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2020/11/13
2020年 Touching 釣行記
日 時:11月13日(金) 04:00~06:00
潮回り:中潮(↓)
場 所:FRY
釣 果:タチウオ x 1
同行者:単独
前回のDKKでは、右肘に負担を掛けない様にフル・キャストはしなかったのだが、やはり知らず知らずの内に負荷を掛けていたと見え、右肘の痛みがぶり返して来て、結果的に賢者の道を外すことになってしまった(汗)
となると、痛みが完全になくなるまで、釣りを休止するしかないかも知れないが、それは到底出来ない相談。次善の策は、右手を休ませるために、左手でのキャスティングを徹底すること位しか考えられない。と云う訳で、ベイト・ロッドであるXRFC-704M-MBを急遽導入した。
今日はそのXRFC-704M-MBのデビュー戦で、当初はDKKに行くことにしていた。所が、予報では北風が4m程吹くとなっているので、DKKでは横風になってやり難そう。加えて、前回は何とか入れさせて貰ったが、アブレる惧れも高い。
と云うことから、今回は北風に強いFRYに行くことにした。しかし、FRYにしても、昨年の台風15、19号の影響であちらこちらの釣り場が閉鎖されているため、釣り場を求めて難民化したアングラーで混雑しているとの情報もある。であれば、朝、未だ明け切らない内に入って、朝間詰めを狙う様にすれば、アブレることはないだろう。
03:30頃、自宅を出発。夜明け前の道路は、交通量も少なくて気持ち良く走れ、現地の駐車場に到着したのは03:50頃。
着いて見ると、駐車場には沢山の車が見え、未だ明け切らない内に・・・は甘かったかも知れない。少々不安な気持ちを胸に、岸壁に出た所、2番街灯と3番街灯の間にスペースがあるのを見付け、一旦荷物を置いて、取り敢えず場所を確保。出来ればもう少し奥に行きたいので、闇を凝らして見ると少々広めだが一定の間隔でアングラーが入っていて、スペースはなさそう。自宅を出る直前に見たFRYでタチウオが出ているとの情報があったせいかも知れない。
と云う訳で2番街灯と3番街灯の間の3番街灯寄りに釣り座を構えて、準備に入った。
キャスティングを始めたのは、04:00を少し回った頃。先発テンヤは、慣れない左手でキャストすることを考えて、持ち込んだ中では最も重たい11gのSS。エサ(?)は例によってサンマの切り身とワームのハイブリッド仕様。
未だ未だ暗いので、表層から探ることにして、着水と同時にゆっくりとリトリーブを開始。するとその1投目。岸壁から5~7mまで来た所で、何かが触った感触が伝わって来た。ロッド操作が左手なので、少しタイミングが遅れて針掛かりさせられなかったが、ひょっとすると本命のタチウオかも知れない。
期待を込めてキャスティングを繰り返したが、その後は何も感じず仕舞い。
その内、来るだろうと思いつゝキャスティングを繰り返し、フト隣りのアングラーの様子を見ようとした所、視野の片隅に何やら動物の姿が入って来た。
釣り場には付き物の猫だと思ったその動物は、よくよく見れば立派な狸で、アングラーを恐れる様子もなく、小生から1m程の所にまで寄って来て、岸壁に落ちているコマセか何かを一生懸命喰っている。
前回のMHR-KGNでのアオサギと云い、今日の狸と云い、最近は動物付いているが、それにしても、湾奥の埋め立て地にも進出して来ている野生の命の逞しさに、只々感心するばかり。
今日の目的の一つは、小生にしては少々硬めのXRFC-704M-MBでのキャスト感覚を確認することでもあったので、テンヤの重さを敢えて8gのSSS、5.5gのSSSS 3.7gのSSSSSと軽いものにしたり、元の11gのSSに戻したりと色々と取り換えて試していた。
そして、最も軽い5.5gのSSSS 3.7gのSSSSSにした時のこと、ゆっくりとリトリーブしていると、いきなり何の前触れもなくゴゴンとタチウオのアタリがあって、3.5Fをゲット。見事にXRFC-704M-MBの鱗付け成功。時刻は04:40頃の下げに入って1時間程経った頃。
その後、05:00頃にもアタリはあったが、これは空振り。
その頃から、徐々にアングラーの数が増えて来て、気が付けば、両側4m程の所にも長いロッドをビュンビュンと振り回す若者が現れて、少々窮屈になって来た。しかも、足音もさせずに入って来て、いきなりビュンと風切り音が聞こえて来たので、ビックリして隣りを見ると、若者だったと云う訳。
同好の士なのだから、一声掛けてくれても良いのに・・・と感じるのは年齢のなせる業か?
