2017年釣行記(6) – EG
2017/01/31
日 時:1月31日(火)
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:KTGHM、KMKM、SKN
釣 果:ナシ
同行者:単独
前回、不注意から好きなSoare X-TUNEのS709ULTを折ってしまったので、その代わりを探していると、X-TUNEは昨年モデルチェンジをして現在は新旧のX-TUNEが併売されていることを知った。どうせ購入するなら新しいモデルをと思うのは当然のことで、S709ULTの後継モデルを探してみた所、どうやらS706UL-Tがそれにあたるらしい。
いたく興味をそそられ、直ぐにでも買おうかと思ったが、安くはない買い物。S803ULT30が代わりにヤリイカエギングに使えるかどうかを確認してからでも遅くはない。
と云う訳で、ヤリイカが出始めたとの情報のあるKTGHMで、Soare S803ULT30を使ってのライトエギングをする準備を整えていた。
そんな時、フト、エギング用のSephia XTUNEの後継モデルはどうだろうと興味が出て、ShimanoのHPを見ると、ショアティップラン用のS806ML-Sが新たにラインナップされているのを見付けた。ショアティップランは、以前から興味を持っていた釣り方なので、実売価格をチェックすると、早くもヤ〇オクで35,000円で出ているではないか。
S706UL-Tではグッと堪えたのに、S806ML-Sでは堪えきれず、気が付いていたら入札しており、結局37,000円で落札した次第。
そのS806ML-Sを落札したのが、日曜日の28日の深夜。直ちに送金の手続きを取り、現物を手にしたのが、ヤリイカ狙いで釣行する予定だった31日の昼頃。
新しく手に入れたロッドを試したくなるのは、自然の成り行きで、この日はアオリイカを狙うことに予定を変更して、自宅を15:00過ぎに出発。現地の駐車場には日没時刻の17:00少し前に到着。
準備をしながら磯の様子を見ると、駐車場には車が3台程駐車しているものゝ、目的の磯には釣り人の姿は見えず、風はなく、波もないのでエギングの条件としては悪くない。しかし、満潮に近い時刻であることもあって、潮が磯と岸壁の間にも入って来ており、長靴では先端まで出ることは難しそうで、ウェーダーを準備して来れば良かった・・・・。
先端までは出られないものゝ、途中の少し高い岩に釣り座を決めてキャスティングを開始。
と云っても、このSephia XTUNE S806ML-Sでは、これまでの様なキャスティング方法は避けなければならないらしい。ShimanoのHPには、ティップの破損を防ぐために垂らしを長く取ったペンデュラムキャストを推奨するとの記載がある。垂らしを長目にとってキャストする方法は、以前からティップの破損する惧れがすくないないと云われていたが、小生はバス・フィッシングをやっていたせいか、垂らしを長くするとタイミングが上手く取れず、自然に垂らしが短いキャストになっていた。
今回は、意識して垂らしを長くしてペンデュラムキャストを心掛けたが、やはりタイミングの取り方が良く分からない。兎に角、練習してコツを掴むしかない。
そして、ティップでのアタリの取り方。
これも動画を観ただけで、実体験としては全くないので、手探り状態。
今回、キャスティングを始めて間もなく。日没時刻を過ぎたばかりでまだ明るさが残っている時のことだった。2.5号のエギを結んで慣れないペンデュラムキャストをして20カウントまで沈めて、3回軽くシャクッて水平にサビいていると、ティップがクッと小さく動いたことがあった。この時は、
アレ、何だ?
と思いはしたが、合わせを入れることが出来ず、続いて次のシャクリを入れた所、海藻の塊かゴミでも掛けた様にグーッと重たくなった。詰まらんものを掛けてしまったと思いながら、静かに寄せて来た所、突然グィ~ン・グィ~ンとアオリの引きが伝わって来た。
アッ
と思った次の瞬間ロッドが軽くなって・・・・・。
思い返してみると、あのティップがクッと入ったのが、間違えなくアオリのアタリだったのだろう。手元に衝撃もなかったので反射的に合わせを入れることも出来なかったが、あのアタリが取れれば、はやり釣果は伸びるに違いない。
ただ、問題は、夜はどうするか・・・・・。
ティップの動きでアタリを見るのであれば、明るくなければティップが見えない。昨夜は、サビク時はティップをヘッドランプで照らし、キャストする時はランプを消す等して、出来るだけ海を照らさない様にはしたのだが、これで良いのだろうか?
ティップに蛍光塗料でも塗ろうか?
結局、昨夜は、潮位が下がって磯にも立てる様になり、イヨイヨこれからと気合を入れ直した20:00頃から、向かい風が強く吹き出して来て、KTGHMは終了。
帰りにKMKM、SKNと回ったがアタリもなく、反対にエギを1個奉納して22:00頃StopFishingとした。
今回は、初めてのロッド、初めてのペンデュラムキャスト、初めてのティップランと始めて尽くしで、釣果はなかったものゝ、それなりに楽しいエギングだったが、もう少し場数を踏んで慣れる以外にないと思った次第。