2018年釣行記(11) – MB

2018年 Mebaring 釣行記

日 時:3月3(土)
潮回り:大潮(↓)

場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル X 12
同行者:単独

早くも、今年ももう3月。
これから三寒四温で徐々に暖かい季節になる訳だが、3月に入った途端に春の嵐で大荒れの天候が続いており、なかなか釣行するチャンスがない。半ば諦めかけていたが、予報を見るとMHR-KGN方面では、南寄りの風が4mと強目。しかし、MHR-KGNは南風には強いので、何とかなりそう

と云う訳で、シーズンも終盤のヤリイカを狙いたかったが、MHR-KGN円らな瞳の可愛娘ちゃんと遊ぶことにして、16:40頃、自宅を出発。
現地の駐車場の到着したのは18:00頃だったが、流石に週末の土曜日だけのことはあって、いつもにはない程沢山の車が停まっている。この時期の日没時刻は17:40頃なので、丁度、夕間詰めのチャンス・タイムに入ったばかりの時間帯。このチャンスを逃してはならないと、急ぎ支度をして岸壁に出て見ると、風はそれ程強くはないが、アングラーの姿が点々と見える。

チャンス・タイムを逃したくなかったのでいつも様子を見る階段下への字カーブの先は、今回はパス。車を止めた場所から凸部の先までは、徒歩で10分余りの距離だが、春の嵐が過ぎたばかりで気温も高い中、速足で歩いたため、到着した時には暑くて薄っすらと汗ばむ位。

キャスティングを始めたのは18:20頃。大潮の満潮時刻を過ぎて間もないため、テトラ帯は一部だけが海面から顔を出しているだけで、海は広く見える。
今回は、プラグを中心に攻めてみようと考えたので、ラインはいつものエステルではなく、0.3号のPE。ロッドはFalcon改、プラグはGracy SFで海面下に沈んでいるテトラ帯の上を重点的に泳がしてみたが、何も反応が返って来ない。
可愛娘ちゃんは沈んでいるのかも知れないと、MHR-KGNでの当たりルアーのFinluckMInnow30Sに替えて中層付近を狙って見たが、これにも見向きもしない。

プラグに徹する積りだったが、ボーズを喰らうのも厭だ!!

君子豹変すると云う訳ではないが、直ぐに趣旨替え。プラグを諦めてJH単体に切り替えることにして、まず最初は、0.3gのJHクリオネを刺してある使い差しを使ってみた。しかし、ラインが浮力のあるPEであること、又、そのPEが風に吹かれているため、果たしてワームが何処を泳いでいるのか、全く自信が持てない。そこで、JHを0.5gに少し重くした所、幾分マシになって操作感も得られる様になったが、可愛娘ちゃんからの音沙汰がない。

釣りを始めて30分余りの18:50頃、PEに引っ張られて余り沈んでいないのかも知れないと試しに、これまでの倍の10カウントまで沈めた所、チクッとこの日最初のコンタクト。

ロッドを曲げたのは体長17cm程だがプロポーションの良い可愛娘ちゃん。一寸昔ならトランジスタ・グラマーと云った所。
これでこの日のパターンを掴んだかと思ったのは、大きな誤りで、コンタクトが続かない。

ワームを替えたり、JHの重さを更に重たい1gにしたり・・・と色々とやって見たが、一向に答らしきものが見付けられない。
ラインがPEなので、アタリが判らないのかも知れない
試しに使い慣れたエステルに替えたりもしたが、状況は変わらず、20:00頃を廻った頃には、モティベーションは風前の灯火

未だ3~4匹しか釣れていないのに、これで引き揚げるのは、早過ぎる。

切れ掛かった気持ちを何とか持たせてキャスティングを続けていて、21:00を回った頃のこと。チョンチョンと小さくロッドを煽ってアクションを加えた後、これまでよりも少し長目に動かさずにしていると、コンとアタリがあった。それまで1時間以上もの間、アタリが全くなかったので、些かビックリし合せも決まらなかったが、久し振りに感じるコンタクトに、俄然ヤル気が出て、同じ様にステイさせる時間を取ると、又々、コン。残念ながら、これも空振りしに終わり、結局、3回連続で空振りの三振。

とは云え、漸く可愛娘ちゃんが動き出した様で、闇夜に少し光りが差して来た印象。と云っても、アタリので出方はテンポが良いとは云えず間遠く、同じ場所で続けて反応がある訳でもないので、その後は少しづつ立ち位置を替えて拾う様な釣り。

22:00を回ると、大潮の下げも大きくなり、テトラ帯とテトラ帯の切れ目は狭くなり、しかもその切れ目には海藻が海面に浮かび出して来て、下手をすると直ぐに海藻に掛かってしまう。エステルでは海藻との引っ張りっこに負けてしまうので、再度PEに替えてキャスティングを続けたが、今度は軽く柔らかいPEが風に吹かれてテトラに掛かってしまってやり難い。

と云う訳で、22:30頃に12匹を獲った所で、StopFishingとした。

今回、思いがけずPEラインを使ってJH単体釣りをすることになったが、やはりPEでは0.3gや0.5gの軽いJHでの釣りは、風のある場面では、結構難しく思えた。一方、多少の根掛かりは心配せずに攻められるので、この面でのストレスは感じずに済む。
正に、一長一短だが、もう一番手細いPEを試して見ようかと思った次第。

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