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2019年釣行記(34) – EG

2019年 Eging 釣行記

日 時:05月27日(月) 18:00~22:30
潮回り:小潮(↑)
場 所:SZK、KTSSRT
釣 果:ナシ
同行者:単独

前回、JGSM-NDGSKでパーフェクト・ゲームを喰らってしまったので、何とか緑のアイシャドウの可愛娘ちゃんの顔が見たくて、少しでも会える確率が高い(?)SZKに行くことにした。SZKは、自宅から150km超でかなり距離があって高齢の身では少々きついが、可愛娘ちゃんに会いたい気持ちの方が勝った格好。

で、当初は日曜日の深夜に出発して、夜明け前から朝間詰めを狙う積りで準備をしたのだが、夕食を終えてTVを観ていると、何故かしら眠気が襲って来て、出掛けるのが億劫になって仕舞った。そこで、出掛けるのを半日ずらして、夕間詰めから半夜の釣りに変更し、日曜日の夜はゆっくりと休んだ。

150kmと云えば、深夜走行であれば3時間半の距離だが、昼間となると4時間半は掛かる。この時期の日没時刻は18:45頃なので、少なくとも18:00には釣り場に入っておきたい。と云う訳で、逆算して13:30頃に自宅を出発した。

流石に150kmは遠く、昔良く通った幾つもの漁港を通り過ぎる度に、予定を変えてしまおうかと何度も思った程。

現地の駐車場に車を入れたのは、17:45頃。
所が、駐車場の入り口の看板に、利用時間は午前8時から午後5時で、それ以外は施錠すると書かれている。しかし、記憶では、24時間利用出来た筈だし、現に午後5時を過ぎた到着にも拘らず、施錠されていない。訝しく思いながら車を乗り入れた所、丁度、車から釣り道具を降ろしている御仁が見えた。そこで、様子を訊ねた所、夏季は施錠されるが、今の時期は大丈夫とのことで一安心。

その御仁と色々と釣り談義をしながら長い坂道を下って行ったが、文字通り行きは良い良い、帰りは強いで、長い距離も全く気にならない。
磯に入ると云うその御仁とは途中で別れて、更に坂道を下って行くと、両側をうっそうとした木々に挟まれていて風の通り道になっているためか、かなり強い風が道なりに吹き上げて来る。予報では、西風3mとのことだったので、それ程心配もしていなかったのだが、この風は・・・・・・。

誰も居ない突堤に立ってみると、時折、身体を揺らす程の強風で、150kmも走って来た場所でなければ、諦めていた程。
荷物を飛ばされない様にして、ロッドにラインを通し終わり、イヨイヨ期待のキャスティングを開始しようとした時、スマホが見当たらないのに気が付いた。長い坂道を上るのも辛いので、このまゝ釣りを続けようかとも思ったが、記録写真を撮る必要があるので、仕方なくヒーヒーゼーゼー云いながら長い上り坂を上って車にまで取りに戻った。
所が、運転席、助手席周りやトランクも探したが、スマホが見付からない。
何処に置いたのだろう?
何気なく置いた場所が記憶の外になることは、良くあることで、今回もその類いだが、意識して置いた訳ではないだけに、さっぱり見当が付かないし、また、こんな時は、思い出そうとすればする程、記憶の底に埋没してしまって浮かんで来ないので始末に悪い。
どうしようかと思いながら、フト右手で尻のポケットに触れて見ると何やら硬い物が指に触れる。何だろうと思い取り出すと、それは探していたスマホ。右の尻ポケットは財布の定位置なので、何故財布に重ねてスマホを入れたのか、全く記憶がないが、兎に角見付かったので一件落着。

キャスティングを始める前に、この様な事件があったので、キャスティングの開始は18:15頃。
風は相変わらず強い西風で、さざ波がサーッと広がりながら走って行き、追い風に乗ったぴょんぴょんサーチは遥か彼方に着水する。この突堤は南から北に向かっているので、東向きや北向きも狙いたいが、キャストしたエギが風に戻されたり、吹かれたラインに引っ張られて沈まなかったりで、結局、風を背中に受ける西向きが中心。

時刻は日没時刻前だが、高曇りのため光量が少なく、可愛娘ちゃんからの応答があっても可笑しくはない状況。
しかし、反応がないので、少し右手の岸寄りにキャストして見ると、カウント20で敢え無く根掛かり。カンナが伸びれば回収出来るだろうと、ラインを手に引っ張ると、パチンと乾いた音を立てて高切れて、ぴょんぴょんサーチは海の藻屑になってしまった。

