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2024/06/20
2024年 Mebaring 釣行記
日 時:06月20日(木) 18:40~23:20
潮回り:大潮(↓↑)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 6、カサゴ x 3
同行者:単独
MHR-KGNは、サイズは15~17cm程度と小振りだが、それでも行けば必ず円らな瞳の可愛娘ちゃんがロッドを曲げてくれ小気味の良い引きを楽しませてくれるので、小生にとっては正に癒やしの釣り場だった。従って、この釣り場では、キャッチ&リリースを前提とし、針は全てバーブを潰して出来るだけ可愛娘ちゃんにダメージを与えない様にして、大切にして来た。しかし、昨今の温暖化の影響なのか、2021年の冬頃から急につ抜けすることさえ難しい釣り場になってしまい、それ以前の釣れっぷりが嘘だったと思う程、様変わりしてしまった。
そんな状況のMHR-KGNなので、ある程度、苦戦することは覚悟していたが、前回、まさかボーズを回避するのに四苦八苦するとは露程も思いもせず、帰宅後も釈然と出来ないまゝだった。と云う訳で、前回のリベンジではないが、MHR-KGNに出掛けることにした。
現地到着は、18:20を廻った頃。
車から降りて準備に取り掛かったが、思いの外風が強く吹いており、街路樹の枝もかなり揺れている。出発する際にチェックした予報では南寄りの風が5mとあったが、それよりもかなり強く感じる程で、岸壁は道路より一段下がっているので幾分弱くなっている筈とは云え、少々心配になる。
SoareXR改を手に岸壁に出てみると、風は強いが背後から吹いて来ており、何とかなりそうなので一安心。海は、大潮の満潮から2時間程しか経っていないので、海面から頭を指しているテトラ帯の頂上が点々と見えるだけで、海藻は全く見えない。
前回の轍は踏みたくないので、今回はハード・プラグではなくワームの釣りに徹することにしていたため、先ずは飛ばしウキを使ったシステムを組んで、18:40頃、19番スポット付近から開始。
飛ばしウキは、ハヤブサのメバルロケットFを使うことが多いのだが、今回はタックル・ボックスから探し出して来たTICTのMフロートを使うことにした。自宅で計測した結果では双方とも重量は3.9g内外でほゞ同じだが、形状がMフロートは細長い紡錘形をしており、その分空気抵抗が減るので、飛距離も若干伸びるのではないかと考えた。
日没時刻前で周囲は明るいので、可愛娘ちゃん達が動き出すには早過ぎるため、先ずは飛距離の確認。
何投かするとタイミングが合った時には、テトラ帯の先2~3m程先に波紋が広がるのが見える。背後から吹いて来る風の影響も当然あるが、飛ばしウキの形状も飛距離に寄与している様子に、取り敢えず満足した。
所が、その内、ロッドを振り被ってキャストした次の瞬間に、カクンと軽いショックを残して飛ばしウキが失速し、テトラ帯と岸壁の中間付近にポチャンと落ちる現象が出て来た。キャストの仕方が悪いのかと思い、色々と工夫をしてみたが、現象が起きる時もあれば、何事も起きずに気持ち良く飛んで行く時もある。
ショックがあった時は、ラインとリーダーの結び目がガイドに引っ掛かった様な感触なので、ラインの通り具合をガイド一つ一つ確認をしたが問題はない。
前回、こんな症状を全く起こさなかった時と比較すると、ロッドもライン・システムも全く同じで、違っているのは飛ばしウキだけ。その飛ばしウキにしても重さは0.1g位の違いでしかなく、形状が違うだけ。それだけで、こんなにも結果が異なるのは説明し難いが、現象が起きる時よりも起きない時の方が多いので、原因の究明は後にしてこのまゝ釣りを続けようかと思った。しかし、心配しながらでは釣りに専念出来ない。
そこで、飛ばしウキを止めて、ハード・プラグをキャストしてみることにした。すると問題なく飛んで行く。この日はワームで通す算段だったが、プラグに反応してくれれば云うことなしと、暫くの間プラグをキャストし続けた。だが、ことはそんなに上手く行く筈もなく、目論見は見事に外れてしまった。
