2024年釣行記(71) – EG

2024年 Eging 釣行記

日 時:11月01日(金) 12:45~18:30
潮回り:大潮
(↑↓)
場 所:KNNZK-PK、 MHE-KGN
釣 果:アオリイカ x 0
同行者:単独

久し振りに南or南南西の風が3mの予報が出たので、喜び勇んでMHR-KGNに行くことにした。
しかし、潮回りは夕方から深夜に掛けて下げ潮となる新月の大潮で、釣りが出来そうなのは精々20:00頃まで。となると、入釣時刻を日没直後の17:00としても、実釣時間は3時間程度しかなく少々物足りない。そこで、日没前の明るい時間帯は、MHR-KGN近くのKNNZK-PKをチェックして、日没時刻頃から本命のMHR-KGNに転戦する予定を立てた。
KNNZK-PKは、以前にチェックしたことがあったが、その時は時間足らずで覗いただけだった。そこで、今回は充分に時間を掛けて目ぼしい磯を4個所程チェックすることにした。その結果、首尾良く結果を出せれば、小生に取っては新しい釣り場になる・・・・・・筈。

第一会場のKNNZK-PK到着は12:30頃。
早速、Sephia S806ML-Sを手に遊歩道を歩いて、12:45頃に地磯No-4に入って周囲の様子をチェックしてみた。
目の前の海は青く透き通って広がり、至る所に黒っぽいシモリが見え、冬から春に掛けてボトム中心のエギングをして来たこれまでの小生なら敬遠して竿を出すことはなかったシャロー・フラット。しかし、今回は敢えて浅場のKNNZK-PKを選んで、ボトムを取らないエギング目的なので、期待に胸が膨らんで来る。

遠くに行き来する貨物船や漁船を見ながら、支度をしていると、突然、目の前でバシャバシャとナブラが、2回、3回と出て、ビックリ。正体は判らないが、ベイトを追いかけ回すフィッシュ・イーターがウロウロしていると目指す緑のアイシャドウをした可愛娘ちゃんが出て来ないかも知れない。若干心配にはなったが、キャスティングを開始。

予報では12:00過ぎ頃から風向きが変わって南風になっている筈だが、生憎の北風が少し強目なので、風に負けない様に、エギはシャロー・タイプに改造した3号をチョイス。

これまで、ジックリとシャロー・エギングをしたことがないので、まるで要領を得ない。動画で勉強してきたことを思い出しながら、キャスティングを繰り返したが、反応が感じられない。
新仔アオリは2~3投して反応がなければ場所を移動する方が良いとの動画の知識に習って、キャストする方向を変え、立ち位置をズラしてみたが応えがない。

そこで地磯No-3に移動。こちらには先行者がいたので、磯の端に寄った所で、チェックしたが、反応はなく、地磯No-2に移動。こちらにも先行者の姿があったが、可愛娘ちゃんはお留守。
続いて地磯No-1に磯伝いに移動しようとしたが、一箇所、後期高齢者にとっては越えるには難しい難所がある。無理をすれば何とかなるとは思ったが、ここは安全第一。折角、来たのに残念だが地磯No-3地磯No-2を再度チェックして第二会場のMHR-KGNに転戦しようと考えた。
そして、往路とは違った立ち位置に立ってチェックしたが、相変わらず可愛娘ちゃんからの返信は帰って来ず仕舞い。
仕方がないのでMHR-KGNに行こうと思ったが、やはり地磯No-2から見た限り先行者の姿はなかった地磯No-1が気になる。何とか入る方法がるのではないかと遊歩道に戻って、地磯No-1近くにまで行ってみた。
すると、目論見通り遊歩道の際から磯に降りる踏み跡がある。そのためには柵を乗り越えるしかない。人目が途絶える隙を狙って乗り越えて磯の入ってみた。
するとこの磯は他の磯とは違っていて、南に向かって広がっていて開放感がある。海面からの高さも適度にあって、昔通い詰めたDKNに良く似た雰囲気がある。
結局、15:00頃までこの地磯No-1のチェックをしたが、エギを追尾して来る新仔の影も見えず、可愛娘ちゃんの居る気配は全く感じられなかった。

第二会場のMHR-KGNに到着したのは、15:25頃。
満潮時刻間際の海は、潮位が高くてテトラ帯は殆んど見えない状態だが、びっくりしたのは赤潮で、岸壁に沿って赤い帯が伸びている。加えてゴミが至る所にプカプカと浮かんでいて、赤潮とゴミでキャストする気持ちも萎えて来る。

少しでも赤潮やゴミの少ない所を探し歩を進めたが、結局、凸部109番スポット付近まで、途切れた場所は見付からず仕舞い。
この時点で、ヤル気は殆んど雲散霧消

地磯を歩き回ったせいで、脚にもかなり疲れが溜まっていたが、時刻はまだ16:00を廻った頃なので、引き揚げるにはまだ早い。
満潮時刻の16:16を回れば、少しは潮が動き出して赤潮やゴミを持って行ってくれるかも知れない。風も南寄りに変わってくれれば、背後から吹いて来ることになるので、赤潮やゴミを岸から遠ざける助けになるだろう。
前向きと云えば聞こえは良いが、根拠のない我田引水的な都合の良い考え方で自らを鼓舞して、可愛娘ちゃんを求めてキャスティングを繰り返した。

しかし、当然のことながら、梨の礫

日没時刻を過ぎ周囲の光量が減るに連れて、夜光虫が青白く光だして来て、幻想的にはなったが、エギングには極めて邪魔な存在。
こうなると可愛娘ちゃんに会える公算は殆んどないが、それでもマグレ当たりがあるかも知れないとキャスティングを繰り返している内に、17:30頃から雨が降り出し、北西の風が強く吹き出して来た。
これで、ようやく踏ん切りがついて引き揚げることにした。

所が、岸壁の入り口近くまで戻って来た頃、風は弱くなり雨も止んだ。
こうなると、止せば良いのに、またまた未練心がフツフツと湧いて来て、実績のある50番スポット付近にまで戻って未練のキャスティングをすることに。

しかし、疲れた脚を引きずって戻って来たにも拘らず、程なくして雨がまた降り出して来たので、18:30頃、StopFishingとして帰路に着いた。

と云う訳で、今回もまた可愛娘ちゃんには会えず仕舞いに終わってしまった。
KNNZK-PKで新仔の追尾がなかったことを考えると、シャロー・エギングに目を向けるのが遅過ぎたのかも知れない。動画などでは年内はシャロー・エギングが出来るとあるが、小生の住んでいる地方はどうなのだろうか・?
シャロー・エギングの候補地として、まだ2~3程あるのだが・・・。

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