結局、すっかり明るくなった06:00頃、後からやって来たアングラーに場所を譲ってStopFishingとしたが、その頃には入る隙がない程の間隔でアングラーがいて、釣り座を構えるだけでもかなりの激戦であることを改めて知った次第。
今日は、XRFC-704M-MBでの試釣の意味合いがあったので、2時間程の小生にしては短い実釣時間だったが、5.5gの軽いテンヤでも何とかキャスト出来ることが確かめられ、その上、本命の釣果もあったので満足・・・。
しかし、余りにも時間が短かったせいか、何かしら物足りなさも残っている。
2020/11/09
2020年 Ajing Touching 釣行記
日 時:11月09日(月) 16:30~22:00
潮回り:小潮(↓↑)
場 所:DKK
釣 果:ナシ
同行者:単独
エギングで右肘を酷使して以来10日経って、ようやく、昨日あたりから痛みが薄れて来てヤレヤレ。しかし、そこで安心して又使い過ぎると元の木阿弥。ここは、暫く自重して釣行は控えめにするのが賢者の道と思っていた所に、密林に注文していたSephia SS S706ML-Sが配達されて来た。
このロッドは、前回のエギングで使ったSephia S806ML-Sのショート・タイプが欲しくて、WEBを徘徊していた際に見付けて反射的にポチッとしていたもの。ポチッとしたのは、肘の痛みが出る前だったので、スピニング・ロッドであることに何も疑問を持っていなかったが、肘のことを考えると、左手で何とかキャスト出来るベイト・ロッドにしておいた方が良かったかも知れないと痛みのあった配達されたその時は、そう考えていた。と云う意味で、このタイミングで届けられたのが良かったのか悪かったのか・・・・。
そう思いはしたものゝ、新しい玩具が手に入ると、直ぐにでも遊びたくなるのは、常人であれば誰にでもあることで、小生もモヤモヤしていた。が、肘の痛みも軽くなって来ていることもあって、すっかりその気になって天気予報をチェックしていた。
すると北風が3~4mで吹くとのこと。
であればフォローになるFRYが良さそうだが、以前、タチウオの餌釣りに面白くない思いをしたこともあって、何となく気持ちが向かない。DKKでは横風になるが、岸壁の高さがないので、何とかなるだろう。
と云う訳で、DKKでタチウオをメインにして、肘休めにアジを狙うことにした。
現地到着は、16:00頃。
岸壁の入り口から眺めると、大勢のアングラーが盛んにロッドを振っていて入る余地が殆どなさそうに見える。そこでFRYに場所を変えようかと考えながら岸壁を奥に進むと、丁度中央付近に、少し広めのスペースがあったので、隣りのオッチャンに断わって、取り敢えずそこに釣り座を構えることが出来のだが・・・・・。
今回はタチウオが主役なので、取り敢えずSephia SS S706ML-Sにラインを通して、サンマの切り身とワームのハイブリッド仕様のテンヤを結んで、まだ明るい16:30頃、キャスティングを開始。
風は右から左に少々強目だが、タチウオ・テンヤにはそれ程支障にはならなさそう。
セオリー通り、一旦、底を取った後、軽くシャクッてテンション・フォールを何回か繰り返していると、何やらジワーッと重たさが伝わって来る。
ノッケから来たか・・・・・・?
