ファールド・リーダー(続き)

釣り道具

梅雨前線が日本海方面に停滞し、九州や中国、東海地方で豪雨災害が発生し、その余波で箱根や丹沢の山間部も大雨が続いているとのこと。
そんな状況なので、渓の増水は必至だし、そんな時に良く知らない渓に入るのは事故の元、と自重し火曜日の定例釣行は中止にした。 状況は、昨日の木曜にになっても変わらなかったが、管理釣り場であれば何とかなるだろうと、10年以上も前に何度か行ったことのある管理釣り場のうらたんざわに行くことにした。

今回は、自作のファールド・リーダーを試すことが主目的。 と云っても、どうせ行くなら魚の引き味も堪能したい気持も勿論あった。

4:30に自宅を出発。 昔、津久井湖にバスを狙って通っていた頃のルートを通ってうらたんに到着したのは6:00過ぎ。 金曜日のことなので一番乗りかと思ったが、既に4・5台止まっている。
10年振りのこと故、平水位がどの程度か分からないが、岸辺の草が下流に向かって倒れていることを見ても、やはり増水している模様。 その為かどうか定かではないが、先行者は皆、渡河することなく駐車場の正面のポンドでロッドを振っており、上流のフライ・エリアには誰も昇っている様には見えなかった。

ファールド・リーダーはPEの0.4号で編んだ5’5″。
7’8″のロッドには短過ぎる様に思うが、ファールド・リーダーは短めで良いとのことだったので、まぁやって見るか・・・・。

で、そのインプレッションだが、
先ず、リーダーが良く見える。 フライの位置を見失ってもリーダーの先を探れば直ぐに発見出来るのが、特に小生の様な眼の悪いアングラーには有り難い。
昼頃になって、ドライへの反応が悪くなったので、エルクヘア・カディスの羽を毟り取ってショットを噛ませてフライを沈めてやって見たのだが。 この時、リーダーがマーカーの替わりになることが分かった。 水に浮かんでいるリーダーの先端が水中に引き込まれると、7割位の確率で魚が掛かって来た。
まぁ、これは余禄かも知れないが・・・。

肝心のターン性能だが、これは良い。 後半になって風が強くなったのだが、サイド・キャストを用いると風に戻されることも余りなかった。 まぁ、これは結んでいるフライの種類によることも大きく影響する点ではあるが・・・。 また、今回使用した5’5″のリーダーは7’8″のロッドには短いのでこれも影響している様に思う。 次回は、もう少し長い物を作って試してみようと思う。

柔らかさについては、時折ロッドに巻き付くことがあった。 ハーダニングをすれば回避できる筈だが、小生は余り気にはならなかったので、取り敢えず、ハーダニングは省こうと思う。

柔らかさ故のドラグの掛かり難さだが、これは良く判断が出来なかった。 ただ、リーダーにスラッグが出る様にフワリとフライを水面に落とした場合、フライの流れにスルスルとリーダーが伸びるので、伸び切るまでの時間稼ぎにはなっている様だ。

さて、釣果については・・・・。
増水して重くなった流れを横切って、フライ・エリアに入ったのは、やはり小生だけだった。
誰も居ない貸切状態で、管理釣り場であることを忘れる位で、充分魚の引きを堪能させて貰った。 アタリはどれもが水面のフライを吸い込む様なアタリで、水面を割って飛び出して来る様な派手なものは一度もンなかったのが残念と云えば残念。 ドライでは全てがヤマメだったので、アタリも大人しいものだったのかも知れない。

貸切状態の渓に立ち込んでヤマメと遊んでいる時、突然、左足のかかと付近が冷たくなり、その内、水没状態になってしまった。 あれだけ念入りに水漏れを補修したのに・・・。

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