2022年釣行記(61) – TC&AJ

2022年 Ajing Touching 釣行記

日 時:11月04日(金) 16:30~21:30
潮回り:若潮(↓)
場 所:DKK
釣 果:タチウオ x 4、アジ x 3
同行者:KMI、ICNH、HRD、IMMR各氏

予報によると、この日は北東の風が5mとのこと。となると、DKKでは強い向かい風になるのでやり難い。しかし、KMIさん他仲間の面々は、意に介すこともなく出漁するだろう。で、小生はどうするか・・・・。
最近のDKKは、アジは出てもばかりで調子はもう一つ良くないので、孤島釣行であれば迷うことなくパスする所だが、好きな時に引き揚げられるDKKなので、兎に角、行ってみることにした。

いつもより少し早い15:30頃に、自宅を出て、16:00を少し回った頃に現地到着。直ぐに車から出てみると、周囲の建物に遮られている筈にも拘わらず、予報に違わずかなり強めの風が吹き込んで来ていて、竿を出せるか心配になる程。
不安な気持ちを胸に岸壁に出た所、強い向かい風のために、海はザワザワと波立っていて、いつもの穏やかさはない。
そんな状況にも拘わらず、3人のアングラーの姿があり、その内の二人は、府中からやって来る顔見知りの年配者で、風が強いから、釣りにならないよといつもの様に大声で話し掛けて来た。この二人は、珍しいことに最奥から6~7m中央寄りで竿を出していたので、好きな最奥に入ろうかと一旦は思った。しかし、大声で話しかけられたり、愚痴を聞かされるのも面倒臭いので、君子危うきに近寄らず。正反対の入り口に釣り座を構えることにした。

今回は欲張って、刀狩り用のSephia S809M/Fアジング用の8320#1Bエギング用のSephia SS S76ML-Sの3本を持ち込んだが、強い向かい風のためエギングは、先ず無理。刀狩りは何とか成立するが、アジングはかなり難しくなりそう。
と云う訳で、刀狩りをメインにすることにして、手持ちの中では最も重たい快適波止タチウオテンヤSS1S(15g)をチョイスし、先ず、様子見のキャスティングをしてみた。すると、予想していたことだが、着水間際にテンヤが風に押し戻されて、全く距離が出ない。と云っても、タチウオは岸壁にかなり近い所でコンタクトして来ることが多いので、何とか成立するだろう。

そうこうしている内に、KMIさんが到着し、アジングをすると云って最奥に釣り座を構えた。

16:30頃、日没直前で周囲はまだまだ明るいが、本格的にキャスティングを開始。
タチウオは、夕間詰めが最も活性が高いとのことなので期待をしたのだが、海が荒れているせいか、何も音沙汰がない。しかし、幽霊魚との異名を持つタチウオ神出鬼没なので油断ならず、いつアタリがあっても、タイミング良く反応出来る様に備えておく必要がある。
と云う訳で、暫くキャスティングを繰り返したが、反応が感じられない。刀狩りの際の小生の釣り方は、ロッドを斜め上方に構えて軽いリフト&フォールを繰り返す方法なのだが、この釣り方では、この日の様な強風下では、風に吹かれて膨らんだラインに引っ張られて、テンヤが意図しない動きをしている可能性がある。
そこで、めったにしないアクションだが、ロッドのティップを海面に向けて、軽くトゥイッチさせる動きにしてみた。
すると、この動きが良かったのか、反応が帰って来て、ゴン。
抜き上げた獲物は、指4本クラスの良型で、時刻は17:20頃。

それから程なくして、17:30頃(?)、ICNHさんが登場して来て、最奥でKMIさんと並んでアジングを開始。

風は弱まる気配も見せず、時折、身体をグラリと揺らす程の強さで吹き続いていて、やり難くて仕方がない。時々忘れた頃にゴツンとアタッて来るが、風で膨らんだラインのせいか、バシャンバシャンと荒れて波立っている海のせいか、はたまた肩から先(腕前)のせいか、針掛かりさせても外れてしまうことが多い。しかも、一旦、バラしてしまうと、テンヤを追い掛けて来る気配なく、活性もそれ程高いとは云えない様子で、この日、2匹目を獲ったのは、1匹目を獲ってから約30分後の17:50頃。