少しでも生命体の動きを感じたら、合わせを入れよう。
慎重にリーリングをしたが、只、重たいだけで、なんだ、ゴミかと思ったその時、隣りのオッチャンから、祭ってるじゃないかとの怒号。
小生は、真正面にキャストしたので、祭ることはないと思っていたのだが、どうやら、右側のオッチャンのラインが大きく小生の前にまで吹けて来ていた様子。
後から入って来てキャストをした小生にも気配りが足りなかった点はあるが、隣りにアングラーが入って来たにも拘らず、自分のラインの吹け具合に頓着しなかった方にも問題があるだろう。
どちらにしろ、釣りにお祭り騒ぎは付き物で、お互い様なのに、何も怒ることはないだろう。
そう云えば、最初の挨拶に対しての返事もブスッとしたものだったが、思い返して見れば、あれは小生を拒絶する意思の表れだったのかも知れない。とすると、その意思を汲まずに隣りに入った小生が悪いと云うことになるが・・・・。
これに嫌気が差して、その場を退散して、奥のアングラーの間に座って、両側の二人の様子を見ながら、FRYに転戦するか、どうしようかと考えていた。
そこは、怒鳴られた場所の2/3程で、仲間内なら問題はないが、他人同士だとちょっと入り難く感じる程の間隔しかなかったが、奥側の若者が、
釣り、しないんですか?
する積りで来たけれど、場所がないので・・・・・。ここは少し狭いしね。
すると、大丈夫ですヨ、出来ますヨ。
先程のオッチャンに、爪の垢を煎じて飲ませたい位に気持ちの良い言葉。しかも、右手の風上側のオッチャンが、浮子が流れて邪魔になったら云ってね。直ぐに揚げるから・・・・。
と云う訳で、場所を移動して改めてキャスティングを始めた。
恐らく17:00頃のことだったと思うが、その頃には岸壁のアングラー7~8人が全員タチウオ狙いで、些かビックリ。ひょっとするとタチウオ好調のニュースが流れたのかも知れない。
結果から云うと、タチウオにウロコはないので何というのか判らないが、兎に角、Sephia SS S706ML-Sの鱗付けは見事に失敗。
19:30頃にSoare改で始めたアジングも、又もやパーフェクト・ゲームを喰らって終了。
因みに、場所を勧めてくれた若者は、キビナゴ・テンヤで遠投を繰り返し、3F、3.5Fの2本をものにして20:00頃引き揚げて行き、釣ったアジを餌にしていた右隣のオッチャンは、抜き揚げに失敗したのが1回あった様子。
その他は、中央から入り口に掛けて都合4~5本程揚がっていた様で、釣り場全体で10本内外だったのではないかと思う。
2020/10/18
2020年 Ajing Touching 釣行記
日 時:10月18日(日)~19日(月) 14:30~05:00
潮回り:中潮(↓↑)
場 所:孤島
釣 果:タチウオ x 9、アジ x 5、イシモチ x 1
同行者:AKT、YGW、(INUE、AKT弟、UEHR)各氏
YGWさんから声を掛けて頂いていた18日の孤島アジングは、当時の天候が芳しくないことやアングラーの数が多くなりそうな予想があったため、見送らせて貰うことにしていた。所が、直前になってカミさんがタチウオをご所望であることが分かったので、前言を翻して、急遽、参加することに。
いつもよりかなり早い14:00過ぎに、先行しているAKTさんやYGWさんに迎えられて、岸壁に到着。
岸壁には黒鯛を狙うヘチ釣り師など沢山のアングラーで賑わていたが、こちらは、彼らが引き揚げて行った後からが本番なので、時間は有り余っている。と云う訳で、のんびりとAKTさんやYGWさんと釣り談義をし、持ち込んだタチウオ用のDAIKO BARS-86EML、ジグ単用のSoare改、8320#1Bに夫々ラインを通すなど、殊更にゆっくりと支度を整えたが、日没時刻がかなり早くなった時期とは云え、未だ未だ明るい時間帯。
釣りをするために釣り場にやって来たにも拘らず、2時間も3時間もの間、ロッドを振らないでジッとしていなければならないのは、釣り好きにとっては拷問に等しいことで、YGWさんやATKさんは、アングラーの居ない場所を選んで、魔女狩りや刀狩りをし始めた。
すると間もなく、AKTさんがロッドを曲げて、タチウオを抜き揚げて、ニコニコしながら小生に見せ付ける様にしてやって来る。サイズはF3.5程だが、立派な魔女。こんな場面を目にしては、ジッとしては居られない。AKTさんに倣って20gのメタル・ジグで、15:00頃、キャスティングを開始した。
風は、斜め左後ろから斜め右前方に吹き抜けて行く強い北風で、ラインが大きく吹けてしまう。やり難くさはあるが、ジグが重たいので何とかなりそう。
キャストする方向を変え、タチウオからのコンタクトを待っていると、いきなりココンとアタリが伝わって来た。
よし、来た~!!
