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2020年釣行記(62) – MB

2020年 Mebaring 釣行記

日 時:12月23日(水) 17:15~20:30
潮回り:小潮(↓↑)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 36、カサゴ x 3
同行者:単独

先日のDKKで、何とか左手でスピニング・ロッドを扱うことが出来ることが判った。しかし、アジの極々小さなアタリにタイミング良く反応出来るかについては、確認出来なかった。そこで、MHR-KGN円らな瞳の可愛娘ちゃんを相手にすれば、左手での合わせの訓練にもなる筈と考え、その積りになって天気予報をチェックすると、水曜日は南寄りの風が1~2m、翌木曜日は同じ様に南寄りながら5~6mとなっており、条件としては水曜日の方が好都合。
とは云え、一昨日の月曜日に釣りをして来たばかりである上、先生も走り回る年末のこと故、大掃除やら何やらがあるので、小生だけが毎日の様に遊びに行くことを面白くないと思っている人が身近にいることも考えられる。そこで、恐る恐るお伺いを立てて見ると、意外にもすんなりOK

16:00頃、現地に到着。
直ぐに道具を手に岸壁に出て釣り場の様子を見ると、風は殆どなく、テトラ帯が点々と連なって頭を出している。最近はテトラ帯の殆どが海面下に沈んでいる時間帯にばかり来ていたので、何となく懐かしい思いがした。

16:25頃、60番スポット付近に立ち、久し振りのTenryu改DKKの時と同じ0.8gのJHの組み合わせでキャスティングを開始。
今回、少し早めにキャスティングを始めたのは、飛距離や着水点を目視したかったのが理由だが、良く見えない。目を凝らしてJHが海面に落ちる時に出来る小さな波紋を探して確認すると、丁度テトラ帯が置かれているライン付近までは飛んでいる様子。リールのハンドルの回転数で距離を測ると14~15m程で、DKKで使ったSoare改と殆ど変わらない。Tenryu改Soare改よりも15cm長いので、もう少し飛距離が出ていると思ったが、・・・・。
飛距離は、ロッドの硬軟、ラインの太さ、風向き、リリースのタイミング等々様々な条件があって決まるのだが、Tenryu改を左手で扱うのは初めてのことである上、そもそもスピニング・ロッドを左手でキャストするのは、今回で2回目のことなので、初めから上手く出来ないのは解りきったこと。
兎にも角にも、慣れる以外にない

と云う訳で、キャストの練習に重点を置いて、可愛娘ちゃんの居場所を探ったが、何処にも見付からない。
ならばキャスティングの練習に集中しよう・・・・と気持ちを切り替えたものゝ、はやりアタリが欲しくなるのは、釣り人の性。

そこで、前回も凸部の手前では殆どコンタクトがなかったことを考えて、17:10頃に凸部の先109番スポット付近にワープ。

すると直ぐに答が出て、記念すべき初めての可愛娘ちゃんをゲット。
例によって後続を狙ってキャスティングを続けると、この日はご機嫌は良いと見えて、続けてコンタクトがある。
3匹目を掛けた所で、フト右横を見ると、いつの間にか小生から3m程の所で若者アングラーがロッドを振っている。
実は、109番スポットに続き110番スポット付近も狙って見る積りで来たのだが、生憎、110番スポット付近には先行者の姿が2人入っていたので、この後は112番スポットから先を狙うしかないと思っていた。どうやら入って来た若者は、その110番スポット付近に入っていた内の一人の様だが、釣り場は広く空いているのに、何もそんなに近くに寄って来なくても・・・・

109番スポット付近のアタリがなくなった所で、120番スポット付近に移動。
すると、1投目から反応が返って来て、殆ど入れ掛かり状態になり、18:30を回った頃には、早くもツ抜け達成。そして、そのまゝ釣れ続いて、19:10頃には20匹に到達。

流石にここまでやると場も荒れてしまってアタリも遠くなるので、蟹の横這い釣法で拾いながら移動し、19:50頃、131番スポット付近で折り返した。
この時点で、カウンターの数は24。

そして、拾いながら戻って、20:20過ぎに30匹目をゲットし、21:45頃、都合36匹の釣果でStopFishingとした。

所で、左手でのスピニング・ロッドの扱いだが・・・。
先ずキャスティングは、最初の内はSoare改と同じ様に左手一本でキャストしていた。しかし、上手く行ったり行かなかったりで、どうも不安定だった。そこで右手をロッド・エンドに添えてみた。すると上手く行くことが多くなった。小生は右手でキャストする際も、左手を添えているのだが、どうもダブル・ハンド・キャストの方が小生には向いているのかも知れない。

次に、問題の合わせについては・・・・。
コンとかチクと云った反響系のアタリには、左手でも何とか反応出来ることが解った。しかし、ジワーッと抑え込む様なものや、スッと吸い込む様なアタリには反応出来なかったり、ワン・テンポ遅れたりするケースが多かった。右手で扱っている場合は、アレと思う様な違和感にも反射的に腕が動いていたのだが、左手での今回は、あいた!今の、アタリだった・・・と後で気が付いたり、針掛かりさせても浅くてバレてしまったり。

この二日間の釣行での最大の収穫は、何と云っても、左手でスピニング・ロッドを扱えることが判ったことと云って良いだろう。と云っても、釣りの初心者と全く同じで、動作はギコチナイ上、全てが不安定なので、場数を踏んで慣れる以外に方法はない。
しかし、曲がりなりにでも、この先もアジングを続けることが出来るのは嬉しい限りで、来年の釣り人生に繋がる成果ではないかと思う。