18:00過ぎ、HRDさんが登場。一昨日、昨日、今日と3連荘となるHRDさんは、今回は刀狩りに精を出すとのことで、小生の隣りに入釣してワインディングを開始。

その頃には、タチウオの気配がなくなったので、アジングをすることに。
JHは、強い風を考えて通常よりも重たい1.2gを使ったのだが、全く沈んで行かない。
そこで、更に重たい1.5gのJHにして、何とか沈めると、モゾモゾとした違和感があって、18:15頃、この日の最初のアジをゲット。
サイズは21cmあるかないかだが、隣りのHRDさんによれば、昨日はそれより遥かに小さな豆ばかりだったので、それに比べると、良い方だとのこと。

その後、同サイズを2匹追加したが、何れもどちらかと云うと向こう合わせに近いもので、釣った感に乏しいものだった。

それから間もなくして、アジからの反応もなくなってしまったので、刀狩りに変更。

3匹目のタチウオを掛けたのは、丁度19:00頃。
いつ廻って来るかも知れない反応を待ちながら、斜め左にキャストしてトゥイッチさせていると、何の前触れもなく突然ゴン。引きもこれまでの様に強かったのだが、抜き上げてみると指3本にも満たないベルト・サイズ。季節が進んだ影響もあるのだろうが、DKKタチウオ指4本前後がアベレージと思っていただけに、これにはビックリ。この獲物は、目に貼り掛かりしていたのでリリースせずにキープしたが、可愛そうなことをした。

その後は、アジからもタチウオからも音沙汰がなく、中弛み状態。

19:30か20:00頃だったか、やっと着いたヨと云いながらIMMRさんが真打ち登場とばかりに姿を現し、最奥のKMIさんICNHさんと合流。

これで、この日のメンバー5人が揃ったが、状況は相変わらず芳しくなく、最奥の3人が、豆アジをポツリポツリと拾っているだけで、タチウオは完全に気配を消してしまった。

この頃には、小生はタチウオ3匹、アジ3匹と、ご近所や自宅への土産は確保出来ていたので、まだタチウオを掛けていないHRDさんと釣座を代わったり、キャストする方向の助言をしたりと、専ら裏方に回っていた。

しかし、タチウオが回って来なければ、結果が出ることはなく、その内、HRDさんは運悪く根掛かりで、ライン・ブレイク。キャストし続けても成果が上がらず、トドの詰まりがライン・ブレイクと来ては、慰めのし様がない。
代わりに、小生がHRDさんのお土産を獲ってやるとキャストすると、ゴン。
タイミングが良いのか悪いのか?
兎に角、HRDさんのライン・ブレイクがなければ、HRDさんが掛けていた公算があっただけに、HRDさんにはツキがなかったと云うべきか・・・・。

結局、20:45頃に掛けたこのタチウオHRDさんに進呈して、21:30頃、StopFishingとした。

2022年釣行記(60) – TC

2022年 Touching 釣行記

日 時:10月31日(月) 17:00~21:40
潮回り:小潮(↑↓)
場 所:DKK
釣 果:タチウオ x 4
同行者:KMIさん、(IKOKさん)

予報では北東の風が3~4mなので、アジングは少しやり難いが、10g前後のテンヤを使う刀狩りでは問題にはならないだろう。と云う訳で、アジング箸休め程度に考えて、主に刀狩りをする予定で、DKKに出掛けた。

16:00頃自宅を出て、現地には16:30頃到着。
直ぐに道具を肩に岸壁に出てみると、入り口付近に二人組の若者アングラーがおり、最奥には先着して釣り準備真っ最中のKMIさんが一人だけで、岸壁はガラガラ状態。

小生は、KMIさんの隣りに釣り座を構えて準備に入った。
今回は、刀狩り用にSephia S809M/Fアジング用にEmeraldas改の2本だけで、快適波止タチウオテンヤSS2S3gSキャリーを介したシステムを夫々組み合わせて準備完了。

17:00少し前、Emeraldas改を手にキャスティングを試みたが、風が強く、距離が出ない、その上、向かい風気味なので、無理をしてキャスティングを繰り返してもバック・ラッシュを起こすことは必定。そこで、アジングは諦めて刀狩りに専念することにした。