と云う訳で、また飛ばしウキを使ったシステムに戻して、戦々恐々としながらキャスティングを繰り返していた。そして、ロッドのティップから飛ばしウキまでの長さを詰めてキャストすれば、飛ばしウキがヘナヘナと失速する現象が起き難くなることを発見した。
それでも、油断をするとなってしまうが、滅多に起きなくなって安心して可愛娘ちゃんからのラブ・コールを待てる様になったが、肝心の反応は返って来ない。
そこで、蟹の横這い釣法で居場所を探すことにした。
この日の口明けは、実釣開始後約1時間半後の20:02に36番スポット付近で来たこの娘。
どの様なアタリだったのか、さっぱり記憶がないのだが、返り討ちの言葉が頭に浮かんで来てた頃のことだったので、ホッとした記憶は残っている。
そして2匹目は、20:32に丁度への字カーブの曲がりっぱなの46番スポットで獲ったのだが、この娘は仕掛けの着水とほゞ同時に反応して来たもの。そこで、今日のメバルは浮いていると考え、以降は出来るだけ表層近くを意識して通す様にした、コンタクトして来たのはこの1匹だけだった。
飛ばしウキを使う場合のJHの重さだが、この日もこれまでと同じ0.5gを使っていた。と云うのは、水深のないMHR-KGNでは、根掛かりリスクを減らすため、従来は0.3~0.5gのJHを使ったジグ単で楽しんでいたので、その流れで0.5gのJHをチョイスしていた。しかし、この日はもう少し重たい方が良さそうな気がしたので、思い切って0.8gのJHに替え、ワームもママワームのアクションフィッシュ1.8を使ってみた。
すると、直ぐに答えが出て20:51に54番スポット付近で、この日の3匹目をゲット。
これでこの日の答えが出たと思ったが、それは早計至極で、後が続かない。
そこで70番スポット付近に移動したが、ここでは空振りに終わりその少し先の73番スポット付近で、21:10に4匹目をゲットしただけ。
時刻は21:00を廻っていたので折り返しに入ろうかと考えたが、かつては良かった凸部の先が気になったので、ものは序でと様子を見に行くことにした。
しかし、こちら側でも可愛娘ちゃんの姿はなく、21:35に120番スポット付近で5匹目となるロリ・サイズを追加出来ただけで、結局、21:45頃、125番スポット付近から折り返しに入った。
この頃になると、風は時折弱くなることはあるが、向きがコロコロと変わって、やり難くなってしまった。特に、海面に頭を出しているテトラ近くを狙う時は、風に吹かれたラインがテトラに絡んで餌食になるリスクが高くなるので、油断が出来ない。
復路に入って目ぼしいポイントを打ちながら戻ったが、反応して来るのはカサゴばかりで結局3匹ゲットし、肝心のメバルは22:47に50番スポット付近で6匹目を獲っただけ。
その後も、何とか追加出来ないかと小生にしては珍しく粘ったが、追加ならず、結局、23:20頃にStopFishingとした。
所で、この日の釣り場だったが、海藻が殆ど消えていたことには少なからず驚いた。
昨年だったか一昨年だったか、ビッシリと繁茂していた海藻が、台風の影響で綺麗サッパリなくなっていたことがあったので、今年も台風が来るまでは我慢を強いられると思っていた。所がこの日は、沖目にキャストしても殆んど海藻が邪魔をして来ることがなかった。
海藻がゴソゴソと針に触れて来る雑音のない中、ジックリと可愛娘ちゃんの反応を待つ釣りが出来て、もう少し数が出れば申し分のない所だが、満足することが出来た。
******************
20:02 1匹目 36番スポット付近
20:32 2匹目 46番スポット付近
20:51 3匹目 54番スポット付近
21:10 4匹目 73番スポット付近
21:35 5匹目 120番スポット付近
22:47 6匹目 50番スポット付近
2024/06/17
2024年 Mebaring 釣行記
日 時:06月17日(月) 18:50~22:30