強い風の中でFGノットを組むのは難儀なので、予備のスプールに切り替えてキャスティングを再開。

アタリがないまゝ時間が経ち、周囲が徐々に暗さを増して来た頃、益々風が強くなって来て、予備のロッドを入れていたロッド・ケースが海に落とされてしまった。風の影響を少しでも弱くするために、風に対して平行に置いていたのだが、手で押さえる間もなくボチャン。慌てて可愛娘ちゃんの抜き揚げが本来の用途のギャフを伸ばして、何とか引き上げはしたが、ケースの中にも海水が入ってしまって、予備のロッドもずぶ濡れ。

スマホ高切れボチャンと事件が続き、何とも落ち着かないエギングになってしまった。
それでも可愛娘ちゃんの反応があれば良いのだが、掛かって来るのは海藻ばかり。そこでシャロー・タイプのエギに替え、ジックリと可愛娘ちゃんに見てもらう作戦に出たが、これにも無反応。

20:00頃、天気予報をチェックした所、風は西風3mで、時間が進むにつれて強くなり、日付が変わる頃には6mにもなるとなっている。ロッド・ケースが飛ばされる程の風なので、とても3mだとは考えられないが、予報通り風が強くなるとすれば、突堤に立っていることさえ出来なくなる惧れがある。

と云う訳で、結局SZKを諦めて、帰る途中のKTSSRTに行くことにした。

KTSSRTに到着したのは21:00を回った頃。
所が、駐車場に車を止めて外に出た所、ウネリが入っていると見えて、大きな波音が耳に入って来る。余り高さがない突堤なので、場合によっては入れないかも知れない。
兎に角、近くまで行って見て、駄目なら諦めて帰ろう。
道具を肩に突堤が見える所にまで来て闇を透かして様子を窺うと、先端付近にヘッド・ランプの白い光がチラチラと見える。よし、であれば釣りは出来そうだ。

突堤の先端右側に陣取っている先行者に断わって、空いている左側に道具を降ろして、改めて準備に取り掛かった。
時折、ウネリがテトラに当たりシブキを高く揚げているが、風は背後から弱く吹いているだけで、SZKを諦めてKTSSRTに転戦したのは正解だと一人ほくそ笑んで、キャスティングを再開。

しかし、こちらでも可愛娘ちゃんからのコンタクトはない。カゴ釣りの先行者が掛けたのはフグだけで、全体として生き物の気配が感じられない。

22:00を回った頃になると、風向きが南寄りの横風になり、しかも徐々に強さを増して来て、テトラにドーンと響く波音の間隔が徐々に短くなって来た。地元のアングラーと思しき先行者は引き揚げる気配を見せていないので、まだ釣り続けることは出来ただろうが、これ以上粘る気持ちも失せてしまっていたので、22:30頃、スゴスゴと引き揚げて来た。

これで、2回連続してのアオリ・ボーズ
あぁ、あのグィーン・グィーンの独特な引きを味わいたい!!

2019年釣行記(33) – EG

2019年 Eging 釣行記

日 時:05月23日(木) 18:00~22:00
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:JGSM-NDGSK
釣 果:ナシ
同行者:単独

先日、YGWさんから送信されて来たアオリイカの写真を見て、あの独特なグィーングィーンの引きを無性に味わいたくなってしまい、久し振りにエギングに行くことにした。
ポイントは、以前ホームにしていたMNDR方面にしようかと考えたが、この方面のポイントはKTGHMを除いて、帰りの急坂がきつい所ばかりで、KTGHMに入れなかった場合の逃げ場がない。そこで、南風を背負えるJGSM方面にすることを考えた。この方面であれば急な坂はないので、生き帰りが楽な上、ポイントとしてNDGSKHTL-STがあり、アブレルことはまずない。唯一の気掛かりは、エギングでの実績は全くないことだが、2kgクラスが出始めたとの情報もあるので、何とかなるだろう。

明るい内にポイントに入りたかったので、少し早めの15:30頃、自宅を出発。現地の駐車場に車を入れたのは、17:30頃。
車から出て、ポイントを遠望出来る所まで行き様子を見ると、NDGSKHTL-STにもアングラーの姿は見えるが、充分入る余地は残って良そう。そこで近い方のNDGSKに入ることにして、一旦、車に戻り準備に入った。

