2014年釣行記(24)-FF
2014/06/16
場所:SKM-R 釣果:ヤマメ X 2 同行者:単独
前回は思っていた以上に増水していたため、流速も早くフライを流せるポイントも限られ、遡行するだけでも難儀する程の状況だった。
それから一週間。溪もソロソロ落ち着いて来た頃だろうと出掛けて来た。
今回もTommyさんを誘うと思ったが、小生と違って現役に近い氏を毎回毎回誘うのも気が引けるので、氏がその気になれば連絡があるだろうと期待して釣行することを伝えるだけにしておいた。結局、氏からは何の連絡もなかったので、独りでの釣行となった次第。
4:40頃、自宅を出発。途中の信号には数える程しか引っ掛からなかったので、通常1時間半程の道程を約1時間で到着してしまった。
前回、前々回と先行者がいたので心配していたが、幸いにも一番乗りで、関門の一つをクリア・・・。
キャスティングを開始したのは6:00頃。
溪の傍にまで来てみると、減水量は意外にも少なく、流れる水量は過去の経験に照らしても多い方。しかし、フライ向きのポイントは前回より遥かに多くなっている。
休憩ポイント到着は丁度8:00。
6:00に入渓してから、この休憩ポイントに到達するまでの2時間、ライズは一度あっただけ。と云っても、入渓ポイントからこの休憩ポイントまでの間は余り実績がない区間なので、一度でもあれば良い方。
休憩ポイントで遅めの朝食を摂り、暫く休んでキャスティングを再開。
溪魚が潜んで居そうなポイントを丁寧に探ったが、活性が低いのか、期待に反して反応がない。
漸く来たのは8:45頃。
サイズは15cm程のアベレージだが、元気一杯の綺麗なヤマメ。
これでボーズはなくなった訳だが、そのことよりも増水の中をちゃんと生き延びた溪魚が居ることが分かった方が嬉しかった。
その頃から、谷底を流れている溪にも陽が差して来るのと同時に、飛び回る虫の数が増えて来て、イヨイヨ溪魚の活性が上がって来た・・・?
その10分後、期待通りに来たのが写真のヤマメで、サイズは20cm。
その後は、針掛かりはしたものの玉網入れに失敗してバラしたもの2匹、空振りが4回程。この極規模の小さな溪の割には溪魚からのコンタクトはあった方だろうと思うが、如何にもと云ったポイントでは殆ど反応がなかったのが、少々気になる所。
そして、最後のポイントの脱溪点の堰堤下のプール。
前回、Tommyさんが大きなライズを掛け損なったポイントで、小生自身の記憶でも、堰堤からオーバーフローしている時は、溪魚が集まっていることがあるので、この日の仕上げに少しやってみてと思ったら、大型のシェパードを、あろうことかフライを流したいと思っていたプールで遊ばせている女性の姿がみえて・・・・。
時計を見ると丁度11:00の予定時刻だったのでStopFishingとした。
所で、この溪は、3年程前から減水して貧相な渓相となり趣もなくなって来ていた。
この分で行けばこの溪に通うこともなくなるだろうと思っていたのだが、先々週の大雨で増水し、その大雨の後10日経ったこの日でも、水位はこれまでになく高かい水準であった。
雨が降らずに徐々に水位が下がって来ることは自然の理として仕方がないとしても、出来る限り長期間このまま水位を保って貰いたいものだと願うばかり。
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