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2016年釣行記(5) – AJ

2016年 Ajing 釣行記

潮回り:中潮 場所:KMNT 釣果:アジ x 5、鉛筆カマス x 4 同行者:SGMRさん

発達しながら北上した南岸低気圧のために、18日の月曜日は雪が降り、その翌日からは強い風の日が続いたり、釣行しようと考えた夜に限って北風が強かったりで、結局、15日以来11日振りの釣行。

当初はMHR-KGNでチビ・メバルに遊んで貰おうと準備万端整えてすっかりその積りになっていた。そんな所に、久し振りにSGMRさんからのメールが入って、外房にアジングに行くとのこと。

高い通行料を払って外房にまで行くのには少し躊躇するものがあったが、15日のアジングでは空振りに終わっていたので、外房でその憂さを晴らそうと行くことにした。詰まる所、江戸の敵を長崎でと云う魂胆。

15:00を廻った頃の現地到着を予定して13:30前には自宅を出る積りだったが、準備に手間取り、忘れ物を取りに戻ったりとモタモタしていたので、自宅発は13:40頃。
ルートはアクアラインで東京湾を横断し、木更津東で高速を下りてから一般道を走る積りが、何を間違えたか手前の袖ケ浦で高速を下りてしまったため、到着は大幅に遅れて15:45頃。

早速、防寒着を着込んで突堤で小生を待っているSGMRさんと落ち合ったが、この突堤は幅も長さもない規模の小さなもの。そこに沢山のアングラーが陣取っていて、早く着いていないと場所がなくなると云っていたSGMRさんの心配の理由がここに来て飲み込めた次第。

SGMRさんが確保してくれていた場所は、特等席の突堤の先端部分の外海側で、夕日を真正面から受ける西向き。その西から思いの外強い風が吹き付けている。アクアラインから見た工場の煙突の風は真っ直ぐ上に昇っていたし、メバリングに行こうとしていたMHR-KGN方面も弱い風の予報だったので、これは正に想定外。

水深は余りないとのことだが、向かい風対策でJHは重めの1.5gにし、使い差しのアジンガー必殺イワシを刺して様子見のキャスティングをすると、ものの見事にワームが喰い切られて戻って来る。隣りのSGMRさんは、明るい内はフグばかりだと云ってキャスティングもせずにスマホを操作している始末で、周囲を見渡して見てもキャスティングをしているアングラーは余りいない。
流石にこの釣り場の特徴を良くご存じで、皆さん、地合い待ち・・・

日没時刻の17:00頃、隣りのサビキ師にアジが掛かって来たのが、群れが回って来た合図で、その直後に小生にもアタリ。
最初の獲物なので、いつもの様に写真を撮ろうとすると、直ぐに群れはいなくなってしまうから写真撮影する暇はないヨSGMRさんのアドバイス。その言葉に素直に従って釣ることに専念することに。
すると、カウント5まで沈めようが25まで沈めようが、はたまたカウントダウンしている最中にもアタリがあったりして、どうもアジは海面付近から海底付近にまで厚く居る様子で、アタリは頻繁にある。
1度のキャスティングで3度も4度もアタリがある程活性が高いのは悪いことではないが、小生に取っては初めて経験で中々タイミングを合わせることが出来ない。それでも何とか針掛かりさせられたと喜んで抜き揚げようとするとポロリ・ポロリと落としてしまう始末に気持ちばかり焦ってしまい、気が付けば地合いが終了。

腕時計を見れば17:30頃。ものの30分程の間の出来事で、何が何だか分からず仕舞。
SGMRさん漁に近いものがあると云っていたのは、正にその通りで、釣りを楽しむには忙し過ぎるアジングだった

AJ-2016-002その後、街灯が当たっている場所に移動してアジの回遊を待ったが、回遊はなく迷子になったアジを1匹、外道の鉛筆カマスを4匹ゲットしただけで、22:00を廻った頃StopFishingとして、翌朝を狙うSGMRさんを残して帰路に着いた。

2016年釣行記(4) – AJ

2016年 Ajing 釣行記

潮回り:中潮 場所:孤島 釣果:アジメ x 0、メバル x 2 同行者:SGMRさん

予報を見ると、北東、若しくは北風が21:00頃だけ4m、他の時間帯は3m。幾ら好きな道とは云え、真冬のこの時期に強い北風を受けて釣りをするのは、願い下げとしたい。

行くか行かざるべきか・・・・・と、小生はハムレットの心境。しかし、SGMRさんは、日曜日にアジング仲間が117匹も出したと聞いて、鼻息Max。

結局、小生も行くことにして、SGMRさんと落ち合って16:00過ぎに孤島に到着。流石にこの時期ともなると人気場所にも拘わらずアングラーの姿はなく、唯一人先行して入っていた黒鯛師が、二人の到着と入れ違いに大きな獲物をぶら下げて引き揚げて行ったので、広い釣り場は二人だけの貸し切り状態。

