※ 月別アーカイブ:9月2016 ※

2016年釣行記(49) – AJ

2016年 Ajing 釣行記

潮回り:中潮(↑↓↑)
場 所:孤島’
釣 果:アジ x 39、カサゴ x 1
同行者:OHTさん、MZOさん、SGMRさん
(KKCさん)

台風等天候不順のために、8月9日以来会うチャンスがなかったOHTさんが月曜日に孤島’に行くとのこと。小生は、先週の金曜日から土曜日に掛けて徹夜アジングをしたので、中1日しか経っておらず身体に怠さが何処となく残っているが、OHTさんの元気な顔を見るために出撃することにした。
しかし、先週の末には釣果のアジのお土産をご近所に配ったばかり。日を置かずにまたご近所に持って行くと、幾ら美味い濱アジであっても、ヒンシュクを買うことになるのでは。と云う訳で、今回はお持ち帰りなしで釣りを楽しもうと思った次第。

駐車場で出会ったMZOさんと一緒に16:00過ぎ、先乗りしていたOHTさんの出迎えを受けて現場到着。
OHTさんは第1Vゾーン付近に道具を置いていたので、そこは17:00過ぎに到着予定のSGMRさんに入って貰うことにして、小生とMZOさんは第2Vゾーンを挟んで釣り座を構えた。

今回のラインナップはEmeraldas改8326#1BSoare改の3本で、前々回にデビューさせたばかりのSoare改をメインに使うことにして、16:30頃、キャスティングを開始。

風は予報通り南寄りだが東が入っているので、この釣り場では右からの横風になる。と云っても強くはない上海面からの高さもないので、アジングには影響はない。それよりも、海の色が前回と同じ様な黄土色で色が濃くなっている様なのが気になる。

雨も降っていないのに、短い虹が正面に見える入道雲に薄っすらと掛かっている。その虹を眺めながらキャスティングを繰り返したが、コンタクトはない。

17:00を廻った頃、重いクーラーを手にエッチラオッチラSGMRさんが登場。前回はSGMRさんの登場とほぼ同時に最初のアジを獲ることが出来たので、集中力を高めて違和感が伝わって来るのを待ったが、今回はノー・コンタクト。
そのまま時間が過ぎて、日没間際の18:00前。JHに何かが触れた様な微かな違和感に軽く合わせて見ると、柔らかいSoare改をバットの部分から曲げてこの日最初の良型アジ。この日はキャッチ&リリース前提だったので、ヘラブナ釣りで使っていた玉網で受け取ったアジから針を外してリリースした後になって、写真を撮るのを忘れていたことに気が付いた。

丁度この頃、20:30頃の予定だったKKCさんが、2時間以上も早く登場。
KKCさんには、SGMRさんと小生の間の出っ張りに入って貰って、この日のメンバーが揃い、12時間の長丁場を過ごすことになった。

AJ-2016-033取り忘れた写真は、2匹目を撮れば良いやと軽く考えていたが、その2匹目が中々来ない・・・・・。
2匹目を獲ったのはそれからほぼ1時間後の18:45頃で、周囲はすっかり暗くなっていた。

前回はもう少しアタリがある頻度が高かったが、今回はアジの活性が低いのか、それとも群れの回遊がないのか、アタリとアタリの間隔がやたらと長い。
所が、
前回と何が違うのだろう?
何とかしなければ・・・・
と悩んでいる小生を尻目に、隣りのKKCさんは次から次に良型のアジを釣り上げており、小生はアングリと指を咥えて見ているだけ。アッと云う間に追い付き追い越されてしまった(涙)
KKCさんには些か失礼とは思うが、最近の流行り言葉で、神ってると云うのが、正にピッタリの状況。

