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2022年釣行記(40) – TC

2022年 Touching 釣行記

日 時:08月15日(月) 18:30~21:20
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:タチウオ x 5
同行者:ISBSさん

先々週の後半から先週に掛けては、連日強い南寄りの風が吹き、加えて週末には台風8号まで襲来して来る始末で、結局、二週間近くも自宅に蟄居せざるを得なかった。
その台風が過ぎ去って、漸く、釣行出来ることになったが、時期的には丁度お盆の期間。お盆のこの時期に、殺生をするなんてとお叱りを受けることにもなりかねないが、お墓に入っている住人の一人は、小生に釣りの手解きをしてくれた親父。そんな親父のことだから、小生がこの年になっても元気に釣りを楽しんでいることが分かって、親父も安心してくれるだろうと誠に都合良く考えて、墓参りをした帰りに釣りをすることにした。

16:15頃、自宅を出発し、現地に到着したのは17:50頃。
直ぐにキャリヤーに道具を積んで岸壁に出て海の様子を見ると、岸壁に沿って配置されているテトラ帯は海面下に沈んでいて、海が広く見えて非常に気持ちが良い。しかし、MHR-KGNでの刀狩りは、テトラ帯を越えた沖目での釣りになるので、テトラ帯の位置や長さが掴めないのは、如何にも具合が悪い。下手をすると根掛かりのオンパレードになってしまうが、墓参りを前提にしている以上、釣り場の選択肢は限られているので、ある意味でこれは覚悟の上。
とは云え、出来ればテトラ帯とテトラ帯の切れ目の正面に釣り座を構えたい。と云う訳で、以前、刀狩りをした22番スポット付近に入ることにした。しかし、幾ら、通い慣れたMHR-KGNと云っても、テトラ帯やテトラ帯とテトラ帯の切れ目の位置を正確に覚えている訳ではなく、実績のある22番スポット付近であっても、1mも横にズレればテトラ帯の真正面に位置することもあり得る。
そこで、刀狩りを始めるには、まだまだ明るい時間帯でもあったので、先ずは20gのメタルジグをキャストして様子をチェックすることにした。するといつも通りの方法で刀狩りをする限りでは、テトラ帯に邪魔をされないことが判った。

と云う訳で、これまで通りSephia S809M/F快適波止タチウオテンヤSS SSを組み合わせて、18:30頃、ドジョウテンヤでの刀狩りを開始した。
しかし、日没時刻前のまだまだ明るい時間帯なので、セオリーで行けばテンヤを沈めて底取りをするべきなのだろうが、やはりテトラ帯に引っ掛けるのが怖い。可能性は低いが、いつも通り表層付近を通しながら、チャンスが来るのを待つことにした。

この日最初にコンタクトして来てくれたのは、18:50頃に登場して来たISBSさん
挨拶を終えて直ぐにISBSさんは小生から6~7m程離れた場所に釣り座を構えてキャスティングを始めた。と思ったら、2~3投しただけで、更に離れた場所に移っていた。このフットワークの軽さは、小生とは真逆。

この日の口開けは、ISBSさんが移動して行って間もなくの19:00頃に来た指3本。
キャスティングを始めてから全く違和感もなかった所に、何の前触れもなく突然感じたコツッだったが、上手く反応出来たもので、取り敢えずボーズを逃れられて一安心。

漸く群れが寄って来たと後続を期待したが、群れが小さいのか、それとも偵察だったのか、コンタクトが続かず、
19:17 2匹目
19:35 3匹目
19:48 4匹目
19:53 5匹目
とポツリポツリと云った所で、調子はもう一つ上がって来ない。

結局、満潮時刻に5匹目をゲットした後は、忘れた頃に3度コンタクトがあっただけ。その頃には、腰に痛みが出て来たこともあって休み休みのキャスティングで、集中力も切れ掛かっており、合わせも遅れがちだったため、ものに出来ず仕舞い。結果として、21:20頃にStopFishingとするまでの1時間強の間が、この日の最も辛い時間帯だった。

と云う訳で、この日で3度目となるMHR-KGNでの刀狩りだったが、UMB-FPと比べて、回遊性向が強い様な印象を持っている。元々タチウオは回遊魚なので、回遊性向が強い云々は当たらないのだが、前回もそうだった様に、この日も1時間程の間はコンタクトがあっても、その時間を過ぎるとピタリと反応がなくなってしまった。これに対してUMB-FPは、21:30頃には強制退去となってしまうので、断定はし難いが、群れが居なくなっても居残り組も居て、ダラダラとコンタクトがある様な・・・・。
街灯の有無が関係しているのだろうか?