※ カテゴリー別アーカイブ:Touching ※
2023/12/01
2023年 Ajing Touching 釣行記
日 時:12月01日(金) 16:30~22:00
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:KMI’s
釣 果:タチウオ x 0、アジ x 8
同行者:KMIさん
木曜日の11月30日は4mの北風が吹くとのことだったので、一日順延して金曜日に釣行することにしたが、生憎なことに2mの南寄りの風は20:00頃までで、以降は北風が3mとのこと。しかし、この時期の日没時刻16:30頃なので、20:00に釣り上がるとしても、3時間半程度は楽しめそう。
16:00過ぎに、現地に到着。
岸壁に出てみると、残念ながら、岸壁には入り口に1人、最奥に3人の若者ルアー・マンが入っており、入りたかったポイントは塞がっている。先行者の4人は全員ルアー・マンなので、暗くなる前には引き揚げるだろうと思ったが、確証はない。仕方がないので、取り敢えず、浮袋から中央に寄った所に道具を置いて準備に掛かった。
そして、持ち込んだBlueCurrentⅢ 82/BとSoareGame改にリールをセットして、ブレーキの調整をしながら最奥の3人の様子を見ていると、ラッキーなことに帰り支度を始めた。
と云う訳で、久し振りに最奥に釣り座を構えることが出来た。
16:30頃、SoareGame改を手にベイト・アジングを開始。予報通り風は殆なく、海は波もなく穏やかで、左から右にトロトロと流れていて、雰囲気は抜群。
所が、期待に反して全く気配がない。
17:20頃(?)、KMIさんが登場。小生は、この日はお持ち帰り予定はないので、最奥はKMIさんに譲り、小生は机と水道の中間付近に移動してアジングをすることにした。
すると、KMIさんはリリース・サイズだが、2~3投目で早くもアジをゲット。しかし、小生の方には音沙汰がない。そんな小生を横目に、KMIさんはポツリポツリとだが、ロッドを曲げている。いつのことだか、記憶が定かではないのだが、3m程しか離れていないのにも拘わらず、隣りは入れ掛かりなのに、こちらは皆目反応がないと云う極端な場面に出会したことがある。
今回も、その類かも知れないと思いつゝキャスティングを繰り返して、17:56、ようやくこの日の口開けの1匹をゲット。サイズは21cm程のお持ち帰りサイズ。
2匹目は、若干、間を置いた18:07のリリース・サイズ。
このまゝポツポツでも釣れ続いてくれれば・・と思ったが、反応がなくなったので、18:20頃、ロッドをBlueCurrentに持ち替えて、この日の本命である刀狩りに乗り換えた。
しかし、コンタクトして来る気配が感じられない。
FJKWさん情報や前回、前々回の経験から19:00前後が狙い目だと集中してタチウオからの反応を待ったが、完全に梨の礫。
1時間半近く、立ち位置を替えキャストする方向を替えて銀色に輝くタチウオの反応を探ったが、空振りだったので、19:45頃、ロッドをSoareGame改に持ち替えてアジングに切り替えた。すると、直ぐに答えが出て、19:50に3匹目をゲット。それから7匹目を獲った20:08までの約20分間に、都合5匹を追加した所で、又々反応が消えてしまった。
そこで、JET BOILでお湯を沸かしてコーヒー・ブレイク。
20:30頃、休憩を終わって、刀狩りを再開。
しかし、おやと思う違和感も全くないまゝ時間ばかり経ち、21:00頃になって北風が吹き出して来た。強さはそれ程でもないが、冷たい風に吹かれると一気に寒くなり、その内、指先がジンジンとして来る。12月に入ったので、寒いのは当然のことで驚くには当たらない。しかし、これまでが異常な位に暖かい日が続いていたため、若干油断があったのかも知れない。もう少ししっかりと寒さ対策をして来る必要があると痛感した次第。
21:30近くになって、その頃には集中力もなくなっていたのだが、慰みにアジを狙ってみると、コツと反応が返って来て、この日の8匹目をゲット。ここまで来ると、ツ抜けは目前。何とか達成したいと思うのはアングラーの性。改めて気合を入れ直してキャスティングを繰り返したが、これは空振り。