Dバッグとウェスト・バッグを肩に掛け、重たいクーラーとロッド・ケースを両手に持って磯道をヨタヨタと歩き、先端に向かった。
このNDGSKの掛かり場は大きく分けて、最先端、その手前の第一出っ張り、更に手前の第二出っ張りの3か所あるが、第一出っ張りに若者エギンガーが一人入っているだけで、ベスポジの最先端が空いている。そこで先行者の若者に声を掛けて、最先端に釣り座を構えることにした。
その若者によると、一月程前は良かったが、最近は出なくなったとのこと。
余り聞きたくない情報だが、ロッドを振って見なければ判らないと釣りの準備に取り掛かった。

風は予報通りの南風で、それ程強くはないが、背後で風に吹かれた波が時折シブキを上げているのが気になる。
Sephia S806ML-Sを手にキャスティングを始めたのは18:00頃。パイロットに選んだエギは勝手に釣れちゃう!との謳い文句のぴょんぴょんサーチ
小生としては、釣れちゃったのではなく釣りたいのだが、どちらにしても緑のアイシャドウの可愛娘ちゃんの顔を見るのが先決。

先ず、20カウントして2投、3投。扇状にエギを通したがコンタクトはない。
日没前のまだ明るい時間帯なので、もう少し暗くなったらアタッて来る筈・・・・。
とは云え、何時アタッて来るか油断がならないので、兎に角キャスティングを続けているしかない。カウントを変えエギを通すレンジを替えてキャスティングを続けていると、足許から10m程の所で根掛かりで高切れ。カウントは30。
アリャー!!
もう少し水深があるかと思ったが、意外と浅い。
しかも、左から右への潮の流れが強く、左斜め45°にキャストしたエギが斜め右45°から戻って来る程。

日没時刻を過ぎ、周囲は徐々に暗くなり始めた頃、先行者の若者が引き揚げて行ったので、即、その後に場所を移動。と云うのは、最先端は、背後に上がるシブキが直ぐ近くを濡らす程になって来ており、これからも2時間程は潮が上がって来る時間帯なので、早目に避難しておく方が良いと考えた。又、これからのことを考えて、第二出っ張り付近の様子も見ておきたいと思ったのもその理由。

前方遠くに見える街灯が点き、イヨイヨ、ゴールデン・タイムの到来かと期待をしたが、全く気配が感じられない。
潮は相変わらず左から右に流れているが、第二出っ張りでは20~25カウントで確実に根掛かってしまう。と云っても、海藻に掛かっている様で、グイッと力を込めてラインを引っ張ると、ズルズルと云った感触で千切れた海藻と共に戻って来るので、エギのロストはないが、可愛娘ちゃんに要らぬ警戒心を持たれてしまいそう。
そこで、エギをシャロー・タイプに替えて、潮に乗せる様にして流してみたが、答えが出ないまゝ。

流れが緩んだ時がチャンスだと自身に云い聞かせながらキャスティングを続けたが、満潮時刻の21:00を回った頃、一時的に若干弱くなったものゝ、左から右への流れは相変わらず。

22:00少し前、磯際に潜んでいる可愛娘ちゃんを引っ張り出そうと、乗っている磯に平行にキャストした所で、見事に根掛かりしてしまい、本日2個目のエギを奉納。
これで何とか持たせていた気持ちもプツンと切れてしまって、結局、22:00頃にStopFishingとして、スゴスゴと引き揚げて来た。

NDGSKはこの日初めて入った磯なので、今回を持って断定する訳には行かないが、このポイントは、ベイトを求めて回遊して通り掛かる可愛娘ちゃんを狙う釣りの様に思え、ジックリと待つ釣りには向いていない様な印象。
何れにしても、このまゝの状態でJGSMを諦める訳には行かないので、次回は、HTL-STに入って見ようと思った次第。

2019年釣行記(32) – MB

2019年 Mebaring 釣行記

日 時:05月19日(日) 23:30~03:20
潮回り:大潮(↑)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 4
同行者:単独

今週の前半の空模様は、月曜日の夜から火曜日の夜まで傘マークが並んでいて、週前半の釣行機会は日曜日の夜しかない。そこで、急遽MHR-KGNに行くことにして、22:30頃、自宅を出発。現地には23:20頃に到着。

