※ カテゴリー別アーカイブ:2015年 ※

2015年釣行記(8)-MB

2015年 Mebaring 釣行記

潮回り:小潮 場所:NGTBN、MHR-KGN 釣果:メバル x 1 同行者:TKUCさん

予報では南寄りだが4mと若干強く吹くとのこと。せめて、これが3mであれば迷わず釣りに出掛ける所だが、歳のせいか、この寒い中独りでロッドを振るのも何となく億劫・・・・
と云う訳で道楽部屋に篭って鉄模の図面を描く積りにしていた所、メッキ仲間のTKUCさんから電話があり、今晩、NGTBNに出撃するとのこと。仲間がいるのであれば、ロッドを振らず部屋に篭もっていなければならない理由はない。即、17:00頃、現地で落ち合う約束をして電話を切ったのは云うまでもない。

15:00を回った頃、自宅を出発、現地到着は17:10頃。

早速、道具を手に磯に向かうと、遠くの磯に一人のアングラーの姿が小さく見える。近付いてみれば、その姿の主はTKUCさんで、1時間程前に到着したが、休んでいたのでロッドを振り始めたばかりだとのこと。

挨拶もそこそこにキャスティングを始めたのは、17:30頃。
海は多少うねりが入っているが、風は予報ほど強く吹いておらず、状況は悪くない。

この磯は、丁度3年前の2月10日に初めて独りで入り、プラグで25cm超のメバルを連発してこの上ない程良い釣りをした記憶がある。それ以来、ここでは先ずはプラグを投げてみることにしており、この日もShallowMagicからスタート。しかし、魚っけが全く感じられず、完全試合を喰らった昨年末の納竿時の状況が脳裏に浮かんで来る始末。

ルアーを色々と替えてみたが効果はなく、必殺の飛ばしウキを使ったワーム・システムに仕掛けを替えても・・・・。

20:30頃(?)、場を休めるためと気分転換にブレイク。
TKUCさんが最近入手したと云うキャンプ用のガスコンロで湯を沸かし、カップ・ラーメンや食後のコーヒーまで作って頂いた。芯まで冷え込む真冬の夜に口にする熱いラーメンやコーヒーはこの上ないご馳走
ご好意に甘えて、有り難く頂いた。TKUCさん、ご馳走様でした!!

小一時間程休憩して、気分も新たに釣りを再開。
小生が仕掛けを作り替えていると、何やら小生を呼ぶ声が磯の先端方面から聞こえて来る。何事かと思ったら、タモ~!と叫んでいる。
急いで玉網を持って駆けつけると、ヘッドライトに照らされているのは見事なシーバスで計測してみると66cm。

これを機にメバルの活性が上がるかと期待したが、ダンマリのままで、結局22:30頃、MHR-KGNに移動することに意見が一致。

MHR-KGNに行けば何とかなるだろうと思ったが、これが甘かった
どうしたことか、この日は殊の外メバルのご機嫌が悪くて、ワームを替えJHを軽くしても、一向に見向きもしてくれない。いよいよ一度もアタリを感じることのない完全試合を喰らうことを覚悟した程。
そんな焦っている小生を横目に、TKUCさんは釣果を伸ばしている。しかもMHR-KGNでは見掛けることが殆ど無い26cmの大型まで引っ張りだしているではないか。
時折、メディアに登場しているTKUCさんとは、実力差があるのは当然としても、アングラーとしては最も悔しいことで、打開策はないか・・・。

訊けばTKUCさんマイクロ・ミノーを使っていると云う。
このMHR-KGNでのプラグの釣果は、あってもマグレの様なものしかなかったのでミノーが当たりルアーだとは思わなかったが、溺れる者は藁をも掴むと手持ちの中で最も小振りなミノーを結んでみた。
しかし、小生にはやはりアタリがない。

アタリがないから焦る。
焦るからリーリング・スピードが早くなる。
最後までキッチリとトレース出来ていない。

と悪循環に陥っていることは解っていても、どうしてもその輪から抜け出せずにいると、TKUCさんが見かねて彼が使っているミノーの色違いをプレゼントしてくれた。

MB-2015-006そして、直ぐにその効果が出て、完全試合を目前にしてフラフラと上がったボールがライト前にポトリと落ちたヒットの様なもので、型は小さいが、嬉しい嬉しい1匹。
時刻は既に24:00を回って日付も変わっていた。

この1匹を皮切りにモチベーションがグンと上がり、さぁ、これからだと思った矢先に、そんな気持ちの変化を嘲笑う様に風が強く吹き出し、しかも、あろうことか予報とは全く違う北の風。
正面から吹き付けて来る風にキャスティングもままならなくなって来ると同時にモチベーションは急降下。結局、25:30頃StopFishingとした。