周囲の暗さが増して来た頃、隣りから来たよ!!と声が上がりKMIさんが大きくロッドを曲げて、指4本クラスの良型タチウオをゲット。
よし、やっと回って来たか・・・。次は俺の番だ。
と思いつゝキャルティングを繰り返していると、軽くリフトしたロッドを押さえ込む様な反応があって、やり取りを始めた。KMIさん、コットにも来たよ!!と声を掛けたが、残念ながら、抜き上げる寸前にフック・アウト。感触だけを残してお帰りになってしまった。

口開けの獲物を逃してしまったのは悔しいが、釣りは始まったばかり。時間は、まだまだあると自らを慰めて、キャスティングを繰り返したものゝ、反応が帰って来ない。
小さな違和感も逃すまいと集中してキャスティングを続けていると、いつの間にか中央付近にアングラーの姿があるのに気が付いた。ひょっとすると顔見知りか・・・と見るともなく見ていたが、どうやら小生と同じテンヤの引き釣りの様子。思わぬライバルの出現に、キャストする腕にも力が入ったが、タチウオからのコンタクトは、相変わらず、ない。

そこで、入口付近の二人組が帰って行った後に移動してタチウオを探すことにした。すると斜め右45渡付近で、コツコツとテンヤを啄く反応が帰って来た。

久し振りの反応に期待に胸を膨らませて、次の反応を待ちながら軽くリフト&フォールを繰り返しているとコツン。
合わせも決まって、漸くこの日初めての獲物を、18:40頃、ゲット。
タチウオのアタリは色々とあって、ゴゴンと手許にまで伝わって来る大きなアタリも、豪快さがあって面白い。しかし、コツと来る小さなアタリにタイミング良く反応出来て掛けるのはアジングに似ていて、小生はこの釣り方のほうが好きなのだが、この口開けの1匹は、正にそんな小さなアタリを取ったものだったので、サイズは、DKKでは小振りとも云える指3本だが、嬉しい1匹。

そして、少し間を置いた19:00過ぎに2匹目を掛けたのも、同じ入口付近。この時のアタリは、コツンと来るものではなく、モアーッとした違和感で、????おかしいと思って念のために合わせを入れてみたもの。

この頃には、KMIさんは既に2匹のタチウオを獲っていたが、反応がなくなったとのこと。そこで、小生と釣座を入れ替わって、小生は最奥、KMIさんは入り口付近で刀狩りを続けることにした。
KMIさんの云う通り、最奥では、扇状にキャストする方向を替えて探ってみたが、気配がない。と云ってもタチウオの場合は、突然、アタッて来る場合が多いので油断は出来ない。19:40頃に掛けた3匹目も、何の前触れもなくいきなりコンタクトして来たものだった。タチウオは群れで回遊しているとのことで、後続を期待したが、どうやら一匹狼だった様で、後続の反応は全くない。

20:00頃、IKOKさんが友人と共に登場。IKOKさんイカのジョット噴射に嵌まっているとのことで、入口付近でエギングを始めたとのこと。

それから間もなく(だったと思うが)、入口付近で掛けた3匹目の始末をするために戻って来たKMIさんと入れ替わって、入口付近に入らせて貰った所で、この日の4匹目をゲット。時刻は20:10頃。

結局、この日はこの4匹目が最後の獲物で、21:00を回った頃に引き揚げて行ったKMIさんを見送って居残って追加を目論んだが、叶わず、IKOKさんと彼の友人を置いて、21:40頃、StopFishingとして帰路に着いた。

2022年釣行記(59) – AJ

2022年 Ajing 釣行記

日 時:10月28日(金) 17:00~21:30
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:DKK
釣 果:アジ x 1
同行者:KMI、HRD、IMMR各氏

昨日の二兎を追った結果を反省した訳ではないが、ターゲットをアジだけに絞って、小生にとっては例外中の例外となる連チャン釣行をすることにした。

昨日と同じ16:00頃に自宅を出て、16:40頃、DKKに到着。
直ぐに岸壁に出てみると、入り口に餌釣り師が一人、中央付近にアナゴ狙いのアングラーが一人、そして、最奥には何度か見掛けたことのある二人組のアングラーが入っていたので、昨日と同じ場所に釣り座を構えることにした。

