※ 月別アーカイブ:3月2022 ※

2022年釣行記(15) – MB

2022年 Mebaring 釣行記

日 時:03月25日(金) 17:45~22:00
潮回り:小潮(↑)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 13、カサゴ x 1
同行者:YTさん、(Dr.TJさん、ISBSさん)

彼岸の期間中ではなく、彼岸明けに墓参りに行くとは、親不孝者と誹られる惧れはあるが、25日の金曜日に両親の墓参りをした後にMHR-KGNに行くことにした。

墓地を17:00頃に出て、一般道をトロトロと走り17:30頃に現地に到着、既に到着していたYTさんに合流。
この時期の日没時刻は18:00少し前で、まだまだ明るい時間帯なので、メバリングを始めるには早過ぎる。と云う訳で、時間潰しを兼ねて海の様子を見に行ったのだが、その帰り、駐車スペースに入って来る黒塗りの高級SUVが見え、マスク姿のDr.TJさんが登場。

円な瞳の可愛娘ちゃんが動き出すにはまだ早いので、そんなに急ぐ必要はない。所が、海風に吹かれた釣り好きの3人が、ジッとして時を待つことなど出来る筈もない。誰から云い出すともなく準備をして、3人連れ立って岸壁に出た。

時間的には、小潮の上げ潮に転じて1時間少々しか経っていない頃なので、潮位がかなり低く(45cm)、テトラ帯が高く海面から身体を出しており、普段よりも大きく見える。そのテトラ帯に絡み付く様にビッシリと繁茂している海藻が、岸壁とテトラ帯の中間付近にまで張り出して来ており、海藻がなさそうな岸壁の際にも夥しい切れ藻が海中を漂っているのが見え、とてもキャスト出来る状況ではない。潮位が上がって来るまでは、所々に見える海藻の薄いスポットを見付けてキャストするしかなさそう。

60番スポット付近に到達した所で、小生はロッドにラインを通すなど最終支度に入り、Dr.TJさんは先に進んで海藻のないスポットを選んでキャスト。YTさんは更に先に進んで凸部に向かって行き、3人夫々五月雨的にStartFishing

この日のロッドは、久し振りのTenryu改
この所、続けてEmeraldas改ばかりを使って来たが、このロッドはまだガイドが仮付け状態なので、いつガイドが飛んでも不思議ではない。折角、ここまで出来て来ているのに、その様なことになっては元も子もない。その上、結果が出ていないこともあったので、気分を変えるためにスピニング・ロッドのTenryu改を持ち込んだもの。
組み合わせるJHは、水深のないことを考慮して先ず0.3gを選択して、海藻が見えないポイントを選んでキャスティングを繰り返したが、コンタクトがない。
水深がないため、可愛娘ちゃんは寄って来ておらず音沙汰がないのは、充分考えられる。しかし、だからと云って沖目にキャストすると海藻の餌食になってしまうので、潮位が上がって来るまで待つしかない・・・。

潮位が上がって来るまで待つのであれば、YTさんの様子を見ておこう凸部に行ってみることにした。
小生は、これまで凸部でロッドを振ることは殆どなく、専らこの凸部を挟んで手前の岸壁か、又は奥の岸壁が釣り場だった。しかし、前回もYTさん凸部で良い釣りをしていた上、今回も、迷うことなく凸部に入って行ったのを見て、行ってみる気になったのだが、YTさんに様子を尋ねると、既に2~3匹は掛けたとのこと。
そんなことを聞かされては、ジッとしていられない。直ぐに、YTさんの隣りに入らせてもらってキャスティングを始めたが、小生にはコンタクトがない。
アリャーッ。前回の再現・・・・?
そこで、JHの重さを訊ねると0.9gとのこと。
この時点まで、小生は軽めの0.3gや0.5gのJHを使っていたのだが、YTさんに習って小生は0.8gにしてみた。すると、不思議なことに、それまでコツリとも音沙汰がなかったのが嘘の様に反応がある。
しかも、あれ程ビッシリと繁茂していた海藻が、この付近ではかなり薄くなっていて、場所によっては殆ど気にする必要もない程で、ノビノビとキャスティングが出来る。寧ろ、潮位がない状況で重ための0.8gのJHにしたので、ボトムのゴツゴツ感がモロに伝わって来て、こちらの方が気掛かり。

そして18:20頃、95番スポット96番スポットの中間付近で、この日の初アタリを合わせて待望の可愛娘ちゃんをゲット。

それから程なくして、少し動いた96番スポット付近で
18:30 2匹目
18:32 3匹目
18:37 4匹目
と3匹を立て続けにゲット。

その後はコンタクトがなくなったので、YTさんと一緒に凸部の先に移動。海藻の切れ目を探しながら可愛娘ちゃんの居場所を探したが見付からず、結局、前回良かったと云う岸壁の先端にまで足を伸ばしたが、満足にキャスト出来る場所もなく、空振り。

そして復路に入った所で
19:25 5匹目 126番
19:28 6匹目 126番
と、テトラ帯と岸壁の間を斜めにワームを通して連続ゲット。
そして、少し間をおいて
19:36 7匹目 123番
と獲った所でアタリがなくなってしまった。

そこで、凸部に戻ろうと歩き始め、凸部の中央付近に差し掛かった時、一人のアングラーに声を掛けられた。闇を透かして目を凝らすと、何と声の主はISBSさん。月もなく暗い中を通りすがって行く人物が、良く小生だと判ったものだと感心するばかり。

ISBSさんとは餌釣りのアングラーを挟んで反対側の92番スポット付近に腰を落ち着けることにして、キャスティングを始めると
20:14 8匹目
20:15 9匹目、そして
20:18にはツ抜けを達成。

その後は、又々、アタリが遠くなったので、気分を変えるためにRigge 35SSを結んで20:41に1匹追加。しかし、交通事故だったと見えて、アタリが続かなかい。そこで、又々、ワームに戻して21:17に12匹目をゲット。
この頃になると、隣りのYTさんアタリがなくなったとぼやく程の状況になり、目先を替えるためにFinluckMInnow30Sを結んで、仕上げの13匹目を、21:45に獲ったのを最後に22:00頃、StopFishingとした。

所で、この日は久し振りにジグ単のメバリングだったのだが、中間に飛ばしウキを介していないダイレクト感が殊の外楽しかった。出来ればベイト・メバリングでこのダイレクト感を味わいたいのだが、そのためには、最低限の条件としてベイト・タックルで1.0gのJHをキャストする必要がある。
そのためには、練習しかないか・・・・・・?