結局、22:00頃、精根付きてStopFishingとした。
前回、2匹の釣果があって復調して来たと思ったタチウオだが、この日は全く掠りもしないパーフェクト・ゲーム。
昨年のブログでは、12月に入ってからの釣果は2日に2匹の記録があるだけで、以降は「ない」。次回、もう一度狙ってみようと思うが、ソロソロ終わりに差し掛かっているのだろう。
********************
17:56 1匹目
18:07 2匹目 R
19:50 3匹目
19:56 4匹目
20:03 5匹目
20:04 6匹目
20:08 7匹目 R
21:31 8匹目 R
2023/11/27
2023年 Ajing Touching 釣行記
日 時:11月27日(月) 16:15~21:15
潮回り:大潮(↓)
場 所:KMI’s
釣 果:タチウオ x 2、アジ x 12
同行者:単独、(NKYMさん)
月曜日の27日は、南西or西の風が2mとのことで、KMI’sでは願ってもない条件に喜び勇んで釣行することにした。
現地到着は、15:40頃。
岸壁には、最奥にアナゴ狙いのNKYMさんが一人いるだけ。
この日の満潮時刻は16:06で、時間的にはほゞ最高位の潮位になっており、しかも、潮回りは大潮のため海水面はいつもより高い。しかし、風が殆どないため、波もなく穏やかで釣りには持って来い。
この日持ち込んだBlueCurrentⅢ 82/BとSaltyStage改にリールをセットし等々準備をし、16:15頃、SaltyStage改を先発に選んで、ベイト・アジングからこの日の釣りを開始。
いつものことだが、釣り始めのキャスティングは、爆釣の期待とボーズの不安が綯い交ぜになってドキドキする。特に、最近の様に好不調の波が大きい場合には、尚更のことで、どうか良い時であってくれ!!と思わず知らず祈っている。
この日の日没時刻は16:29で、まだ間があるため周囲は明るくて、反応が返って来る気配はない。そこで、まだ手に馴染んでいないBlueCurrentⅢ 82/BにセットしたリールのSilverWolf TW 1000XHのブレーキ調整を念を入れて行い、光量が減るのを待った。
この日、始めての反応が返って来たのは、17:05。
左から右への潮流に流されているラインを見ていると、何やら動きが怪しい。思わず左腕を煽って合わせを入れると、紛れもないアジの引きがあって、抜き上げたのは22cm程の良型。
実釣を開始してから1時間近くもの間、コンタクトがなかったので、悪い時に当たったのか・・・と思い始めた矢先のことだったので、ヤレヤレ、これでボーズは免れたと胸を撫で下ろした。
2匹目は、それから若干間を置いた約10分後の17:16に来た良型。
この日は、アジのお持ち帰りの予定はないので、正直な所、一寸惜しい気がしたが、1匹目に続いてこれも最奥のNKYMさんに差し上げた。
そして、17:16の2匹目から17:32に8匹目を揚げるまで、僅か16分間に7匹と正に絶好調状態。しかも、20cmに少し足りないリーリース・サイズは2匹のみの良型揃いで、この日はアジよりもタチウオに重点を置く積りで来たのだが、このまゝアジングを続けようかと思った程。
こんなことを考え出すと、音沙汰がなくなってしまうのが常で、この日も8匹目を最後に、ピタリとコンタクトがなくなってしまった。
そこで、初心に帰って18:00頃から、BlueCurrentⅢ 82/Bに快適波止タチウオテンヤSSの2S(11g)を組み合わせて刀狩りを始めたのだが、なかなか反応が返って来ない。
陸っぱりでのタチウオはアジとは違って、頻繁にコンタクトがある訳でなく、数少ない反応を如何に首尾良くものにするかが肝で、この辺りはアオリイカを対象とするエギングに通じるものがある。
と云う訳で、いつ来るかも知れない反応を期待してキャスティングを続ける必要があるのだが、一向に音沙汰がないまゝ時間が経って行くだけ。
