2022年釣行記(38) – TC

2022年 Touching 釣行記

日 時:07月28日(木) 19:00~21:20
潮回り:大潮(↓)
場 所:UMB-FP
釣 果:タチウオ x 2
同行者:ISBSさん

DKKアジングを目論んでいるのだが、この日も、生憎、南寄りの風が4~5mの予報。こうなると現在の小生には刀狩りしか選択肢がないので、例によってUMB-FPか、MHR-KGNに行くことにした。しかし、いつもとは違って、今回はドジョウのテンヤ釣りに興味を持って頂いているISBSさんをお誘いしてのコラボ。

17:25頃、自宅を出発し、現地駐車場に車を入れたのは18:20過ぎ。駐車場は満車ではないが、それでもいつもよりは多めの車が止まっているので、果たして釣座を構えられるかどうか、些か心配になって来る。
待つ程のこともなく到着したISBSさんと短い挨拶を交わして、釣り場の岸壁に出て、手前から奥に向かって見通したが、心配した通り大勢のアングラーが長いロッドを振っていて、入れるかどうか・・・・。兎にも角にも、釣座を確保することが先決と、空いた場所を探しながら奥に向かったが、一人なら何とか入れても、二人となるとかなり厳しい状況。仕方がないので分かれて入ろうかとも思ったが、今回は、ISBSさんドジョウのテンヤ釣りを体験して貰うことが主眼なので、何とか並んで竿を出せる空きはないものかと無い物ねだりをしていると、中央トイレ付近に、少し広めの空きを見付けた。と云っても、二人並んで入るには少し狭い。更に、奥に向かうことも考えたが、この状況では無駄に終わりそう。と云う訳で、交代でキャストすることも考えて、取り敢えず、その場に入ることにした。

先ずISBSさんに、用意して来たドジョウを括り付けた快適波止タチウオテンヤSS SSを手渡して、テンヤ・タックルを組んでキャスティングを始めて貰った。
記憶は定かではないが、19:00前後の正にゴールデン・タイムに入ったばかりの頃だったと思う。タチウオの活性が高ければ、直ぐにでも答えが返って来る筈だが、反応はない模様。
そんな様子を見ながら、小生もいつものタックルで準備を整え、キャスティングを開始した。しかし、やはり二人並んでキャストするには少々狭過ぎてやり難い。
所が、右側の餌釣り師は、2本の長いロッドを手摺りに立て掛けて後続のアングラーをブロックしており、混み合っている釣り場にも拘わらず、一人で二人分以上の広いスペース専有してしまっている。広い場所を流すタチウオの餌釣りの性格上、直ぐ隣りに他人が入るのを嫌うのは、充分解る。釣りは先行者優先であり、後から来たアングラーが兎や角云うべきではないが、混み合った釣り場であれば、お互い様の気持ちで譲り合って欲しいものだと、心底思う。こんな身勝手なアングラーが居ることが、アチラコチラで釣りが締め出されることに繋がっているのではないだろうか?

そんなお隣りさんに嫌気が差したと見えて、ISBSさんは空いた場所を探して来ると云って居なくなり、小生は居残ってキャスティングを続けたが、音沙汰がない。
群れが回遊して来れば反応が返って来る筈とキャスティングを繰り返していると、いきなりゴンと手元にまで伝わって来る程の大きなアタリ。反射的に合わせを入れたが、タイミングが合わずこれは空振りだったが、近くに寄って来ていることが判り、獲物を手にするのは時間の問題と一安心。
しかし、後続のコンタクトがない。

可怪しいな! どうしたんだろう?

そんな事を考えながらキャスティンを続けていると、着水後2~3度小さくアクションを加えた所で、モゾモゾとした違和感が伝わって来た。確証はなかったが、念のために軽くロッドを煽ってみると、明らかな生命体の反応があったのでタチウオであることを確信。慌てて、追い合わせ入れて抜き上げたタチウオはギリギリ指3本。
時計を見ると19:35頃のことだったので、キャスティングを初めて30分も経っておらず、出足としては悪くはないが、いつも以上に時間が掛かってしまった様な印象で、殊更以上に長く感じた時間帯だった。

やっと時合が巡って来た。

しかし、反応があったのはこの1回だけ。
暗い海面に浮かんでいる赤、青、緑の電気ウキの灯りが、海中に引き込まれている様子も見えず、寄りが悪いのか活性が低いのか・・・・。

余りにも反応がないので、ISBSさんを探して移動。
すると、その直後の19:50頃にコツとアタリがあって、この日の2匹目をゲット。
これまでも何回か、20:00頃になって初めてアタリが出始めて、面白い刀狩りになった経験があったので、時合到来を期待したが、この日は、まるで交通事故だったと見えてその後はさっぱり音沙汰がない。

その内、来るだろう!
もう来るだろう!

願いを込めてキャスティングを続けたが、何も違和感を感じることのない時間だけが過ぎ、結局、21:20頃、諦めてStopFishingとしたが、この日は最近になく厳しい状況だった。

ISBSさんは、小さな移動を繰り返して、拾う様にして3~4匹をものにした様だが、アタリの出方は手許にまで来る大きなものだった由。
実は、小生がこの日の2匹目を掛けた時は、キャストしたテンヤに潮の重みを感じながら小さくリフト&フォールを繰り返してコンタクトを待っていると、コツと来たもので、狙い通りの結果に大満足。小生がドジョウのテンヤ釣りに嵌った切っ掛けとなったもので、ISBSさんにも味わって貰いたいと思って声を掛けたのだが、どうやらそれは叶わなかったらしい。

兎に角、この日はコンタクトの回数が極めて少なく、小生が感じたアタリらしい反応は3~4回のみ。これまでの様にアタリがもっと多い状態であれば、小さなアタリを積極的に取りに行く釣り方も楽しんで貰えた筈だが、自然相手の遊びでは仕方がない。
ISBSさんの興味が薄れていなければ、次回こそはドジョウのテンヤ釣りを心から楽しんで貰いたいと思う次第。

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