2013年釣行記(22)-MB
2013/04/08
中潮 場所:MHR-KGN 釣果:メバル x 3 同行者:YT,AKW,Dr.TJ各氏
やること為すことがチグハグで、普段であれば何の問題もなく出来ていることが、何故かしら・何処かしらシックリとせずイライラとした経験は、誰にでも年に一度や二度はあることで、この日の小生が、正にそんな状態。典型的な三隣亡だった。
実は、昨日の日曜日のこと。午前中には何の問題もなく稼働していた自作のパソコンが、昼食後再立ち上げようとした所、画面は真っ黒なままでウンとも スンとも云わなくなってしまった。この顛末はパソコンの部屋にアップしようと思うが、どちらにしても何の前触れもなく突然パソコンが逝ってしまったのが先ず、ケチの付き始め。
そして、翌日の地域の定例集会。
毎週の月曜日に開催されるこの集会が定刻に終わらずに、1時間半もズルズルと延びてしまいYTさんをピックアップする約束になっている時刻に漸く終わった。閉会が遅れただけなら大したことではないのだが、その延長することとなった議論の内容がお粗末でつまらないこと。そのお粗末さに気が付かずに自論を延々と展開する独りよがりな御仁の得意げなしたり顔。そして、パソコンを修理する時間も潰され、詰まらない議論に付き合わされて約束の時刻を大きく遅れる結果となってしまったこと。
そんなことが伏線としてあったのだろう・・・・・。
約束の時刻を1時間も遅れた17:00頃にYTさんをピックアップし、釣り場到着はすっかり陽が暮れた18:30頃。早速、ロッドやバッグを携えて岸壁に出て見ると海は少し波っ気がある程度。潮は下げ5分でテトラ帯とテトラ帯の間にある海藻帯が海面に顔を出している程度で、状況としては良くはないが悪くもないと云った所。
今回は前回の結果を踏まえてその海藻帯の沖側を重点的に狙う積りで、オーシャン・ルラーの長いNR-L86ST-Pを携えて来たのだが、沖を狙うのは少し無理かも知れないと思いつつ、ラインをガイドに通し終わり、トップ・ガイドから顔を出しているラインを引っ張った所、リールのドラグはユルユルにしている筈なのに、ラインが出て来ない。
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こんなことは頻繁にではないにしろよくあることなので、当然の手順としてリール付近をチェックしてみた。すると、案の定ラインがリールにグルグルと絡んでいる。しかも、リール本体とベールの付け根の極僅かな隙間に食い込んでいる。
無理をするとラインに傷がつくので、ヘッド・ランプの灯りを頼りに慎重に外そうとしたが、何処にどの様に絡んでいるのかピクリとも動かず、その内ブレイドの1本が切れ、2本目が切れ・・・・。
仕方がないので傷付いた所でラインを切り、一度もキャストをしない内に、ライン・システムの組み直しをしなければならない羽目になってしまった。
漸く、ライン・システムを組み上げてキャスティングを開始したのは19:00頃だったと思う。
キャスティングをしながら先行しているYTさんを追いかけ始めてそれ程経っていない頃、何気なく触れたリーダーからコツとウィンド・ノットの感触が指先に伝わって来た。
ナイロンよりは硬い1.2号のフロロのリーダーを使っているのに何故?
キャストの仕方が悪かったのか?
ウィンド・ノットが気にはなったが、そのままキャスティングを続けている所で、今度は海面から顔を出しているテトラに根掛かり。外そうとしてロッドを煽ると、軽いショックと共にロッドがいきなり軽くなって、敢え無くライン・ブレイク。
ウィンド・ノットの所で切れたのかと思ったが、ラインを回収して見るとライン本線の高切れで、飛ばし浮子もロスト(涙)
ウィンド・ノットが厭だったので、いずれライン・システムを組み直さなければと思っていたので、飛ばし浮子のロストは痛かったが、ここは気を静めるために階段に腰を掛けてジックリと組み直して、リーダーを別の飛ばし浮子に通してジグヘッドを結び終わった所で・・・・。
ここで、ラインをガイドに通さずに飛ばし浮子やジグヘッドを結んでいることに気が付いた(汗)
そして、極め付けが、ソロソロ終わろうかと云う23:00頃のこと。
未練のキャスティングに引っ掛かった大きなゴミをジワリジワリと足元にまで引っ張って来たのは良かったが、抜き揚げようとするとロッドが折れてしまいそう。ラインを持って上げようとするとラインがズルズルと滑って指を切りそうになる。そこでロッドを垂直に立てドラグを目一杯締めてスプールを手で押さえて・・・・・。
どうしても1m程の高さの岸壁を引っ張り上げることが出来ず四苦八苦している内にパチンと軽い衝撃と共にラインが切れてしまった。直ぐ下にはケミホタルを付けた飛ばし浮子が漂っていて、またもや本線からの高切れ。
これで遂に気持ちも切れてしまったので、ロッドを持ったままYTさんやAKWさんの釣りを眺めていたが、なかなか終わりそうもない。
釣りをする馬鹿、眺める馬鹿と云われている様にこうしてただ二人の釣りを眺めていても退屈なだけ。
と云うことで、またまたライン・システムを組み直し、順番にラインをガイドに通してトップにまで来た所・・・・、何とロッドのティップが裂ける様な状態で無くなっているではないか!!!!
そう云えば、ロッドを垂直にしてラインを巻き込んでいる時に、カチッと何か嫌な感触があった様な気がする。あの時に、ティップを折ってしまったのだろう。
メバルのアタリは殆どないは、ラインの組み直しを何度も強いられるは、飛ばし浮子を2個もなくすは、そして最後にロッドを折ってしまうはで、散々な一日だった(涙)
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