2023年釣行記(72) – TC&AJ
2023/11/21
日 時:11月21日(火) 16:40~21:10
潮回り:小潮(↓↑)
場 所:KMI’s
釣 果:タチウオ x 1、アジ x 14
同行者:単独、(KMI、IKOK両氏)
4~5mの北風を選ぶか、2mの南西の風を選ぶか・・・・・?
11月も下旬に入ったこの時期に、冷たい北風に吹かれるより南西の方を選ぶのは、他の条件が同じならば当然のことだろう。特に、小生の様に365連休を謳歌している身分であれば、少しでも条件の良い日を選ぶのは自然の成り行きで、2mの南西の風が吹く火曜日を釣行日に決めた。
所が、釣り仲間の中には、驚いたことに、強い北風をものともせずにKMI’sに出掛けた猛者が居て、しかも、4匹のタチウオの他アジも20匹程の釣果を上げたとのこと。
20匹超のアジを釣り上げることは、アジング中毒に侵されている仲間であれば朝飯前で、条件さえ良ければ高齢者アジンガーの小生でも達成可能な数字なので、全く驚くには当たらない。
しかし、注目したのはタチウオ4匹の文字で、今シーズンは絶不調で刀狩りは半ば諦めていたのだが、ようやく、復調した様子で勇気凛々。火曜日は刀狩りを中心に釣りをすることにした。
16:00過ぎに現地に到着。
この日は、前日の強い北風を嫌ったアングラーが多かったのか、岸壁には、入り口にSTさんと云う若いルアーマン、中央の奥寄りに顔見知りの人の良さそうなおっちゃん、最奥にはAIYMさんと彼の友人の姿があって、入れそうな場所は、中央付近にしか見当たらない。仕方がないので、中央付近に荷物を置き準備に掛かったが、入り口のSTさんは17:30頃に引き揚げるとのこと。
そこで、STさんの後に入らせて貰うことにして、入り口に移動して準備完了。
最近は、アジは夕マヅメの短い時間帯にしか来ない傾向が強いので、取り敢えずアジのお土産を確保し、アジの反応がなくなってから刀狩りに切り替える算段で、16:40頃、SoareGame改のロッドに月下美人AirTWのリールを組み合わせて、先ずはベイト・アジングで、この日の釣りを開始。
風は微風で海には波もなく穏やか。釣りには持って来いで有り難いが、夜の寒さに備えて着て来たジャケットを着ていると暑い位で痛し痒し。
この日、始めてロッドを曲げてくれた本命は、16:51の22cm位の良型で、これは微かな違和感に首尾良く合わせが決まったもの。
日没時刻の16:32を回ったばかりで、まだまだ周囲の明るさが残っており、夕マヅメと云うには少々早い気もするが、兎にも角にも良いスタートが切れて気を良くして2匹目を狙った。
2匹目は、直ぐに来ると思っていたが、案に相違して中々コンタクトして来ず、1匹目から15分程経った17:07にやっと、モズ。
丁度その頃、IKOKさんが姿を現し、それから暫くしてKMIさんが登場。
IKOKさんは、前夜も北風にも拘わらずやって来て20匹の釣果を出した筈で、連夜の釣行。高齢の身からすると、疲れ知らずの若さが羨ましい限りだが、独身にも拘わらず、そんなに沢山の獲物を持ち帰ってどうするのだろうと要らぬ心配が頭をもたげて来る。
そのIKOKさんは小生の左側、中央寄りに釣り座を構え、KMIさんは最奥に向かって進んで行った。
3匹目を獲ったのは、2匹目を掛けてからやはり15分程経った17:20のことで、これまでの夕マヅメに比べると、インターバルが長くてもう一つ調子が出ない。それでもサイズに少し不満はあるが、ポツリポツリとロッドを曲げてくれて、17:59に8匹目をゲット。
出来れば刀狩りに移る前にツ抜けを達成したかったが、時間的にはタチウオが動き出しても良い頃なので、予定通りBlueCurrentⅢ 82/BのロッドにSilverWolf TW 1000XHのリール、そして快適波止タチウオテンヤSSの2S(11g)を組み合わせて銀色に輝く刀を求めてキャスティングを開始した。
しかし、一向にコンタクトして来る気配がない。仲間からの情報では、19:00頃に回遊があるとのことだったが、時間的に少し早過ぎるのかも知れない。
風がないので、テンヤを少し軽くする方が良いのだろうか?
タチウオは、浮いているのか、沈んでいるのか・・・・・?
などと考えながら、キャスティングを繰り返していると、突然、何の前触れもなくジワーッと抑え込む様な重たさが伝わって来た。
アレッ、何だ!!
と思った次の瞬間には左腕が反射的に動き、ガツンとロッドが止まって、重たく強い引きが伝わって来て、タチウオであることを確信。
そして、次には、年甲斐もなくてお恥ずかしい限りだが、何ヶ月振りかに掛けたタチウオの引きが嬉しくて、無意識の内に来たー!!と声を出していた。
足許にまで寄せて来た獲物は、小生の声を聞いて駆け付けて来たIKOKさんが玉網は要りますか?と声を掛けてくれた程の大物。しかし、生憎なことに小生もIKOKさんも玉網は持ち込んでおらず、玉網を持っているKMIさんまでは距離がある。
何とかなるだろうとやっとの思いで抜き上げたタチウオは、指4.5本もあって、陸っぱりの釣りではドラゴン級と云っても良いのではないかと思える程。時刻は18:42のことで、仲間からの情報通りの結果に感謝!!
この時点で、アジは8匹の釣果でお土産の確保は出来ていたので、予定通り刀狩りに集中することにして、ひたすらにキャスティングを繰り返した。すると、3~4回程お触り程度のコンタクトはあったものの、合わせを入れる程には至らず、20:30を回った頃、気分転換のためにベイト・アジングに切り替えた。
するとアジの群れは戻って来ていたと見えて、20:51から21:03までの15分程の間に6匹の釣果を追加。しかし、残念ながら判で押した様な豆アジのオンパレードだったので、21:20頃、KMIさんと連れ立ってStopFishingとした。
この日は、仲間がタチウオを4匹掛けたとの情報を頼りに、久し振りに刀狩りを中心にした結果、ようやくBlueCurrentⅢ 82/BとSilverWolf TW 1000XHのウロコ付けが出来た。ウロコのないタチウオを釣って、ウロコ付けと云うのも理屈が合わないが、兎にも角にも初期の目的が果たせて、ヤレヤレと云った所。
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16:51 1匹目 20:55 11匹目
17:07 2匹目 20:59 12匹目 豆
17:20 3匹目 21:01 13匹目 豆
17:22 4匹目 21:03 14匹目 豆
17:30 5匹目
17:43 6匹目
17:57 7匹目
17:59 8匹目
20:51 9匹目 R
20:53 10匹目 豆