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2020年釣行記(39) – TC

2020年 Touching 釣行記

日 時:08月31日(月) 02:00~05:45
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:UMKZ-P
釣 果:ナシ
同行者:単独

前回の刀狩りでは、たった一度、銀色の姿をちらりと見ただけの悔しい結果に終わってしまったので、今回はそのリベンジ。
と云っても、アングラーの数に対して圧倒的に少ない釣り場の幾つかが、昨年の台風の影響で閉鎖されているため、残された釣り場は一極集中状態の激混み。前回は、丁度引き揚げようとしていたアングラーと入れ替わりに入ることが出来たが、これはラッキーと云うべきで、下手をすると何時間も待つか、或いは、ロッドを振ることなく引き揚げるか、何れにしても釣り以前の問題を乗り越えるのが大前提。
しかし、夜中であれば、少しは混雑状況も緩和されているのではないだろうか・・・。

と云う訳で、夜中過ぎに釣り場に入って、朝間詰めを狙う算段で、00:30頃、自宅を出発。草木も眠る夜中の走行なので、交通量は少ない上渋滞もないので、順調に距離を稼ぎ現地到着は約1時間後の01:30頃。
直ぐに車から降りて、最も気になる混み具合をチェックしてみると、何と云うことか、一般の人達なら夢を貪っている時間帯にも拘わらず、大勢のアングラーが一定の間隔でロッドを振っており、完全に出鼻を挫かれた格好。
参った!!
少しは空いているかと思ったが・・・・・・。
しかし、このまゝ引き揚げる訳にも行かない。兎に角、入れそうな場所を探してみようと、道具を手に岸壁を歩いてみたが、少し広めに空いていると思っても、その間に割って入るには、少々躊躇いを感じる位で、何とも中途半端。結局、そのまゝ歩いてスーパーの建物の陰になる所まで来て、何とか一人分の空きを見付け釣り座を確保することが出来た。
ヤレヤレ、これで何とか釣りをすることが出来る。
道具を置いて釣りの準備に取り掛かったが、ねっとりとした暑さが身体に纏わり付いてどうしようもない。風でも吹いていれば幾分は凌げるだろうが、背後の建物に遮られてソヨリとも空気が動かず、汗が噴き出して来て瞬く間にビッショリ。その内、何となく気分まで悪くなって来た様で、熱中症の言葉が浮かんで来る。遊びに来て熱中症になるのは愚の骨頂。慌ててクーラーから冷たいお茶を取り出し、ガブガブ飲んで何とかやり過ごした。

今回は、DAIKO BARS-86EMLのロッド、テンヤはDAIWAの快適波止タチウオテンヤSS SSサンマの切り身ワームを重ねて結び付けるハイブリッドで、キャスティングを始めたのは02:00頃。

周囲を見回すと沢山のの電気浮子の灯りが暗い水面に浮かんでいて幻想的だが、タチウオが海中に引き込む様子もなく、のんびりとした雰囲気が岸壁に漂っている。

小生の狙いは朝間詰めなので、それまでは時間潰しの様なものだが、キャスティングを始めるとやはり当たって来ることを期待してしまう。棚を5カウント、10カウント・・・・と色々と変えて見るが、コツンとも来ない。
右隣りの若者に声を掛けても、早い時間帯は中央付近で揚がっていた様だが、この時間帯はサッパリですネとのこと。

03:30頃、左手10m程離れた若者たちが歓声を上げているのが聞こえて来た。何事かと思って目をやると、夜目にも鮮やかな銀色の長い魚体が岸壁でパタパタと跳ねているのが見え、3本半だねの声も聞こえる。
よし、回って来た!!
少しの違和感も見逃すまいと集中力を高めたが、残念ながら音沙汰がはないまゝ。その内、若者達も大人しくなってキャストする際の風切り音が聞こえて来るだけ。

05:00を回り東の空が白んで来て、イヨイヨ、ゴールデン・タイムの到来と期待をしたが、音沙汰はない。
その内、右隣りの若者の更に右手からバチバチとタチウオが岸壁を叩く音が聞こえて来た。

F4程の良型の様子を見て、一段と期待は高まったが、何も変化はなく、どうやら小生や右手の若者を飛び越して行ってしまった様子。

すっかり夜が明け明るくなってから、メタルジョグバイブレーションを投げても見たが、何れも空振りで、今回は一度もタチウオの感触もない完全試合に終わり、05:45頃、StopFishingとした。