潮回り:中潮(↑)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 1、カサゴ x 1
同行者:単独
HGS-OGSMでマゴチを狙うか、MHR-KGNで円らな瞳の可愛娘ちゃんと遊ぶか・・・・。
叶うなら両方を狙いたいが、身体は一つなので、どちらかを選ぶしかない。
結局、マゴチはこれから本格的なシーズンを迎える。対して可愛娘ちゃんは精々7月一杯で終盤戦に差し掛かっている。であれば、残されたチャンスが少ない方を選ぶべきだろう。幸い、予報では、風は申し分のない南風が3~4m、潮位も干潮時で1m超もあるので条件面は悪くない。
と云う訳で、何とか狙いが絞れて、16:00頃に準備に取り掛かった。
18:30頃、現地に到着。
実は、この日はSoareXR-改とBlueCurrentⅢ 82/Bの2本のロッドを持ち込んだのだが、どちらを使うか決めかねていた。
と云うのは、MHR-KGNでのメバリングでは、SozreXR-改を使い続けているのだが、前回、YTさんとコラボした際、少し飛距離が足りない。メバルが居る場所まで飛んでいないとの意見を頂いた。SoareXR-改であっても、もう少し距離を出すことは出来るが、無理をするとバック・ラッシュの危険性が高まってしまう。無理せずに距離を稼ぐには、スピニング・ロッドにするか、ベイト・ロッドであれば長くする以外にない。と云う訳で、SoareXR-改よりも長いBlueCurrentⅢ 82/Bも持って来たのだが、やはり、専らMHR-KGNでのメバリング用に自分の手で改造したSoareXR-改に愛着はあるし、この期に及んで駄目出しはしたくない。
散々迷った挙げ句、SoareXR-改を持って岸壁に出たのだが、予想外に風が弱い。追い風に乗せて距離を稼ぐ目論見もあっただけに、これは頂けない。仕方なく車の所に戻って、BlueCurrentⅢ 82/Bに取り替えて来た。
そんな行ったり来たりがあったため、キャスティング開始が遅くなり、18:50頃、21番スポット付近からStartFishingとした。
先発ルアーは、パイロット・ルアーとしての位置を確立した感のある自作ビーズ・ルアーの小。このルアーで可愛娘ちゃんと遊べれば云うことなしだが、果たして上手く話が進むかどうか・・・・・・。
海面には海藻らしいものは見えないが、少しルアーを沈めると、やはりゴソゴソと海藻が掛かって来る。それでも、処々に海藻が掛かってこないポイントがあるので、そんなポイントを探しながらキャスティングを繰り返したが可愛娘ちゃんからの反応は皆無。
当初は、比較的海藻の少ない18番スポット付近からへの字カーブの手前の間をジックリと攻める積もりで居たのだが、ウンともスンとも全く音沙汰がないので、気が変わってへの字カーブの直ぐ先に移動。しかし、このポイントでも相手にされないまゝ。
そこで前回入れなかった70番スポット付近にワープ。
このポイントは、海藻が絨毯の様に繁茂している時期であっても、比較的薄くて釣り易く好きな所で、ジックリと粘ってみようと思った。
しかし、ビーズ・ルアーには反応がない。TOTO42SやRigge Slim60SS、ShallowMagic60、BEAGLE SS、S.P.M-55、UMIBAKU LIPLESS 50S、Hydroupper 55S等試したが、悉く無視されるだけ。
20:00頃、ハード・プラグを諦めて飛ばしウキを使ったワームに切り替えることにした。
暗い中、ヘッドランプの灯りを頼りに何とかシステムを組み上げて、第一投。
やはり、ゴソゴソと海藻が掛かって来るが、その中に何か異なる感触があった。アレッと思った時には腕が勝手に動いており、次の瞬間には強い引きが伝わって来た。
しかし、ワームに替えて正解だったと一人ほくそ笑みながら寄せに入った途端、根に潜られてビタリと動かなくなった。そこで、ライン・テンション少しを緩めてみると動き出す気配がある。だが、寄せようとするとマタマタ根に貼り付く。そこで、またライン・テンションを緩め・・・を2~3回繰り返して、何とか根から剥がすことに成功し、抜き上げたのは23cm程の良型の娘。時刻は、実釣開始後約1時間半後の20:14のこと。
