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2022年釣行記(43) – TC

2022年 Touching 釣行記

日 時:08月26日(金) 18:30~21:40
潮回り:大潮(↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:タチウオ x 3
同行者:単独

予報によると、南寄りの風が2m程とのことだったので、前回のリベンジのためにDKKアジングを第一候補に考えた。しかし、近くの釣り公園での海水温をチェックすると27℃超とかなり高くなっている。となると、湾奥どん詰りDKKではそれ以上に上がっている筈で、アジも少しでも海水温が低い深場に落ちていて、岸近くまでには寄って来ることは殆どないのかも知れない。とすると、今回出張ったとしても、返り討ちになる惧れが強い。
と云うことで、安直だが、今回もMHR-KGN刀狩りをすることにした。

17:10頃に自宅を出発し、現地到着は18:15頃。
早速、道具を持って岸壁に出て見ると、大潮の満潮時刻を過ぎたばかりで、潮位が190cm超と極めて高くて、テトラ帯は全く見えず海が広く見える。
これでは、テトラ帯の位置が全く分からないので、様子の分かっている22番スポット付近に入ろうと思ったが、生憎、アングラーの姿が見える。と云うか、この日はどう云う理由だろうか、22番スポット付近からへの字カーブにかけた一帯にアングラーが集中して入っている。
仕方がないので、19番スポット付近に道具を置いて、釣座にすることにしたが、テトラ帯の正面になっているか、それともテトラ帯とテトラ帯に切れ目に面しているかは、次第。
悪くテトラ帯の正面に位置している場合のことを考え、少しでも根掛かりリスクを軽減させるために、今回のテンヤは快適波止タチウオテンヤSSのいつもより1段軽めのSSSをチョイスして、18:20頃、キャスティングを開始。

キャスティングを繰り返して暫くした所で、22番スポット付近の先行者が引き揚げて行ったので、直ぐに場所を移動。
やはり、勝手が判っているだけに、安心して釣りに集中出来る。

時間的には日没時刻を過ぎたばかりで、正に絶好のタイミングでの入釣に、自然に期待が膨らんで来る。風は南寄りだが予報程も強くなくて程良い感じだが、時折、無風状態になる。そうなると、蒸し暑さがベットリと纏わり付いて、汗が吹き出して来る。

時間の経過と共に周囲の暗さが増して来て、益々、良い雰囲気になって来るが、タチウオの反応は全くない。
19:00を回り、19:30を回っても、一向に音沙汰がなく、前回の二の舞いになるのではないかと不安になり始めた19:40頃、いきなりゴツンと手許にまで強く感じるアタリで、この日最初のタチウオがロッドを曲げてくれた。
アタリそのものは向こう合わせ的なもので、掛けた感に乏しいものだったが、兎にも角にもボーズを逃れて、ヤレヤレと云った所。

直ぐにでも後続があるかと思ったが、それっきり梨の礫で、正に交通事故。近くに寄って来ていれば、何かしらの雰囲気は伝わって来るのだが、それもない。

この日、やっとの思いで2匹目を掛けたのは、丁度、20:00。この時は、コツとした小さなアタリをタイミング良く取ったもので、この釣り方が続くと面白いのだが・・・・・。
しかし、アタリが続かない。

前回も19:30頃から20:00頃までの短い間だけしか反応がなかったので、粘っても無駄な努力に終わってしまうかも知れないと引き揚げるタイミングを考え出した21:00過ぎ、いきなりコツンと反応が返って来た。久し振りのアタリだったが、集中力も切れ掛かっていたこともあって、合わせが遅れて空振り。
あれーっ、寄って来た?
気持ちを新たにしてキャスティングを繰り返したが、反応がない。そこで先行者が引き揚げて行って空いた24番スポット付近に、プチ移動してみると、こちらでもコン。残念ながら、これも空振りだったが、21:20頃にあった反応には合わせも決まって、この日の3匹目をゲット。

その後も粘ることも考えたが、この頃には足腰に疲れが出ていたので、21:40頃に諦めて片付けに入った。

今シーズンに入ってからMHR-KGNでの刀狩りを始めたのだが、これまで通っていたUMB-FPに比べて、魚影がもう一つ薄い様な気がする。薄いと云うよりも、回遊して来るタチウオがウロウロと徘徊したくなる様な環境ではないため、アングラーからすれば通りすがりを狙う釣りになっている。
対してUMB-FPは、地形がL字になっており、しかも街灯の数が多いため、ベイトが溜まり易く付近に留まっているタチウオが多いのではないだろうか?
そんな印象を持っている。