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2021/12/27
2021年 Mebaring 釣行記
日 時:12月27日(月) 17:15~19:45
潮回り:小潮(↑)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 2
同行者:単独
例年になく絶不調状態が続いているMHR-KGNの回復具合を調査したかったが、予報では、20:00頃から風向きが南西から横風になる西に変わるとのこと。しかし、強さは1~2mなので、何とかなるだろう。
と云う訳で、MHR-KGNの駐車スペースに17:00頃、到着したが、前回程ではないにしろ、止めてある車の数が少なくスケスケ。前回、復調して来たかも知れないと思ったが、やはり、そう考えるのは早計なのかも知れない。
17:15頃、55番スポット付近に立ち、Tenryu改のロッドに0.8gのJHを組み合わせてキャスティングを開始。
予報と違って風は殆どなく、干潮の潮止まりとあってテトラ帯が点々と海面から出ており、この所、潮位の高い時間帯でのメバリングばかりだったので、何となく懐かしく思えた。
2投、3投とキャスティングを繰り返したが音沙汰が無いので、早くも蟹の横這い釣法に移り、57番スポット付近でのこと。
キャスト後アクションを加えようとラインを張った所、いきなりブルブルとこの日初めてのコンタクトがあって、抜き上げたのは15~16cm位の可愛娘ちゃん。
どうやら着水と同時に喰って来たと見えて、釣った感は全くなくその点は不満が残るが、活性が高い時にはよく出るアタリ方なので、MHR-KGNの復調を確信。
時刻は入釣早々の17:20頃のことで、風向きが変わる時刻の20:00までは、まだまだ時間はある。さぁ、これまでの分を取り返すぞと気分を良くしてキャスティングを繰り返したが・・・・・・。
期待に反して、反応が続かない。
そこで前回良かったFinluckMinnow30Sを結んでキャストすると、やはりこのルアーには、微かだが、反応が感じられる。そこで、他のルアーに対する反応を見るため色々と替えてみたが、これらには無反応。結局、一巡してFinluckMinnow30Sに戻った所で、17:40頃、2匹目をゲット。
この時のアタリ方はコンとはっきりとしたものだが、針の掛かり具合は、リア・フックが辛うじて唇に掛かっているだけの、心許ないものだった。恐らくルアーを後ろから追尾して来て、ちょっとチョッカイを出したら引っ掛けられた・・・と云った所だろう。
その後は、このFinluckMinnow30Sにも興味を示すことはなくなってしまい、これまでのMHR-KGNでのメバリングをビデオで観ている様なもの。そこで、前回何度か反応があった70~74番スポット付近にワープしてみたが、ここでも状況の変化はなく空振り。
そこで、これまでのジグ単やプラグを止めて、飛ばしウキに0.3gのJHを組み合わせて、少し沖目でジックリとワームを見せ付ける方法に、作戦変更。
そして、岸壁にしゃがみ込んで、ウキ止めのゴムを通し、飛ばしウキを通して・・・と仕掛けを作っている内に、西風が吹いて来た。予報では20:00頃からとなっていたが、こんなに早く・・・・・。
すると、忽ち指先がジンジンと冷たく痛くなって来て、ラインを結ぶことも儘ならなくなる程。ポケットカイロでも忍ばせていれば良かったが、残念ながら、油断していて持って来ていない。吐息で指先を温めつゝ何とか仕掛けを組み上げることは出来たが、キャストした仕掛けが右手真横から帰って来る程の強い横風に、気持ちは、何の抵抗も見せずにシュン。
結局、可愛娘ちゃんの反応の無さに加えて指先の冷たさに粘る気持ちも失せて、19:45頃、尻尾を巻いて退散して来た。
2021/12/24
2021年 Mebaring 釣行記
日 時:12月24日(金) 16:50~20:40
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 6
同行者:単独
23日(木)か24日(金)のどちらかの日、に久し振りにミニGTと遊ぶ積りだったが、残念ながら、退っ引きならない用事が入ってしまい、釣に行けなくなってしまった。しかし、用事が早く済めば、金曜日の夜は何とかなりそう。しかも、予報では南西の風が1~2mとのことなので、MHR-KGNなら釣りが出来そう。
と云う訳で、正に、鼻っ先に人参をぶら下げられた馬の様になって、釈迦力に用事を済ませて、MHR-KGNに出掛けて来た。
16:30頃、現地に到着して驚いたことに、いつもは結構な数の車が止められているのに、この日はどう云う訳か、駐車スペースはガラガラ状態。
MHR-KGN不調のニュースでも流れたのだろうか?