この1匹を皮切りにMHR-KGNのメバリングを楽しんでやろうと気分も新たにキャスティングを繰り返したが、その後はダンマリ。
凸部付近には海藻が余り茂っていなかったことを思い出し、久し振りに足を伸ばしたが、ここでも音沙汰なし。
21:00を廻った頃、折り返しに入ったが、その頃には殆んどのテトラ帯が海中に没していて、頂上のテトラが処々に頭を出しているだけ。
その頂上を目印にテトラ帯の上を通しても、一度カサゴが来てくれただけで、肝心要の可愛娘ちゃんはダンマリを決め込んでいて全く反応して来ない。
22:00を廻った頃、駄目で元々とルアーをハード・プラグに替えて、交通事故的なコンタクトがあるのを期待したが、これも空振りに終わってしまい、結局、22:30頃、精も根も尽き果ててStopFihingとした。
と云う訳で、今回は小生が判別出来た反応は2回だけで、合わせ切れなかったり、途中でバラすこともなかったことを考えると、非常に厳しい状況だった。ひょっとすると海藻が針掛かりしたと思っていたゴソゴソとした感触の中に、可愛娘ちゃんからのラブ・コールがあったにも拘わらず、見落としていただけかも知れないが、少なくとも、小生にはまるで生き物の気配が感じられなかった。
タチウオも今シーズンは不調とのことで、そんなこともあってアングラーが少なかったのかも知れない。
何年か前までは、6フィート程度の短いロッドに0.5gのJHを組み合わせたジグ単でメバリングを楽しめたことを思うと、考えられない状況に変わってしまった感がある。これも、あるいは温暖化が原因なのかも知れないが、そんな状況があったことが懐かしく思えて仕方がない。
2024/06/11
2024年 Mebaring 釣行記
日 時:06月11日(火) 18:50~23:30
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 4
同行者:YTさん、(ISBSさん、Dr.TJさん)
9日の日曜日に湘南の達人ことYTさんから連絡があって、週明けの月曜か火曜にMHR-KGNに行く予定だとのこと。前回お誘いを頂いた際には、生憎連チャンになるため、泣く泣くパスさせて貰ったこともあって、今回は一も二もなくコラボすることにした。そして天気予報をチェックすると、風の具合は月曜よりも火曜の方が南風が3mと良さそうだったので、火曜の釣行に決定。
18:30頃、先着していたYTさんに迎えられて到着。
駐車スペースには見覚えのある黒のSUVが停まっていたが、主のDr.TJさんは既に岸壁に出ているとのこと。この頃の日没時刻は19:00頃と遅くなっているので、円らな瞳の可愛娘ちゃんが動き出すには少し早いが、Dr.TJさんを追い掛ける様にして岸壁に出た。
今回使用したロッドはSoareXR改。最初は自作ビーズ・ルアーでやり、様子を見て飛ばしウキを使ったワームに切り替えるプランで、18:50頃、20番スポット付近でキャスティングを開始した。
車を止めた所では、横から受けることになる風が東からやゝ強めに吹いて来ていたので気になったが、岸壁では風向きは予報通り背後からの南風でヤレヤレ。
海は、テトラ帯が僅かに海面から頂上を覗かせている程の高い潮位で、3月15日以来すっかりご無沙汰をすることになった原因の海藻の帯は消えてなくなっており、綺麗な海面が広がっている。とは云え、海中にはまだまだ沢山の切れ藻が漂っている筈なので、油断は出来ない。事実、2gのビーズルアーを5カウントだけ沈めただけでも、ゴソゴソした感触が伝わって来る。繁茂状況が酷い時期でも、への字カーブまでの区間は比較的薄かった印象があるので、今回は場合によってはへの字カーブより手前をジックリと攻めることも考えていたので、これには少なからず落胆した。
それでも、久し振りに可愛娘ちゃんの顔を拝めるかも知れないと期待のキャスティングを繰り返したが、音沙汰はない。