流石に日曜日のこの時間になると、駐車スペースには殆ど車がない。
直ぐにNSL-S702UL/BFを手に岸壁に出て、への字カーブの先に向かったが、アングラーの姿は全く見えず長い岸壁は貸切状態。風は東寄りで、歩いていると気になる吹き方だが、立ち止まると余り感じられない程度なので、プラッギングではまず問題なさそう。

今回も前回と同様、への字カーブの先から凸部の角までの間を重点的にチェックすることにして、先ず、50番スポット付近から釣り始めることにした。
丁度干潮時刻にあたり、潮位が低いので、先ず届いたばかりのイモグラブ40をチョイス。所が、持って来たオフセット・フックが小さ過ぎ、針先を出すことが出来ない。事前にフック・サイズを確認すべきだったが、仕方がないので、針掛かりさせ難いことを承知でそのまゝキャストしてみた。しかし、円らな瞳の可愛娘ちゃんからの反応がない。動画では根掛かり対策の切り札として紹介されており、可愛娘ちゃんを釣り上げている場面もあったので、この日の様に潮位が低い時のMHR-KGNでは重宝するだろうと考えていたのだが、反応がなければ意味がない。
可愛娘ちゃんは居ないのか?
又は、
居ても尻尾のないズングリ・ムックリのこんなワームには興味がないのか?
どちらにしても、この日初めて使うワームなので、何とも判断が出来ない。

そこで、60番スポット付近に移動。
すると、4投目か5投目で、コンと可愛娘ちゃんからのコンタクトがあった。反射的に合わせを入れ、決まったと思ったが、魚の重さを感じた直後にスッと軽くなって仕舞った。そんなことが2度あった。
針先がワームの中に埋没しているので、針掛かりさせられないが、イモグラブ40でもアタリが出ることが分って、取り敢えず一安心。

アタリを楽しむだけなら、このまゝイモグラブ40を続けるのもあり得るが、釣りに来ている以上、やはり可愛娘ちゃんの顔を見なければ収まりが付かない。そこでイモグラブ40を諦めてBEAGLE SSに替え、キャスティングを続けたが、サッパリ音沙汰がない。

となると、蟹の横這い釣法で居場所を探すしかない。
しかし、場所を替えプラグを替えても、全く効果がなく、結局、最近の実績ポイントである86番スポット付近に到達してしまった。
他が駄目でも、ここなら・・・・・
と期待したが、この日はこの実績ポイントでもコツリとも来ない。
潮は上げ潮なので、悪くはないと思ったが、明るい満月の光りが影響しているのか?

実績ポイントなので、粘ったが、やること為すこと全て空振りで、ボーズを覚悟した程。
そこで、最近は出ることがなくなったので、ご無沙汰している凸部の角111番スポット付近から先をチェックすることにして、移動。しかし、気配がない。

プチ移動を繰り返して、テトラ帯とテトラ帯の切れ目を縫う様にしたり、テトラ帯と岸壁の狭い間を通したりしたが、掛かって来るのは切れ藻ばかりでお手上げ状態。
120番スポット付近に来た時のこと、FinluckMinnow30Sで駄目ならこの日は諦める積りでルアー・ケースを開けた際、イモグラブ40と同系統カラーのチャートのTetraWorksEBIKKOが目に留まった。
同じ色なら反応があるかも知れない。

殆ど出番のなかったEBIKKOに替えて、斜め右のテトラ帯の角に向けてキャストし、ゆっくりとリーリングしていると、いきなりロッドを引っ手繰る様に、ゴン。

突然のことで、些か泡を喰ったが、無事抜き揚げたのが21cm程の可愛娘ちゃんで、時刻は25:10頃。

その後、暫くして2匹目。
突然、活性が上がって来たのかと思ったが、間を置かずに来たのは偶然だった様で、その後はコツリとも来ない。その場を諦めて隣りの切れ目に移動して、同じ様に斜めにルアーを通しているとコン。しかし、このアタリに合わせきれないと、2度とコンタクトして来ることはなく、やはり活性が高いとは云えない状況。
と云っても、全くアタリがなかった時間帯を考えると、アタッて来るかも知れないと思える様になっただけでも、状況は良くなっていると云える。しかし、コンタクトがあると云っても、120番スポットを挟んだ極々狭い範囲だけで、そこから外れると、全く音沙汰がなくなってしまう程で、最近では最悪。