今回、小生が現認したタチウオはこの2本だけ。
周囲でもっと釣果が出ていれば、小生が釣れなかった原因はハイブリッドの餌にあると云えるが、これだけの貧果であれば、その判断も出来ない。
ここはタチウオの寄りが悪かったことが、釣れなかった原因であることにしておこう。

2020年釣行記(38) – TC

2020年 Touching 釣行記

日 時:08月25日(火) 18:30~22:45
潮回り:小潮(↑↓)
場 所:UMKZ-P
釣 果:ナシ
同行者:単独

カミさんの体調は回復したので、喜び勇んで釣りを再開したのも束の間、今度は背中が痛いと云い出した。どうやら、後遺症で背中に痛みが残ってしまった様で、今度は痛み止めを背中に塗る必要が・・・・。しかも、その痛みは就寝中に強く出るので、就寝前に塗らなければならないことに。
仮に患部が背中でなく、自身で塗れる範囲であれば、何も問題はないのだが、手が届かず見えない背中とあっては、どうしようもない。不承不承ながらも、同居人としては手を貸してやらなければ、この先、どの様な事態を招くかは、火を見るよりも明らか。塗るために要する時間は1~2分だが、そのたった2分のために、夜の外出は控えなければならず、釣り動画を眺めて自身を慰めていた。
そんな生活が1週間、2週間、3週間と続くと、連日の猛暑もあって、徐々に釣りに行きたい気持ちが薄れて来て、稀に行けそうなタイミングがあっても、準備をするのさえ何となく億劫になって、結局、モヤモヤした気分で過ごしていた。

そんな時にYGWさんから23日(日)の夜中から翌朝までの予定で釣りに行きましょうとのお誘いを頂いた。
釣りに行かない日が更に続けば、そのまゝ釣りを止めてしまうことに繋がるかも知れないと、小生の状況を心配してのことだと思うと、殊更に嬉しく、有難く受けさせて頂き、久し振りに釣りに行く気になっていた。
所が、残念なことに月曜日に入っていた用事の日程がどうしても動かせず、泣く泣くYGWさんにはお断りの連絡をさせて頂いた。

丁度その頃になって、背中の痛みもなくなり薬を塗る必要もなくなったので、通院には付き合う必要が残るが、夜は解放されることになった。

と云う訳で、実に1か月近くのブランクを挟んで、釣行することにした。
で、狙いは・・・・。
空振り続きのアジを先ず第一に考えたが、釣り動画に触発されてUMKZ-POHT-FP刀狩りをすることにした。しかし、最近は余り情報が聞かれなくなった。と云うことは、一頃のピークは過ぎたと見るべきで、そうなると空振りに終わる惧れが強いが、テンヤを試したかったのがその理由。

テンヤと云えばドジョウを餌にするのが一般的で、AKTさんKRTさんドジョウテンヤをしているが、餌にするドジョウの入手が少々問題。通販でも買えるが思いの外値段が高く、送料まで込めるとコスパは良くない。それよりも何よりも、幼い頃に遊び相手をしてくれたドジョウを餌にするのは、なんとも忍びない。

と云う訳で、小生はサンマの切り身を餌にするテンヤをやってやってみようと考えた。サンマの切り身なら2年前にタチウオの浮子釣りで使った残りが、冷凍庫に残っている筈。

16:30頃、自宅を出発。UMKZ-Pには予定より若干遅れて18:15頃到着。
車から降りて岸壁を見ると、大勢のアングラーが竿を振っていて、割り込む隙も見当たらない。昨年の台風15号、19号の影響で入釣出来る釣り場が限られているため、アングラーが集中するのは仕方がないが、これ程の激混みになっているとは思いもしなかったので、これにはビックリ。
OHT-FPに転戦するか、場所が空くまで待つか迷っていると、丁度、目の前の若者グループがどうやら片付けを始めた様子。駄目で元々と声を掛けると、引き揚げる所とのこと。
と云う訳で、激混みではあったが、幸運にも、難なく釣り座の確保に成功し、早速準備に掛かった。

今回持ち込んだロッドはZENAQ ASSAUT Shore S96のみ。
動画ではサンマの切り身をテンヤに巻き付けているアングラーがあったが、小生はサンマの切り身の上にワームをセットするハイブリッド釣法。
これで来てくれるかどうかは、全く判らないが、タチウオが居れば来るだろうとの読み。