今シーズンに入って3回連続して惨憺たる結果に終わっているだけに、弱気の虫の活性が高くなって来る。
Tenryu改のロッドを手に岸壁に出てみると、風は殆どなく、海も小さなウネリはあるが穏やかで、問題は円な瞳の可愛娘ちゃんのご機嫌がどうかだが、メバリングの状況としては悪くはない。
しかし、ガラガラの駐車スペースが物語っている様に、釣り場となる岸壁にはアングラーの姿が見えず、益々、不安な気持ちが大きくなる。
16:50頃、60番スポット付近でキャスティングを開始。
しかし、可愛娘ちゃんからのコンタクトはない。その代わりに、切れ藻などのゴミがキャストの度に掛かって来て、煩くて仕方がない。それでも、暫くの間扇状にキャストして可愛娘ちゃんの居場所を探したが、何処にも気配がない。
そこで、蟹の横這い釣法に入ったが、これまでの実績ポイントでも音沙汰がなく、JHの重さを色々と替えて見たが、全く効果がない。
入釣前に感じた不安が的中した格好だが、70番スポット付近に来た時、駄目で元々とプラグを試してみることにした。しかし、プラグにも興味がない様でコツッともコンタクトがない。
BEAGLE-SS、GS-A、HUSKY、TOTO-42と目先を変え、重たいYURAMEKIを動員してテトラ帯よりも遥か沖目を狙っても見たが、これも空振りで万事休す。
可愛娘ちゃんがすっかり消えてしまったかの様な状況に、ボーズを覚悟しながらMHR-KGNでは滅法強いFinluckMinnow30Sを結んでみた。
2投、3投すると、これまでとは違って、何か違和感が伝わって来る。
とてもアタリとは云えないが、何かがルアーを追い掛けている様な・・・。
何だろう?
すると、その直後にチクッとしたアタリが伝わって来た。
少しでも風が吹いていると見逃してしまいそうな小さなアタリに、軽く合わせを入れた所、生命体の反応が帰って来た。
前回は小さなアタリでカサゴが来たこともあるので油断がならない。
可愛娘ちゃんであってくれと願いながら抜き上げると、15~16cmの小振りだが、立派なメバル。
この日初めてのアタリで獲れた初めての可愛娘ちゃんに、恥ずかしながらやっと来た!!と思わず声を出していた。時刻は18:10頃。
そして、その直後に同じ様なアタリで2匹目。この娘は、少しお腹が膨らんでいて産卵前の個体の様だったことを考えると、やはりスポーニング絡みで、いつもとは様子が違っているのだろう。
2匹目が来たことで、以降はFinluckMinnow30Sを主として投げていたが、アタッて来るケースは極めて少なかった。とは云え、ワームや他のプラグには全く反応しなかったことを考えると、やはり小生にとっては救いの神だった様だ。
2匹目を獲った後、2回のアタリを空振りしてからは、アタリがなくなったので、又々蟹の横這い釣法で、移動しながらのメバリングに入った。しかし、反応があったのは70~74番スポットまでの間で、その他のポイントではまるで梨の礫。
20:30頃、85番スポット付近で折返しに入ったが、その頃から北西の風が強く吹き出して来てしまった。少なくとも予報には北西の文字はなかったと思うが、斜め左からの冷たい風のために、一気に体感温度が下がってしまい、21:20頃、堪らずStopFishingとした。
前3回と比べると幾分状況は良くなったと云えるかも知れないが、極狭い範囲で、且つ、限られたルアーにしか反応がないことを考えると、まだまだ本調子には程遠いMHR-KGNと云えるだろう。
スポーニング絡みであれば時間の問題だが・・・・・。
2021/12/16
2021年 Mebaring 釣行記
日 時:12月16日(木) 16:35~20:40
潮回り:中潮(↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 1、カサゴ x 4
同行者:単独
2日前に遠征したので、週の後半の釣行は金曜日にしたかったのだが、生憎、風が強く吹く予報が出ていて、釣りは無理。対して木曜日は南西若しくは西南西の風が3m程なので、行くなら木曜日の16日しかない。