孤島の岸壁では、思いの外東寄りの北風が強く吹いている。予報通りだとすれば、直ぐにでも弱くなる筈SGMRさんは余り気にする様子もなく早速表側に陣取ってキャスティングを始め、小生はゆっくりと支度に入った。
小生がキャスティングを始めたのは16:30頃。しかし、表側では横風になるので、風に弱い小生は2~3投して様子をチェックしただけで直ぐに裏側の風を背に出来る場所に移動した。

流石に強い風の影響か、スタートの早いSGMRさんもまだアタリを出せていない模様で、当然のことながら小生にもコンタクトがない。陽が落ちて光量がなくなってくれば、アタリが出て来るだろうと、キャスティングを続けていたが、弱くなる筈の風は意に反して強くなって来て、風に叩かれたロッドがお辞儀をする始末。

弱まる筈の風は、時間が進むに連れて、時には身体をグラリと揺らす程に益々強くなり、建物の陰に隠れて避難しても、追い掛ける様に回り込んで来た風がブルリと冷たい。

この状況に、18:00前には二人のモチベーションは急降下してしまい、早い時間から熱い味噌汁で暖を取ることに。

その後も状況は変わらず冷たい風がフト弱まった瞬間を狙ってキャスティングをし、風の勢いが戻ると建物の陰に逃げ込んで釣り談義をして暇を潰し・・・・の繰り返し。

AJ-2016-00121:50頃、モゾモゾとした違和感に軽く合わせを入れると、微かな生命体の反応が伝わって来て、MHR-KGNでも滅多に見られない程可愛い10cm程のロリ・メバル

アジングに来たからにはメバルは外道だが、風に悩まされ寒さに震えて5時間も過ごして来た身には、この時ばかりは殊更に嬉しい魚の感触だった。
そして、それから10分後。今度はコンとハッキリしたアタリがあり、アタリの出方からアジかも知れないと期待をしたものゝ揚げてみると今度も外道のメバルでガッカリ。

23:00頃になると、気持ちの切れたSGMRさんは寝袋に潜り込んで就寝。小生は休みの間にキャスティングをして時間潰しをしたが、結局、この日は、魚を掛けた感触を味わったのは後にも先にもこの2回だけで、肝心のアジからのコンタクトは全く感じられず仕舞。

皮肉なことにあれ程強く吹いていた北風は、5:00頃になってピタリと止んで海も凪ぎ状態になってしまったが、時、既に遅し
5:30頃StopFishingとして、2015年度アジング・シーズンの閉幕とした。

 

2015年釣行記(78)- AJ

2015年 Ajing 釣行記

潮回り:中潮 場所:孤島 釣果:アジ x 8、カサゴ x 3、シーバス x 1 同行者:SGMRさん(OHT、USJM、YGW、FKT各氏)

2015年最後の釣りを何処でするか?
と云っても、アジメッキかのどちらを選ぶかと云うことだが、どちらも年内一杯でオフ・シーズンになりそうな雰囲気がプンプン。であれば、欲張ってどちらも行きたい所だが、そうするとカミさんから文句タラタラなのは目に見えている。
そこで、カミさんにばれない様に、カミさんの留守を見計らって月曜日朝10:00頃自宅を出て、11:00~15:00頃までメッキを狙い、いつもの様に18:00頃に何食わぬ顔をして帰宅。そして翌日の火曜日に孤島で徹夜のアジングをする。過去にもやっ方法なので、今回もそうしようと目論んでいた所、カミさんはこの月曜日の外出はないとのこと。と云う訳で、この方法は夢のまた夢に終わってしまった。

そんな時に、SGMRさんから連絡があり、月曜日に孤島に行きたいとのこと。連絡を貰って改めて天気予報をチェックすると、火曜日は北寄りの風が5~6mと強く吹く予報になっている。と事実関係に少し前後している部分はあるにしても、結論として月曜日に孤島に行くことになった。

仕事の都合で遅れると云うSGMRさんを置いて、15:00過ぎに孤島に到着。孤島には既にOHTさんOHTさんの友人のUSJMさんYGWさんの3人の姿があり、小生は岸壁の先端よりのYGWさんUSJMさんの間に入れて貰って釣り座を確保。
OHTさんの岸寄りには3名程のアジンガーがいたので、この時点でアジンガーは既に7名程で、最近にない盛況状態。

風は予報通り向かい風になる北東から吹いて来ているので、最初から裏側でキャスティングをしたかったが、入りたい場所には餌釣りのアングラーが居る。幸い風は弱いので、釣り座の高い表側でも何とかなりそう。