喜んでリーリングを始めたが、どうもタチウオにしては引きが弱い。
何が掛かったのだろうと考えながら、抜き揚げて見ると、30cm近いイシモチの良型。
時刻は開始後間もない15:15頃のことで、外道とは云え、取り敢えず、ボーズ回避に成功。
次は、本命のタチウオをとキャスティングを再開したが、その何投目かのこと。手前は根があるので、早目に回収をしていたのだが、油断をして回収が遅れたため見事に根掛かり。引っ張る方向を変えて見たが、ガッチリと掛かって外れそうにもないので、ラインを手に巻いてグイッと引っ張ると、敢え無くライン・ブレイク。
システムを組み直して、キャスティングを再開したが、ラインが出切って仕舞う程しか長さが残っていない。この日の魔女狩りは、サンマの切り身とワームを使ったハイブリッド・テンヤが本命釣法なので、下手をすると、長い夜をアジングで過ごさなければならなくなる。いつもは予備のリールをバッグに忍ばせているのだが、生憎、この日はそれもない。
そこで、メタル・ジグよりも飛距離の出ないメタル・バイブに替えて見たが、結局、これは完全に時間潰しに終わってしまった。
時間が経ち日没時刻の17:02に近付いた所で、粗方のアングラーが引き揚げて行き、代わりに、英ことUEHRさんを含む数名のアジンガーが登場して来た。久し振りに会う挨拶を兼ねて近況を尋ねると、最近は孤島の裏側ですることが多いとのこと。彼は言葉通り裏側に釣り座を構え、小生は元の場所に戻ってキャスティングを再開。
そうこうする内、周囲が薄暗くなって来たので、そろそろ、頃も良かろうとハイブリッド・テンヤを使った本命釣法に切り替え。実の所、ドジョウを使いたかったのだが、入手困難なので、サンマの切り身とワームを組み合わせた苦肉の策。
ここは、何年か前には爆釣した釣り場だが、最近は余り成績が良くない。しかも、テンヤでタチウオを掛けた経験はない上、苦肉の策で編み出したハイブリッド・テンヤと来ては、タチウオがどんなアタリを出してくれるのか、期待と不安が綯い交ぜ状態。
何回かキャスティングを続けて何投目かの時のこと。コンタクトを期待しながら、リーリングをしていると、目の前でタチウオがギラリとヒラを打った瞬間が目に入って来た。
アッ、寄って来ている!!