2:00頃まで120番スポット付近で粘って、何とか4匹になった所で、86番スポット付近に戻って見たが、状況は変わっておらずチャートのEBIKKOにも反応はなし。
そして、60番スポット付近でも空振り。

あと1時間程粘れば、朝のゴールデン・タイムに入るので状況が変わる可能性はあったが、脚に疲れが溜まっていたので、3:20頃StopFishingとした。

2019年釣行記(31) – AJ

2019年 Ajing 釣行記

日 時:05月16日(木) 18:30~24:00
潮回り:中潮(↓↑)
場 所:DKK
釣 果:アジ x 27
同行者:単独(INUEさん)

AMAZONに注文していたイモグラブ40SmokyPKM42が届いたので、今回もMHR-KGNでのLHCに行こうかと思ったが、LHCが続いているので、当初の予定通り、前回実行出来なかったDKKでアジングをすることにした。

自宅を17:30頃、出発。現地到着は18:00過ぎ。
いつもは沢山の車が並んでいるが、この日は2~3台しか駐車しておらず、ゆっくり釣りが出来そう。

道具を手に細い獣道を通り抜けて、岸壁に出て様子を見ると、先行者は4~5人程度。
その先行者達は、最も奥に固まって長いロッドを振っており、岸壁の中央から手前まではガラガラ。小生のDKKでのお気に入りは、最奥なのだが、仕方がないので彼らが引き揚げてから移動することにして、取り敢えず岸壁の入り口で釣ることにした。

風は斜め右前方の南東から、かなり強目に吹いて来ており、予報通り夜が更けてから弱くなることを願いながら、準備をしていると、若者アジンガーが登場。
彼は、小生から4~5m程中央に寄った所に入ったと思ったら、小生と違って全て準備を整えてから岸壁に来た様子で、直ぐにキャスティングを始めた。
随分と準備が良いなぁと感心していると、直ぐにロッドを曲げている場面を目撃。しかも、その後も間を置かずにアジを抜き揚げていたので、湾奥に位置するDKKでのアジングは、まだ少し早いかも知れないと思い、様子をチェックする意味合いを持って来たのだが、これにはビックリする一方アジが寄っていることが判って、一安心。

今回持ち込んだロッドは、ライト・キャロ用のTenryu改とジグ単用のSoare改の2本。
先発はTenryu改で、シンカーは風を考慮して2gを選択したもの。
そして、キャスティングを始めようとした所で、最奥の先行者達が帰り支度を始めているのが目に入って来たので、キャスティングを中止して場所移動を敢行。

18:30頃、Tenryu改で仕切り直しのキャスティングを開始。
しかし、2投、3投とキャストしてみたが、もう一つ釣れる気がしない。そこで、強い横風が気になったが、Soare改で1gのジグ単に変更。すると、1投目のこと。YGWさんに教えて貰ったことを思い出しながら、ロッドを動かしたい気持ちをグッと抑えて、ジーッとしていると、足許でコン。

サイズは20cmを切る位の豆だが、DKKの初アジをゲット。
時刻は日没直後18:45のことで、周囲は未だ未だ明るい時間帯だった。

サイズがもう一つな点は、数を釣って補おうと思ったが、時間が経ち周囲が暗くなって所謂ゴールデン・タイムになっても、後続のアタリがない。
それどころか、右から左に吹く南東の風は益々強くなると同時に、潮の流れも右から左に強くなってしまい、斜め右前方にキャストしたのに、ジグは斜め左から戻って来る始末で、どうしようもなくなってしまった。

20:00を回り、潮の動きが少し緩んで来た途端、アジからのコンタクトが続く様になり、一時期はほゞ入れ掛かり状態になって、ツ抜け達成は20:30頃。
この時は、1gのJHを使い、キャストした後20カウントした所で、ロッドを水平に保ちジッとロッドを動かさずにいた。すると、チクッと微かなアタリが伝わって来るのが判った。
これまでは、ライン・テンションが感じられない場合は、ロッドのティップを上げたり、少しリーリングする等して、何とかテンションを感じようとするのが常だった。しかし、YGWさんによると、そうすると知らず知らずの内にレンジを外すことになるので、ロッドを動かさない様にする方が良いとのこと。
丁度、周囲には誰もおらずマイ・ペースで試すことが出来る良いチャンスだと、実践してみた。すると、上述の通りで、恐らくこれまでは出せなかった程小さなアタリで連チャン出来た次第。
この状態は20:40頃まで続いたが、その後は群れが去って行ったと見えて、徐々にアタリが遠くなってしまった。