隣りのKKCさんの爆釣ペースは全く落ちず、次から次にロッドを曲げている。そんな状況を厭と云う程見せ付けられ、22:00になり23:00になっても、この日は自分のペースが掴めない。最近は孤島での釣果は30匹を下ることがなく、漸く孤島でのアジングに自信めいたものを持ち始めていたが、この日ばかりは30匹達成は難しいと感じざるを得ない程だった。
小生が何とか20匹を達成したのは日付も変わった24:30頃だったが、その頃にはKKCさんは、小生の倍程の釣果を叩き出していたのではないか・・・・。

そんな状況だったが、1度だけ、ペースを掴みかけたことがあった。
2:00を廻った頃だったと思うが、彼らが夜食休憩に入っている間、小生は独りキャスティングを続けていた時のこと。
1.3gのJHをキャストしてフォールさせている途中で、クンと当たることが続いたので、アジは中層に 浮いていると判断。直ぐにJHを0.8gの軽いものに替えて20カウント程してアクションをさせて誘うと、思った通りのコンタクト。
この釣り方で数匹を獲った時だけは、楽しいアジングだった。
しかし、休憩中にそんな小生の様子を見ていたSGMRさんKKCさんが休憩から戻り、小生を挟む様にキャスティングを始めた途端、アジは何処かに行ってしまった様で、元の木阿弥

空が白み始める頃になって、手元のカウンターを確認すると、表示されている数字は39。感覚的には前回を上回る39匹も釣った気がせず、精々29匹が良い所で、ボタンを押し間違えたのではないかと疑った程。
隣りのKKCさんの爆発を厭と云う程見せ付けられて、感覚が狂ったのかも知れず、満足感が全くないまゝ5:00少し前にStopFishingとした。

この日メインで使ったSoare改は、柔らかいためかアタリの出方が非常に繊細。と云ってもアタリは確実に伝えてくれるので、感度が悪いと云う訳ではないが、もう少しはっきりと伝えて欲しいと思った。隣りで神っているKKCさんも、時折JHに触れる様なアタリと云っていたので、この日のアタリの出方だったのかも知れない。

どちらにしても、もう少し使い込んでみる必要がありそうだ

2016年釣行記(48) – AJ

2016年 Ajing 釣行記

潮回り:大潮(↓↑)
場 所:孤島’
釣 果:アジ x 30、カサゴ x 1
同行者:SGMRさん、HSMTさん
(YSKWさんとその友人、KIさん、IMIさん)

今週の前半も台風のために釣行出来ず、釣行回数の増加ペースがガクンと落ちてしまったまま、月も変わってもう9月。歳の数だけ釣行すると云うエイジ・シュート達成のためには残る4ヶ月で23回。内、1回は今回の釣行で消化したので22回。月平均5~6回の釣行で達成出来る計算だが・・・・。

週末を控えた金曜日なので釣り場は大勢のアングラーで賑わうことは必至。そこで、向かい風となる北東ないし北北東の風の予報だが、少しでもアングラーの少ない孤島’に行くことにした。

現地到着は16:00過ぎ。今回、SGMRさんは仕事のため17:00過ぎになるとのことなので、小生独りで先乗り。
重たいクーラーを手に長い岸壁を奥に進んだが、残念ながら第1Vゾーンには先行者の姿がある。仕方がないので、その手前の第2Vゾーンに釣り座を構えることにして荷物を降ろしたが、着いた時には息はゼーゼー。
孤島’は海面からの高さが余りないので、小生は好きな釣り場だが、重い釣り道具を運ばなければならないこの往復が最大の難点。と云っても、足許に不安のないコンクリートの岸壁なので、ゴロタ浜などには比べ様もない程楽な筈なのに、これも年老いたせいか・・・・・。

予報通り北東の風が斜め右前方からかなり強めに吹いて来ており、海は小さな三角形の波が一面に立っていて、ザワザワと落ち着かない。その上、水の色は先週と同じ様に黄土色に濁っていて、雰囲気はもう一つ良くない。

