※ 月別アーカイブ:12月2013 ※

34アジングセミナー

Ajing

前回の更新が4日だったので、知らぬ間に2週間近くも経っており、既に師走の月も半ば・・・。
その間、遊び好きの小生がじっとしている筈はなく、これまでと同じ様にメッキ狙いでSGM-R-Lには通っていた。
ここでは、夕方の陽が沈む直前に回遊して来るメッキを狙う釣りで極々短時間の勝負になるのだが、湘南の達人のYTさん魚竹さんは、回遊して来るメッキを確実に拾いポツポツながらも釣果を延ばしているのに対して、小生はボーズを逃れるのが精一杯
釣り終わって二人に色々と訊ねると、アタリはジグに魚が触れるか触れていないかの微かなものとのこと。しかし、小生には全く感じられず、その次の釣行では特に小さな変化に照準を合わせて見たのだが、見事に空振り・・・

そんなこんなでブログを更新する気にもならず、気が付けば・・・と云う次第。

さて、表題のアジング・セミナーだが・・・・・。

小生がアジングを実際に始めたのは今年の8月のことで、空読さん孤島に連れて行って貰ったのがそもそもの切っ掛け。以来その面白さに嵌ってしまいUMB-FPに通い、時間があればwebを徘徊してアジングや釣り場の情報を見て回っていた。

そんな時、ThirtyFourが主催するアジング・セミナーの告知が目に入り会場も良く通っているUMB-FP近くとのことで、迷うことなく申込み・・・。

AjingSeminar

会場の勤労会館に着いて、参加者の様子を探ってみると、やはりと云うか当然と云うか、30~40人の参加者は若者ばかり。
ルアーでアジを釣ろうなんて考える風変わりな高齢者は小生のみ・・・・。

前半は研修室での座学。

座学の後に実釣教室が予定されているとのことだったので、釣り支度の完全防寒の厚着のまま臨んだので、暖房の効いた部屋の中が暑くて・・・。

講師である家邊さんの講義内容は、雑誌やDVDで解説されている内容と、当然のことながら同一だが、生の声で直接聞くと微妙なニュアンスも解るし、説得力もある。

歳も歳なので講義の内容を全て覚えている訳ではないが、記憶に残っている所を羅列すると、
イ)潮のヨレを釣れ
ロ)潮のヨレはサビケば判るが、その前にロッドでジグの重さを感じる練習をすべし
ハ)アジにルアーを見せる時間を長くすべし。そのためにはルアーを動かし過ぎるな
ニ)リールを付けた状態でのバランスが重要。ロッドを握る際にはバランスの支点に人差指を
ホ)アミパターンには、あからめ、あめいろのワームが当たりルアー
ヘ)向かい風を狙うべし。その際には軽いジグを使うべし
ト)追い風になる場合は、重いジグで飛距離をコントロールすべし
チ)横風の場合は、風上に向かってキャストすべし
リ)足元が竿抜けポイント

まぁ、こんな所か・・・・。

そして実釣編ではL字釣法を詳細に教えて頂いた。
これまでは、空読さん海猿さん他のアクションの付け方を横目で見て、見様見真似でやっていた。しかし、自分では同じ様にしている積りでも、釣果に差を付けられてしまうので、どうしても自信が持てなかった。
これからは、このL字釣法を実践して見ようと思ったのだが、生憎、小生の住んでいる地方ではアジのショアからの釣りはオアフシーズンに入ってしまった模様。

来シーズンまで忘れずに居られるか・・・・?
自信がないので、メバリングでやってみようと思う次第

 

所で、メーカーが主催するこの様なセミナーでは、どうしてもメーカー臭が漂って来るのが常で今回も宣伝が半分位はあるのだろうと思っていた。
小生にはThirtyFourを持ち上げる気はサラサラないし、主観的なものなので単なる印象として受けて貰いたいのだが・・・。
例えば、講義の前に新作のロッドにリールを取り付けた状態で参加者に順送りで触らせており、これなどはロッドの宣伝と云えば宣伝だと云えるだろう。メーカーによっては自社製品の良い所をクダクダと並べた立てたり、酷い場合は競合相手の製品をけなしたりして、聞いているこちらが辟易することもあるのだが、その様な事はなかった(?)と思う。
ThirtyFourの上手い所かも知れないが、小生にはメーカー臭は殆ど感じられなかった。
寧ろ、セミナー全般を通して、家邊さんアジングを皆で楽しみたいと云う気持ちが伝わって来て好感が持てた。
ひょっとすると家邊さんの術中に嵌ってしまっているのかも知れないが・・・。

 

所で、セミナーの座学でのこと。
小生が座っている前の席から小生の名前を呼ぶ声が・・・。
誰?と声の主の顔を見ると、何と小生のアジングの師匠の空読さんの笑顔
折角、内緒で参加して、来シーズンになったら上達した姿を見せて空読さんをビックリさせてやろうと思ったのに・・・・。

そして、もう一つセミナーに参加して良かったことが・・。
釣りと云う道楽を基準にして考えた場合、年齢差や社会的な地位の違いなどは全く関係がなく釣り人同士は完全に対等な関係にあると思っている。寧ろ、釣り歴が小生より長い釣り人に対しては、例え年齢が下であっても、小生は先輩だと思って付き合って来ている
しかし、高齢者の小生がいくらそう考えていても、若者が中心のこの様なセミナーに参加すると、どうしても浮いた様な存在になってしまうのも仕方がないことだし、フト考えることはあっても気にしたことはない。

所が、今回のセミナーの参加者の中に、珍しいことに若者と云うには若干無理がある白髪混じりのアングラーの姿があって、一目見て小生と同類の匂いを感じた。
その方は、八王子に住んでおられるどんくさんと仰る方で、連絡先を交換して釣り仲間としての今後のお付き合いをお願いした。
更に、STOKさんと仰るどんくさんのお連れの方(?)からも思いがけずメールを頂いた。

若いSTOKさんは当然のことながら、どんくさんも小生と違って現役の方なので、そうそう頻繁にお付き合いをさせて頂く訳にはいかないだろうが、仲良く遊んで貰いたいと願う次第。