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2023年釣行記(74) – TC&AJ

2023年 Ajing Touching 釣行記

日 時:11月27日(月) 16:15~21:15
潮回り:大潮
(↓)
場 所:KMI’s
釣 果:タチウオ x 2、アジ x 12
同行者:単独、(NKYMさん)

月曜日の27日は、南西or西の風が2mとのことで、KMI’sでは願ってもない条件に喜び勇んで釣行することにした。

現地到着は、15:40頃。
岸壁には、最奥アナゴ狙いのNKYMさんが一人いるだけ。
この日の満潮時刻は16:06で、時間的にはほゞ最高位の潮位になっており、しかも、潮回りは大潮のため海水面はいつもより高い。しかし、風が殆どないため、波もなく穏やかで釣りには持って来い。

この日持ち込んだBlueCurrentⅢ 82/BSaltyStage改にリールをセットし等々準備をし、16:15頃SaltyStage改を先発に選んで、ベイト・アジングからこの日の釣りを開始。

いつものことだが、釣り始めのキャスティングは、爆釣の期待ボーズの不安が綯い交ぜになってドキドキする。特に、最近の様に好不調の波が大きい場合には、尚更のことで、どうか良い時であってくれ!!と思わず知らず祈っている。

この日の日没時刻は16:29で、まだ間があるため周囲は明るくて、反応が返って来る気配はない。そこで、まだ手に馴染んでいないBlueCurrentⅢ 82/BにセットしたリールのSilverWolf TW 1000XHのブレーキ調整を念を入れて行い、光量が減るのを待った。

この日、始めての反応が返って来たのは、17:05
左から右への潮流に流されているラインを見ていると、何やら動きが怪しい。思わず左腕を煽って合わせを入れると、紛れもないアジの引きがあって、抜き上げたのは22cm程の良型。
実釣を開始してから1時間近くもの間、コンタクトがなかったので、悪い時に当たったのか・・・と思い始めた矢先のことだったので、ヤレヤレ、これでボーズは免れたと胸を撫で下ろした。

2匹目は、それから若干間を置いた約10分後の17:16に来た良型。
この日は、アジのお持ち帰りの予定はないので、正直な所、一寸惜しい気がしたが、1匹目に続いてこれも最奥NKYMさんに差し上げた。

そして、17:16の2匹目から17:32に8匹目を揚げるまで、僅か16分間に7匹と正に絶好調状態。しかも、20cmに少し足りないリーリース・サイズは2匹のみの良型揃いで、この日はアジよりもタチウオに重点を置く積りで来たのだが、このまゝアジングを続けようかと思った程。
こんなことを考え出すと、音沙汰がなくなってしまうのが常で、この日も8匹目を最後に、ピタリとコンタクトがなくなってしまった。

そこで、初心に帰って18:00頃から、BlueCurrentⅢ 82/B快適波止タチウオテンヤSS2S(11g)を組み合わせて刀狩りを始めたのだが、なかなか反応が返って来ない。
陸っぱりでのタチウオアジとは違って、頻繁にコンタクトがある訳でなく、数少ない反応を如何に首尾良くものにするかが肝で、この辺りはアオリイカを対象とするエギングに通じるものがある。
と云う訳で、いつ来るかも知れない反応を期待してキャスティングを続ける必要があるのだが、一向に音沙汰がないまゝ時間が経って行くだけ。

そこで気分を変えるために、中央付近に移動してキャスティングを繰り返していると、微かな違和感が伝わって来たので、同じポイントに集中してテンヤを通してみた。しかし、違和感があったのは一度だけで、その後は何も返って来ない。
違和感の主がタチウオだとは断定出来ないが、兎にも角にも、1時間以上もの間キャスティングを繰り返して感じた唯一の変化に頼るしかないと考え、これまでのリズムを変えるために、テンヤを一段軽い3S(8g)に替えてみた。
すると、これが奏効したと見えて、少し長めに取ったポーズにガツンと反応が返って来て、銀色に輝く指4本サイズのタチウオを抜き揚げることが出来た。
時刻は19:17のことで、前々回には18:42に来たことを考えると、仲間のFJKWさんの云う通り19:00前後が一つのチャンス・タイムと云えそうだ。

タチウオは群れで回遊しているとのことなので、近くには他のタチウオがウロウロしている筈だが、その後は、全く音沙汰がない。別名幽霊魚と云われて、いつ何処に姿を現すか予想が出来ない神出鬼没の魚だけに、反応がないと油断をしていては泣きを見ることになるので、キャスティングを繰り返す以外にない。

頭では充分解っている積りだが、無反応の時間が長く続くのは辛い。と云う訳で、気分を変えるためにベイト・アジングを再開。
すると、直ぐにコンタクトがあって、19:48に9匹目を掛けてからの約10分間に4匹を追加し、19:57にはカウンターの数は12になった。このまゝコンタクトが続くかと思ったが、20:00を回った所で、又もや反応が消えてなくなってしまった。

そこで、直ぐに刀狩りに復帰。

この日、2匹目のタチウオを掛けたのは、1匹目から1時間後の20:19のこと。サイズは1匹目より少し小振りの指3.5本。
実は、この2匹目を獲る少し前のこと。コツと感じるアタリにタイミング良く合わせも決まって、よし、2匹目だと内心ほくそ笑みながらリールングを始めた所、途中でフット軽くなって、無念のバラシ。
1時間もの間、キャスティングを繰り返して、やっと来た反応だったのに切歯扼腕。諦め切れずに、バラした付近を繰り返し通して得た云わば執念の一匹だった。

それから、3匹目のタチウオを求めてキャスティングを繰り返したが、音沙汰が無いまま21:00を回り、遂に気持ちも切れてしまって、21:15頃、StopFishingとした。

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17:05 1匹目       19:55 11匹目
17:16 2匹目       19:57 12匹目
17:18 3匹目
17:20 4匹目 R
17:22 5匹目
17:24 6匹目
17:26 7匹目 R
17:32 8匹目
19:48 9匹目
19:52 10匹目