8月も最終週になると日没時刻が18:18頃と早くなっており、アッと云う間に周囲の光量が減り、暗い海面には至る所に赤や青の電気浮子の灯りが揺れて、何とも幻想的は雰囲気。
風は、予報通り南風が背後から優しく吹いて来る。不思議なことに、夏の夜釣りには切っても切れない蚊の襲来がなく、快適。
これで、ギラギラと銀色に輝く魚体をくねらせてタチウオが来て呉れれば申し分ないが・・・・・。

周囲の様子を見ながらキャスティングを続けたが、アタリはなく、海中にジワーと引き込まれる浮子も見当たらない。
時間的にはいつ来ても良さそうな時間帯の筈だが、やはりピークは過ぎているのかも知れないと思いつゝ、キャストし小さくリフト&フォールを繰り返していると、19:30頃のこと。ゴミでも掛かった様な重さが伝わって来た。
この日のライン・システムは、1.2号のPEライン60lbのナイロンリーダーの組み合わせなので、多少のことではブレイクしない。少々強引にリーリングをすると、いきなり生命体の反応が伝わって来た。
オッ、タチウオだ!!
久し振りに感じるタチウオの引きを楽しみながら、リーリングを続け海面に浮かんで来た銀色の魚体を見ると、アングラーの欲目かも知れないが、結構な良型。
これで明日の夜は焙りが喰える!!
と喜んで、抜き揚げに掛かった所で、手摺に魚体がぶつかって敢え無くフック・オフ。
この釣り場には、転落事故防止のための柵が張り巡らされており、魚を抜き揚げる際には注意をする必要があるのだが、柵の高さが若干高めであることに加えて、体長のあるタチウオでしかも良型で重さもあったため、充分な高さにまで揚げられなかったのが、原因だろう。
もう少し慎重になれば良かったと思ったが後の祭り。柵にぶつかって針が外れ、柵の外側に出っ張った岸壁の縁に落ちてから、銀色の残像を置き土産にしてタチウオは海に帰って行ってしまった。

この日のハイライトはこれが最初で最後。
その後は全くアタリもなく、周囲でも揚げた様子はなく、気が付けばあれ程波間に浮かんでいた浮子の灯りも疎らになり・・・・・。

何とかマグレでも来てくれないかと22:45まで粘ったが、それも夢に終わってStopFishingとして、帰路に着いた。

今回試したサンマの切り身とワームのハイブリッド釣法だが、結構行けるのではないかとの印象を得た。
この日は、周囲の状況を見てもタチウオが寄っていなかったと見るのが妥当で、ターゲットが居ない所で、幾らアピールしても空振りに終わるのは道理。仮に寄っていたとすれば、それなりの反応は得られた筈なので、又々、やってみようと思う。

それにしても、あの激混み振りは何とかならないものか。台風被害の修復をやっていると云っても、もう1年も経つ。コロナ禍があるにしろ・・・。
次回は、朝間詰めを狙って見ることにしよう。そうすれば、少しは混雑緩和に繋がるだろう。

2018年釣行記(67) – AJ&TC

2018年 Ajing Touching 釣行記

日 時:10月29日(月)~30(火) 16:00~5:00
潮回り:中潮(↑↓↑)

場 所:孤島
釣 果:アジ × 20、タチウオ × 1、カサゴ × 4
同行者:AKT、YGW、INUE各氏(IKD氏)

いつもであれば、小生よりもかなり早くから入っていて、小生を迎えてくれるのが常なのだが、仕事の都合で遅くなった由で、今回は珍しくAKTさんと連れ立って孤島の岸壁に到着。

重たいリュックやクーラーを降ろして先着しているYGWさんINUEさん、そしてIKDさんに挨拶がてら様子を訊ねると、日没時刻前でまだまだ明るい時間帯にも拘わらず、魚は居るよ!!
事実、INUEさんは良型を掛けてニコニコしている。
今回もお持ち帰りのご下命がないので、慌てる必要は全くなくて、ゆっくりと自分のペースで楽しめば良い。と云っても、良型が釣れている現場を見てしまうと、知らず知らず・・・・・。

取り敢えずTenryu改にライト・キャロを組んで、16:15頃、キャスティングを開始。東寄りの南風が強めなので、シンカーは自作の2.2gと少々重め。
すると2~3投目で答えが出て25cmクラスの良型をゲット。
前回の後半は良型アジのオンパレードだったので、その時の状態が続いているのか・・・・。
期待しながらキャスティングを続けていると、2匹、3匹と続けて来る。しかし、アレーッ!!。さっきの良型が嘘だと思える位の豆アジ