<TKUCさん>
今回は、何から何まですっかりお世話になってしまいました。有り難うございました。
これに懲りずに、又声を掛けて下さいネ。

2015年釣行記(7)-KS

2015年 SaltLure 釣行記

潮回り:大潮 場所:MHR-KGN 釣果:カサゴ x 3、メバル x 6、 同行者:単独

北東の風2mの予報に、行くべきか行かざるべきか迷ったが、翌日の木曜日は降雪予報なので、兎に角行くだけ行ってみよう・・・・・

現地到着は17:20頃。
予報と違って現地は殆んど無風状態。

今回はメバルではなくてカサゴを狙うので、根掛かり対策で8’6″の長竿にライン・システムはエギングで使用していたPE0.6号、1.7号のフロロ・リーダーとMHR-KGNでの釣りにしてはかなりの重装備で岸壁に立ってみれば、予報と違って殆んど無風状態。
であれば、根掛かり対策としてもJHは軽い方が良いと、JHは2gにしてキャスティングを始めた。満潮時刻を過ぎたばかりなので、潮位が高く岸壁に平行して入っているテトラ帯の殆んどが水没しており、海が広い。

MB-2015-00530分程、キャスティングを続けたが信号がない。
釣りに来て魚とのやりとりが全くないのも寂しい物がある。時間的にはメバルの活性が高い時間帯なので、少しの間、メバルと遊ぼうとJHを1gに軽くしてみると、直ぐに答えが出て15cm程の可愛い娘ちゃんが顔を見せてくれた。

その1匹に続いてポンポンと4匹を追加することが出来たが、その後は3連続のバラシ。何れも、合わせた瞬間にはブルブルと生命体の反応を感じたが、リーリングを始めて直ぐにフッとロッドが軽くなってしまうことの繰り返し。惧らく、その頃から吹き出してきた横風となる北東の風に軽いPEラインが膨らんでしまい、アタリが手元に伝わって来るタイミングが遅れてしまったのが原因だろう
そこで、JHを2gに重くしてみたが、そうるすとアタリがない・・・・。

と云う訳で、ターゲットを本来のカソゴに変更し、強くなって来た風に合わせてJHも3gに重くして再開。

何かの本で、カサゴは回遊する魚ではないので、同じ場所で粘るよりは足で探す方が結果が伴うと読んだ記憶があったので、テトラ帯とテトラ帯の切れ目をへの字の曲がりまで探ったが、その間、一度もアタリがない。

KS-2015-00220:30も回っていたので、同じ様にテトラ帯の切れ目を探りつゝ引き返し、前々回と同じ場所付近まで来た時のこと、漸く本命の位のカサゴが来てくれた。サイズはまぁまぁの22cm位。

カサゴなのでボトム・バンピングを繰り返しているため、JHが底の岩等にコツンコツンと当たる感触がビンビンに伝わって来る。この感触が、底をきちっと取る釣りの経験が余りない小生には、魚のアタリと紛らわしく、底釣りを苦手にしている理由なのだが、この時は何か違うものを感じたのだろうと思う。軽くコツンと来た感触に反射的に反応して合わせを入れていた。

その後、同じ様なアタリでロリ・カサゴを2匹追加して、21:30頃StopFishingとした。

2015年釣行記(6)-MB

2015年 Mebaring 釣行記

潮回り:長潮 場所:KSKST 釣果:メバル x 3、カサゴ x 1 同行者:単独

週末の金曜日は雨もしくは雪の予報が出ているので、一日前倒しで釣行することにしたが、生憎北風が2~3mの予報。この寒い時期、例え2~3mの比較的弱い風でも、北風を正面から受けると体感気温は一気に下がってしまって釣りどころではなくなるので、MHR-KGNは却下。

そこで北側に高い崖を背負っているKSKSTに行くことにした。
ここは、2~3年前には良く通っていた地磯だが、帰路の急坂がきついため徐々に足が遠のき、昨年は一度も入ることがなくなってしまい、MHR-KGNでのロリ・メバル相手のぬる~いMebaringばかりしていた。しかし、北風が吹くのでは仕方がない。帰りの急坂を登り切る体力が、果たして残っているかどうか自信はなかったが、久し振りにKSKST磯Mebaringをしてみることにした。

現地到着は17:40頃。
早速道具を担いで急坂を下って磯に乗ったが、アレ~!こんな所があった?と一瞬勘違いしてしまう程様子が変わっている様に見えた。それもその筈で、磯に乗った18:00頃は40cm位まで潮位が下がっており、普段は海面下に沈んでいる岩礁が海面から出ていたためで、近くに寄るまでそうとは判らなかったと云う次第。