そこで気分を変えるために、中央付近に移動してキャスティングを繰り返していると、微かな違和感が伝わって来たので、同じポイントに集中してテンヤを通してみた。しかし、違和感があったのは一度だけで、その後は何も返って来ない。
違和感の主がタチウオだとは断定出来ないが、兎にも角にも、1時間以上もの間キャスティングを繰り返して感じた唯一の変化に頼るしかないと考え、これまでのリズムを変えるために、テンヤを一段軽い3S(8g)に替えてみた。
すると、これが奏効したと見えて、少し長めに取ったポーズにガツンと反応が返って来て、銀色に輝く指4本サイズのタチウオを抜き揚げることが出来た。
時刻は19:17のことで、前々回には18:42に来たことを考えると、仲間のFJKWさんの云う通り19:00前後が一つのチャンス・タイムと云えそうだ。
タチウオは群れで回遊しているとのことなので、近くには他のタチウオがウロウロしている筈だが、その後は、全く音沙汰がない。別名幽霊魚と云われて、いつ何処に姿を現すか予想が出来ない神出鬼没の魚だけに、反応がないと油断をしていては泣きを見ることになるので、キャスティングを繰り返す以外にない。
頭では充分解っている積りだが、無反応の時間が長く続くのは辛い。と云う訳で、気分を変えるためにベイト・アジングを再開。
すると、直ぐにコンタクトがあって、19:48に9匹目を掛けてからの約10分間に4匹を追加し、19:57にはカウンターの数は12になった。このまゝコンタクトが続くかと思ったが、20:00を回った所で、又もや反応が消えてなくなってしまった。
そこで、直ぐに刀狩りに復帰。
この日、2匹目のタチウオを掛けたのは、1匹目から1時間後の20:19のこと。サイズは1匹目より少し小振りの指3.5本。
実は、この2匹目を獲る少し前のこと。コツと感じるアタリにタイミング良く合わせも決まって、よし、2匹目だと内心ほくそ笑みながらリールングを始めた所、途中でフット軽くなって、無念のバラシ。
1時間もの間、キャスティングを繰り返して、やっと来た反応だったのにと切歯扼腕。諦め切れずに、バラした付近を繰り返し通して得た云わば執念の一匹だった。
それから、3匹目のタチウオを求めてキャスティングを繰り返したが、音沙汰が無いまま21:00を回り、遂に気持ちも切れてしまって、21:15頃、StopFishingとした。
*******************************************
17:05 1匹目 19:55 11匹目
17:16 2匹目 19:57 12匹目
17:18 3匹目
17:20 4匹目 R
17:22 5匹目
17:24 6匹目
17:26 7匹目 R
17:32 8匹目
19:48 9匹目
19:52 10匹目
2023/11/24
2023年 Ajing Touching 釣行記
日 時:11月24日(金) 16:30~20:30
潮回り:中潮(↓)
場 所:KMI’s
釣 果:タチウオ x 0、アジ x 20
同行者:単独、(KMI、ICNH両氏)
11月23日(木)は勤労感謝の日の祝日のため、平日釣行派の小生は釣行することを控えて翌日の金曜日に行くことにしたのだが、予報では4~5mの北風が吹くとのこと。
冬の夜釣りで北風に吹かれるのは、老いの身ならずとも辛いものがあるが、金曜日以外の選択肢がないので、我慢出来ない程寒ければ、直ぐに引き揚げる積もりで、敢えて、出掛けてみることにした。
16:10頃、現地に到着。
この日の午前中には、南寄りとは云えかなりの強風が吹いていた上、夜には4~5mの北風が吹く予報が出ているので、こんな荒れた日に来る物好きは居ないだろうと思っていた。所が、世の中には小生に似た偏屈者は何処にでも居るもので、最奥には年配のアジンガー、中央付近に見知らぬ若者アングラーが2人、都合3人もの先行者の姿があった。
と云う訳で、空いていた入り口に釣り座を構えた。
この日持ち込んだロッドは、刀狩り用のBlueCurrentⅢ 82/Bとアジング用のSaltyStage改の2本で、夕マヅメはアジング、19:00頃から刀狩りに切り替えるプラン。
小生が準備を初めて程なくして、KMIさんが登場。最奥の年配者アジンガーはKMIさんの知り合いなので、隣りに入るとのこと。