と云う訳で、多少遠征疲れが残っていたが、MHR-KGNに行くことにした。
前回、現地で会った若者が日没時刻前後にアタリが集中したと云っていたので、遅くとも日没時刻にはキャスティングを始めていたいと考え、早目に自宅を出発した。
現地到着は、何とか日没時刻前と云える16:15頃。
早速、宵姫 爽 S58FL-Solidを手に岸壁に出てみると、風は微風で波もなく条件は良い方。
16:35頃、55番スポット付近に立ち、いつもの様に0.8gのJHでキャスティングを開始。
いつものことだが、その日の釣運を占うべき最初の数投は、不安と期待がない混ぜになるものだが、特に、前2回は目を覆いたくなる程惨憺たる結果だっただけに、期待よりも不安のほうが遥かに大きかった。
そして、2投、3投、4投して直ぐに今日も駄目だな・・・・。
それでも暗くなれば口を使ってくれるかも知れないと、不安を抑え込んでキャスティングを続けたが、ウンともスンともアタリがない。
何とかして可愛娘ちゃんの気を引く方法はないものかとプラグを持ち出して見たが、それも無視。
そこでJHを0.5gと軽くして見た。最近は、専ら0.8gのJHばかりを使っているが、以前は0.3~0.5のJHしか使っておらず、それで結構良い思いをしたこともあった。この日は、風もそれ程強くなかったこともあって、以降は0.5gのJHで通すことにした。
それでも相変わらずコンタクトはなかったが、70番スポット付近に来て、この日初めてのアタリがあった。
アタリと云っても、コンとかチクッと云ったものではなく、何かが触れた様な微かな違和感で、今、ブログを書きながらその時のことを思い出しているが、恐らくラインがエステルだったので取れたもので、風に吹かれたPEラインでは判らなかったかも知れない。
この日最初のアタリをものにして、抜き上げた可愛娘ちゃんは15cmにも満たないロリ・メバルだったが、取り敢えずボーズだけは逃れることが出来、一安心。
時刻は、実釣開始後40分程を経過した17:15頃のことだった。キャスティングを開始して1時間以上もコンタクトがないことは、MHR-KGNでも何度も経験して来たことで、それに比べれば、今回の40分は、早くはないが遅過ぎる訳でもない。
所で、このロリ・メバルの腹はペチャンコになっている。このサイズでスポーニングに絡んでいるとも思えないが、前回、掛けた可愛娘ちゃんは腹ボテだったことを思い合わせると、この個体は産卵後であるかも知れない。とすると、やはり最近の喰い渋りはスポーニング絡みと云えるだろう。とすると、スポーニングが1ヶ月程早くなっているのだろうか。
何はともあれ、海から伝わって来る雰囲気は、これまでとは全く異なっており、可愛娘ちゃんが居る気配がまるで伝わって来ない。
兎に角、何処かに可愛娘ちゃんは居る筈。何処かに・・・・。
自らを鼓舞して蟹の横這い釣法で探したが、何処に行ったのやら。
凸部を越えその先まで足を伸ばし、滅多に行くことのない終点にまで到達したが、居場所は見付からず、いつもより1時間は早い19:30頃、折返しに入った。
この頃になると潮位はかなり低くなっており、テトラ帯が高く海面から体を出しており、随分と周囲の雰囲気が違って来る。
潮位が低くなれば、底にへばり付いている(?)可愛娘ちゃんの目の前をワームが通るので、ひょっとすると反射的に口を使って来るかもとあらぬ妄想を抱いたが、これも空振り。
20:40頃、突如強くなって来た西風に、気持ちも吹き飛ばされてしまってStopFishingとした。
結局、この日も可愛娘ちゃんからのコンタクトは殆どなく、3回連続して、何とかボーズを回避出来ただけの結果に終わってしまった。
ご機嫌が悪くて単に口を使わなかっただけなら、時期が来ればこれまでの様に遊んでくれるが、この3回は、まるで居なくなってしまったかの様。外道のカサゴのアタリにしても弱々しくて、釣り場としてのポテンシャルががくんと落ちてしまったのではないかと心配になって来る。
小生にとっては、癒やしの場であるべきMHR-KGNがこんな状態になってしまっては、先の短い後期高齢者の身には、本当に悲しいことで、そうでないことを確かめるために、再度、訪れてみようと思う。