ここまで下がっているなら、少し前に出て沖目の根回りを狙うことが出来る。と云う訳で潮が上がって来る迄の間はカサゴを狙うことにした。しかし、ここは根がきついため普通のJHでは根掛かりばかりで釣りにならない。そこで、根掛かり対策としてカルティバオカッパリヘッド1/16oz#4にホッグ系のワームで、18:00頃、キャスティングを開始。

カサゴなので居れば喰って来る筈と考えていたが、全くコンタクトがない。幸い、磯は貸し切りのため他人に気を使う必要はない。好きな立ち位置から好きな方向にキャストを繰り返したが、全く気配が感じられない。
そうこうする内、根掛かりで高切れしてしまい、カサゴへの想いは急降下。

FGノットの編み物を終え、メバル用に、飛ばしウキに0.3gのJH、ワームはアジリンガー・シャッド必殺クリアの組み合わせにライン・システムを変更してキャスティングの再開。

この日最初のアタリは、干潮時刻の19:00を回った頃。
正面7m程の所に海面から頭を出している岩礁の横近くで、いきなりブルブルと来た。反射的にロッドを煽って掛けたのは、20cm程のメバルで、流石に磯メバル。20cmと型はそれ程良いとは云えないが流石に磯メバルだけのことはあって、引きが強い。

メバル狙いに替えたのが正解!と思ったが、後が続かない。
MHR-KGNの様に入れ掛かりになることはないにしても、アタリが遠く2匹目は20:00頃で、サイズは同じ20cm。
そして15cm程の3匹目を掛けたのが21:00頃と1時間に1匹で、ペースが一向に上がって来ず、モチベーションも下がり気味。

それでも、上げ潮が効き始めているので、気持ちを奮い立たせてキャスティングを続けていると、21:30頃、押え込む様な感触が伝わって来た。又、根掛かりかと思いつゝラインのテンションを緩めずに張っていると、微かに生命体の反応が・・・・。
根に潜られない様に注意をしながら揚げて見ると、21cm程のカサゴ
と思ったが、それにしては色が黒っぽい。バッテリーが切れていたので写真が撮れず、帰宅後に調べることも出来ないので何とも云えないが、ひょっとするとソイかも知れない。

その後は、カサゴ狙いにシステムを変更してみたが、気配を感じることもなく22:30頃StopFishingとした。

結局、この日の釣果は、メバルが3匹、カサゴ(ソイ)が1匹と僅かで、サイズの点でももう一つだったが、何故か満ち足りた気分で道具を片付けて、そして、難所の上りの急坂・・・・。
辛くなたら途中で休み休みしながらと覚悟していたが、何とか休憩なしで上り切れた。勿論、途中からふくらはぎや太ももが張って来て痛くなり、上がってからはヒーヒーゼーゼーと息を整えるのもやっとの状態だったが、体力的な衰えは心配した程ではなかったので、一安心。

2015年釣行記(5)-MB

2015年 Mebaring 釣行記

潮回り:小潮 場所:MHR-KGN 釣果:メバル x 50、カサゴ x 2 同行者:単独

錦織圭の全豪オープンテニスのTV観戦を優先したため、一週間振りの釣行。

場所は馬鹿の一つ覚えMHR-KGN
この場所の今年の傾向は、夕間詰めの極短い時間(長くて1時間程)しか出ないことが多い。なので、夕方の地合いを過ぎてメバルの活性が下がったら、カサゴに切り替える予定の二本立てのメニューを考えた。
と云うのも、前回、前々回とこのMHR-KGNカサゴを専門に狙っているアングラーに出会い、結構良い型が出ると聞いていたので、試してみようと考えたもの。

現地到着は17:00を回った頃。
予報では南風が1mとあったので、すっかり安心していたが、岸壁に出ると南西の風がやや強めに吹いている。そこで風の影響を受け難くするために0.5gのJHで2~3投してみたが、メバルからの信号は感じられない。

前回も0.5gよりも0.3gの方がアタリが多かったことを思い出し、直ぐに0.3gのJHに変更し、アジアダーグロー・パール・チャートの組み合わせでリ・スタート。

MB-2015-004これが正解で、直ぐに結果が出て17:30頃に本日最初のつぶらな瞳をした可愛い娘ちゃん。サイズは12cm程だが、どんな場合でもボーズ逃れとなる最初の一匹は嬉しいもの。
この1匹を皮切りに、パタパタと当たりが続き30分もしない間にツ抜けしてしまう程。しかし、地これまでの例によれば、地合いは短い筈・・・・
所が、この日はどうしたことかメバルの活性は高い状態のまゝで、カサゴに切り替えるタイミングが見付からない。結局、20:00頃に50匹になった所で区切りを付けたが、続けていたら束釣りになっていたかも知れない。それにしても実釣時間2時間半で50匹、つまり3分に1匹の割合で、これまでに経験をしたことがない程のハイペースにいたく満足した次第。