釣り場の様子は、南寄りの風が北に変わる時間帯に当たっているらしく、風は殆なく、海も穏やかで何となく拍子抜けの気分。
しかし、これも北風が吹き出すまでの、云わば嵐の前の静けさだろう。
SaltyStage改を手に、16:30頃キャスティングを開始。
時間的には日没時刻なので、夕マヅメと云うには若干早い気がするが、全く気配が感じられず、この2~3日は調子が落ちて来ているとの仲間からの情報が頭に浮かんで来る。
情報通り、苦労しそうだなと思いつゝキャスティングを繰り返していると、モソッと押さえ込む様な違和感が伝わって来て、この日の口開けの1匹をゲット。
時刻は、実釣開始後20分程経った16:47のことで、20cmに足りないサイズだったが、ボーズ逃れの嬉しい1匹。
これに気を良くして、2匹目を狙ったが、どうやら迷子のアジだったと見えて、後続がない。
やはり、情報通りの展開か・・・・・。
と思いつゝキャスティングを繰り返し、17:07にようやく2匹目をゲット。
この2匹目までは時間も掛かったので、この日のアジングは苦労しそうだと思ったが、この後は様変わり。それから約30分後の17:39には、早くもツ抜けを達成。しかも、何れも20cm超のお持ち帰りサイズばかり。
この調子は、11匹目をゲットした17:43以降も続き、20匹目を獲ったのは18:08。つまり、17:07から18:08までの約1時間で、19匹の釣果を上げたことになり、これまでにないハイペース。しかも、17:55に掛けた1匹は、26cmにもなる大物で、云うことなし。
このままアジングを続ければ、更に釣果を伸ばせたと思う。しかし、これ以上釣っても、ご近所のお土産にするにしろ、処分に困ることは目に見えている。その上、ソロソロ、タチウオが回って来ても良い頃。
と云う訳で、予定通り刀狩りに切り替えた。
そしてBlueCurrentⅢ 82/Bを手に、快適波止タチウオテンヤSSの2S(11g)をキャストし始めたのだが、丁度その頃から、北風が吹き出して来た。
しかも、時間の経過に連れて徐々に強くなり、帽子が飛ばされそうになるし、正面にキャストしたテンヤは斜め右手方向から戻って来る様な状況になっては、どうしようもない。
それでも、何とかタチウオを獲ろうと蟹の横這い釣法で岸壁を移動して立ち位置を替えながらキャスティングを繰り返したが、音沙汰がない。
20:00を回った頃、小生が、釣った2匹目を始末している所に登場して来たICNHさんは、明日も仕事があるからと云って帰り支度を始めた。
しかし、KMIさんと小生は北風は強いが、ここで引き揚げるには早過ぎる。もう少し粘ってみようと居残って、釣りを続けることにした。
その後、居残り組の二人は、30分程キャスティングを繰り返したものゝ獲物からのコンタクトもなく、弱くなる気配のない北風に嫌気が差して来て、結局、引き揚げることにした。
そして、帰り支度が終わったにも拘わらず、ベンチに座ったまゝ一向に腰を上げなかったICNHさんと3人連れ立って、20:45頃、岸壁を後にして帰路についた次第。
*********************************************
16:47 1匹目 R 17:43 11匹目 R
17:07 2匹目 17:46 12匹目 R
17:09 3匹目 17:49 13匹目
17:19 4匹目 17:52 14匹目
17:21 5匹目 17:55 15匹目 26cm
17:24 6匹目 17:58 16匹目
17:28 7匹目 18:01 17匹目 R
17:30 8匹目 18:03 18匹目
17:33 9匹目 18:05 19匹目 R
17:39 10匹目 18:08 20匹目
2023/11/21
2023年 Ajing Touching 釣行記
日 時:11月21日(火) 16:40~21:10
潮回り:小潮(↓↑)
場 所:KMI’s
釣 果:タチウオ x 1、アジ x 14
同行者:単独、(KMI、IKOK両氏)
4~5mの北風を選ぶか、2mの南西の風を選ぶか・・・・・?
