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2017年釣行記(3) – AJ

2017年 Ajing 釣行記

日 時:1月11日(水)
潮回り:大潮(↓↑)

場 所:ボートアジング
釣 果:アジ x 5、メバル x 4
同行者:FKGW女史

前回のボートアジングは小生にとって初体験だったが、期待にほど遠い結果だったこともあってモヤモヤとした気分が残っていた。ボートアジングはコストが高いので、年金生活者には経済的に少々厳しいものがある。しかし、こんな気持ちを抱えたまゝ、シーズンを終わる訳には行かない。そこで、近い内に例え単独であっても再度チャレンジしようと密かに考えていた。
そんな所に、FKGW女史から行ってみたいとアプローチがあり、ボートアジングの常連のブリーデンインチョー先生との3人でボートに乗ることに。

18:30頃、FKGW女史には拙宅に来て貰い、小生のリムジンに乗り換えて船宿に向けて出発。するとその途中、船長からインチョー先生が急用でキャンセルになった旨の連絡が入り、今回は期せずしてボートアジング初心者の二人だけで乗り込むことになった。
と云っても、乗り合いではなくチャーター船なので、他のアングラーに迷惑もかけることはないし、寧ろ好都合・・・・。

20:00頃、岸払い。
風は思った程も吹いておらず、波もない凪状態の海を走って着いた最初のポイントは、前回と同じクレーン船の際で、フッコのライズが至る所にあり、海面直下をスクールしている黒い影も見え生命感が溢れている。

前回と違って、今回はミヨシに二人、サウスポーのFKGW女史は左舷、小生は右舷に並んだが、ミヨシに設置されている手摺は腰近くの高さがあるので、身体を預けるのに誠に具合が良い。多少の波で揺れても、全く気にすることもなく、釣りに集中することが出来た。

ここで最初にアジを掛けたのはFKGW女史で、2匹、3匹と順調に数を伸ばし、目標の5匹は目前。
対して、小生は、前回と同じ8326#1Bのロッドに1.5gのJHで始めたが、中々アタリが出せず、サブの積りで持って来たSoare改1.3gのJHの組み合わせに替えて、何とか1匹を掛け取り敢えずボーズを回避。
その後、アタリが遠退き、小生がフッコを掛けた所でポイント移動。

こうした場合、孤島の様な場所であれば、次の回遊を待つ所だが、ボートではアジの居場所を探して移動する。これはボートアジングのメリットだが、一方で、一つのポイントの様子を掴むには時間が短過ぎる様に思うし、落ち着いて釣りをすることが難しくなる様に思った。
特に、今回はFKGW女史と二人だけなので、船長にもう少しここでやりたいとリクエストしても良かったのかも知れないが、そこは初心者で、付近のポイントを熟知している船長に従う方が良いと考えた。

次のポイントも前回と同じ大きな貨物船とバースの隙間。
前回は、比較的アタリが多く、特に沖上がり直前に入った際には障害物にJHを掛けてしまって悔しい思いをしたが、良型を3連続ゲットしたポイント。今回は、そんなミスをしない様に気を付けてアタリを待ったが、1度コンタクトを感じただけ。
この頃から、海の様子が徐々におかしくなり、どのポイントに入ってもアタリを感じることが、極端に減ってしまった。

船長に云わせれば、大潮の干潮で時間帯が良くないとのことだが、前回、回ることのなかったポイントも含めて何か所回ったことだろうか?
延べて10ヶ所以上になったと思うが、何とか釣らせようとあちらこちらにボートを走らせた船長には、申し訳ないことに随分と苦労をさせてしまった。
と云っても、船長と同じ位、若しくはそれ以上にアタリを出そうとアングラー二人は苦労はしたのだが・・・・・・。

船長は、行く先々のポイントで、魚探には魚影が映っているよと励ましてくれたが、これが初心者にはかえってプレッシャーで、
アジが居るのにアタリが出せない

アタリが出せないから出そうと焦る

焦ると冷静さをなくしじっくりと待てない

益々釣れなくなる
こんな悪循環に陥った面も否定は出来ないと思う。

風もなく寒さもそれ程ではなかったので、1時間延長したが、状況は大きくは変わらず、前回以上の貧果で終わってしまった。

 

これで、ボートアジングを2回経験した訳だが、コストが安ければこれからも機会を見てやろうと思うが、如何せんコストが高過ぎる様に思う。
又、コストは別にしても、爆釣ポイントに連れて行って貰い束釣りをした所で、そのアジを処分をするのに一苦労しそうだし、小生には孤島で精々30匹程度を目標にしているのが妥当な所か・・・・。

と云う訳で、不本意ながら、モヤモヤ感を払拭することが出来ないまゝ、アジングシーズンを終えることにした。