入り口の餌釣り師のロッドに付けられている鈴は、小生がEmeraldas改にラインを通すなど準備をしている最中にも、煩いほど鳴り、豆アジが次から次に釣り上げられており、サイズはもう一つだが活性は高そう。
今日は、アジにターゲットを絞って正解だった・・・?
と思いつゝ、2gのSキャリーを介したシステムで、17:00頃、キャスティングを開始。
すると、1投目から反応があって、12cm程の豆アジがロッドを曲げてくれた。
初っ端から豆アジとは、余り歓迎出来るものではないが、隣りの餌釣り師の獲物も同サイズなので贅沢は云えない。
豆アジが続いても、その内お持ち帰りサイズが紛れて来る筈とアングラー特有の前向きな考え方をしてキャスティングを続けた。しかし、アタリがあっても針掛かりさせられず、そうこうする内にアタリが遠くなり、遂には全く反応がなくなってしまった。

17:20(?)頃、KIMさんが登場して来て、小生と中央付近のアナゴ狙いとの間に釣り座を構え、その後HRDさんがやって来て、小生とKMIさんの間に入ってキャスティングを始めた。しかし、コンタクトは全く感じられず、気が付けば餌釣り師のロッドに付けられている鈴も鳴らなくなって、どうやら豆アジの群れも何処かに去って行ってしまった様子。
その内、その餌釣り師はタチウオにターゲットを切り替えた様子で、緑色の電気ウキの灯りが、波間にユラユラと揺れだした。後からKMIさんから聞いた話では、この餌釣り師はタチウオ・マスターと呼ばれる程の手練とのことで、その異名に違わず、その後間もなくして指4本サイズの良型をゲットしていた。更に、小生が引き揚げる頃には6本のタチウオをものにしており、面目躍如と云った所。

18:30(?)頃、IMMRさんが登場。小生は、直ぐにでも釣りを始めたくて、釣り場に着くや否や時間を惜しむ様にして準備を始めるのだが、IMMRさんはその様なこともなく、悠然と煙草を燻らせながら先行者の釣りをニコニコと眺めている。この辺に氏素性が出て来るのだろう。

この頃になっても、アジからは音沙汰なし状態が続いており、昨日の釣りの疲れもあってか、早くも集中力は途切れ途切れ。

19:30を回った頃、奥に陣取っていた二人組が引き揚げていったので、HRDさんと小生は、溺れるもの藁をも掴む心境で、場所を移動。
最奥のベスト・ポジションなので、何か変化があるのではないかと期待をしたが、見事に外れてしまい、21:00頃、完全に打ちのめされてHRDさんと二人連れ立ってStopFishingとした。

所で、最奥に入っていたアングラーだが、口数が多くて大声で喋る御仁で、府中から遥々やって来ている由。この日、この御仁は仲間と二人で入釣していたのだが、長い竿を10本近くも出していて、岸壁のほゞ半分を独占している始末。
他にアングラーが居ない貸切状態であれば、何本竿を出そうが、好きにすれば良いが、他のアングラーが入って来た際には、竿の何本かを片付け、場所を空ける位の気遣いは欲しいものだ。特にこのDKKの様な小さな釣り場では、尚のことで譲り合って楽しみたいと思う。だが、この二人組はその様な気配は微塵も見せず、我が物顔で岸壁の半分を独占していた。
入釣した際、随分竿を出しているね。そんなに沢山竿を並べても釣れないヨと皮肉を込めて声を掛けたが、蛙の面に何とやら・・・・

2022年釣行記(58) – TC&AJ

2022年 Ajing Touching 釣行記

日 時:10月27日(木) 17:00~21:30
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:DKK
釣 果:タチウオ x 2、アジ x 1
同行者:IMMRさん、KMIさん

今週も天候に恵まれず、木曜になってやっと釣行出来る状況になって、勇躍DKKに出掛けて来た。

16:00頃、自宅を出発し、現地には16:40頃に到着。
早速岸壁に出てみると、入口、中央、最奥付近にそれぞれ先行者の姿があるので、入り口から14~15mの中央寄りに、取り敢えず道具を置いて釣座を構えることにした。

