2024年釣行記(26) – AJ

2024年 Ajing 釣行記

日 時:05月09日(木) 18:20~22:15
潮回り:大潮
(↓)
場 所:KMI’s
釣 果:アジ x 6
同行者:単独

長かったゴールデン・ウィークがやっと終わって、イヨイヨ、我々高齢者の出番が回って来たと思ったら、世の中皮肉なもので、生憎の雨模様の日が続き、已むを得ず自宅待機。
と云う訳で、4月30日以来ほゞ10日振りに、KMI’sアジングに出掛けて来た。

現地到着は、18:00を回った頃だったが、意外にも駐車している車が1台も見えない。この所雨が続いていた上、この日も午前中は強い風が吹いていたので、それが原因かと思ったが、兎にも角にも、先行者が居なさそうなので一安心。

人影のない岸壁を進んで、いつもの様に最奥に釣り座を構えて準備に入った所で、ふと視線を感じて振り返ると、小生をジーッと見ているこの岸壁の主の黒猫と目が合った。どうやら小生を出迎えてくれた様子で、この黒猫のために買い求めて来たキャット・フードをご馳走して、釣り支度を再開した。

今回のロッドはSoare改々。このロッドはグリップが接着不良のため緩んでいたのだが、ゴールデン・ウィークの休みを利用してジックリと修理したもの。

予報では、正面あるいは斜め右前方からの弱い東風が吹いている筈だが、殆んど感じない程の微風なので、0.8gのJHを結んで、18:20頃、キャスティングを開始した。

最近の仲間からの情報ではかなり厳しい状況が続いており、ツ抜けも難しそうだが、久し振りにロッドを振っているせいか、何となくワクワクして来る。こんな時に、タイミング良くアジからのラブ・コールでもあれば、申し分のない所。しかし、そんな状況に巡り会えるのは夢のまた夢。現実は全く魚の気配さえ感じられず、アジが回って来るのが早いか、小生が諦めるのが早いかの我慢比べ。

この日最初の獲物を手にしたのは、実釣を開始して1時間半も経過した19:48
この時は、その直前にラインが揺れた様な気がしたが、アレッと思ったものゝ一瞬のことだったので合わせを入れられなかった。そして、次にアクションを加えようとした際に、ジワーッとした重さを感じたので合わせを入れたもので、何となく納得感が乏しいが、結果オーライ。サイズは17cm程で、お持ち帰りするには少々物足りない大きさだったので、背後で小生の釣りを見守ってくれていた黒猫にプレゼントした。

やっと、回って来たか・・・・と思ったが、どうやら単独行動をしていたハグレ者だった様で、その後は元の静かな海に戻ってしまった。

2匹目を掛けたのは、1匹目を掛けてから約15分後の20:02
贅沢は云わない。
この調子でも良いからポツリポツリとでも来てくれれば楽しめる。
と思いつゝキャスティングを繰り返していると思惑通り、10分か15分後にチクと反応が返って来た。良し良し、この調子。これで3匹目だと思ったが、残念ながら抜き上げに失敗。ポチャンと虚しい音を立てて海に帰って行ってしまった。そして、それから10分か15分経った頃に、又々ポチャン。
反応が少ない状況にも拘わらず、2回も連続してバラしていては堪らない。反応が少ないのに、こんなことをしていては釣果は伸ばせないと熱くなるのはアングラーの性。次は何としてもモノにするぞとキャスティングを繰り返して、20:39にようやくこの日の3匹目をゲット。
所が、やっとの思いで掛けたこの3匹目を最後に、反応がなくなってしまった。

ラブ・コールがないまゝ時間が経ち、遊覧船が目の前を過ぎて左手方向に消えて行った21:00頃、ようやく反応が返って来る様になって、
21:08 4匹目
21:11 5匹目
21:13 6匹目
と、この日これまでにないハイペースでコンタクトが続く様になり、さて、これからだと気持ちを入れ直してキャスティングを続けた。所が、折悪しく突然北風が吹き出して来た。折角調子が上がって来たのに・・・と舌打をしながら続けたが、北風の吹き出しと共にアジの群れが去って行ったと見えて、ピタリと反応が消えてしまった。

それでも、何とか成らないかと未練のキャスティングを続けていたが、益々風が強くなり、それとともに寒くなって来た所で、気持ちも切れて22:15頃、StopFishingとした。

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