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2020年釣行記(59) – AJ&TC

2020年 Ajing Touching 釣行記

日 時:12月13日(日)~14日(月) 14:30~05:00
潮回り:大潮(↓↑↓)
場 所:孤島
釣 果:アジ x 18、タチウオ x 0
同行者:AKT、INUE、IKD各氏

先週はカミさんの病院送迎のため、孤島釣行は泣く泣くパスせざるを得なかったので、今週は是非とも皆さんと一緒に孤島に行く積りでいた。
そして、前日になって天気予報をチェックしてみると、日曜日は弱い風で全く問題ないにも拘わらず、日付が変わった途端に南西の風が8~9mとなっており、これでは幾ら何でも無理だろうと気持ちはヘナヘナと萎えてしまった。するとAKTさんから先週は10m以上の風でも沢山釣れました悪魔の囁き。しかもメールの最後にでも無理しないで下さい(笑)と・・・・・。
最後の一文は、取り様によっては小生の軟弱さを揶揄する一言とも云えるが、行くか行かないか迷っている小生の背中を押すAKTさんの優しさの表れだとここは素直に思うことにしよう。
考えて見れば、単独で釣りに行った場合、釣りは22:00か23:00頃には終わって、その日の内に帰宅している。孤島に行ったとしても、日付が変わるまでの風が弱い時間帯に釣りをして、その後は休むことにすれば、単独釣行と同じ。
と云う訳で、日付が変わるまでの時間帯に釣りを楽しみ、その後は専ら休憩する予定で孤島に行くことにした。

孤島の突堤には、14:00過ぎ、AKTさんIKDさんと連れ立って到着。
風の弱い晴れた日曜日と云うこともあって、突堤には大勢のアングラーがいて、到底、釣り座を構えられる程の空きスペースはない。しかし、我々の釣りは夜釣りが主体なので、彼らが引き揚げて行ってから入れ替わって入れば良い。

今回持ち込んだタチウオ用のXRFC-704M-MBとアジング用の8320#1B及びSoare改の3本の夫々にラインを通し云々、時間を掛けて支度を整え、AKTさんIKDさんと釣り談義をして時間を潰したが、潰し切れない程の時間がある。

そこで15:00前にSoare改を先発に選んで、アングラーの居ない空きスペースに立ってキャスティングを始めた。
すると1投目から、コツンとアタリがあって、惚けた顔のロリ・カサゴが顔を見せてくれた。本命のアジなら云うことなしだが、今は時間潰しにキャストしているだけなので、何かしら反応があるだけでも楽しい。2匹、3匹とロリ・カサゴと遊んだ所で、表側に移動。

足場の細くなった所でキャストしているIKDさんの隣りでキャストして見ると、こちら側でもアタリがある。
2回程空振りをしたが、何となくカサゴのアタリではない様な気がしたので、集中しているとチクッ。抜き揚げて見ると、何と22cm程の本命のアジ。時刻は15:15頃のまだまだ明るい時間帯のことで、これには些かビックリしながらもこんな時間帯から来るんだから、今日は良い釣りが出来そうと密かにニンマリ。

16:00を回った所で、昼間のアングラーが引き揚げて行き、入れ替わってINUEさんが登場。結局この日は、先行して入っていた若者アジンガー2人を含めて6名で夜を徹してアジングをすることになった。

明るい時間帯にアジが顔を見せてくれたので期待したが、日没時刻を過ぎてゴールデン・タイムに入って来ても、さっぱり音沙汰がない。

風向きは、到着した時から左から右に吹き抜ける北東の風が吹いていたが、強さはそれ程でもなかった。所が、18:00を回った頃になって、突然強く吹き付けて来る様になって、どうにもならない。
風が強くなることは覚悟していたが、これでは時間が速過ぎる上、向きも正反対。建物の陰に入ってやり過ごす以外にないが、一晩中、釣りも出来ずに釣り場に居るのは、餌を目の前に置かれたまゝお預けを喰らっている犬に等しい。何とか弱くなって欲しいと願ったが、一向に弱まる気配が見えず、早くも一回目の休憩。

ふと気が付くと、強い風の中、IKDさんAKTさんは果敢にロッドを振っておりアタリもあるとのこと。
ならばと二人に倣ってJHを1.8gや2.2gの重たいものに替えて見たが・・・・。

強い北東の風は、時間の経過と共に徐々に弱くなって、23:00頃には、これまでと打って変わって殆ど無風状態。

時系列的な記憶が定かではないのだが、2匹目のアジはこの時間帯だった様に思う。兎に角、音沙汰がない時間帯が長く続き、アジ1匹では老夫婦用のお土産にもならない。何とか2匹は持って帰りたい・・・と思っていたので、正直な所、ホッとした。
2匹目を獲った後も、余りテンポ良くアタッて来ることはなかったので、思い切ってJHを軽い0.6gにしてみた。これが良かったのか、どちらかと云うと小生の苦手にしている待ちの釣りだが、比較的、テンポが良くなり釣果を伸ばすことが出来た。

この日のツ抜けは、丁度、日付が変わる頃で、ご近所のお土産も出来てヤレヤレと云った所。

この頃から、風向きが、予報通り右から左への横風になる南西に変わって来たが、9m位の強風になると云う予報と違って、それ程でもない。風が強くならずこの状態が続いて欲しいと願ったが、その願いも空しく徐々に強さが増して来た所で、02:00頃、何度目かの休憩。

03:00頃、風が弱くなって来た所で、アジングを再開し、3匹程追加出来た所で、05:00頃、StopFishingとした。

尚、タチウオについてだが、この日もアジングの合間や明け方の04:30頃狙って見たが、一度もコンタクトはなかった。IKDさんにもアタリがなかったと云うことなので、ソロソロ終わりなのかも知れない。

兎に角、この日は、一言で云えば予報が外れて良かったと云った所。
つまり、キャスティングを始めた14:30頃から釣り終えた翌日の05:00頃までの14時間半の内、強い風に難儀したのは、18:00頃~21:00頃までの間と02:00前後の短時間の都合4~5時間程だけで、10時間程はほゞ問題なくアジングをすることが出来た。しかも、入れ掛かりとは云えないまでも、ポツリポツリと退屈しない程度にアタリがあり、サイズも23~25cmが殆どで、豆サイズを5匹含むとは云え、都合18匹の釣果は、小生にしては大満足な結果。

所で、右腕の状態だが、はやり痛みが取れておらず、ズーンとした鈍痛や時にはズキンとした痛みが走ることがある。筋肉痛ならこれ程長い間痛みが続くことはないので、恐らく腱を痛めたのではないだろうか・・・・。
と云う訳で、キャスティングは出来れば左手で行いたいが、スピニング・リールを使うアジングでは右手を使わざるを得ない。この日も、出来る限り力を抜いて軽くキャストしていたのだが、日付が変わる頃には、曲げても伸ばしても鈍痛がしていて、キャストするのも辛い状態だった。
医者は嫌いなので、何とか自力で治すか、痛みの出ないキャスティング方法を編み出すしかないか・・・・。