この日の狙いは、タチウオに重点を置き、あわよくばアジも手にしたいとする贅沢なもの。過去の経験から、この様な欲張った目標を立てても、無惨な結果になることは、充分承知している。そこで、飽く迄もタチウオを中心とする旨固く決心して、先ず刀狩りの準備を始めた。

すると丁度そのタイミングで、前日に続いて連チャン釣行となるKMIさんが登場。この日のKMIさんは、22日の土曜日に秘密のポイントで良型タチウオを爆釣したので、タチウオには食傷気味とのことで、アジのみを狙うと奥に釣り座を構えた。そして、KMIさんを追い掛ける様にしてIMMRさんが登場し、小生と並んで刀狩りをすることに。

17:00頃、背後で準備をしているIMMRさんを置いて、刀狩りを開始。代り映えしないが、いつもの様にSephia S809M/Fのロッドに、風もなく海は凪いでいるので、快適波止タチウオテンヤSSは軽目の3S(8g)をチョイス。
すると1投目から、コツコツとテンヤを啄いている様な反応が帰って来た。そして、2投目にも同じ様にテンヤを追尾しながら、啄く感触が伝わって来た。
居るよ、居るよ!
背後で釣りの準備をしているIMMRさんに年甲斐もなく興奮気味に声を掛け、次に反応があったら・・・と3投目を試みた。所が、3投目には反応が返って来ず、4投目、5投目にも無反応。獲物は何処かに行ってしまったと見えて、ピタリと反応が消えてしまった。
それでも、近くに居る筈だとキャスティングを繰り返したが、完全に音沙汰なしの状態になってしまった。こうなると、やはり気になって来るのはアジの状態。KMIさんに様子を訊ねると豆アジだが釣れているとのこと。

そこで、タチウオが回って来るまでの時間潰しと自身に言い訳をして、最奥に入っていたアングラーが引き揚げた後に釣座を移しEmeraldas改を手にアジングを始めた。
すると直ぐに答えが出て、18:25頃、22cm程の良型アジをゲット。取り敢えず獲物を手に出来たのは嬉しいが、1匹ではどうしようもない。せめて1匹追加して2匹は欲しいアジングに力を入れたが、アジからの音沙汰はそれっきり。

そしてタチウオからもアジからもコンタクトがないまゝ時間が過ぎ、20:00を回った頃になって、このまゝでは虻蜂取らずになってしまうと考えて、この日の初心に戻って刀狩りに専念することにした。そして何とかタチウオの気を引けないか4S(5g)2S(11g)とテンヤの重さを替えてキャスティングを繰り返した。
しかし、全く気配がない。

20:30を回り、KMIさんが引き揚げる準備を始める頃になっても、音沙汰が無いまゝの状態に嫌気が差して来て、里心が付いたが、もう少しやってみよう
何とか自身を鼓舞してキャスティングを繰り返していると、突然、何の前触れもなくコンと反応があり、合わせも決まってガツンとロッドが止まった所で、タチウオであることを確信。
時刻は20:45頃のことで、銀色に美しく輝く魚体は指4本の良型。

これに気を良くして、追加を狙ったが迷子のタチウオだった様で、又々音無しの状態に陥ってしまった。これで今日の釣りは終わりかなと半ば諦めつゝキャスティングを続けていると、またもや、いきなりのゴツン。
指4本クラスの良型タチウオを追加できた所で、21:30頃、StopFishingとして帰路に着いた次第。

2022年釣行記(57) – LEG

2022年 Eging 釣行記

日 時:10月21日(金) 17:20~21:40
潮回り:長潮(↓)
場 所:DKK
釣 果:ナシ
同行者:KMI、ICNH、IMMR各氏

エギングと云えば小生の海釣りの原点で、緑のアイシャドウの可愛娘ちゃんと遊びたくて、あちらこちら釣り歩いていた思い出がある。しかし、20年近く昔のその頃は、東京湾内でアオリイカが釣れる情報なども皆無だったこともあって、東京湾でイカを追いかけたことはなく、専ら真鶴伊豆が小生の主戦場だった。
所が、最近になって東京湾内でも釣果が出ている情報が耳に入って来た。そして、百聞は一見に如かず。何よりも、良く通っているDKKで、隣りのKMIさんが、アジングの傍らエギングをして新仔アオリを掛けて取り込んだのを現認し、その情報がガセネタではないことを確認した。とは云え、200~300g位の新仔ではなく、600~800gクラスをターゲットにしている小生にとっては、やはり釣りの対象外だった。
所が、仲間がラインにアップした緑のアイシャドウの可愛娘ちゃんの写真を目にして、ふつふつとジェット噴射を味わいたいとの気持が湧いて来た。

