2025年釣行記(60) – EG

2025年 Eging 釣行記

日 時:09月17日(水) 18:10~22:10
潮回り:若潮
(↓↑) 150→130cm
場 所:MHR-KGN
海水温 : n.a.
釣 果:アオリイカ x 2
同行者:単独

早いもので、9月ももう中旬。にも拘わらず猛暑・酷暑の毎日が続いているが、夜になると虫の鳴き声が聞こえ、アオリイカの新仔の釣果もチラホラと聞こえて来る様になって来た。前回のMHR-KGNでの刀狩りをした際にも同行のKRKZさんアオリイカの新仔が見えると云っていたので、次回はMHR-KGNでのアオリイカ調査をしようと考えていた。
しかし、生憎、次の月曜日の15日は敬老の日のため、平日釣行派の小生は自宅蟄居の日。と云う訳で、釣行は翌16日にしようと思っていた。所が潮汐表を見ると16日の潮回りは長潮で干潮時刻20:39の潮位が146cm、満潮時刻21:45の潮位も146cmと干満差が全くない。小生は潮回りはそれ程気にしないのだが、通常は6時間ほどある満潮と干潮の時刻差も1時間程しかなく、潮が動くことも期待出来ない。
そこで、調査日を更に一日ずらして17日の水曜日にすることにした。

17:50頃、現地に到着。
予報では南南西の風が4~5m/sとあったが、岸壁に出てみると予報とは違って西風の要素が強く西南西からかなり強めに吹いている。こうなると北に開けているMHR-KGNでは左から右への横風になってしまって、釣りがし難くなる。となると、この風を背中から受けられるへの字カーブ付近がベスト・ポジションになる。と云う訳で、26番スポット付近で長いロッドを2本も出しているアングラーの背後を通ってへの字カーブ付近に急行。幸いへの字カーブ付近にはアングラーの姿はなかったので、クーラーや水汲みバケツを置いて、場所を確保し一息つくことが出来た。

18:10頃、Sephia XTUNE S806ML-Sのロッドに3.0号のシャロー・タイプのエギの組み合わせで、2025年のエギングを開始。
エギングと云えば小生の海釣りの原点で、昔はアオリイカの独特な引きを味愛たくて南伊豆方面にまで通っていたが、MHR-KGNでのエギングは昨年から始めたばかり。メバリング刀狩りのホームなので釣り場の様子は良く解っているが、緑のアイシャドウの可愛娘ちゃんが何処に居るのかは良く分かっていない。そこで、昨年初めて入釣した際に結果を出すことが出来たテトラ帯と岸壁の間の浅場狙いから入ることにして、斜め右前方に向かってキャスティングを始めた。

しかし、ラインが風に吹かれてやり難くて仕方がない。そこでエギを替えたり若干重たいノーマル・タイプにしたりして、少しでも風の影響を少なくしようとバタバタしたので、どうにも落ち着かない。そんな時に紛れ魚信でもあれば腰も納まろうと云うものだが、何もない。そんな状態が続き、1時間程も可愛娘ちゃんからの反応を待ったが梨の礫だったので、70番スポット付近に移動してみることにした。

そして、その途中の54番スポット付近で夕食のパンを齧りながら一休みしている時に、ふと今年の梅雨メバルはテトラが置かれている場所付近で反応して来ることが多かったことを思い出した。
そこで、テトラ帯とテトラ帯の切れ目の沖目からテトラ帯付近を狙ってみることにした。しかし、その方向では横風を受けることになる。そのため、風が息継ぎをして弱くなった瞬間を狙ってキャストし、ゆっくりとタダ巻きでエギを引っ張って来た。すると、丁度テトラ帯が配置されているラインに差し掛かって来た時にジワーとした重さが伝わって来た。場所から云って根掛かりする筈はないので、可愛娘ちゃんからのラブ・コールであることを確信。軽く合わせを入れると、弱いながらもグイーン・グイーンとアオリイカ独特の懐かしい引きが伝わって来て、コロッケ・サイズながら嬉しい嬉しい1杯をゲット。時刻は19:30のことだった。

その後、暫くの間、54番スポット付近を同じ様にテトラ帯付近を狙ってみたが音沙汰はなく、70番スポット付近に移動。
しかし、反応はなかったので凸部90番スポット付近に足を伸ばした。このポイントは、昨年、良型の可愛娘ちゃんを掛けたことがあるので期待をしたが、その時とは風向きが逆のため、実績のあるテトラ帯の角にエギを通すことが出来ず仕舞い。

復路に入っても、相変わらず強い風が吹いていたため狙えるポイントは少ない。それでも、風が息切れをした隙を縫ってテトラ帯の切れ目にエギを流すことを繰り返したが悉く空振りに終わってしまった。

可愛娘ちゃんからの反応がないまゝ時間が経って21:00になった頃、26番スポット24番スポット付近をチェックしてこの日の調査を終えることにした。
入釣した際に見掛けた26番スポット付近の先行者は引き揚げているだろうとの読みだが、外れならその先の22番スポット付近でもと疲れや腰の痛みも出て来ていたので、ポイントには余り執着せずに調査するつもりで戻った。
すると28番スポット付近にはヘチ釣り師がいたが、26番スポット付近は読み通り空いていたので、調査を開始。
しかし、音沙汰がないので24番スポット付近に移動。このポイントも空振りだったのでStopFishingにしようと思ったが、26番スポット付近が気になって仕方がない。そこで行き掛けの駄賃とばかり2~3投することにした。とは云え、26番スポット付近にまで戻るのも億劫なので、無精を決め込んで25番スポット付近から斜めに26番スポット付近を狙うことにした。すると、何かがエギに触れている様な違和感が伝わって来た。しかし合わせを入れるタイミングが掴めない。
こうなると2~3投で諦める訳には行かない。何とか違和感の主を確かめようと腰の痛みも何処へやら、御老体に鞭打ってキャスティングを繰り返していると、1杯目の時と同じ様なジワーッとした反応が返って来た。そして、合わせも見事に決まって、この日2杯めとなるコロッケをゲット。時刻は、丁度22:00のことで、この後、未練のキャスティングを繰り返して後続がないことを確認したうえで、22:10頃、StopFishingとした。

と云う訳で、2025年のエギング・シーズンが無事開幕した次第。

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