2022年釣行記(22) – MB

2022年 Mebaring 釣行記

日 時:04月25日(月) 22:45~25:10
潮回り:長潮(↑)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 7、カサゴ x 1
同行者:単独、(ISBSさん)

予報では、弱い南寄りの風とのことでMHR-KGNでのメバリングにはこの上ない条件だが、生憎なことに、19:30頃に干潮を迎える潮回りのため、潮位が低い時間帯に釣りをすることになる。例年ならば、余り気にもせずに出撃する所だが、今年は異様と云っても良い位に海藻の繁茂が激しいので、場合によっては海藻釣りになってしまう惧れが強い。
そこで、2週間前と同じ様に、世間様が寝静まった夜中にメバリングをすることにした。

21:30頃、自宅を出発し、現地到着は22:20頃。
流石にこの時刻ともなると、駐車スペースはガラガラ状態だが、それでも数台の車が止まっている。

直ぐにタックルを手に岸壁に出て、釣り場の様子をチェックすると、風は殆ど吹いておらず、海はベタ凪でメバリングには好都合。問題は海藻の繁茂状況と可愛娘ちゃんのご機嫌だが、前回から3日程しか経っていないので、海藻の繁茂状況が劇的に変化している筈もなく、この点は期待することに無理がある。残るは可愛娘ちゃんのご機嫌だが、こればかりはやってみなければ判らない。兎にも角にも、早くご機嫌を直して貰いたいものだと願ってはいるが・・・・。

22:45頃、71番スポット付近に到着し、キャスティングを開始。
持ち込んだタックルは、久し振りにTenryu改のロッド、0.4号のエステル・ラインを巻いたスピニングリール、そして0.5gのJHの組み合わせ。

と云うのは、この所、ベイト・ロッドで左手でのキャスティングを続けていたのだが、キャスティングはソコソコ様にはなったものゝ、釣果が出せない状況が続いていた。その原因が、右利きにも拘わらず、ベイト・ロッドを手感度の低い左手で操作しているからなどとは、口が裂けても云いたくはない。しかし、敢えて原因を挙げるとすれば、1.2~2.0gの小生としては重たいJHを使っていたことが考えられる。と云っても、YTさんAKWさんは1.0g超のJHを使って、結果を出しているので、正解とは云えないかも知れないが・・・・。
兎にも角にも、小生なりのMHR-KGNでのメバリングの原点に戻って、0.3~0.5gの軽いJHでやってみようと考えた次第。その様な軽いJHは、とてもベイト・ロッドでは扱えないので、スピング・ロッドの出番となったと云うもの。

と云う訳で、久し振りのスピング・ロッドでキャスティングを始めた訳だが、キャストの度に千切れたアマモが掛かって来て、どうしようもない。暗い海面を覗き込んで、漂っている海藻がなさそうなポイントを選んでいるのだが、リーリングを始めると直ぐにジワッと重くなってしまう。
そこで、海藻に邪魔をされないポイントを探しながら移動を繰り返して、74番スポット付近にやって来た時、JHに掛かったアマモを外そうとしている小生の背後を通過したアングラーが、回り込むようにして小生を覗き込む様な仕草をしているのに気が付いた。
誰だろう?
一瞬、訝しく思ったが、そのアングラーは引き揚げて行くISBSさんで、丁度入れ違いになったと云う訳。

結局、凸部の手前側では海藻の密度が低いポイントは見付けられず、凸部に到達。いつもは、地元のおっちゃん連中が居て入れない90番スポット付近にも人影はないので、今回は90番から100番スポット付近までの間に重点を置くことにして、改めてキャスティングを開始した。

この日初めてロッドを曲げてくれたのは、23:10頃に来たこの可愛娘ちゃん

抑え込む様なアタリで、針掛かりした瞬間に敷石の隙間に潜り込まれたが、何とか引き出すことに成功。サイズは意外にも21cm程の、MHR-KGNとしては良型に属する娘で、久し振りに強い引きを楽しむことが出来た。

入釣して30分程で、ボーズ逃れの1匹をゲット出来て安心した所で後続を狙ったが、その後は音無しの構え。こんなことは、MHR-KGNでは常態なので、直ぐに隣りのテトラ帯とテトラ帯の切れ目に移動。
すると、答えが出て、91番と92番スポットの中間付近で2匹目をゲット。時刻は23:16のことで、サイズは20cm内外のポッチャリとした可愛娘ちゃん。1匹目から殆ど間を置くことなく2匹目を物に出来たので、今日は、可愛娘ちゃんのご機嫌は良さそうだと、夢にまで見ていた爆釣シーンを思い浮かべたのだが、残念ながら、惚けた顔のカサゴを掛けた後に根を掛けてしまってラインの高切れ。

ライン・システムを組み直して、キャスティングを再開したが、その間に移動して行ってしまったと見えて、サッパリ反応がなくなってしまった。
そこで、貸切状態の凸部蟹の横這い釣法をして104番スポット付近にまで足を伸ばしたが、居場所は分らず。それ以遠は、海藻の繁茂が酷そうなので折り返しに入った。

そして、日付が変わった直後の24:05頃、98番スポット付近で立て続けに3匹目、4匹目をゲット。この時は、JHを更に軽い0.3gにしていたので、0.3gが正解だと思ったが、反応があったのはこの2回だけで、後が続かない。

5匹目が来たのは、およそ30分後の24:30で、ポイントは96~97番スポットの中間付近。
暫くコンタクトがない時間が続いたので、目先を替えるために結んだFinluckMinnow30Sに反応して来たもの。そして、その直後にもバラシはしたものゝ反応があったので、期待を持ったが、ミノーに反応があったのは、この2回だけで、以降は全く音沙汰なし。

そして、25:00直前に、凸部の角の89番スポット付近で、岸壁に並行に通した0.5gのJHで15cm位の可愛娘ちゃんを追加し、その直後には10cm程のロリ・メバルを掛けた所で、この日の事実上のStopFishing

戻りながらキャストをして、何処にキャストをしてもアマモの切れ端が掛かって来ることを確認して、25:10頃、帰路に着いた。

この日は、2時間半程の実釣時間で7匹の釣果でツ抜けはならないかったが、最近にはない良い結果だったと云えるだろう。しかも、最後の2匹を除いては、いずれも20cm内外のサイズで、MHR-KGNとしては良型の部類に入るので、強い引きを楽しむことも出来た。
これは、当初の思惑通り0.3gや0.5gの軽いJHを使った結果だと云えるだろう。しかし、そうなるとベイト・ロッドの出番がなくなってしまうので、正直に云って、その様に思いたくない気持ちが強い。
さて、次回のMHR-KGNでは、スピニングorベイトのどちらを使おうか?

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