2021/12/11
2021年 Mebaring 釣行記
日 時:12月11日(土) 17:20~21:30
潮回り:小潮(↑)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 1、カサゴ x 4
同行者:単独
11月の中旬頃から貧果続きで、フラストレーションは限界点ギリギリまで溜まっている。その様な状況だったので、南風1mの予報に飛び付いて、土曜日にも拘らず円な瞳の可愛娘ちゃんに癒やして貰おうとMHR-KGNに行くことにした。
しかし、結果から云うと、今回も惨憺たる結果に終わってしまい、今シーズンのMHR-KGNでは、前回に引き続いて2回連続して、完膚なきまでに打ちのめされてしまった。
現地到着は、17:00頃。
この時期の日没時刻は16:30頃なので、もう少し早く着きたかったのだが、土曜日で風もない釣り日和に誘われた大勢のアングラーが引き揚げて行った後に入る考えだったため、敢えて暗くなった頃を狙ったもの。しかし、結果的に、これは失敗だった模様・・・・・。
Tenryu改のロッドを手に岸壁に出てみると、微風が背中から吹いて来ており、海も穏やかで、メバリングには絶好の状況。時刻は、丁度、小潮の干潮に当たるので、テトラ帯が点々と波間から顔を出している。
17:20頃、60番スポット付近に到着し、0.8gのJHを組み合わせてキャスティングを開始。
いつものことだが、その日初めてのキャスティングは、当日の釣り運を占うべきドキドキもの。特にこの日は、前回もフラストレーションが溜まる結果に終わっていただけに、いつも以上に期待満々であると同時に変な緊張感もあった。
すると、1投目からコツンと反応が帰って来る。これはタイミングが合わず、手も出せず仕舞い。続いて2投目にもコン。残念ながら、これは空振り。そして、それから1~2投おいた後、又々、コン。やっとタイミングが合ってやり取りを始めたが、抜き上げに失敗。
しかし、思いの外、可愛娘ちゃん達の活性が高そうなので、安心すると同時にまだまだ余裕があった。
所が、反応があったのはここまでで、蟹の横這い釣法を繰り出そうが、ワームを替え、JHを重くしたり軽くしたり、プラグを取っ替え引っ替えして、何とか可愛娘ちゃんの気を引こうとしたが、完全に無視されっ放し。
18:50頃、余りにも反応がないので、凸部の先に移動しようと歩き出した時、凸部の手前角付近に少し気になるポイントが目に入って来た。
そこで駄目で元々と0.5gのJHをキャストすると、意外にもコンと反応がある。これには手が出せなかったので、フォローのキャストを入れると、曰く云い難い違和感が伝わって来た。
アタリの確証はなかったので、ラインを張る様にして聞いてみると、はっきりとした生体反応が伝わって来た。
抜き上げたのは、20cm程の腹ボテ気味の可愛娘ちゃんで、ボーズ回避の嬉しい1匹。
やっと、動き出したか・・・・・?
しかし、喜びも束の間。又々、元の木阿弥に陥り、先程のアタリが絵空事だった様に全く気配がない。
そこで、移動を敢行し、109番スポット付近でキャスティングを再開。
すると、直ぐに反応が帰って来たので、可愛娘ちゃんの付き場は、こちら側に移動したのか・・・?
所が、喜び勇んで抜き上げたのは、惚けた顔の大口を開けたカサゴ。しかも、10cm程のロリと来ては、その時の小生の気持ちは推して知るべしと云った所。
結局、凸部の先でも完全に無視され続け、20:00頃、129番スポット付近で折返しに入ったが、状況は変わらずじまい。
引き上げポイントが間近になった、21:30頃、コンと小さく響くアタリに、今度こそ可愛娘ちゃんだろうと抜き上げると、またもやカサゴ。これには堪らず粘る気も雲散霧消してStopFishingとした。
この日は、入釣した当初こそ反応はあったが、その後は殆ど皆無で、まるでアフター・スポーンの状況。このMHR-KGNでは、毎年1月の前半に喰いが落ちるアフター・スポーンの時期があるのだが、それが早目に来ているのだろうか?