16:00過ぎ、SGMRさんが4~5名のアジンガーと共に登場。
SGMRさんは、裏側に釣り座を構え、先行して入っている小生達を差し置いて直ぐにアジの捕獲に成功。流石と云えば流石だが、もう少し苦労してからならば、少しは可愛げがあるのにと思ったのは、小生だけ?(笑)

それを見たOHTさんUSJMさんは直ぐに裏側に移動。対して、YGWさんと小生は表側でそれから暫くの間粘ったが、これは大きな間違えで、完全に電車に乗り遅れてしまった格好。

月をバックにした豆アジYGWさんと小生が裏側に移動した時は既に遅しで、其々1匹をものにしただけで、短い夕間詰めの時合が終わってしまった。

その後、彼らは表側に戻り、小生は裏側の低い場所に移動したが、アタリが遠い。

17:00を廻った頃には、FKTさんやその友人を含め7~8名のアジンガーが登場して来て、岸壁は満員状態。数えた訳ではないので正確ではないかも知れないが、総勢20名程になったのではないだろうか? 最盛期でも小生が知る範囲では15名が最高だったので、冬のこの時期にこれ程のアジンガーが集まるとは思いもしなかった。

このアジンガーの数に反比例してアジからのコンタクトは徐々に減って行き、交通事故的なアタリが散発的にあるだけの状況になってしまい、18:30頃には、小生はすっかり諦めモードに入ってしまった。

それから約10時間の間、全体としても釣り場は盛り上がることもなく、まったり状態が続き、強い風が吹かなかったことだけが唯一の救いと云った所。

結局、2015年納めの釣りもツ抜けも出来ない貧果で、今シーズンの孤島を象徴する様な結果に終わってしまった。

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2015年の釣りを振り返って見ると、何を置いても釣行回数が78回と長い釣り人生の中で最高の回数を記録出来たことが特筆すべきことだと思う。
中でも特徴的なことは、孤島でのアジング回数が19回にもなったことで、それまでの精々6~7回と比較すると倍以上の増加となっていた。これは何と云ってもSGMRさんと知り合ったことが大きな理由だろうと思う。

SGMRさんの広い交際範囲のお蔭で、沢山の若いアジンガーの皆さんと知り合え、例え釣果が出なくてもアジンガーの皆さんと楽しい時間を過ごせたことが孤島に通う動機づけにもなったし、アジンガー仲間の忘年会にも生まれて初めて出席させて貰うことが出来たのも、SGMRさんの故で、この場を借りてSGMRさんには心からお礼を申し上げたいと思う。

また、こんな高齢者でも快く仲間として接して頂いたことに、孤島でお会いした若いアジンガーの皆さんにもお礼を云わなければならないだろう。

皆さん、本当に有難うございました。

しかし、年明けには古希を迎えるこの年齢になると、釣行後の疲れの回復が遅くなるなど体力やバランス感覚の衰えが顕著になって来ているのも、認識したくはないが、厳然たる事実で、来年はどうなることやら・・・・。

釣りを楽しめる体力があるのも、あと数年。
SGMRさんや皆さんの足を引っ張らない様にして、精々楽しい釣り人生を全うしたいと思う次第。

2015年釣行記(77)- MK

2015年 Ajing 釣行記

潮回り:大潮 場所:CGSK 釣果:メッキ x 15、カマス x 2、ヒラセイゴ x 1、フグ x 1 同行者:単独(AKW、TKUC両氏)

この所、火曜日、金曜日はSGMRさんに誘われて孤島のアジングに出掛けることが多いのだが、この日に限っては所用があって釣行出来ないとのこと。
と云う訳で、鬼の居ぬ間の洗濯ではないが、これ幸いとばかりに終盤戦に差し掛かっているメッキを狙いに行くことにした。

6:00頃、自宅を出発。年末なので渋滞に引っ掛かるかと思ったが、案に相違して渋滞もなく、現場の駐車場には6:50頃、到着。

この釣り場の難点は、長いサーフを歩かねばならないことで、砂に足を取られながら歩くのは、高齢の身には辛いものがある。フーフー云いながらやっとの思いでサーフを抜けて、目的の岸壁に到着したのは7:10頃。

風は弱い北寄りで予報通りだったが、意外にもウネリが大きく岸壁の上を波がサーッと洗って行く程。この岸壁でのベスト・ポイントは先端部だが、とても行けそうもない。
君子危うきに近寄らず・・・。仕方がないので岸壁の中程の波が上がって来ることのなさそうな所に釣り座を決めたが、いつ波が上がって来るか油断ならない。

MK-2015-015今回のロッドは、この所、余り出番がなかったSoare GAME S709ULT。このロッドにメタルジグのSoare MetalShot TG 7gの組み合わせでキャスティングを開始したのは7:15頃。

