2021年釣行記(67) – HG

2021年 Haging 釣行記

日 時:11月15日(月) 07:30~12:00
潮回り:若潮(↓↑)
場 所:SHYSHME
釣 果:カワハギ x 0
同行者:単独

前回は初めてのハギングで、正に絵に描いた様なBiginner’s Luckで陸っぱりとしては良型に属する22~23cmを以前からゲット出来たのだが、餌はアサリ。餌で釣ろうがルアーで釣ろうが、釣りには変わりがないので、小生自身は特に拘りがある訳ではないが、ハギングと称するからにはやはりルアーでの釣果を望みたい。
と云う訳で、今回はパワー・イソメで釣果を得るべく前回と同じポイントに出掛けて来た。

ポイントに到着したのは07:00頃。
車から様子を見ると、岸壁には既に大勢のアングラーが入っており、割り込めそうな空きは一箇所しかなく、車を停めるスペースもない。別のポイントにしようかと思ったが、Uターンして少し離れた所に駐車して、岸壁に出た。

前回の釣り座は岸壁の左端に近い場所だったが、今回は岸壁の中央から少し右に寄った場所。
今回持ち込んだロッドは、ベイトロッドのSSQC-6112ULS-BF-KRとスピニングロッドのSephia SS S76ML-Sの2本で、先発はSSQC-6112ULS-BF-KR。ここまでは良かったが、次に胴突き仕掛けをセットする段になって、前回と同じ様にモタモタしてしまった。
つまり、小生の胴突き仕掛けは、ネット情報を参考にして自作したもので、枝針は現地で自動ハリス止めに止める様にしているのだが、自動ハリス止めに枝針のハリスを通すのに、四苦八苦。何とかハリスを通せたと思っても、上手くハリスが止められず、するりと抜け落ちてしまったり・・・。

何とか胴突き仕掛けをセットし、パワーイソメを刺して釣りを始めたのは、07:30頃。結局、準備を終えるのに30分も掛かってしまった計算で、慌てる必要はないとは云え、幾ら何でもこれでは時間が掛り過ぎと云うもの。

前回もパワーイソメを使ったのだが、囓られたかどうかさえ判らず、堪らずアサリを使った経緯がある。そんな結果だったので、果たしてカワハギがネット情報にある様にパワーイソメに興味を示してくれるかは全く不明。
どんなアタリを出してくれるのだろう?
岸壁の際に仕掛けを落として、ロッドティップをジッと見ていると、時折、微かに動いている時がある。手元に何も伝わって来ない上、力強さもない動きなので、どうやら魚がパワーイソメを啄んで入るが、喰い込むまでには至っていないのだろう。

試しに、そんな微かな動きの中でも少し大きめの動きに、合わせを入れてみたが、何の手応えも伝わって来ない。しかし、引き揚げたパワーイソメを良く見ると、噛み跡らしい疵が入っている。その主が狙いのカワハギであれば云うことなしだが、こればっかりは釣り上げてみなければ、判らない。
空振りを繰り返している内、マグレで掛かって来たアタリの主は、体長5~7cm程の小さなフグ。それでも小さなおちょぼ口に針がしっかりと掛かっているので、合わせるタイミングは間違えていない筈。
カワハギも同じフグ科の魚なので小さな口をしているため、合わせの練習になる

我慢をして暫くフグと付き合っていたが、そのフグのアタリも徐々に遠くなって行ってしまった。そこで、アサリを試してみると、遥かに反応が良い。やはり、人工餌のパワーイソメは、魚の活性次第で使える場面が限られるのかも知れない。

沢山のフグの群れの中にカワハギが混じっていても不思議ではないのだが、岸壁際で掛かって来るのはフグばかり。幾ら合わせの練習になるとは云え、これでは面白くない。

と云う訳で、Sephia SS S76ML-Sを引っ張り出して、沖目を狙うことにした。
沖目の潮は左から右に動いていて、仕掛けは少し右手に寄った方向から帰って来るが、カワハギは意外にも流速の早い所にも生息しているとのことなので、この程度であれば影響はない(?)と思って良いのだろうか・・・・。
ハギングが2回目の小生には何とも云えないが、もう一つ気になったのは、海底の様子。
岩礁は、カワハギが身を寄せるシェルターにもなり得る上、キャストする際の目標にもなるので、岩礁混じりの砂地が好ましいと思っているのだが、伝わって来る感触では、海底はどうやら岩礁のないまっ平らな砂地の様子で、海底を引き摺っていても何も抵抗を感じることもなく、頼りないことこの上なかった。
それでもカワハギからのコンタクトがあれば、岩礁の有無など気にもならない筈で、寧ろ、岩礁は根掛りの元になるため、あることをマイナス要素に考えているだろう。
結局は、自身の肩から先の問題を棚に置いて、釣れない理由を探しているだけなのかも知れないが、もう暫く通ってみなければならないだろう。

沖目は反応が全く感じられず、岸壁際はフグばかりと期待に反する状況になって、パワーイソメで何とかカワハギをものにしたいとの思いは、いつの間にか消えてしまって、念の為、持参して来たアサリばかりを使っているしまつ。

それでもカワハギからのコンタクトはなく、12:00頃、餌切れと同時にStopFishingとした。

そのまま片付けに入ろうかと思ったが、後学のために他のカワハギ狙いの釣り師の様子を見学させて貰おうと、岸壁の角の釣り師の所に行って、声を掛けた。
すると、八王子から通っていると云うこの御仁は、前回小生がカワハギを掛けた際に声を掛けてくれた釣師で、先方は小生のことを覚えていてくれた。
この御仁の釣り方は、専ら沖目ばかりを狙っていて、小生が彼の元を訪れる直前に1匹掛けたとのこと。

彼の側に座り込んで小1時間程話し込んでいる間にも、掛けるまでには行かなかったが、ティップがクンクンと揺れるアタリが何度かあったので、どうやら沖目狙いが正解だったのかも知れない。
次回は、彼に見習って沖目狙いに徹してみようと思いながら、自分の釣座に戻った所で、隣りの釣り人が帰るので良かったらイソメを使って下さいとのこと。
実は、内心ではイソメを使ってみたかったので、これは渡りに船。
有り難く頂いて、暫く沖目狙いでやってみたが、相変わらずコンタクトがないので、直ぐに気持ちも切れて、13:00を回った頃、釣り場を後にして帰路に着いた次第。

と云う訳で、兎にも角にも、次回は沖目狙いを中心にやってみようと思う。

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