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2020年釣行記(42) – AJ

2020年 Ajing 釣行記

日 時:10月03日(土)~04日(日) 17:30~03:30
潮回り:大潮(↓↑)
場 所:DKK、A’s P
釣 果:アジ x 2、カサゴ x 7
同行者:AKTさん、IKDさん、(AKT弟さん、SKさん、INUEさん)

毎週の様に、日曜日から月曜日に掛けて孤島に出掛けているAKTさんが、のっぴきならない用事のために、今度の日曜日は孤島には出来ないので、代わりに土曜日の3日にDKKに出撃するとのこと。
小生は、原則的に、土・日や祝祭日の釣行は避ける様にしていたが、久し振りにAKTさんINUEさんに会えるので、混雑して釣りが出来ない惧れはあったが、兎に角、行くことにした。

DKKは釣り場としては規模が小さい上、大勢の餌釣りのオッチャン達で混み合っていることは必至なので、餌釣りのアングラーが引き揚げて行った後に、釣り座を構える積りで、遅めの17:00少し前に自宅を出発。現地到着は日没時刻を回った17:30頃。

道具を手に獣道の様な細い道を抜けて岸壁に出ると、入り口に一人、そして中央から奥に掛けては沢山のアングラーが入っている。しかし、入り口付近から中央付近に掛けてだけは、空いている状態。どうやら、長いロッドのエサ師は、頭上に張り出している木の枝を敬遠している様子。

出来れば奥に入りたい所だが、ない物強請りは出来ない。入り口の先行者に断わって、隣りに荷物を置かせて貰って取り敢えずの場所を確保。
そして、その旨をAKTさんに連絡しようとして、スマホを車に置き忘れて来たことに気が付き、車に戻って行く所で、IKDさんに声を掛けられた。小生は、5月27日以来のDKKで魚の着き具合などの情報が全くないため、少々不安な気持ちもあったので、大げさに言えば地獄で仏

今回持ち込んだロッドは、8320#1B8326#1Bの2本で、先発に1.0gのJHをセットした8320#1Bを選んで、18:00頃(?)、IKDさんと並んでキャスティングを開始。
風は右から左の南寄りで微風。潮は左から右にトロトロと良い具合に流れていて、正にアジング日和。

キャスティングを始めて程なくして、隣りのIKDさんあたった!!の声があって、この日最初の獲物をゲット。
居ますよ、居ます!!
と明るい声に、小生も直ぐにコンタクトがあるものと集中したが、小生には当たって来ない。こんなことはIKDさんと小生の肩から先の差を考えれば当然のこと。それから暫くしてIKDさんは2匹目をゲットしたが、小生にはコツンとも来ない。それでも、釣りを始めたばかりなので、体力・気力ともに充実した状態なので、回って来るのは時間の問題。その内、来るだろうと余裕を持っていた。

この先は、時間的な記憶が殆どないのだが・・・。
すっかり暗くなった頃、AKTさんが登場し、IKDさんの向こう隣りに釣り座を構えてキャスティングを開始。それからどの位経った頃か不明だが、AKT弟さんが連れを伴って登場し、岸壁の入り口から中央に掛けては、アジンガーで満員状態になったが、誰にもアジからのコンタクトがない。

20:00を回った頃、奥に居たエサ師達が引き揚げて行ったので、場所を移動。更に、それから30分程経った頃、最奥のアングラーも引き揚げて行ったので、AKTさんIKDさんに勧められるまゝ、最奥に再度移動。
これで、やっと定位置に入れたので、気持ちも新たに、集中してアジからのコンタクトを待ったが、全く梨の礫状態。

そして21:00頃(?)、SKさんが登場。SKさんは朝から魔女狩りに精を出して来たとのことだが、20:00頃まで粘ったものゝ完全に空振りに終わった様子で、DKKで憂さ晴らしをしようと回って来た由。

その頃になると、7~8人のアジンガーがズラリと並び、餌釣り師は入り口付近に1人だけ。
しかし、これだけ多くのアジンガーがキャスティングを繰り返しているにも拘わらず、何処からもドラグ音も歓声も聞こえてこず、釣り場は沈黙したまゝ。

22:00頃だったか、時刻は定かではないが、AKTさんとIKDさんDKKを見限ってA’s Pに大きく場所を替えると云って引き揚げて行った。小生も誘われたが、今更、場所移動は面倒。もう少し粘ってみたいAKT弟さんSKさんと居残ることに。

その頃には、多少吹いていた風もピタリとなくなり、海は油を流した様なべた凪で、潮の流れもなく、益々釣れる雰囲気がなくなってしまい、惰性でキャスティングを繰り返しているだけ。

アタリが全くないまゝ時が流れて干潮時刻の24:00を過ぎ、潮は上げに転じたので、状況が変わることが考えられたが、体力も気力も完全に底を着き、キャスティングを続ける気もなくなったので、24:30頃、AKT弟さんSKさんを置いて引き揚げることに。

そのまゝ素直に自宅に戻れば良かったのだが、AKTさんに借りたランプを返却するためにA’s Pに寄り道をすることに。所が、ナビを使ったにも拘らず、途中で道に迷って付近をグルグル。何とかAKTさんIKDさんが居る場所に辿り着いたのは01:30頃(?)。
しかし、間違えなく直ぐ間近に来ている筈だが、二人が何処でキャスティングをしているのかは判らない。そこで、電話を掛けると
ここですよ!!
と返事があり、小生の車のヘッド・ライトの光りに照らされたAKTさんが、抜き揚げたアジをぶら下げてニコニコしている。

取り敢えず借りたランプを返却して用事は済んだ筈だが、釣れている場面を目撃したのに、そのまゝ帰る訳にも行かない悪魔の囁き
様子を見るだけ・・・・と自分に云い聞かせて、改めて8320#1Bを取り出してキャスティングをしてみた。
すると、いきなりコン。底を取るとカサゴばっかりですよとのAKTさんの言葉の通り、トボケタ顔をしたカサゴがこの日最初の獲物。アジングで来た以上は外道には違いないが、6~7時間振りの魚を手に何となくホッとしたのは正直な所。

2匹、3匹と来るのはカサゴばかり。
何とか本命のアジを・・・と様子を見るだけの筈が、こうなるといつの間にか真剣になっている。
所が、その頃になるとアジの群れが去った行ったと見えて、AKTさんIKDさんにもコンタクトがなくなってしまった。

02:30頃までキャスティングを繰り返したが、カサゴしか来ない。しかも時間が経つに連れて型が小さくなって、ロリ・カサゴのオンパレードに嫌気が差して、引き揚げようとした所、これからですよ。もう1時間粘って下さいとのAKTさんの勧め。

1時間延長となると、揚がりは03:30。自宅に戻り着くのは04:00頃になり、ほゞ徹夜の釣りになって仕舞うが、やって見よう

改めてキャスティングを始めて30分。
やっとの思いで手にしたアジは20cm強で、サイズはもう一つだが、兎にも角にも、何とか手に出来た本命。
その後、暫く時間を置いて1匹追加し、03:30を回った所で、徹夜をすると云うAKTさんIKDさんと別れてStopFishingとした。