そして、20:30頃カサゴ狙いのタックルに持ち替えて再開。

根掛かり回避のために、直前まで振っていたFlacon改の長さ6’足らずのショート・ロッドより遥かに長い8’6″にしたので、キャスティングが覚束ない。出来るだけゆっくりと力を入れずにキャスティングをして感覚を取戻す様にして、1時間。

これまでメバルの外道でカサゴを釣ったことはあるが、今回の様にカサゴを狙ったことがないので、少々要領を得ない点もあったが、兎に角、一旦ボトムを取りその後はリフト&フォールをひたすら繰返していた。

KS-2015-001そして、21:30頃、テトラの向こうに向かってキャストしてテンションを掛けてフォールさせていると、コンと軽いアタリが伝わって来た。
反射的にロッドを煽ると、遥か遠く、グンと竿を締め込む力強い引きでテトラに潜り込もうとする魚の動きに、リーリングだけでは間に合わず、2歩、3歩と後ずさりして何とかかわして上げたのは、狙って初めて掛けた記念すべき21cmのカサゴ
型はそれ程大きくはないが、長いロッドなので引きが殊更強く感じられ、加えて長い距離をやりとりするのが、面白く感じた。

その後、1匹を追加して、22:30頃北寄りの風が吹き出すと同時にポツリポツリと雨が落ちて来たので、StopFishingとした。

このMHR-KGNではこれまではメバル専用の釣り場としていたが、これから暫くの間はカサゴを狙ってみよう!!!

2015年釣行記(4)-MB

2015年 Mebaring 釣行記

潮回り:中潮 場所:MHR-KGN 釣果:メバル x 11 同行者:単独

実の所、時期的にも良い時期になって来たので、磯Mebaringをしたくて仕方がない。しかし、昨年11月にSKNの磯でEgingに行った際転倒して以来、どうも自信がなくなり無理をして単独で磯に行き事故を起こしてもつまらないと足元の安全なMHR-KGNに通っているが、このMHR-KGNは北風に滅法弱いため、北風に強くて足元も安全な釣り場を探していた。

そしてWEBで見付けたのが自宅から12km程と至近距離にあるFR-Y
釣り場を選定する際、先ず、問題となるのが駐車場だが、ここはコインパーキングがあるので、それを利用することになる。しかし料金を調べると、1時間200円と少々高い。更に夜間利用が不可とのことで、夜釣りとなるMebaringには致命的な問題。
所が、路駐が出来るらしいとの情報があったので、釣り場の様子を見ると同時にその真偽を確かめるため、先日の昼間、下見をして来た。

確かに取付道路の片側には何台もの車が路駐しており、他府県ナンバーも数台見掛けた。更に、付近には駐禁の標識もないので、夜間なら取り締まりの可能性は低いだろう。
と云う訳で、FR-Yを北風の場合の逃げ場として押さえておくことにした。

予報をチェックすると、MHR-KGNでは18:00は静穏、21:00は南西の風が1m。対してFR-Yは向かい風となる南風が2~3mとのことなので、今回もMHR-KGNに行くことにした。

17:00頃、0.5gのJHでキャスティングを開始。
しかし、この日も活性が高くないのか、光量が減って来ても音沙汰が無く、この日のファーストフィッシュは17:20頃。所が、ファーストフィッシュが出てからは、それまでが嘘の様に活性が高くなり、立て続けに4匹をゲット。
出足が悪かっただけだと久し振りの爆釣を頭に描いた途端、アタリがあっても針掛かりさせられない状態が4~5連続で発生。
JHを0.3gに替えたりワームを替えたりしている内に、あれ程頻繁にアタリがあったのに、ウンともスンとも云わなくなってしまった。時計を見ると17:50頃で、好地合いはたった30分程の極く短い時間。

それからは、いつもの様に立ち位置を少しづつ替えながらの拾い釣り。

20:00を回った頃から、北風が正面から吹き付けて来て、体感気温が急降下。しかも大潮直前の中潮の下げのタイミングで、足元では海藻が海面から頭を出す程潮位が下がり、重いJHでは根掛かりのオンパレード。
根掛かりを避けるためにJHを軽くすると、風に押し戻されてしまう状況になってしまい、気持ちも切れて20:30頃StopFishingとした。

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