前回は豆から始まって夜遅くなってから徐々に型が良くなり、日付が変わってからは良型ばかりだった。今回も同じパターンだとすれば、時間が経てば型も良くなって来る筈。
幸いなことに、豆ばかりとは云え、前回よりもアタリの数は多いので、アタリを楽しむ分には問題はない。

最初の内こそ余裕を持って対応することが出来たが、20:30を回った頃から、型が良くなるどころか、頼みにしていた豆のアタリも遠くなってしまって、状況は徐々に厳しくなって行く。

アジが駄目ならタチウオを・・・・。
アジングの合間にワインディングでタチウオを狙っても、この夜はアタリの数が少なくて、何とか1匹を掛けただけ。

最後の拠り所とばかりに朝間詰めに期待を寄せたがしたが、これも空振りに終わってしまい、全てが前回とは真逆の結果でスゴスゴと引き揚げざるを得ない孤島の夜だった。

2018年釣行記(65) – AJ&TC

2018年 Ajing Touching 釣行記

日 時:10月21日(日)~22(月) 16:00~5:20
潮回り:中潮(↓↑↓)

場 所:孤島
釣 果:アジ × 30、タチウオ × 5、サバ × 1
同行者:AKT、YGW、INUE各氏(KWHR氏、AKT氏友人(?))

16:00頃、先着していたAKTさんYGWさんINUEさんに迎えられて孤島に到着。すると岸壁から小生に向かってニコニコと手を振っている懐かしい顔がある。主は、7月以来にお会いするKWHRさん

釣り場の空は、久し振りに気持ち良く晴れ渡り、厭が上でも気分は高まって来るが、残念ながら斜め左前方からの東の風がかなり強目でやり難そう。

小生はYGWさんKWHRさんの間に入れて頂き、航路側からINUEさんYGWさん、小生、KWHRさんAKTさんAKTさんの友人(?)の順に並んで、今晩のアジングを楽しむことになった。

この日持ち込んだロッドは、ライト・キャロ用のTenryu改、ジグ単用の8320#1BSoare改の他タチウオ用のSephia S809M/Fと、小生にしては多めの4本。

ゆっくりと支度を整え、Tenryu改を先発に選んでキャスティングを始めたのは17:00頃。風の強さを考えて、最初は重めの1.8gのシンカーを使ったが、やはり風に負けてしまうので2.3gに変更。前回は17:00過ぎには最初のアジをゲットで来ていたので、今回も早い時間帯からアタリがあるかと思ったが、音沙汰がない。

おかしいなと思いつつキャスティングを続けていたが、どうもしっくりと来ない。そこで、駄目元でシンカーを軽めの1.5gに再度替えてみた所、これが良かったのか、ジックリと時間を掛けて沈ませると、コツッと初コンタクトで、漸く最初の獲物をゲット。
時刻は丁度日没時刻の17:40頃。

取り敢えずボーズ逃れが出来て嬉しいには違いないが、サイズは前回に比べて2回りも小さい20cm程。前回は出れば25cm内外の良型ばかりだったので、期待が大きかっただけに、ガッカリ。それでもアジの反応があるだけでも良しとしなければとキャスティングを続けたが、アタリが出るのも間遠く、サイズの面でも数の面でも、前回とは様変わりの状況。前回良かった裏側に回ったりもしたが、サッパリで、群れが入れ替わってしまった様子。

風は強いし、サイズは小さくしかもアタリは遠い・・・・。
前回のツ抜けは20:00過ぎだったが、今回はまだ5匹程と、この夜の孤島は修業の場になりそうな雰囲気で、お持ち帰りご下命がなかったのが幸いと思える位。しかし、釣りに来ている以上、魚とのやり取りは楽しみたい。

20:30頃、あらかたのアングラーが引き揚げて行き、残ったのは良く知った間柄の上記の6人だけ。和気あいあいとした雰囲気で、これはこれで楽しいが・・・・・。

時間的な記憶が曖昧でハッキリとしないのだが、その内、小さいサイズの中に24~25cmクラスが混じり出し、徐々に良型の割合が増えて来て、気が付けば良型アジのオンパレード。
コンタクトも、連チャンとまでは行かないが、退屈しない程度の間隔ではあるが比較的コンスタントにあり、時には尺超も混じりだす程の状況に変わってしまった。こうなると、夕方の出ても豆アジばかりだったことが嘘の様に思える位で、岸壁には歓喜の声が溢れる様になった。

