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2014年釣行記(34)-AJ

2014年 Ajing 釣行記

潮回り:中潮 場所:HGS-OGSM 釣果:ナシ 同行者:単独

前回の探査では爆風に阻まれて結果は出せなかったが、竿下で丸々と太った20cm位のアジを釣り上げた所を目撃しているだけに再度調査に出掛けるチャンスを窺っていた。

しかし、この所、夕方から夜にかけては風が強く、夜中から明け方にかけて弱くなる傾向になっている。そこで朝間詰め狙いに重点を置き、24:30頃自宅を出発。
夜中過ぎとは云え、京浜工業地帯を走る道路には大型のトラックやトレーラーの数が多くて走り難い上に信号の巡り会わせが悪くて現地到着に40分も掛かってしまった。

早速道具を肩に岸壁に出てみると、先端の南向きには2人の若者アングラーがいる。
声を掛けて様子を訊ねた所、一人が如何にも面倒臭そうに一言、今来た所!、もう一人は小生を無視する様にダンマリ・・・
出来ればこんな二人を隣人にするのは避けたい所だが、彼らから7~8m程離れたベスト・ポジションである岸壁の角に釣り座を構えた。これだけ離れていれば干渉されることもないだろう。

予報ではこの時間帯の風は南が2mだったが、前回程ではないにしろ結構強く吹いていて、JH単体では少々無理かも・・・・・。
と云う訳で、先発はSoareS709ULTに少し重めの7gのスプーンを使ったアジスプ仕様で、南向きから西向きと扇状に広く探査をしたのだが、全く魚からの信号を感じるられない。

風が弱くなる様子もないし、生命体が動いている気配もない。
UMB-FPであれば過去に実績があるだけに、アジが回遊して回って来ることを信じ、期待出来るので、気持ちを切らせることなく粘ることも出来る。寧ろ粘って何とか1匹でも獲ってやろうとファイトが湧いて来る。しかし最近は、年齢的なものか性格的なものか、惧らくその両方のせいだろうと思うが、新しい釣り場でこんな状態が1時間も続くと、気持ちも切れて来て、眠い目を擦って釣り場に出て来たことを悔やむことが多くなって来ている。

この日も気持ちが切れ掛かったが、もう1時間で日の出時刻になるから云々と自分に云い聞かせながら何とか粘った・・・・・。

4:00を廻って周囲が少し明るくなり掛けた頃から、潮が南向きの岸壁を左から右にかなり強く流れ始めたのを機に、シーバスのライズが見られる様になって雰囲気が変わって来た。しかし、JH単体ではアッと云う間に流されてしまってどうしようもない。
そこで西向きに方向を替えて何投目かのこと。30カウントまで沈めると、これまでと何かが違う雰囲気が伝わって来る。
ひょっとするとアジが回って来た????

日の出時刻の4:45頃。
ジワッと重くなる感触に思わず手首を返すと、明らかなアジの引きが伝わって来て・・・、待ちに待ったHGS-OGSM初のアジだと喜んだのも束の間、抜き揚げようとした所、岸壁の中程の高さからポチャンと海に戻って行ってしまった(涙)
その後も何度かアタリを感じたが、合わせ切れずモタモタしている内に、そのアタリもなくなり、アッと云う間に地合いが去ってしまった。
時間にして20分程だっただろう。

地合いがなくなったと同時に気持ちも切れて、6:00少し前にStopFishingとした。