11月も下旬に入ったこの時期に、冷たい北風に吹かれるより南西の方を選ぶのは、他の条件が同じならば当然のことだろう。特に、小生の様に365連休を謳歌している身分であれば、少しでも条件の良い日を選ぶのは自然の成り行きで、2mの南西の風が吹く火曜日を釣行日に決めた。
所が、釣り仲間の中には、驚いたことに、強い北風をものともせずにKMI’sに出掛けた猛者が居て、しかも、4匹のタチウオの他アジも20匹程の釣果を上げたとのこと。
20匹超のアジを釣り上げることは、アジング中毒に侵されている仲間であれば朝飯前で、条件さえ良ければ高齢者アジンガーの小生でも達成可能な数字なので、全く驚くには当たらない。
しかし、注目したのはタチウオ4匹の文字で、今シーズンは絶不調で刀狩りは半ば諦めていたのだが、ようやく、復調した様子で勇気凛々。火曜日は刀狩りを中心に釣りをすることにした。
16:00過ぎに現地に到着。
この日は、前日の強い北風を嫌ったアングラーが多かったのか、岸壁には、入り口にSTさんと云う若いルアーマン、中央の奥寄りに顔見知りの人の良さそうなおっちゃん、最奥にはAIYMさんと彼の友人の姿があって、入れそうな場所は、中央付近にしか見当たらない。仕方がないので、中央付近に荷物を置き準備に掛かったが、入り口のSTさんは17:30頃に引き揚げるとのこと。
そこで、STさんの後に入らせて貰うことにして、入り口に移動して準備完了。
最近は、アジは夕マヅメの短い時間帯にしか来ない傾向が強いので、取り敢えずアジのお土産を確保し、アジの反応がなくなってから刀狩りに切り替える算段で、16:40頃、SoareGame改のロッドに月下美人AirTWのリールを組み合わせて、先ずはベイト・アジングで、この日の釣りを開始。
風は微風で海には波もなく穏やか。釣りには持って来いで有り難いが、夜の寒さに備えて着て来たジャケットを着ていると暑い位で痛し痒し。
この日、始めてロッドを曲げてくれた本命は、16:51の22cm位の良型で、これは微かな違和感に首尾良く合わせが決まったもの。
日没時刻の16:32を回ったばかりで、まだまだ周囲の明るさが残っており、夕マヅメと云うには少々早い気もするが、兎にも角にも良いスタートが切れて気を良くして2匹目を狙った。
2匹目は、直ぐに来ると思っていたが、案に相違して中々コンタクトして来ず、1匹目から15分程経った17:07にやっと、モズ。
丁度その頃、IKOKさんが姿を現し、それから暫くしてKMIさんが登場。
IKOKさんは、前夜も北風にも拘わらずやって来て20匹の釣果を出した筈で、連夜の釣行。高齢の身からすると、疲れ知らずの若さが羨ましい限りだが、独身にも拘わらず、そんなに沢山の獲物を持ち帰ってどうするのだろうと要らぬ心配が頭をもたげて来る。
そのIKOKさんは小生の左側、中央寄りに釣り座を構え、KMIさんは最奥に向かって進んで行った。
3匹目を獲ったのは、2匹目を掛けてからやはり15分程経った17:20のことで、これまでの夕マヅメに比べると、インターバルが長くてもう一つ調子が出ない。それでもサイズに少し不満はあるが、ポツリポツリとロッドを曲げてくれて、17:59に8匹目をゲット。
出来れば刀狩りに移る前にツ抜けを達成したかったが、時間的にはタチウオが動き出しても良い頃なので、予定通りBlueCurrentⅢ 82/BのロッドにSilverWolf TW 1000XHのリール、そして快適波止タチウオテンヤSSの2S(11g)を組み合わせて銀色に輝く刀を求めてキャスティングを開始した。
しかし、一向にコンタクトして来る気配がない。仲間からの情報では、19:00頃に回遊があるとのことだったが、時間的に少し早過ぎるのかも知れない。
風がないので、テンヤを少し軽くする方が良いのだろうか?
タチウオは、浮いているのか、沈んでいるのか・・・・・?
などと考えながら、キャスティングを繰り返していると、突然、何の前触れもなくジワーッと抑え込む様な重たさが伝わって来た。
アレッ、何だ!!
と思った次の瞬間には左腕が反射的に動き、ガツンとロッドが止まって、重たく強い引きが伝わって来て、タチウオであることを確信。
そして、次には、年甲斐もなくてお恥ずかしい限りだが、何ヶ月振りかに掛けたタチウオの引きが嬉しくて、無意識の内に来たー!!と声を出していた。
足許にまで寄せて来た獲物は、小生の声を聞いて駆け付けて来たIKOKさんが玉網は要りますか?と声を掛けてくれた程の大物。しかし、生憎なことに小生もIKOKさんも玉網は持ち込んでおらず、玉網を持っているKMIさんまでは距離がある。
何とかなるだろうとやっとの思いで抜き上げたタチウオは、指4.5本もあって、陸っぱりの釣りではドラゴン級と云っても良いのではないかと思える程。時刻は18:42のことで、仲間からの情報通りの結果に感謝!!