そこで、アンダー・ハンドで直ぐ近くを狙ってキャストし、海面直下を流すと、ゴゴンと強烈なアタリが伝わって来て、本命のタチウオ。サイズはF4に少し足りない位だが、狙い通りに掛けた1匹で、大満足。
時刻は、日没直後の17:25頃のことで、釣りは始まったばかり。後続を狙ってキャスティングを続けた。
この日は、タチウオの活性が高かった様で、入れ掛かりとまでは行かないが、比較的アタリが多くて、2匹目、3匹目と釣果が伸びて行く。
アタリの出方も色々で、ゴゴンとテンヤを引っ手繰って行く様な強烈なものや、フォール中にコンと来るもの。この日、最も太いF4.5程の良型の場合は、ゴミが掛かった様にジワーッと重たくなる様なアタリだった。
19:00頃を回った頃、場を休めるためにテンヤを中断して、1.0gのJHを使ったアジングを始めることに。
相変わらず北風が強くて、軽いジグではやり難くて仕方がない。ジグを重た目の1.2gか1.5gに替えようかなど考えたが、この日はアジを何匹も持って帰る積りはない。潮の流れも余りないので、何とかなるだろうと無精をしてそのまゝ続けていると、19:30頃、コツンとハッキリと感じられるアタリで、22cmほどの良型のアジ。
20:00を回った頃、INUEさんとAKT弟さんが登場し、岸壁は10名程のコアなアジンガーが夜を徹して獲物を狙うことになった。
しかし、タチウオもアジもこの頃からアタリが遠くなって仕舞い、22:00頃には、釣り場全体にまったりしたムードが流れて、休憩に入るアングラーも多くなって来た。
小生もその例に漏れず、22:00には第一回目の休憩に入ってウツラウツラ。
23:00頃に釣りを再開したが、タチウオもアジも鳴かず飛ばずで、02:00頃から、これまでにないことだが、この日二回目の休憩。
03:00を回った頃から、名残のキャスティングを開始して、タチウオとアジをポツリポツリと拾った所で、05:00頃、StopFishingとした。
この日の本命のタチウオの釣果は、UEHRさんやAKT弟さんに引き取って貰った4匹を含めて都合9匹で、ドジョウの代わりのハイブリッド・テンヤが充分以上に釣れることが判ったのが収穫だった。
所で、タチウオは龍に似たゴツイ顔をしているが、思いの外生命力が弱く、キャッチ&リリースをしても、生き延びることが出来るか心許ない。となると、無駄な殺生を避けるためにも、釣る数は、処分出来るだけに止めざるを得ない。
処分先や方法に困ることさえなければ、タチウオの強烈な引きをもっと楽しめるのに・・・・・。
2020/09/28
2020年 Ajing Touching 釣行記
日 時:09月28日(月)~29日(火) 17:00~06:00
潮回り:中潮(↓↑↓)
場 所:孤島
釣 果:アジ x 7、カサゴ x 2
同行者:YGWさん、(YROさん)
この所、中々釣りに行く機会がなく、たまに行くことがあっても、アタリを見るのがやっと。前回もこの例に漏れず見事なボーズに終わってしまい、結局、7月20日にMHR-KGNでメバルの顔を見て以来、まともに魚の顔も見ていない。
と云う訳で、YGWさんのお誘いを受けて、最も可能性の高い孤島に釣行することにしたが、どうやら今シーズンは当たり外れが大きいとのこと。となると、籤運のない小生にとっては少々辛い釣りになりそうな予感がするが、何とかなるかも知れない・・・・。
16:00過ぎに孤島の突堤に到着。
突堤には、ニコニコと手を振っているYROさんや声掛けをして頂いたYGWさんの他にも大勢のアングラーの姿があって、週が始まったばかりだと云うのに、まるで週末か日祭日の様相。
いつものことながらYGWさんやYROさんには、重たい荷物を街灯下にまで運んで頂き、又、釣り座を構える場所まで確保して頂き、本当に有難くお礼を申し上げたいと思う。
今回持ち込んだロッドは、小生にしては多めだが、タチウオ・テンヤ用にDAIKO BARS-86EML、ライト・キャロ用にTenryu改、1g以下のジグ単用にSoare改、1.2g以上のジグ単用に8326#1Bの4本。
場所が空くのを待ちながら、4本のロッドにリールをセットし、ラインを通し云々と、ゆっくり支度をしたが、かなり強めに吹き付けて来ている東寄りの風が気になって仕方がない。この突堤は南西から北東方向に伸びているので、東風は横風になって極めて具合が悪い。
キャスティングを始めたのは17:00頃。