そこで、への字カーブの直ぐ先を試してみることにした。
ここは海藻が繁茂状況がそれ程酷くなっていなかった1月の下旬に、ビーズ・ルアーで面白い釣りが出来たポイントで、気になっていた。
そして、期待に胸を膨らませてキャスティングをしてみると、やはりキャストの度に海藻が邪魔をして来る。しかし、海藻がからんで来ないコースもあるので、そんなコースを狙ってキャスティングを繰り返していると、コツとこの日初めてのコンタクトがあった。合わせも決まって、良し、頂いた!!と思った次の瞬間、フト魚の重みがなくなって、敢え無くフック・アウト。
バラしてしまったことは残念だが、遊んでくれる可愛娘ちゃんが居ることが判り、勇気百倍。次の反応を期待してキャスティングを繰り返したものゝ、海藻が掛かって来ることはあっても、肝心の可愛娘ちゃんからのラブ・コールはない。そこで他をチェックしようと、少し先に進んでみたが、進むに連れて海藻が針掛かりして来る度合いが酷くなって来てどうしようもない。
と云う訳で、への字カーブの手前に戻ることにした。
しかし、可愛娘ちゃんからは梨の礫。
そこで、予定通りビーズ・ルアーを諦めて飛ばしウキを使ったワームに切り替えることにした。
すると、これが正解で43番スポットト付近で、この日最初の獲物をゲットする事が出来た、時刻は実釣を開始して約1時間半後の20:15。
この娘には針掛かりさせた途端に海藻に巻かれてしまった。これまでであれば、さっさと諦めて次の獲物を狙っていただろうが、この日は余りコンタクがあるとは思えなかったので、大事に行こうと考えた。幸い、この日はこんな事態を考えて、いつもより一回り太い0.4号のPEに1.7号のリーダーの組み合わせのライン・システムにして来たのが良かった。強引に海藻諸共引っこ抜き、3ヶ月振りに可愛娘ちゃんの顔を拝んだ。
ワームに切り替えて正解だ!!と思ったが、後が続かない。
仕方がないので、海藻が掛かって来ることを覚悟で、への字カーブより先をチェックすることにした。しかし、海藻に邪魔をされずにワームを引ける所は殆ど見付からず、ストレスは溜まる一方。
この日2匹目をゲットしたのは、60番スポット付近で、1匹目を獲ってから小一時間経った20:56のこと。
この付近では、正面にキャストすると確実に海藻が掛かって来るので、斜めにキャストしてみた。すると意外にも海藻が邪魔をして来ない。何年か前には、テトラ帯と岸壁の間にも可愛娘ちゃんが入って来ていたので、テトラ帯より沖目を狙わなくても、充分楽しむことが出来た。
しかし、最近ではテトラ帯の手前では余り反応が返って来ることがないため、敢えて狙うことはしなくなっている。とは云え、近場には居ないと決め付ける訳には行かず、眼の前に流れて来たワームに反応するのは、可愛娘ちゃんのご機嫌次第だが、幾らご機嫌が良くても、海藻の切れっ端が引っ掛かったワームを口にしようとは思わないだろう。
と云う訳で、この2匹目は、海藻が掛かって来ないことを優先して、斜めにキャストし続けた結果だったが、この付近はテトラ帯と岸壁の中間にもテトラが配置されているので油断が出来ない。この時も中間のテトラに貼り付けれてしまったが、太いライン・システムを頼りにゴリゴリと強引に抜き上げたもの。
こうして何とか2匹目をゲットし両目は開いたが、後続がないので、更に先の71番スポット付近をチェックしようと考えて、先に進んだ。
しかし、近付いてみると生憎なことにロッドを振る際の甲高い風切音が聞こえて来て、先行者の黒い影が見える。仕方がないので、その手前の67番、69番スポット付近をチェックして時間を潰し、先行者が居なくなるのを待ったが、相変わらずキャスト音は続き、動く気配もない。結局、待ちくたびれて更に先の74番スポットから凸部の手前をチェックすることにした。そして、先行者の背後を通る際に確かめると、その御仁は何とISBSさん。
ISBSさんがこれだけ粘っているのであれば、この付近は釣り切られてしまっている筈で、その後に入っても駄目だろう!!