21:00頃、AKTさんからの連絡の通り、INUEさんが登場。
風は、徐々に弱くなって来てはいるが、相変わらず吹き続けていて、保温性のないウィンド・ブレーカーでは、寒い位。にも拘らず、早くも蚊がブンブブンブと五月蠅く纏わり付いて来て、気が付くと手の甲や指がモゾモゾと痒くなって、落ち着かない。
アジもこの頃になると、ピークは過ぎたが、それでも退屈しない程度の間隔でアタリがあり、24:00を過ぎた頃、StopFishingとしてDKKを後にした。

今回、今季初めてのDKKだったにも拘わらず、豆アジが中心とは云え27匹の釣果は、小生にしては出来過ぎだろう。
しかし、最大の成果は、YGWさんが教えてくれた内容の一端を垣間見、実際に出来たことだと思う。これを偶然の産物とはせず、確実なものにするためにもDKKに通う必要がありそうだと考える次第・・・・と、DKKに通う理由が出来た(笑)

そして、もう一つ。
街灯もなく月明りだけの暗い岸壁で、独り自分の釣りに没頭するのも愉しいが、気の合った仲間と並んで釣りをするのも、これまた楽しいもので、今回は一晩で二種類の愉しさが味わえる程の贅沢な時間だった。

と云う訳で、収穫の多い一晩を過ごすことが出来た。

2019年釣行記(30) – MB

2019年 Mebaring 釣行記

日 時:05月13日(月) 18:30~22:45
潮回り:小潮(↑)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 8、カサゴ x 1
同行者:単独

予報では、14日の火曜日の早朝と夕方に雨が降る予想になっている。
実は、週前半の釣りとしては、孤島でのアジングを第一候補に考えていたが、これでは雨の中での徹夜アジングを強いられることになってしまうので、今回は却下。そこで第二候補のDKKにしようと思ったが、情報がないので確かな様子は判らないものゝ、湾奥に位置するため、時期的に少し早い可能性がある。
と云う訳で、今回もアジングを諦めて、又々MHR-KGNでのメバル・プラッギングをすることにした。しかし、潮回りは小潮で、18:30頃の干潮から25:40頃の満潮に向けての上げ潮になるので、潮位の高い時間帯は雨に降られる惧れがある。
そこで夕方の潮位が低い時間帯には、イモグラブ40でワーミングをし、潮位が上がってからプラッギングにすることにした。と云っても、イモグラブ40を使う釣りは、動画で観ただけで経験もない。そこで、先ずイモグラブ40を入手するのが先決問題。と云う訳で、途中の上〇屋釣り具の〇イントに寄ってから現場に向かうことにした。

自宅を出発したのは、途中、寄り道をしなければならないので、早目の16:45頃。所が、肝心のイモグラブ40はどちらの店にも置いておらず、結局、当初のプランはこの時点で、胡散霧消。考えてみれば、幾ら量販店と云えども、海に近い店舗ではブラック・バス用品の品揃えが貧弱なのは仕方のないことで、小生の考えが浅はかだった。

現地到着は18:00過ぎ。
岸壁に出て見ると、テトラ帯が点々と連なって見え、テトラ帯とテトラ帯の切れ目にはビッシリと繁茂した海藻が海面に顔を出しており、テトラ帯と岸壁に間にも、切れ藻が夥しく漂っている状況で、如何にもやり難そう。

今回は、への字カーブの先から凸部までの間を重点的に攻めることにして、水深を考えて、先ずFat Beagle SFを先発に選び、50番スポット付近で、18:30頃キャスティングを開始。
と云っても、まだ明るい時間帯なので円らな瞳の可愛娘ちゃんと遊ぶと云うよりもLHCの復習が目的で、前回の釣行で掴み掛けたLHCのコツを再確認して身体に覚え込ませること、そして、距離や方向を目で見て確認することの二点を意識して行った。

こうしてLHCを繰り返していたが、キャストの度に切れ藻を拾って来て五月蠅くて仕方がない。そうこうする内、海面直下のテトラにガッチリと根掛かってしまい、早々にFat Beagle SFを奉納する破目に・・・・。