ロッドは8326#1Bに、風の強さを考慮して1.2gのJHを組み合わせたが、潮の流れが風向きとは逆の小生が最も苦手なパターンで、この時点で気持ちは萎え気味。
そんな中でも、YROさんはアジは居るよとロッドを曲げている。残念ながら型も小さくマルアジとのことだが、兎に角、アジが居ることは解った。
気持ちを新たにしてキャスティングを繰り返したが、強い風と早い潮の流れに弄ばれて、何をしているか判らない。
日没時刻を過ぎ、周囲の光量が減りゴールデン・タイムに入っても、状況は変わらない。
そこでロッドをDAIKO BARS-86EMLに持ち替えてタチウオ・テンヤをすることにした。しかし、コツリとも来ず、アジが駄目ならタチウオを狙おうとする目算は脆くも崩れてしまった。
つい先日には、運転免許更新のための認知機能検査を受けさせられたのだが、政府公認の後期高齢者が目前に迫った来た年齢のせいか、以前よりも諦めが速くなった。云い換えれば、精神的な粘りがなくなったためか、19:30頃には、もうすっかり諦めムードになってしまった。とは云え、時間は厭と云うほど残っている。ロッドを振っていないことには、釣れる筈の魚も釣れないと思い直し、JHも1.5gに重くしてチョンチョンと軽くアクションを付けてフォールさせた瞬間、チクッ。
この日最初のアタリで来たのが20cm超のこのアジ。時刻は、丁度20:00のこと。
この日も釣果を得ることは殆ど諦めていただけに、ボーズ逃れの嬉しい1匹だが、老夫婦の食卓を賑わすには足りない。
せめてもう1匹は欲しい。
気持ちを入れ替えて、次のアタリを待ったが、全く梨の礫。
その内、潮の流れが益々強くなり、JHが沈んで行かない状態になってしまった。何年か前、今回と同じ様に早い流れの中、3gのJHで岸壁際で良型アジを掛けていた萌ちゃんのことを思い出し、同じ様に3gに替えて見たが、これも空振り。それどころか、根掛かりが頻発する事態になっては、如何ともし難く、23:00頃から休憩に入った。
ラジオを聴きながらウツラウツラとしていて、ふと気が付くと、YGWさんが裏側に釣り座を移してキャスティングをしている所で、様子を訊ねると、移動して来たばかりだが、直ぐにアタリがあったとのこと。
そこで、隣りに入れさせて貰って、Soare改に1gのJHを組み合わせてキャスティングを再開。するとアタリがある。時刻は25:00頃だったと思うが、それから暫くの間は、ポツリポツリながらもコンタクトがあり、久し振りに釣りをしている気分になれた。
しかし、楽しい釣りの時間は、満潮間際の2:30過ぎには終わってしまい、その後は、又々、ウツラウツラの休眠タイムで、5:00頃には片付けに入ってStopFishingとした。
久し振りの孤島アジングで、何とかツ抜け達成をしたかったが、結局7匹の釣果。とは云え、これまでがこれまでだったので、何とか釣りが出来て何よりと云った所。
次回は、何としてでもツ抜け超を目指したい所だが、集中力が続くか、その点が心配。
2020/08/31
2020年 Touching 釣行記
日 時:08月31日(月) 02:00~05:45
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:UMKZ-P
釣 果:ナシ
同行者:単独
前回の刀狩りでは、たった一度、銀色の姿をちらりと見ただけの悔しい結果に終わってしまったので、今回はそのリベンジ。
と云っても、アングラーの数に対して圧倒的に少ない釣り場の幾つかが、昨年の台風の影響で閉鎖されているため、残された釣り場は一極集中状態の激混み。前回は、丁度引き揚げようとしていたアングラーと入れ替わりに入ることが出来たが、これはラッキーと云うべきで、下手をすると何時間も待つか、或いは、ロッドを振ることなく引き揚げるか、何れにしても釣り以前の問題を乗り越えるのが大前提。
しかし、夜中であれば、少しは混雑状況も緩和されているのではないだろうか・・・。
と云う訳で、夜中過ぎに釣り場に入って、朝間詰めを狙う算段で、00:30頃、自宅を出発。草木も眠る夜中の走行なので、交通量は少ない上渋滞もないので、順調に距離を稼ぎ現地到着は約1時間後の01:30頃。
直ぐに車から降りて、最も気になる混み具合をチェックしてみると、何と云うことか、一般の人達なら夢を貪っている時間帯にも拘わらず、大勢のアングラーが一定の間隔でロッドを振っており、完全に出鼻を挫かれた格好。
参った!!
