2025年釣行記(62) – EG

2025年 Eging 釣行記

日 時:09月22日(月) 16:45~17:45
潮回り:大潮
(↓) 164→155cm
場 所:BNBUR
海水温 : n.a.
釣 果:アオリイカ x 0
同行者:単独

緑のアイシャドウの可愛娘ちゃんに会いに行くことを考えていたが、明日の23日は秋分の日の祝日。となると週前半の釣行日は月曜日のこの日しかない。しかし、生憎、この日の風向は北寄りの4m/s。となると、正面から受けることになるMHR-KGNでのエギングは難しい。しかし、BNBURなら背後の高い崖に風は遮られて何とかなりそう。
とは云え、BNBUR方面に釣行したのは今から8年前の2007年12月が最後。と云うのも、BNBUR近辺では釣り終わって引き揚げる際には、嫌でも駐車場までの急坂を登らざるを得ない。この登坂が高齢者にとっては最大の難点でエギングから遠ざかった理由の一つと云っても良い。
と云う訳で、週前半の釣行は諦めようと思ったが、残された釣り人生を考えると、体力的にあの急坂を登れるチャンスはそんなにはない。しかし、今なら、片道70km程の道程を往復し、エギングを楽しんだ後急坂を上って帰って来る体力がひょっとすると残っているかも知れない。それを確かめるためにも、一度試してみる必要がある。

14:50頃、自宅を出発。
自宅からBNBUR方面には渋滞のメッカが2個所もあって、通過時間が読めないこと。又、8年も留守にしていた現地の様子を明るい内に確かめたい。と云う訳で、少し早めに出発したが、途中で激しい渋滞に巻き込まれることもなく、予定通り16:40頃現地に到着。

早速、ヒップ・ウェーダーに履き替えバッグを肩に掛けて浜への降り口に立ってみると、遥か下方からザーッと波音が聞こえて来る。
ありゃ、波がある・・・・?
ここは風裏になって穏やかな筈なのに・・・。

ここまで来て引き返す訳にも行かず、ゴロタ浜に出てみた所、かなり強い風が斜め右前方から吹き付けて来ており、高い波が次から次に押し寄せて来て遠くに見えるKWUSには波飛沫が高く上がっているのが見える。
こんな筈では・・・と思ったが、現実は眼の前にある風景でこればっかりはどうしようもない。暫くその場に佇んで波が低い場所を探してゴロタ浜を行ったり来たり。
しかし、竿を出せそうな場所は見付からない。

どうする?
引き揚げるか・・・・?
と暫し自問自答していたが、どうにも気持が収まらない。

結局、ゴロタ浜の中央付近の磯場近くで、やってみることにして準備に入った。
この日のロッドはSephia XTUNE S806ML-S、組み合わせるエギは風の強さを考えて3.5号のBASIC Typeにして、16:45頃、キャスティングを開始した。
しかし、正面に向かってキャストするとラインが大きく風に吹かれてどうしようもない。風上に向かって斜め右前方にキャストしても、風に押し戻されてヘナヘナと落ちてしまい、全く距離が出ない。それでも着水後ラインを張ってリーリングを始めると、エギが引き波に引っ張られてグーッと重くなったり、寄せ波に押されて全く重さがなくなったりで、波に遊ばれているだけ。

満潮時刻の16:58を過ぎて、下げに入れば少しは波が収まるかも知れないと期待をして、暫く粘ったが収まる気配はない。この時点での予報でも、風が弱くなるとはなっておらず、このまゝキャスティングを続けても可愛娘ちゃんが反応を返して来ることは考え難い。とは云え、この時点で引き返しても、帰り道は丁度渋滞の真っ只中で、完全に行くも地獄、戻るも地獄状態。
どうするか迷いながら、人影のないゴロタ浜で只一人になって期待の持てないキャスティングを繰り返していたが、結局、17:45頃になって諦めることにした。

帰り道は、100数段もある急坂をエッチラオッチラ息も絶え絶えになって上り駐車場に辿り着けたので、何とか第一関門はパス出来た。

念の為、帰る途中でBNBURの裏側に当たるKTGHMを覗いてみたが、こちらのウネリはBNBURよりも酷くて、いつも乗っている磯にも這い上がっている。

と云う訳で、この日は何処に入っても釣りにならないことを確認して、18:00過ぎに帰路に着いたが、帰る途中の渋滞は思っていた程酷くなく助かった。

しかし、久し振りにヒップ・ウェーダーを履いてゴロタ浜を歩き回ったせいでいつも以上に脚に疲れが溜まったと見えて、中程を過ぎた辺りから、右足の向こう脛に違和感が出て来た。このまゝ運転を続けているとブレーキ・ペダルを踏めなくなって事故る惧れがある。
そこで、途中にある上州屋に立ち寄ることにした。
そして、広い上州屋を目的もなく歩き回っている内、程なくして右足の違和感は消えたが、一難去って又一難。今度は左足の踵から脹ら脛に掛けて立って居られない程の痛みが出て来た。左足の踵は、遥か昔にエギングで東伊豆に遠征した際、骨折した部位だが、完治して以来痛むことは皆無だったので、骨折が原因とは思えない。しかし、歩けないので仕方がない。店員や客が近くに居ないことを良いことに、床に跪いてマーサージをした所、暫くして痛みはなくなった。
そこで、上州屋には休ませて貰ったお礼に910円のエギ・ケースを買って車に戻り、20:00過ぎ、無事自宅に帰り着いた。

と云う訳で、脚に出た違和感や痛みをどう考えるかによるが、帰りの急坂は何とか上り切れたので、70kmを往復する体力はまだ残っている。
我田引水的だが、そう思っても良い・・・・・?

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