74番スポット付近に立ってキャスティングを続けたが、可愛娘ちゃんからの反応はない。昨年の2月にこの付近で、Rigge Slim60SSで楽しい釣りをした記憶があるが、テトラ帯が完全に海中に没していて、そのポイントが判らない。
テトラ帯の餌食になることを覚悟してキャスティングを繰り返したが、テトラ帯に掛かることはなかったものゝ、やはり海藻が掛かって来る。そこで更に進んで75番スポット付近に移動。この辺りでも正面にキャストすると海藻が煩くて仕方がないが、斜めにキャストするとそれ程でもない。しかも、テトラ帯と岸壁の中間に配置されているテトラも、この付近にはないので、根掛かりリスク低いため、ワームを止めて再度プラグの釣りに切り替えることにして、TOTO42Sを結んでみた。
すると、思いが通じたのかコツンと反応が帰って来た。これは残念ながらリーリングの途中でバレてしまったが、斜めに続けてキャストをしていると、ググンと引っ手繰る様な強いアタリで3匹目の可愛娘ちゃんが来てくれた。時刻は21:40のことで、サイスはこの日最長の22cm程の良型。
これで、気を良くしたが、その後はまたまた音無しに戻ってしまったので、Rigge Slim60SSやShallowMagic60も試してみたが、これは無駄な努力だった。
22:00を廻った頃、折り返しに入った。
復路に入ってからは、何としてでもビーズ・ルアーで結果を出したいとルアーを替えて目ぼしいポイントを流したが、結果は出ず仕舞い。最終的にYTさんに追い付き、二人並んで戻りつゝキャスティングを繰り返して、23:12に28番スポット付近で交通事故的な向こう合わせのアタリで、4匹目をゲットした所で、この日のメバリングは事実上の終了となり、23:30頃、帰路についた。
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20:15 1匹目 43番スポット付近
20:56 2匹目 60番スポット付近
21:40 3匹目 75番スポット付近
23:12 4匹目 28番スポット付近
2024/03/15
2024年 Mebaring 釣行記
日 時:03月15日(金) 18:10~22:15
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 5
同行者:Dr.TJさん
予報によると西南西の風が4~5m。西の要素が強いため、現地では強い横風になる恐れがある。しかし、条件が良い時だけを選んでいては、唯でさえ2月の釣行回数が僅か2回に終わっているだけに、今年のエイジ・シュート達成が厳しくなる。と云う訳で、兎に角、行くことにして準備をしている所にDr.TJさんから今晩、MHR-KGに行く旨の連絡が入って来た。Dr.TJさんによると、YTさんは前日にHYKWに行ったので今回は見送り、ISBSさんはスキーに行っているとのことで、今回はDr.TJさんとのコラボ。
17:50頃、現地に到着し、先着して準備を始めていたDr.TJさんと合流。
SoareXR改を手に、先にポイントに向かったDr.TJさんを追い掛けて岸壁に出てみると、予報とは違って風は殆んど吹いておらず、これなら全く問題なく釣りが出来る。
問題は海藻の繁茂状況。メバルを狙うからには、海藻を嫌っていては釣りにならないのは充分承知しているが、過ぎたるは及ばざるが如し。キャストの度に海藻が掛かって来る様では堪らない。明るい時間帯であれば、繁茂状況を目視し海藻の薄いポイントを狙うことも出来るが、明かりのない夜間なのでそれも出来ない相談。と云う訳で、今回は比較的海藻の少ないへの字カーブの手前を重点的にチェックすることにした。
Dr.TJさんはプラグをキャストしているが、所々で海藻が海面に頭を出しているので、今回は、最初から飛ばし浮きを使ったワーミングで始めることにして、18:10頃、11番スポット付近からこの日のメバリングを開始した。
この日の皮切りは、18:24、17番スポット付近で来た20cm程の本命。
実釣開始後20分も経過しておらず、良い出足に気を良くしてキャストを繰り返し、この後18:37、18:50とポツポツとだが退屈しない程度の間隔で可愛娘ちゃんをゲット。しかも、この2匹は22~23cmの良型。
この調子で行けば、楽しい釣りが出来そうだ・・・。
独りほくそ笑んでキャスティングを繰り返したが、どう云う訳か、その後はピタリとなくなってしまった。
それでも何とか反応が返って来ないかとキャスティングを繰り返していたが、悪いことに20:00少し前頃から西風が強く吹き出して来てしまった。
