2017年釣行記(4) – MB
2017/01/18
日 時:1月18日(水)
潮回り:中潮(↑)
場 所:NGTBN
釣 果:メバル x 0、シーバス x 1
同行者:単独
久し振りの弱い南寄りの風の予報で、MHR-KGNでロリ・メバルと遊ぶか、それともNTGBNでデカ・メバルを狙うか迷ったが、結局、NGTBNを第一候補として駄目ならMHR-KGNに転戦すると云う、ある意味、贅沢な予定を立てゝ・・・・・・。
15:20頃自宅を出発。
途中、ロッド・ビルディングに使用する浮子ゴムを求めてポイント、上州屋と寄り道をしたので時間が掛かり、現地到着は17:40頃。
早速、支度をするために車から降りて様子を窺うと、風は殆どない。
予報が良い方に外れたと、今シーズン初めての磯メバリングに自然と期待が膨らみ、足取りも軽く海岸に出たが、風を殆ど感じなかったのが嘘の様に南寄りの風が強く吹いている。MHR-KGNの方が良かったかなとチラリと思ったが、折角、ここまで来たのだから、兎に角、ロッドを振るだけ振って見よう。
洗濯板の様に薄く尖った岩を伝って磯の先端部分に進んでみると、海岸から20m程沖に出ただけなのに更に風が強く吹いていてる。しかし、風は強いものゝ、海は意外と静かでそれ程波立ってもいない。更に、潮位は1m程なので、目の前に見える筈の根は殆どが海中に沈んでおり、南向きは向かい風になるのでとても出来ないが、北向きにキャストする分には問題はなさそう。
SOARE XTUNEのS803ULT30にNADA BEAGLE(SS)を選んで、キャスティングを始めたのは18:00頃。
陽はスッカリと暮れ、明るさもないので何処まで飛んでいるのか様子が分からないが、ゆっくりとリーリングをしてデカ・メバルからのコンタクトを待ったが、音沙汰がない。居るなら最初の1~2投目でアタッて来ることが多いのだが、何の違和感も感じられない。
右に左にコースを替え、根掛かり覚悟で時たま波間から頭を出す根に向かってキャストしても効果はなく、ノーブランドのシンペン、NABURA SMALL BAIT-50とルアーを替えたりもしたが、生命感が全く感じられない。
ひょっとすると、メバルは底に着いているのかも知れない。
飛ばし浮子を使った遠投ワーミング・システムにシステムを組み直して、1投目のこと。
10カウントしてワームが沈むのを待って、リーリングを開始。中程まで回収して来た時、コンとこの日初めての軽いアタリ。反射的に合わせを入れた所、ガツンとロッドが止まって力強い引きが伝わって来た。
やっと、来た!!
最初は、その引きの強さから、デカ・メバルを確信。ひょっとすると尺越えかも知れないと期待しながら寄せに掛かった。そのやり取りの最中、何となくメバルにしてはトルクが強過ぎる様な気がし、ひょっとするとシーバスかも知れない。しかし、エラ洗いをしないので、別の魚かも・・・・。
ドラグを締め半ば強引に足元まで寄せて来た所で、暗い海面を目を凝らすとメバルにしては体長が長過ぎる魚がノタウッテいるのが見える。ヘッドライトを点灯すると、その灯りの中に浮かんで見えたのは紛れもないシーバス。
念の為に持って来ていた玉網で、逃げ回るシーバスを何とか捕獲することは出来たものゝ、体長こそ60cm余りでまぁまぁだが、痩せていて頭の大きさだけが目立つ貧相なフォルムに、もう一つ嬉しさがない。
この日、魚からのコンタクトは後にも先にもこの1回だけ。
その後、1時間程、20:00頃まで同じ磯で粘ったが、風は一向に弱くなる気配がない。
そこで、隣りの低い磯に移動してみたが、こちらでもアタリは感じられず、昨年の2月の終わりに見付けたサーフの中にある小磯にも移ったが、これも空振り。
足を延ばしてGSHURに行くことも考えたが、ヘッドランプの光りがチラチラと見えた上、腰が痛くなって来たので、一旦車に戻ってMHR-KGNに転戦するかどうか考えようと思ったが、車を走らせている内にその気も失せて、そのまゝ帰路に着いた次第。