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2007年釣行記(5)

2007年

潮回り:大潮  場所:T’s Point  釣果:ナシ 同行者:単独

皆さんが順調に釣果を得ているのに、小生は中々結果が出せずに、悶々としている。
で、1日から満月の大潮。天候も良さそう。ウィークデイではあるが、ここ暫く有給休暇を取っていないし、月に1度しかないこのチャンスを逃す手はない。
と云う事で、31日、仕事を終わってから釣行することにした。
実は、31日は仕事でアクアライン経由市原に行き、職場に戻り自宅へと200kmも運転していたので、それに加えて片道120kmの行程は、このご老体には少々キツイが、釣りたい気持ちの方が強かった。
帰宅後、夕食を済ませ21時半頃出発し、Tokeiさんポイントには、23時半過ぎに到着。
満月の大潮とは云え、流石にウィークデイ。釣り人は皆無で、防波堤は貸し切り状態。
所が、風が強い。そう云えば、予報では1日には強風波浪注意報が出るとのことだったが・・・・。
この強風に一旦は諦めかけたが、折角、此処まで来て、シャクルこともなく引き上げるのは如何にも口惜しい。
強風を避けるため、テトラの一段低くなった所に釣り座を決めて、暫くキャストを繰り返していたが、ラインは海上を吹き荒れている強風に煽られ、中々着底させることが出来ない。それでも防波堤よりは良いだろうと、我慢してキャストを繰り返していると、右前方に赤い電気浮きがユラユラと波間に見え隠れし始めた。防波堤に釣り人が入っで、何となくホッと安心した。
しかし、風で余りにも釣り難く、モチベーションも落ちてしまった所で、様子を尋ねようと防波堤に戻り挨拶をすると、鳥のササミで小さいヤリイカを1杯上げたとのこと。
暫くの間、色々と情報を頂いている内に、気のせいか風も幾分収まってきた様に感じられたので、そのヤリイカ師の後方でシャクルことにした。
第1投。風に煽られたラインのスラッグを取り、着底した頃を見計ってシャクルと、ズシンとした重さが伝わって来た。
アレッ。何だろう??? 訝しく思いつつロッドを立てて様子を見ると、何と何とロッドの先端がグィーン・グィーンと引っ張られている。
来た?! 恥ずかしながら思わず叫んでいた。
所が、リールを巻けども巻けども中々寄って来ない。これまでに経験したことのない重々しさに、ロッドは満月状態。ドラグを少しずつ締めながら、漸く足元まで寄せて来たが、この後が大変だった。
ヤリイカ師に玉網をお願いしたが、柄の長さが足りない。防波堤に腹ばいになって腕を伸ばして呉れたが届かない。アオリは足元にまで寄せられているのに、時折グィーン・グィーンと抵抗を見せる。
抜き上げるにしても重過ぎて、到底無理。その内、腕が鈍って来る。
さて、どうしたものかと思案していると、プツッと軽いショックと共に・・・。
アァ、残念!! 
釣り落とした魚は大きいと云うけれど、あの手応えからして自己記録を更新する程の大物であることは間違えない。
何とかモノに出来ていればと思っても後の祭り・・・。
実は、5回目の今回も駄目なら暫くアオリ釣行は止め様と思っていたが、でも、グィーン・グィーンの引きを味わえたから良しとしよう。
次回は必ず・・・・・・・・・・・・。

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