日没時刻の18:36を過ぎ、周囲も薄暗くなって来たので、凸部の角の86番スポット付近に移動。
海面を覗き込んで目を凝らしたが、この辺は余り海藻が漂っていないので、釣りは出来そう。潮も少し高くなって来ており、何とかなるかもだが、やはり根掛かりは避けたい。
Gracy SFを選んでLHCを再開したが、可愛娘ちゃんからのコンタクトはない。そこでBEAGLE SSにプラグを変更して、少しレンジを下げてみたが、これにも反応がない。更にレンジを下げるためTOTO42Sにしたい所だが、潮が上がって来たとは云え、元々水深のない場所なので、流石にこれはまだ無理だろう。

86番スポットを中心にしてプチ移動を繰り返し、プラグも色々と替え、最後には根掛かり覚悟でTOTO42Sも投げてみたが、可愛娘ちゃんからは梨の礫で打開策が見付からない。

そこで、最後の手段とばかりにFinluckMinnow30Sを投げてみることにした。このプラグにも反応がなければ、今日は諦めて引き揚げようと思って、持ち出したのだが、このプラグの重量は1.4gしかない。ここ暫くはLHCに集中していたのでトラブルが殆どなくなったとは云え、2g以上のプラグしか投げていない。ロッドのNSL-S702UL/BFのスペックでも、ルアー重量は1.5~5gとなっているので、僅か0.1gとは云えその範囲から外れている。果たして上手く行くか全く自信はなかったが、風を背負えばひょっとすると・・・。
慎重にキャストして見ると、0.6gの差が想像以上に大きくて、上手く行かない。それでもマグネット・ブレーキを強くしたり弱くしたりしてLHCを繰り返していると、2~3投に1度位の割で上手く行く様になった。

そして、この日初めてのコンタクト。
上がって来たのは、使い込んで塗装もボロボロに剥げたFinluckMinnow30Sのリア・フックを咥えた17cm程度の小振りな可愛娘ちゃん
時刻は、入釣して2時間近くも経った20:20頃のことで、一時はボーズを覚悟していたので、嬉しい1匹だが、既に廃番となっているFinluckMinnow30Sの強さを見せ付けられた様な気になり、嬉しさ半分と云った所。
そして、その直後にハッキリとしたアタリで、同サイズのカサゴをゲット。

所が、その後はコンタクトがなくなってしまった。キャスト精度が悪くてルアーを通すコースが違っているのかも知れないが、だからと云って、無理をしてFinluckMinnow30Sを投げ続けると、トラブルになることは間違いのない所。
最終的には1gのルアーをキャスト出来る様になることをLHCの目標にしており、そのためには投げ続けて慣れなければならないのは解るが、それは明るい時間帯にする方がトラブルなく出来る筈。

と云う訳で、プラグをTOTO42Sに替え、気分を替えるために、車を止めている場所に少しづつ戻りながら可愛娘ちゃんの居場所を探すことにした。
すると、極々偶にだが反応がある。実は、MHR-KGNでのメバリングでは、一ヶ所で粘っても良い結果が出た例はない。そこで、専ら蟹の横這い釣法で楽しんでいたのだが、今回は例外的に86番スポット付近で粘ったのが、良くなかったのかも知れない。

21:00を回った頃になって風向きが東寄りに変わり、しかも少し強くなって来たため、プラグの操作感が全く感じられなくなってしまった。そこで、少しでも操作感を得たくてプラグをTOTO42Sよりもリップが大きく垂直に近い角度のSmokyPKM42に変更。すると、これが奏功して、操作感が少し感じられアタリも取れる様になり、少しロッドを曲げる頻度が高くなった。
所が、漸く調子が出て来たと思ったのも束の間、リーリングの途中で海藻にガッチリと掛かって、1個しか持ち合わせていないSmokyPKM42は、敢え無く海の藻屑になってしまった。

仕方がないので、再度TOTO42Sに替え、何匹か拾った所でポツリポツリと雨が降り出して来た。予報では日付が変わってから雨が降る予想だったが、少し降り出しが早くなったと見える。降り始めで大して酷くはないが、本降りになるのも時間の問題なので、最後のチェック・ポイントである60番スポット付近に急行。

この60番スポット付近では、小さなアタリが何回かあったものゝ、針掛かりさせることが出来ず、苦労して何とか1匹を追加した所で、22:45頃、StopFishingとした。

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