りの風に強い場所であり、予報では強い風が吹くとなっていても、覚悟して行って見ると現地では殆ど吹いていないことが、何度もあった。
今回もひょっとしたら、風は余り影響はないかも知れない。万が一、予報が当たっている様であれば、諦めて戻って来よう。

16:30頃、自宅を出発。
いつもは下道でトロトロと走るのだが、今回は、愛車のAxelaSportレーダークルーズコントロール(MRCC)を試す目的があったため、高速を使用。その甲斐があって、現地到着は日没時刻直前の17:30過ぎ。
高速の走行中にも強い横風を感じていたので、心配をしていたが、今回ばかりは予報が的中した模様で、車から出て見ると、現地でもやはり風が強い。
来てしまった以上、このまゝ引き揚げるのは愚の骨頂。兎に角、ロッドを出してみよう釣り人の性丸出しで、支度に取り掛かった。

ゆっくりと整えて、Tenryu改を手に凸部の先に向かいながら海の様子を見ると、大潮直後の中潮の満潮に近い時刻なので、潮位が高くてテトラ帯が海中に没していおり、海は広く広がりっている。風は斜め左の背後からかなり強く吹き付けて来ていて、ウネリはないものゝ、海面を滑る様に吹く風が起こすさざ波が、サーァッと走りながら広がって行く。

18:00頃、凸部の角に着いた所で、キャスティングを開始。
このポイントは、かつて一度だけ良い釣りをしたことがあるが、最近は殆ど見るべき結果は出ていない。しかし、岸壁が斜めになっているため、風を丁度真後ろから受けることになるので、誠に都合が良い。
システムについては、今回は、風の強さを考えて、ラインはエステルの0.4号をチョイス。JHも重ための0.8gにすることを考えたが、バッグにワームを刺したままになっている0.5gのJHがあったので、無精を決め込んで、取り敢えずそのJHを組み合わせた。

1投目、2投目。
風は背後からだが、時折、強さが増す風にロッドが叩かれて釣り難い。
やはり、南寄りとは云え、ここまで強いと軽いJHでは無理か?
そんなことを考えながら、軽いリフト&フォールを繰り返しながらリーリングをしていると、テトラ帯と岸壁の中間付近で、スッとワームを吸い込む様な違和感が伝わって来た。
手にしたのは、17cm程のサイズながら綺麗な魚体の可愛娘ちゃん

MHR-KGNでは、同じ場所で何匹も続いてアタリがあることは余りない。とは云え、他の場所では強い横風気味になるため、ここ以上に釣り難くなるのは明らかなので、少し粘って見ることに。
すると、思いの外可愛娘ちゃんの活性が高くて、2匹目、3匹目と続けてアタッて来て、一時は入れ掛かり状態。この時は何処にキャストしても、どんなアクションでもワームを咥えてくれた程で、18:40頃には、早くもツ抜け達成。
所が、裂けたワームを取り換えたのが悪かったのか、それまでの絶好調振りが嘘だったと思ってしまう程、ピタリとアタリがなくなってしまった。

そこで、場を休めるために、凸部の先に移動したが、風の影響でキャスト出来る方向が斜め右前方に限られ、思ったコースをトレース出来ず、忘れた頃のまぐれアタリを拾うだけになってしまった。

そこで、20:00を回った頃、元の凸部の角に戻ることにした。MHR-KGNでは夕間詰めに良くても、中弛みになって音沙汰がなくなり、1~2時間経った頃から、ポツリポツリながらアタリが戻って来ることが多い。そんな状況を期待していたのだが、入れ掛かりどころかコツンの一つも感じることなく、思惑は完全な空振り。

その頃になると、気温は一時ほど低くなくなり防寒にも余り気を使わなくて済む時期になったが、強い風に終始吹かれていると、徐々に寒さを感じる様になって来て、ベストの1枚でも重ねたくなる程。

それでも、我慢が出来ない程ではないので粘ってキャスティングを続けたものゝ、風は、一向に弱くなる気配を見せない。それどころか、強まる気配が出て来て、アタリのなさと寒さに気持ちも切れてしまい、20:30頃、MHR-KGNに通い始めた頃に入ったポイントを辿りながら戻ることにした。

しかし、帰り道で拾えたのは2匹だけで、岸壁の終点に到達して仕舞い、少し早目だが21:00頃、StopFishingとした。

この日は、実釣開始40分程で、ツ抜けを達成する程の絶好調振りに対して、残りの2時間20分で追加出来たのは6匹だけ。
2時間強で6匹の釣果は、決して悪いものではないが、始めが頗る良かっただけに、どうしても見劣りするし、フラストレーションも残ってしまう。これが逆のパターンであれば、同じ釣果でああっても、ルンルン気分に浸ってハンドルを握れるのだが・・・・・。

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