2019年釣行記(14) – MB

2019年 Mebaring 釣行記

日 時:03月09日(土) 18:00~21:00
潮回り:中潮(↑↓)

場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 16
同行者:単独

ここ暫くの間、ロッドを通してイカとまともな会話をしておらず、フラストレーションが溜まっていたので、MHR-KGN円らな瞳の可愛娘ちゃんに遊んで貰おうと考えていた。所が、雨や風の条件が整わず中々チャンスが来ずに週末になってしまった。
その週末の土曜日の予報は、5~7mの強風が吹く予報になっているので、半ば諦めていたが、風向きは南寄り。念のため、翌日の日曜日の予報をチェックすると、風は南の2~3mと好条件だが、夜には雨が降るとのこと。
と云う訳で、土曜日に、兎に角、行って見ることにした。元々MHR-KGNは南寄りの風に強い場所であり、予報では強い風が吹くとなっていても、覚悟して行って見ると現地では殆ど吹いていないことが、何度もあった。
今回もひょっとしたら、風は余り影響はないかも知れない。万が一、予報が当たっている様であれば、諦めて戻って来よう。

16:30頃、自宅を出発。
いつもは下道でトロトロと走るのだが、今回は、愛車のAxelaSportレーダークルーズコントロール(MRCC)を試す目的があったため、高速を使用。その甲斐があって、現地到着は日没時刻直前の17:30過ぎ。
高速の走行中にも強い横風を感じていたので、心配をしていたが、今回ばかりは予報が的中した模様で、車から出て見ると、現地でもやはり風が強い。
来てしまった以上、このまゝ引き揚げるのは愚の骨頂。兎に角、ロッドを出してみよう釣り人の性丸出しで、支度に取り掛かった。

ゆっくりと整えて、Tenryu改を手に凸部の先に向かいながら海の様子を見ると、大潮直後の中潮の満潮に近い時刻なので、潮位が高くてテトラ帯が海中に没していおり、海は広く広がりっている。風は斜め左の背後からかなり強く吹き付けて来ていて、ウネリはないものゝ、海面を滑る様に吹く風が起こすさざ波が、サーァッと走りながら広がって行く。

18:00頃、凸部の角に着いた所で、キャスティングを開始。
このポイントは、かつて一度だけ良い釣りをしたことがあるが、最近は殆ど見るべき結果は出ていない。しかし、岸壁が斜めになっているため、風を丁度真後ろから受けることになるので、誠に都合が良い。
システムについては、今回は、風の強さを考えて、ラインはエステルの0.4号をチョイス。JHも重ための0.8gにすることを考えたが、バッグにワームを刺したままになっている0.5gのJHがあったので、無精を決め込んで、取り敢えずそのJHを組み合わせた。

1投目、2投目。
風は背後からだが、時折、強さが増す風にロッドが叩かれて釣り難い。
やはり、南寄りとは云え、ここまで強いと軽いJHでは無理か?
そんなことを考えながら、軽いリフト&フォールを繰り返しながらリーリングをしていると、テトラ帯と岸壁の中間付近で、スッとワームを吸い込む様な違和感が伝わって来た。
手にしたのは、17cm程のサイズながら綺麗な魚体の可愛娘ちゃん

MHR-KGNでは、同じ場所で何匹も続いてアタリがあることは余りない。とは云え、他の場所では強い横風気味になるため、ここ以上に釣り難くなるのは明らかなので、少し粘って見ることに。
すると、思いの外可愛娘ちゃんの活性が高くて、2匹目、3匹目と続けてアタッて来て、一時は入れ掛かり状態。この時は何処にキャストしても、どんなアクションでもワームを咥えてくれた程で、18:40頃には、早くもツ抜け達成。
所が、裂けたワームを取り換えたのが悪かったのか、それまでの絶好調振りが嘘だったと思ってしまう程、ピタリとアタリがなくなってしまった。

そこで、場を休めるために、凸部の先に移動したが、風の影響でキャスト出来る方向が斜め右前方に限られ、思ったコースをトレース出来ず、忘れた頃のまぐれアタリを拾うだけになってしまった。

そこで、20:00を回った頃、元の凸部の角に戻ることにした。MHR-KGNでは夕間詰めに良くても、中弛みになって音沙汰がなくなり、1~2時間経った頃から、ポツリポツリながらアタリが戻って来ることが多い。そんな状況を期待していたのだが、入れ掛かりどころかコツンの一つも感じることなく、思惑は完全な空振り。

その頃になると、気温は一時ほど低くなくなり防寒にも余り気を使わなくて済む時期になったが、強い風に終始吹かれていると、徐々に寒さを感じる様になって来て、ベストの1枚でも重ねたくなる程。

それでも、我慢が出来ない程ではないので粘ってキャスティングを続けたものゝ、風は、一向に弱くなる気配を見せない。それどころか、強まる気配が出て来て、アタリのなさと寒さに気持ちも切れてしまい、20:30頃、MHR-KGNに通い始めた頃に入ったポイントを辿りながら戻ることにした。

しかし、帰り道で拾えたのは2匹だけで、岸壁の終点に到達して仕舞い、少し早目だが21:00頃、StopFishingとした。

この日は、実釣開始40分程で、ツ抜けを達成する程の絶好調振りに対して、残りの2時間20分で追加出来たのは6匹だけ。
2時間強で6匹の釣果は、決して悪いものではないが、始めが頗る良かっただけに、どうしても見劣りするし、フラストレーションも残ってしまう。これが逆のパターンであれば、同じ釣果でああっても、ルンルン気分に浸ってハンドルを握れるのだが・・・・・。

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