少しは空いているかと思ったが・・・・・・。
しかし、このまゝ引き揚げる訳にも行かない。兎に角、入れそうな場所を探してみようと、道具を手に岸壁を歩いてみたが、少し広めに空いていると思っても、その間に割って入るには、少々躊躇いを感じる位で、何とも中途半端。結局、そのまゝ歩いてスーパーの建物の陰になる所まで来て、何とか一人分の空きを見付け釣り座を確保することが出来た。
ヤレヤレ、これで何とか釣りをすることが出来る。
道具を置いて釣りの準備に取り掛かったが、ねっとりとした暑さが身体に纏わり付いてどうしようもない。風でも吹いていれば幾分は凌げるだろうが、背後の建物に遮られてソヨリとも空気が動かず、汗が噴き出して来て瞬く間にビッショリ。その内、何となく気分まで悪くなって来た様で、熱中症の言葉が浮かんで来る。遊びに来て熱中症になるのは愚の骨頂。慌ててクーラーから冷たいお茶を取り出し、ガブガブ飲んで何とかやり過ごした。
今回は、DAIKO BARS-86EMLのロッド、テンヤはDAIWAの快適波止タチウオテンヤSS SS、サンマの切り身とワームを重ねて結び付けるハイブリッドで、キャスティングを始めたのは02:00頃。
周囲を見回すと沢山の赤、青の電気浮子の灯りが暗い水面に浮かんでいて幻想的だが、タチウオが海中に引き込む様子もなく、のんびりとした雰囲気が岸壁に漂っている。
小生の狙いは朝間詰めなので、それまでは時間潰しの様なものだが、キャスティングを始めるとやはり当たって来ることを期待してしまう。棚を5カウント、10カウント・・・・と色々と変えて見るが、コツンとも来ない。
右隣りの若者に声を掛けても、早い時間帯は中央付近で揚がっていた様だが、この時間帯はサッパリですネとのこと。
03:30頃、左手10m程離れた若者たちが歓声を上げているのが聞こえて来た。何事かと思って目をやると、夜目にも鮮やかな銀色の長い魚体が岸壁でパタパタと跳ねているのが見え、3本半だねの声も聞こえる。
よし、回って来た!!
少しの違和感も見逃すまいと集中力を高めたが、残念ながら音沙汰がはないまゝ。その内、若者達も大人しくなってキャストする際の風切り音が聞こえて来るだけ。
05:00を回り東の空が白んで来て、イヨイヨ、ゴールデン・タイムの到来と期待をしたが、音沙汰はない。
その内、右隣りの若者の更に右手からバチバチとタチウオが岸壁を叩く音が聞こえて来た。
F4程の良型の様子を見て、一段と期待は高まったが、何も変化はなく、どうやら小生や右手の若者を飛び越して行ってしまった様子。
すっかり夜が明け明るくなってから、メタルジョグやバイブレーションを投げても見たが、何れも空振りで、今回は一度もタチウオの感触もない完全試合に終わり、05:45頃、StopFishingとした。
今回、小生が現認したタチウオはこの2本だけ。
周囲でもっと釣果が出ていれば、小生が釣れなかった原因はハイブリッドの餌にあると云えるが、これだけの貧果であれば、その判断も出来ない。
ここはタチウオの寄りが悪かったことが、釣れなかった原因であることにしておこう。
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