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2020年釣行記(61) – AJ

2020年 Ajing 釣行記

日 時:12月21日(月) 16:45~21:40
潮回り:小潮(↑↓)
場 所:DKK
釣 果:アジ x 0、カサゴ x 2
同行者:単独

例年、この時期はYNGSMHRTKメッキを追い掛けているのだが、今年は右腕のテニス肘のために思い切ったキャストが出来ないので、残念ながら見送らざるを得ない。
だからと云って、釣りをせずに済ませることは出来ないので、何とか左手でキャスト出来るベイト・ロッド飛ばしウキを使ったメバリングで、そこそこの釣果を上げてを楽しんでいる。と云う訳で、この日もMHR-KGNに行く積りにしていたが、予報では生憎の北風。となると、北向きのMHR-KGNでは向かい風になってやり難い上に、極端に寒くなって仕舞う。
そこでベイト・ロッド飛ばしウキを使った釣り方でアジングが成立するかDKKで試そうと考えた。幸い、北風の2m程度なので、何とかなる筈との読み。

現地到着は16:30頃。
岸壁には先行者が、入り口付近に若者が2人、最奥に地元のオッチャンが1人と少ない。とは云え、お気に入りの最奥は入れないので、少々気落ちしながら中央付近に釣り座を構えた。

今回持ち込んだロッドは、SSQC-6112ULS-BF-KRSoare改の2本。
今回の目的からSSQCがメインとなるのだが、これでアタリが取れるなら、何も問題はない。しかし、アタリがない場合、本当にアジが寄って来ていないのか、アタリがあるのに感じ取れていないのか、単独なので判断が出来ない。そこで、Soare改のジグ単でアジの寄り具合を確認する必要があると云う訳。

キャスティングを開始したのは、16:45頃。
予報では風が1~2m程吹く予想だが、現地では無風で、海は油を流した様にベッタリとしている。潮は左から右にトロトロと流れていて、釣りには好条件。しかも、小生が岸壁に到着したタイミングで、最奥のオッチャンがアジを釣り上げていたので、ひょっとすると直ぐにでもコンと来るかと思ったが、何もコンタクトがない。
オッチャンのロッドも、それ以降、曲がった様子もない。

18:00頃、最奥のオッチャンが引き揚げて行ったので、お気に入りの最奥ポイントに移動し、気分も新たにキャスティングを続けたが、何も反応がない。
そこでSoare改0.8のJHアジの寄り具合をチェックして見たが・・・・。
やはり全くコンタクトがない。

SSQCにしたりSoare改にしたりしてアジを探したが、全く気配がなく、19:00を回る頃には、気持ちもスッカリなくなって引き揚げようとまで思い始めていた。

そう思いながらも、踏ん切りが付かず、ダラダラと惰性でキャスティングをしている時、ふと左手でスピニングを扱う練習をしてみようと思い立った。
幸い近くには誰も居ないので、他人に迷惑を変えることもない。

それから、21:30頃までの間は、ひたすら左手でキャストし、アジからのコンタクトを待つ練習をした。
最初の内は、違和感ばかりが先立って、リリース・ポイントも判らず、何度か諦め掛けた。しかし、キャストを続けている内に、徐々に違和感はなくなり、何とか様になって来て、タイミング良くリリースで来た時にはハンドルの回転数で22~23回、距離にして14~15m程キャスト出来る様になった。
無風で条件が良かったとは云え、0.8gのJHでの距離なので、まぁまぁだろう。
と云っても、もう少し距離が欲しい上に安定していない。更には、思っても居ない方向に飛んで行くこともある。又、今回はアジのアタリは全くなかったので、合わせの練習が出来ていない。アジ特有のあの極々小さなアタリに、利き腕ではない左手が上手く反応出来るかも心配ではある。
が、練習を始めた頃に比べると、雲泥の差。あとは慣れる以外にないので、極力左手を使う練習をしようと思う。

と云う訳で、この日の目的であるベイト・ロッド飛ばしウキを使った釣り方でアジングが出来るかについては、確認は出来なかったが、左手でスピニング・ロッドを扱うことについて光明が見えた点は、満足すべき結果だった。