とは云っても、アタリが間遠くなる場合もあって、その様な時にはSephia S809M/Fを持ち出して、タチウオ狙いに変更。

小生がこの日初めてのタチウオを獲ったのは、21:20頃。
それまでにも、YGWさんが掛けたのに触発されて、後に続けとやって見たが、1度抜き揚げに失敗してバラしたことがあった。
暫くアジングに戻った後、足場の細くなった所に立ち位置を替えてやって見た所、足許で掛けたのがこの日最初のタチウオ。その獲物を始末して、又、同じ場所に戻って1匹追加。そして航路側に移動して更に1匹追加。

日付が変わり2:00頃だった様に思うが、足許一面にベイトの群れが広がって右に行ったり左にったり。すると、いつの間にかギラリと光る稲妻が走り出して来て、時には海面に飛び出してベイトを捕食するタチウオまで出て来る程で、こんなに賑やかにタチウオが乱舞する光景は、3年程前以来のこと。

こんな状況が明け方まで続き、小生は勿論YGWさんAKTさんKWHRさんタチウオを狙って長いロッドを振って騒いでいる中、INUEさんは一人静かにアジングに集中して、良型アジを次から次にものにしていた。

明け方近くの5:00近くになって、小生のアジ・カウンターが25になっているのを見たYGWさんから30までガンバレとのプレッシャーと云うか有難い激励。孤島では5:00を上がる時刻にしていたが、少し時間がある上、丁度、間詰めの時合でもあったので、豚もおだてりゃ木に登る
夜中過ぎに弱くなった風が向きを変えて背中側から強かったので、Tenryu改のライト・キャロでその気になってアジングを続けることにした。そして直ぐに3匹を追加した所で、時計の針は5:00を差しタイム・アップ。
隣りのYGWさんを見ると、続けろと目が雄弁に物語っている。
アタリが遠くなってしまったので、駄目だろうと思いつゝ、キャスト。先程の様にキャストして直ぐに気配を感じることがなかったが、ジッと待っているとコツ。

結局、5:20頃、何とか30匹を達成してStopFishingとした次第。

今回は出だしこそ豆アジで始まり修業を意識させられる程の状況だったが、終わって見れば良型アジのオンパレード。今回、持ち帰りしないのが如何にも勿体無く残念に思ってしまう程、丸々と太った良型が揃い、尺上を2匹も獲ったのは初めての経験。
しかも、合間合間にはタチウオの強烈な引きも楽しめて、充実した楽しい一夜を過ごすことが出来た。

2018年釣行記(63) – AJ&TC

2018年 Ajing Touching 釣行記

日 時:10月15日(月)~16(火) 16:00~5:00
潮回り:小潮(↑↓↑)

場 所:孤島
釣 果:アジ × 24、タチウオ × 1、カサゴ × 4
同行者:単独(NMTさん、MSDさん)

10月に入ったと云うのに気持ちの良い秋晴れの日がなく、毎日、どんよりとした曇り空が続いている。この日も今にも泣き出しそうな曇り空で、ひょっとすると降られるかも知れないが、孤島に行くことにした。

孤島の岸壁には16:00頃到着。
この岸壁を訪れるのは先月17日以来の約一ヶ月振りのこと。多い時には週に二回も通っていた時期もあったことを考えると、随分と間が空いてしまった。

今回は単独なので、独りで徹夜することも覚悟の上だが、その一方で、行けば誰か知り合いがいるだろうと期待していたことも事実。
その期待が叶って、NMTさんがニコニコ顔で迎えてくれた。やはり徹夜することを考えると、顔見知りがいる方がずっと心強い。

岸壁には航路寄りに餌釣りの若者二人が、広目に釣り座を構え長いロッドを出しているので、中央から航路側には入る余地がない。MNTさんは彼らから少し距離を置いて中央付近の陸側にバケツを置いている。彼の右側には初めて見る顔のアジンガーが2~3人程入っているので、直ぐにアジングをするには、足場の狭い所に釣り座を決める以外にない。

小生は、餌釣り師が徹夜をすることは考え難いので、彼らが引き揚げた後にアジングを始めれば良い。それまでは他の場所でタチウオを狙うことにしようと考え、取り敢えずNMTさんの左側に椅子を置いて場所を確保。