こうなっては堪らない。モティベーションは急降下してしまったが、Dr.TJさんは先に進んで行った切り。
引き揚げるには早過ぎる。せめて、Dr.TJさんが戻って来るまではとキャスティングを繰り返し、20:05に36番スポット付近で交通事故的な反応で追加することはあったが、コツコツ、ゴソゴソとラインを伝わって来る感触は、海藻ばかり。
21:00を回っても、Dr.TJさんは戻って来ず、可愛娘ちゃんからの音沙汰もないまゝ。
モティベーションは風前の灯だったが、強かった西風が弱くなって来たので、気分転換のためにプラグを投げることにして、システムを変更。
最初にTOTO42Sを結んで見たが、反応はない。そこでBEAGLE SSやStorm Minnow 35SPなど色々とルアーを変えてみたが、何れも無視。そこで、半ば自棄気味になってShallow Magic60をキャストしてみると、思い掛けなく反応が返って来て、ようやくこの日の5匹目をゲット。
この日は表層付近が良いのか・・・と思いShallowMagic60を続けたが、反応があったのは、後にも先にもこの1回だけで、元の木阿弥。
22:00を回った頃、Dr.TJさんはまだ戻って来ていなかったので電話を入れると、への字カーブ付近にまで戻って来たとのこと。
そこで、Dr.TJさんを迎えに行き、22:15頃、二人揃ってStopFishingとした。
この日、Dr.TJさんは、岸壁の端まで足を伸ばしたが、駄目だったとのこと。
いつもプラグで好釣果を出しているDr.TJさんにして3匹しか物に出来なかったことは、この日の厳しさの左証と云えるだろう。
さて、来週は・・・・。
来週の夜間は、潮位のない潮回りに当たるためMHR-KGNでのメバリングにはかなり厳しい状況だろう。
時間帯をずらすか、あるいは、狙いを変えるか・・・。
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18:24 1匹目 17番
18:37 2匹目 21番
18:50 3匹目 26番
20:05 4匹目 36番
21:18 5匹目 24番
2024/03/11
2024年 Mebaring 釣行記
日 時:03月11日(月) 17:50~21:15
潮回り:大潮(↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 8
同行者:YTさん、SHGさん
久し振りに見る南西若しくは南南西の風が3~4mの予報に、喜び勇んでMHR-KGNに出掛けて来た。
17:40頃、現地に到着し先着していたYTさん、SHGさんに合流。
この二人とは前回HRTKでカマスを狙ったのだが、小生はアタリ一つないパーフェクト・ゲームを喰らってガックリと肩を落として釣り場を後にした。しかし、小生が帰った直後に回遊があって、二人共楽しい釣りが出来た由。
この様なことは、釣りの世界では良くあることで、正直な所、当事者としては余り聞きたくない話し。
もう少し粘っていれば・・・と切歯扼腕。
今回はその様な轍を踏むことのない様にと思いつゝ岸壁に出てみると、予報よりも風が弱く、大潮の満潮時刻に当たるため眼の前に横たわっている筈のテトラ帯は海中に没していて海が広く見える。
17:50頃、19番スポット付近に立ちSoareXR改にビーズ・ルアーの小を組み合わせてキャスティングを開始。
釣りではどんな時でもそうなのだが、その日の釣りを占うキャスティングなので、期待と不安が綯い交ぜになってドキドキもの。特に、前回はパーフェクトを喰らっているだけに、今回は何とか可愛娘ちゃんの顔を見たいと強く思いながらキャストを繰り返した。
しかし、まだ明るさが残っているせいか、反応が返って来ない。
可愛娘ちゃんはまだ浮いて来ていないのかも・・・とルアーを沈めると、海藻が掛かって来る。昨年の今頃は海藻がびっしりと海面を覆っていたことを考えると、今年はそれ程繁茂していないので楽と云えばば楽。とは云え、それも可愛娘ちゃんからの反応があってこそ云えることで、反応がなければ詮のないこと。
所が、キャストを繰り返していると、ルアーを沈めても、所々に海藻が掛かった来ないポイントがあることが判った。そこで、その様なポイントを重点的に探っていると、ようやく反応が返って来る様になった。しかし、なかなか針掛かりさせられない。何とか針に掛けても海藻に巻かれてバレてしまう。
そんなことの繰り返しで苦労させられたが、何とかこの日の口開けの可愛娘ちゃんに面会出来たのは、18:32、28番スポット付近のことだった。サイズは15cm程度で小振りだったが、3月に入って初めての獲物で一安心。
さあ、これからだ・・・・!