この時点で、アジは8匹の釣果でお土産の確保は出来ていたので、予定通り刀狩りに集中することにして、ひたすらにキャスティングを繰り返した。すると、3~4回程お触り程度のコンタクトはあったものの、合わせを入れる程には至らず、20:30を回った頃、気分転換のためにベイト・アジングに切り替えた。
するとアジの群れは戻って来ていたと見えて、20:51から21:03までの15分程の間に6匹の釣果を追加。しかし、残念ながら判で押した様な豆アジのオンパレードだったので、21:20頃、KMIさんと連れ立ってStopFishingとした。
この日は、仲間がタチウオを4匹掛けたとの情報を頼りに、久し振りに刀狩りを中心にした結果、ようやくBlueCurrentⅢ 82/BとSilverWolf TW 1000XHのウロコ付けが出来た。ウロコのないタチウオを釣って、ウロコ付けと云うのも理屈が合わないが、兎にも角にも初期の目的が果たせて、ヤレヤレと云った所。
*******************************************
16:51 1匹目 20:55 11匹目
17:07 2匹目 20:59 12匹目 豆
17:20 3匹目 21:01 13匹目 豆
17:22 4匹目 21:03 14匹目 豆
17:30 5匹目
17:43 6匹目
17:57 7匹目
17:59 8匹目
20:51 9匹目 R
20:53 10匹目 豆
2023/11/06
2023年 Ajing Touching 釣行記
日 時:11月06日(月) 16:30~20:40
潮回り:小潮(↓)
場 所:KMI’s
釣 果:アジ x 11、タチウオ x 0
同行者:単独
月曜日の南風6mを選ぶか、それとも、火曜日の北風4mを選ぶか?
どちらを選んでも、強い風の中での釣りになるので、まるでハムレットの心境だが・・・・。
11月も既に1週間を過ぎて2日後には立冬を迎える時期になっているにも拘わらず、最高気温が25度前後の日が続いていて、念のために持参しているジャケットを着ずに長袖のシャツのみで釣りが出来ている。正に異常気象の為せる技なのだが、だからと云って、夜間に4mの北風に吹かれるのは、体感気温がグーンと下がって、一際寒さを感じることになるので、出来れば避けたい。
と云う訳で、月曜日の夜に釣行することを選んだ。
16:15過ぎに、現地到着。
前回は満員状態の釣り場だったが、今回はどうか?と思いつゝ釣り場の岸壁に出てみると、ガラーンとしていて、アングラーの姿は全く見えない。満員状態は論外としても、誰も居ないと云うのも・・・。
これも無い物強請りの類だが、兎にも角にも、お気に入りの最奥に釣り座を構えて準備に入った。
この時期の日没時刻は16:40頃で、まだ明るさが残っている時間帯なので、BlueCurrentⅢ 82/Bに17gのメタルジグ&サビキをセットして、16:30頃、背後でアジをくれるのを待っている黒猫に、待ってろよ。直ぐに釣ってやるからな・・・と声を掛けつゝキャスティングを開始した。
南風が6mとの予報だったが、現場の岸壁に立ってみると、予報とは違って弱い風がそよそよと吹いており、寧ろ、心地良い。海面にも前回漂っていた様な正体不明の泡の帯もなくて、潮は左から右にトロトロと流れており、釣りをするには持って来い。
これで、魚達のご機嫌さえ良ければ、云うことなし。誰も居ない貸し切りの釣り場で、独り占めだと獲ってもいない狸の皮を数えて見たものゝ、アジのご機嫌は良くないのか、或いは、近くには居ないのか、音沙汰がない。
30分程、ジグ・サビキを続けたが、全く無反応だったので、17:10頃、ロッドをSaltyStage改に持ち替えベイト・アジングに切り替えたものゝ、アジから反応が返って来ない。
ふと振り返ると、背後に居る筈の黒猫は、いつの間にか姿を消しており、黒猫にも見限られた格好でガックリ。
しかし、釣りは始まったばかりで、まだまだやる気も体力も充分に残っている。必ず、アジは回って来る筈と根拠のない期待を込めてキャスティングを繰り返した。
この日、始めてのアジをゲットしたのは、17:35のこと。
ラインの動きが怪しかったので、軽く合わせを入れると、予想を超えるトルクのある強い引きに、てっきり外道のクロダイかと思った。しかし、抜き上げてみると立派な本命のアジで、体長24cmの良型。
これに気を良くして、あわよくば良型アジが続いてくれ!!と祈りつゝキャスティングを続けて、2匹目を獲ったのは17:35。これは1匹目程ではなかったが、それでも20cm超の良型。
ヨシヨシ、この調子!!