と云う訳で、今回はエギング1本に絞って、DKKに行くことにして、16:30頃自宅を出発し、現地には17:00を回った頃に到着。

釣り場の岸壁に出てみると、入口付近に1人、中央付近に先着していたKMIさん、そして中央付近の少し奥寄りに1人のアングラーが居るだけで、珍しいことにこの岸壁ではベスト・ポジションと云われている最奥が空いている。そこで、KMIさんイカを掛けたポイントも最奥付近だったので、遠慮なく最奥付近に釣り座を構えることにした。

今回のターゲットは300g前後の新仔アオリ、若しくは、時期的には少し早い惧れはあるがヒイカなので、タックルはアジング用のものを使うことにして、Emeraldas改2.5号のエギを組み合わせて、17:20頃(?)、キャスティングを開始。

海に向かって立つと、追い風となる南寄りの風が5~6mと強めに吹くとの予報にも拘らず、背後の植樹のため、殆ど無風状態。そのためか、この時期になったのに、蚊がブンブブンブと煩くて仕方がない。久し振りに蚊取り線香に火を点けて腰にぶら下げた程。

果たして、イカ様からのコンタクトはあるだろうかと思いつゝキャスティングを続けていると、ラインの着信音が聞こえて来た。仲間の誰かの様子伺いかと思ってスマホを手に取ると・・・。
何と発信人は、直ぐ隣りでロッドを振っているKMIさんで、写真には太いタチウオの姿が写っている。一昨日の悔しさを晴らした格好。

一昨日は、KMIさんが引き揚げて行った後、小生は居残って良型タチウオを3匹獲っていたので、この日はイカに絞ったのだが、KMIさんの獲物を見た瞬間、しまった! タチウオにすれば良かった・・・・

この日は腕時計を忘れて来たので、時刻は定かではないが、その頃、ICNHさんが登場。
ICNHさんには最奥に入って貰って、二人並んでキャスティングを繰り返したが、イカの気配はまるでない。一方のICNHさんはキャスティングを開始すると直ぐにアジを掛け、その後もポツリポツリとロッドを曲げている。
こうなると、今度はアジの様子が気になって来る。イカからのコンタクトが一度でもあれば、エギングに集中出来るのだが・・・・・。

19:30頃(?)、IMMRさんが登場。IMMRさんは、KMIさんの隣りで刀狩りを開始。

ICNHさんは、時折、良型を交えながら相変わらず、ポツリポツリとアジを掛けているが、小生には新仔アオリヒイカからも音沙汰がなく、惰性でキャスティングを続けているだけ。
アオリイカを追いかけている頃には、一度あるかないかのコンタクトを集中して待つことが出来たのに・・・。年齢的なものか、どうしても集中力は途切れがちになってしまう。こうなると釣れるものも釣れなくなるのは、過去の経験から解ってはいるが、一昨日から中一日休んだだけの釣りで、疲れも残っているのか、どうしても集中力が続かない。

21:00頃、KMIさんは太い獲物を3匹ぶら下げて、意気揚々と引き揚げて行った所で、小生も見切りを付けて切り上げれば良かったが、結局、釣りをしている時間よりも、釣り談義に花を咲かせている時間の方が長くなり、21:40頃、ICNHさんIMMRさんを置いて、StopFishingとした。

帰宅後入った連絡によると、小生が引き揚げた後、ICNHさん新仔アオリを4杯掛けたとのこと。
一昨日、KMIさんが味わった思いを、今回は小生が・・・・。
正に因果応報。順番で行けば、次はICNHさんが歯軋りをする番だが。

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