この1匹を皮切りに爆釣を目論んだが、なかなか反応が続いて返って来ない。
そこでへの字カーブの先にプチ・ワープした。ここはビーズ・ルアーを初めて使って面白い釣りをしたポイントなので、期待をしたが、こちらの方が海藻の密度は高くて、キャストの度に海藻が針掛かりして来る。
何年か前のMHR-KGNでは、海藻に掛かったルアーが海藻から外れた途端に口を使って来ることも多くあったが、今回はそんなこともない。それどころか、海藻に掛かったルアーを外そうとしてラインを引っ張りして海藻を揺らしたり、海藻が掛かったルアーを回収したりして無駄に警戒心を持たせる結果にもなりかねない。そうなると益々口を使わなくなってしまう。
そこでビーズ・ルアーを諦めてジグ単のメバリングに切り替えることにした。実はSoareXR改では初めてのジグ単なのでキャスティングが上手く出来るか不安だったが、ものは試しとばかりに1gのJHを結んでキャストしてみた。するとフォローの風だったこともあって、何とかキャストすることが出来ることが分かった。
そして、ジグ単に切り替えて直ぐに答えが出て、19:07、19:10と立て続けに可愛娘ちゃんをゲット。ジグ単が正解だったか・・・とこのまゝジグ単を続ける積もりだった。しかし、丁度、海藻の密度の高い所にJHが着水していると見えて、アクションを付けようとした時には海藻が引っ掛かっている始末で煩くて仕方がない。
と云う訳で、沖目であれば幾分海藻も薄くなっているのではと飛ばし浮きを使うことにして再度システム変更を行った。しかし、思惑は見事に外れて沖目でも海藻に邪魔をされてしまう。メバルは海藻に身を隠しているので、海藻を毛嫌いするのは間違えかも知れないが、過ぎたるは及ばざるが如し。
どうしようかと考えたが、海藻が少ない筈の凸部にワープすることにした。
幸い、思惑通り海藻が少なかったので、ストレスはなくなったが、肝心要の反応がない。そこで少し場所を変え何とか反応のあるポイントに当たり、92番スポット付近で19:40、94番スポット付近で19:46に続けてゲット。
ここで凸部の先から戻って来たYTさんやSHGさんと合流。YTさんによれば凸部の先も芳しくない由。と云う訳で、3人連れ立って折返しに入った。
その頃には、潮位が130cm程にまで下がって来ていたので、海藻の頭が海面に届き、邪魔をされる度合いが往路よりも激しくなっていた。しかも、相変わらず可愛娘ちゃんからの反応も少ないまゝ。
小生から少し離れた所で、一生懸命ロッドを振っているSHGさんを見習って、何とかキャスティングを繰り返して、73番スポット付近で20cmを超える良型をゲットしたものゝ、再現性は皆無で、気分は盛り上がらないまゝ低空飛行が続き、海藻が比較的少なかった凸部の手前で拾ったのを最後に、21:15頃、StopFishingとした。
まだ、昨年程の繁茂状況にはなっていないが、今年もやはり海藻に悩まされる時期になった。
昨年は余りにも海藻の繁茂状態が凄く、対してメバルの釣果が上がらなかったことに嫌気が差して、4月に入る早々KMI’sでのアジングに切り替えたのだが、今年はどうだろうか・・・。
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18:32 1匹目 28番
19:07 2匹目 51番
19:10 3匹目 52番
19:40 4匹目 92番
19:46 5匹目 94番
20:07 6匹目 73番
20:29 7匹目 39番
20:48 8匹目 34番
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