ゆっくりと支度をして、Emeraldas改のロッドに、強い風を考慮して重た目の1.8gのJHの組み合わせで、17:00少し前にキャスティングを開始。これまでの経験では、日没前の明るい時間帯には、遠投して20カウント程沈めた中層でコンタクトして来ることが多かったので、今回もそのレンジを何度か通したが、今回はコンタクトなし。
AJ-2016-03217:00を回った頃、徐々に棚を深くして30カウント。アクションを繰り返して丁度真ん中付近にまでJHが来た所で、クンとこの日最初のコンタクト。

アジンガーにあるまじきことだが、アタリがあるとは思わなかったので、これには手が出なかった。言い訳をさせて貰えれば、波立っている海と、右前方から吹いて来る強めの風のために色々な雑音が多くて、その中にあったアタリがアジからの信号とは判らなかった次第。しかし、ラッキーなことに、追い喰いのアタリがあって、ボーズ逃れの嬉しい一匹。

この日の最初の釣果の写真を撮っている所に、SGMRさんHSMTさん、それに大阪から来たIMIさんの3人が揃って登場し、その撮影現場を目撃。図らずも彼らをくすぐる最高の餌となったと云う訳。彼ら3人は、Vゾーンを挟んで反対側に並んで陣取り直ぐにキャスティングを開始。

最初の1匹を獲った後は、暫くアタリが遠くなり交通事故かと思ったが、その内アタリが復活。風や波の雑音が多くても、一度獲っているので二度目以降は迷いなく合わせを入れることが出来た。しかし、何故かバラシが多い。掛けて寄せて来る途中でフッとロッドが軽くなったり、抜き揚げる途中でポロリと落としたり。3~4回、連続でそんな状態。

18:00頃、KIさんが登場。彼は独り離れて第4Vゾーン付近に釣り座を構えている。まぁ、彼程の腕前になると弘法、筆を選ばずではないが、ポイントは余り気にしないのだろう。事実、今回も釣りまくり頭を取った由。

予報では、日付が変わってからとなっていた風向きが、それよりもかなり早く20:00を廻った頃から真正面からの北に変わって来た。と云っても、海面からの高さもないので、気にする程のことはなかったが、それよりもこの日のアタリの出方が気に入らない。パタパタとアタリが続いたと思ったら直ぐになくなり、次の回遊を待つ状況で、どうも群れの規模が大きくない様子。
しかし、サイズの面では23~25cm揃いで、この点は申し分のない所。

20:30頃なって、YSKWさんとその友人が登場して、本日のメンバーが出揃った格好。

22:00頃のことだったと思うが、YSKWさんは、大阪から来たIMIさん濱アジの美味さを味わって貰おうと、まな板、出刃、ワサビに醤油、紙の皿まで持参の上、釣れたばかりの濱アジを裁く実演会を開催し、見事な腕前を披露。続いてKIさんも・・・。
皆さん、釣りが上手いだけではなく、料理の腕前も玄人裸足で、男子厨房に入らずを実践して来た昭和時代の小生は、只々感心するばかり。

北風は一向に収まる気配もなく、最初の内こそ気持ち良く感じていたが、絶え間なく吹かれ続けていると、徐々に寒さを感じる様になり、素足にクロックスのつま先は冷たくなる位。シャツの前ボタンを留め、遂には、バッグに潜ませていたラッシュガードを引っ張り出した程で、文字通り季節の進み具合を肌で感じた一晩だった。

結局、この日は小さな群れの回遊を待つ釣りだったが、2:00過ぎには30匹を達成。
その後は数を伸ばすことは出来ず、他のメンバー程の釣果も得られなかったが、自分なりの釣り方でソコソコの結果を出すことが出来て、非常に満ち足りた気分でStopFishingとすることが出来た。

所で、先行者の御仁だが、御年78歳とのことで、前回の80歳の御仁と云いこの御仁と云い、小生もかなり高齢の身分だと自覚はしているが、まだまだ先輩方が元気に釣りを楽しんでおられるのを、目の当たりにして大いに元気付けられた次第。
しかも、今回お会いした御仁は一睡もせず貫徹をされた由で、脱帽!!!

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