この日の唯一の釣果である可愛娘ちゃんは腹ボテ気味だったので、スポーンング前の荒喰いの時期に来ていると思うのだが、それにしても、反応がなさ過ぎるのが気になる。
この日、現場で会った若者によれば、17:00頃までは、反応は良かったけれど、19:00頃からピタリとなくなった由。
とすると、この日の小生の入釣時刻が遅過ぎたのが、この日の貧果の最大の要因と云えるのだが、過去にも経験したことがあるこの傾向を確かめるため(?)にも、再度、チャレンジすべきだろうと思う。
2021/11/23
2021年 Mebaring 釣行記
日 時:11月23日(火) 17:15~21:00
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 2
同行者:単独
早くも先生が走り回る月が目前に迫って来て、ソロソロ円な瞳の可愛娘ちゃんも動き出し始めている頃だろうとMHR-KGNでのメバリングを予定していたが、生憎、予報では西南西の風が5~6mとのこと。となると、横風になるのでやり難くなる。しかし、UMB-FPの刀狩りであれば、フォローの風になるので、寧ろ、有利に働く筈。
と云うことで、メバリングか刀狩りかどちらにするか迷った。
しかし、この日は勤労感謝の日に当たるので、刀狩りのUMB-FPは激混みになっているだろうし、冷蔵庫にはまだタチウオの在庫があるとのことだったので、MHR-KGNの状況を調査することに落ち着いた。
現地到着は17:00頃。
程なくして満潮を迎える時刻なので、潮位はほゞ最高潮に達しているため、テトラ帯は海中に沈んでいて、障害物の見えないMHR-KGNの海が大きく広がっている。波は殆どなく穏やかだが、時折、ウネリが入って来る程度。
風は、強く吹くとの予報にも拘らず、岸壁ではそれ程もなく、釣りをするのに余り気にする必要はなさそうで、一安心。
岸壁の様子を見ながら宵姫 爽 S58FL-Solidを手にお気に入りの60番スポット付近に向かったが、途中で、気が変わりへの字カーブの手前の40番スポット付近から調査を開始することにした。
40番スポット付近からへの字カーブまでの間は、過去にロッドを振ったことはほゞ皆無と云って良いポイントだが、可愛娘ちゃん達の居場所が変わっている可能性もあるため、念の為、蟹の横這い釣法でテンポ良くチェックしようと云うもの。
潮の高さを考慮して0.8gのJHをチョイスして、キャスティングを開始したのは17:15頃。
その日の調子を占う最初の数投は、期待と不安がないまぜになってドキドキもので、これはどんな時でも同じだが、今回は半年近くも間が空いているので一際その感が強い。
次は来るか、次は来るかと期待してキャストを繰り返したが、期待に反して、何も気配が感じられない。そこで、予定通りキャストして3歩移動し、又キャストして3歩移動・・・・を繰り返して何とか可愛娘ちゃんの居場所を探したが、梨の礫。
こうなるとお気に入りの60番スポット付近をジックリとチェックしたくなる所だが、生憎、その付近には先行者の姿があるので、仕方がない。60番スポット付近を飛ばして62番スポット付近から、調査を再開。
しかし、状況は変わらないまゝ。
否、可愛娘ちゃんばかりでなく、メバリングには付き物のカサゴやソイからのコンタクトもなく、早くもボーズの文字が頭に浮かんで来る始末。
そんな状況で67番スポット付近に来た時、この日初めてのコンタクトがあって、待ちに待った可愛娘ちゃんを手にすることが出来た。
実釣を開始して1時間も経った18:40頃のことで、サイズはMHR-KGNのアベレージに足りない15cm位だが、今シーズンの幕開けを飾る嬉しい1匹。
しかし、気に入らないのはアタリの出方で、この時のアタリはジワーッと重たくなっただけの違和感しかなく、釣った感のないアタリだった。
この日のここまでの状況を考えれば、アタリの出方を云々するのは、贅沢の極みだとも云えるが、小生にとっては、MHR-KGNは、サイズはなくても数を釣って楽しめる癒やしの釣り場の位置付けなので、やはりコンと感じるアタリを掛けに行ってものにしたい。
とは云え、ようやく可愛娘ちゃんたちが動き出した気配に、キャストする腕にも自然に力が入ろうと云うもの。
そして、その後の2投目か3投目で、またもや同じ様なジワーッと感じるアタリがあって、MHR-KGNでは珍しい23cm程の良型。
これに気を良くして、キャスティングを繰り返したが、その後は元の状態に戻ってしまって、完全にダンマリ状態。
余りにも気配がないので、プラグを投げたり、JHを重くしたり軽くしたり、はたまたワームを替えたりと色々と可愛娘ちゃん達の気を引こうとやって見たが、どれも無視。
この日は凸部の手前までを調査する積りだったが、こんな状況に堪らず、凸部の先にまで足を伸ばしたが、これも悪足掻きに終わり、19:50頃、118番スポット付近から折返しに入った。
この頃になると、潮位が下がって、テトラ帯の頂上が所々海面から頭を出し始めて来ていた。この様な一寸した変化でも状況が変わる切っ掛けになることは、良くあることなので、これまでが極端に悪かっただけに、藁を掴む心境でコンタクトを待ったが、これも期待外れ。
そうこうする内、20:30頃から、西風が強く吹き付けて来て、身も心も寒くなり、21:00頃、StopFishingとして、肩を落として帰路に着いた。
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