今回のラインナップは、タチウオ用のSephia S809M/Fアジング用Tenryu改8320#1Bの3本。
夫々のロッドにリールをセットしラインを通して、Sephia S809M/Fを手にコバに立ってキャスティングを始めたのは16:30頃。
風は南寄りで少し強めなので、航路に向かって立つと横風になるが、ワインドでは余り気にならない程度。時間的には、日没時刻の17:00頃にはまだ間があるが、どんよりとした曇り空のため、光量がかなり少なくて薄暗くなっている。UMKZ-P方面では夕間詰めに釣果が出ているとの情報もあったので、ひょっとするとタチウオが寄って来ている可能性もあり、運が良ければ早い内に刀狩りが出来るかも知れない。
期待したが、いつもの通りこれは空振り。
しかし、ワインド後にフォールをさせている最中にコンコンとアタリを感じることが何度かあった。残念ながら合わせ切れずに終わったが、恐らくタチウオがちょっかいを出したのではないか・・・・・。

NMTさんの様子を見ると、早くもアジを出し始めているので、タチウオの場を休めるためにアジングに切り替えることにして、17:00過ぎに8320#1B1gのJHでアジングのスタート。

すると、NMTさんの云う通り地合いに入っているらしく、直ぐに答が出て、この日最初のアジをゲット。サイズは25cm程の良型。

9月頃の孤島は、夕間詰めに地合いがあっても、その後はサッパリ。日付が変わってからもポツリポツリともう一つで、夕間詰め勝負の傾向が強かった印象がある。しかし、NMTさんによれば、先週は21:00頃にはマンクーになった程良かったとのことで、状況が変わっている様子に、今日は良いかも知れないと知らず知らずの内に期待が膨らんでしまう。

18:00頃、MSDさんが登場。少々狭いが、小生とNMTさんの間に入って貰い、3人並んでロッドを振った。しかし、NMTさんの云う程アタリが続いて来る訳でもなく、やはり先週とは状況が変わっているのだろう。
そこで、裏側の岸寄りの曲がり角付近を試して見ることにした。ここでキャストすることは数える程しかないが、2段下まで降りるのも面倒なので、無精を決め込んだ次第。すると、これが怪我の功名。それまでより遥かにペースが上がって、2匹、3匹と追加に成功。
結局、20:00頃にはツ抜けを達成。

所が、20:00を回ると群れが去って行ったと見えて、アタリがなくなってしまった。

20:30頃、エサ師の2人を含めて4~5人のアングラーが引き揚げて行き、7人程が居残り徹夜をすることになったが、アタリは忘れた頃にあるだけで、しかも群れでいる筈のアジにも拘わらず、続くこともなく単独の交通事故の様な状況。

2:00頃、長時間の釣りに疲れも感じて来たので、小休止。
1時間程ウツラウツラと休んで、3:00頃、キャスティングを再開して、何投目かのこと。根掛かりで高切れしたシステムを組み直して、キャストした所、どう云う訳かJHの重さが感じられない。
どうしたんだ・・・・・。
理由が判らないまゝラインを巻き上げて、良くよく見るとリーダーがスパッと切られていて、JHがなくなっている。

カマスかタチウオに切られたのだろう。
であれば、犯人を確保するまで。

直ぐにSephia S809M/Fにロッドを持ち替えて、コバのカーブ付近でワインドを再開。
2~3回しゃくった所でテンション・フォールをさせて様子を窺っていると、コンとアタリがある。最初の反応は合わせ切れなかったが、2度目の反応にガッチリと掛けることが出来、指3本のタチウオをゲット。
これまではシャクッた途端にガツンと大きなショックがあって後、ギュイーンとロッドを絞り込むタチウオのワインディングが面白かったが、これはどうしても釣れちゃった感が強い。しかし、今回はフォールの最中のコンと感じるアタリが取れ、釣った感満載。
1匹目の後、2匹目も同じアタリで掛ける所まで行ったが、ロッドにタチウオの重さを感じた途端にバレてしまったので、釣果としては1匹のみだが、満足出来るものだった。

その後は、タチウオのアタリがなくなってしまったので、又々アジングに復帰。
相変わらず、アタリが遠い状況が続いていたが、東の空が薄っすらと白み始める頃。それまでの状況が嘘の様に、頻繁にアタリが出始め、小生でも3連チャンをする程。
所謂、朝間詰めの時合なのだが、一瞬にして状況が180°変わってしまう面白さを楽しむことが出来、久し振りに20匹を超える釣果。しかも平均25cm程の良型ばかりで、満ち満ちた気分で、5:00頃、StopFishingとした。

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