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2014年釣行記(57)-AJ

2014年 Ajing 釣行記

潮回り:中潮 場所:孤島 釣果:アジ X 25 同行者:単独(FKTさん)

メッキでは2回連続でパーフェクト・ゲームに抑えられてしまって、ここ暫く魚を掛けた感触を味わっていないので、何とかしなければと思っていたことに加えてアジのストックがなくなって来たよとのカミさんに告げられたこともあって、鉄板と云われている孤島でアジングをすることに・・・。

孤島アジングをするなら最低20匹をゲットすることを自分に課して、15:00過ぎに自宅を出発。
孤島には16:00過ぎに到着したが、意外なことに先行者はアジングをしている2名のみで、結局、この釣り場には、先行者の2名に加えて小生と同時に到着した黒鯛師2名とアジングの若者1名・・・。
つまり、小生を含めて都合6名しか居ないことになり、人口密度が低いことは歓迎すべきことだが・・・・・。ウィークデイとは云え普段は多い月曜日なのにのに、これはどうしたことだろうか?

小生は先行のアジンガーの隣のベスト・ポジションに、同時に到着した若者は小生の左隣りに釣り座を構えて、4名が仲良く並んでアジングをすることに。
先行者によればアタリはないとのことなので、勝負は暗くなってからと考えゆっくりと支度をしていると、左に入った若者が一投目で28cmの良型をいきなりゲット。
おぉ、今日は良さそうだ!

風は斜め左前方からかなり強目に吹き付けて来ており、余り波立ってはいないもののやり難いので、小生は、少し重めの1.3gのJHを結んで参戦。
しかし、期待とは裏腹に魚からのコンタクトはなく、隣りの若者にもその1匹だけの交通事故状態

17:00過ぎになって、気配に振り向くと、暫く来ていませんでしたネ~と笑顔で小生に話し掛けながらFKTさんが登場。FKTTさんは、この孤島で2度お会いしたアジンガーで、特に前回は隣り合って釣り座を構えたこともあって、色々と教えて頂いた方。

漸く、小生に本命のアジが来たのは19:30頃。それまでにマルセイゴを1匹掛けたが、本命を手にしたのは実に入釣してから3時間後のこと。やっとアジが回って来たと思ったが、アタリはそれっ切りで、2匹目は1時間後の20:30頃。この分じゃ20匹のノルマ達成は覚束ないと覚悟した程で、その間は誰にもアタリがなくアジの寄りは良くなかった。

20:30を廻った頃、先行者や黒鯛師達が引き揚げて行き、この突堤に残されたのはFKTさんと小生のみになり、ベストポジションに二人並んでキャスティングを続けたが依然としてアタリはない。

21:00少し前になった所で、状況を打開すべくワームをお気に入りのアジアダー必殺イワシにし、更に根掛かりを覚悟で40カウントまで沈めてみた所、これが正解。チクッとした小さなアタリが出だして来て、30分間程で6匹を追加。
ヤレヤレ、このまゝ行けばノルマ達成は確実だと考え始めた頃になって、好事魔多しの例えの通りキャスティングが儘ならない程風が更に強く吹き出して来てしまった。こうなっては釣りにならないので、仕方なく休憩を取ることにした。

23:00頃、少し風が弱まったのを見て再開したが、やはり風に押されてワームも飛ばず、ラインも大きく吹けてしまってどうしようもない。独りであれば諦めてふて寝している状況だが、隣りのFKTさんは、ちゃんとアジを釣り上げている。
そこで、FKTさんの真似をして我慢してアクションを加えていると、コツンと思いの外明確なアタリがあるのが解った。
その後24:00頃までの1時間程は、この日最高の地合いで8匹を追加することが出来た。

AJ-2014-014R24:00を回った頃から風向きが北寄りに変わり、斜め左後ろからになりキャスティングはしやすくなったが、群れが去って行ってしまったと見えて、アタリがなくなってしまった。

そこで、TFKTさんを倣って一段引くなっている岸壁から南を向いてキャスティングをしてみた。
この向きでは風が斜め右前から吹き付けて来てルアーが飛ばないが、FKTさんによればアジは手前に着いているので距離は必要じゃないとのこと。従って、無理をして距離を稼ごうとはせず手前を重点的に攻めているとジワーッと重たくなる様なアタリがあってポツリポツリと追加出来、ノルマ達成となる20匹目をゲットしたのは、夜明け間近の4:45頃。

その後はStopFishingとした5:40頃までの1時間程の間に、5匹を追加し最終的には孤島での最高成績となる25匹の結果だった。しかも、サイズは何れも23~27cmの良型ばかりで、老いた身には甚だ辛い徹夜釣行だったが、満足出来るものだった。

それも顔見知りのHSMTさんと一緒になり色々と教えて頂けた結果で、この場を借りてお礼を申し上げたいと思う次第。