とほくそ笑んだが、17:36、17:39と立て続けにゲットした2匹は、20cmには少し足りないリリース・サイズ。更に、17:40に獲ったアジに至っては、所謂豆。結局、口開けの良型アジに始まって、その後は徐々にサイズが小さくなって、竜頭蛇尾状態。今風に云えばツンデレならぬデレツンと云った所。
気落ちしながらアジングを続けて、17:42にキープ・サイズを獲って持ち直したが、その後17:44、17:46に掛けた2匹は、又々リリース・サイズに戻ってしまった。とは云え、サイズを別にすれば、充分にアジングの楽しさを満喫出来た。
所が、楽しめたのはその頃までで、18:00頃からピタリと反応をしなくなってしまった。
そこで、久し振りにタチウオの回遊具合をチェックするために、BlueCurrentⅢ 82/Bに快適波止タチウオテンヤSSの2S(11g)を結んで刀狩りに切り替えた。
そして、誰も居ない岸壁を蟹の横這い釣法で立ち位置を替えつゝ、タチウオのご機嫌を伺ったが、完全に無反応。それどころか、高切れを起こしてテンヤを奉納する始末。前回も高切れでエギを奉納したので、少しはキャスティングに注意をしていた積もりだったが・・・・。
ガックリと来て、ライン・システムを組み直す気にもなれなかったので、アジングに切り替えた。すると、直後の19:10、19:13に、リリース・サイズだが、立て続けにアジをゲット。
アジが戻って来ていたか・・・と気を取り直して、アジングに集中したが、どうやら迷子の2匹だったと見えて、それっきり。
仕方がないので、高切れをしたライン・システムを組み直して、イカのご機嫌を伺うことにした。
そして、キャスティングを繰り返して何投目かのこと。又々、高切れの憂き目で、エギは敢え無く海の藻屑と消えてしまった。テンヤやエギを失ったことは痛いが、それよりも、同じ日に2度も高切れを起こした方が、ショックで、小生の気持ちもプッツン。
時刻は20:00を回ったばかりで引き揚げるには、まだ早いが、諦めて片付けに掛かったのだが、パワーイソメの袋が目に入って来た。以前、パワーイソメはカワハギ狙いでバッカンに入れたものだが、どうやら片付け忘れで残っていたと見える。この袋を見た瞬間、変な好奇心が湧いて来て、パワーイソメでアジングを試してみる気になった。
そして、何回かキャストしていた所、コツンと反応が返って来た。
おお、これには反応して来るか・・・と思いつゝリーリングを始めると、残念ながら、引き方がアジとは異なっていて、その主は24cmの良型カサゴ。この釣り場では、カサゴが来るとアジは来ないとの印象があり、幕開けと幕引きに、魚種は違うが24cmが揃ったのは、何かの啓示であろうと屁理屈を付けて、StopFishingとした。
それにしても、前回と今回で、3度も高切れを起こしてしまったのは、大いなるショック。
使っていたラインはPEの0.8号で、メーカーによってバラツキはあるものゝ、引っ張り強度は大体5~6kgはある筈で、そんなに簡単に切れるものではないと思うのだが、いとも簡単に切れてしまった。見方を変えると、11gのテンヤや20gのエギをキャストする際、ラインがスムーズに放出されなければ、ラインには瞬間的にそれ以上の力が掛かっていることになる。
今回、それなりに注意をしていた筈だが、飛距離を出そうと力を入れた時に高切れを起こしていたことを考えると、ベイト・アジングの時の様に、出来るだけ軽くキャストすることを心掛けることが肝要なのかも知れない。
**************************
17:23 1匹目 K
17:35 2匹目 K
17:36 3匹目 R
17:39 4匹目 R
17:40 5匹目 豆
17:42 6匹目 K
17:44 7匹目 R
17:46 8匹目 R
19:10 9匹目 R
19:13 10匹目 R
19:58 11匹目 R
20:32 カサゴ
« 古い記事
新しい記事 »