すると、その一投目からコツンとハッキリとしたアタリがあって幸先の良いスタート。
この一匹を皮切りに、入れ掛かりまでは行かないが、それでも退屈しない程度の間隔でアタリがある。

8:30頃、AKWさんが登場。
当然AKWさんメッキ狙いでやって来たと思ったのだが、驚いたことにAKWさんの手にはロッドがない。訊けば今シーズンのメッキはもうやめたとのこと。にも拘わらず、駐車場に小生の車があったので、様子を見に来た由。

釣りの上手いAKWさんに見られながら釣りをするのも、少しやり難いが、良型のメッキを2匹程追加した時のこと。時刻はハッキリと記憶にないが9:00頃か9:30頃だったかと思う。
掛かったメッキの針を外し、次のキャスティングをしようとした所・・・。
傍にいたAKWさんによれば、何か異音がしたとのことだが、小生は全く気が付かず、気が付けばロッドが折れていたと云う次第。

特別にロッドにストレスを加える操作をした訳ではなく、これまで何度も繰り返して来た手順をこれまで通りに行った筈なのに、どうして・・・・。

予備のロッドを取りに車に戻るのも、長いサーフを往復することになるのでこの身にとっては大仕事。と云って、このまゝ引き揚げる気にもならないので、折れてぶら下がっている先端部分を取り除いてキャスティングを続けていると、その様子を見ていたAKWさんは堪らず、予備のロッドを取りに行ってくれるとのこと。しかし、幾ら若いAKWさんとは云え、サーフを往復するのは辛い筈なので遠慮をしたが、繰り返して仰るAKWさんのご厚意に有難く甘えさせて貰うことにした。

AKWさんがロッドを取りに戻っている間も、メッキからのコンタクトは何度もあり、その都度、途中でバラシてしまっていた。先端部がないためにロッドが相対的に硬くなり、メッキの動きにロッドが付いて行けなくなったのが理由だろう。
何とかバラサないで・・・・と、慎重にやり取りをして良型のメッキを手にした直後にAKWさんが戻って来てくれた。

早速、ロッドを替えてキャスティングを続けたが、皮肉なものでその頃から徐々にコンタクトが減って来てしまった。
時間的には、丁度潮が下げ切った10:30頃。これまでの経験で、この場所は潮が下げている方が上げている時よりも良いので、地合いが終わったと云うことだろう。
それでも、折角、サーフを往復までしてロッドを持って来てくれたAKWさんの手前、簡単に諦める訳にも行かず、ルアーを色々と取り換えて粘って、交通事故的なアタリで2~3匹を追加。

11:00を過ぎると、その交通事故も全くなくなり、12:30頃、登場して来たTKUCさんと入れ替わる様にして、StopFishingとした。

年末も押し迫りメッキも終盤に差し掛かっている筈だが、今回の様子では年明けもまだ出来るかも知れない。特に、今回はロッドの破損と云う事故のために好地合いを逃してしまったきらいがあるので、出直しをしたい気持ちが強く残っている。
年明けまで何とか残っていて欲しいものだ・・・・・と願う次第。

2015年釣行記(76)- AJ

2015年 Ajing 釣行記

潮回り:中潮 場所:孤島 釣果:アジ X 21、カサゴ X 1、タナゴ X 1 同行者:SGRMさん(KI、KZTM、KBR、FKT各氏)

釣行することになっている朝は、目が覚めると同時に天気予報をチェックするのが習い性となっている。この日も、当然、眠い目を擦りながらタブレットの画面を見ると、何と18:00頃には北寄りの風が6m、以降も4~5mとなっている。
これでは、到底釣りは出来ないので、SGMRさんにメールを入れて意向を訊ねると、何事もない様に行くと仰る。彼の弁によればテレビでは穏やかな風と云っていた由。経験則では、Yahoo天気予報は余り当てには出来ないと思っているのだが、これは差があり過ぎる。
と云うことで、取り敢えず態度を保留とし、昼頃の天気予報を見ると、風は弱まっているものゝ、日付が変わる頃まではずっと北寄りの風が4m。しかも、時間帯によっては向かい風となり東が入りそう。
と云うことで、今回はお休みにして鉄道模型をして、翌日の水曜日はメッキに行こうと考えたが、SGMRさん宛てのメールに打ち込んだ内容は、何故か行くことにしました!!!

現地には15:00過ぎに到着。
心配していた通りの爆風で、風に飛ばされた波シブキが時折顔に掛かって来る程で、キャスティングも始めずにどうしようか?

16:00を廻った頃、KIKZTMKBRの3氏が登場。SGMRKIKZTMKBRと4人も強者が揃うと、風が強いから帰ると云い出す者は誰一人としておらず、強い横風をものともせず、表に向かってキャスティングを開始する始末で、小生一人が稍引き気味の姿勢。

小生は、ただ独り裏側でキャスティングをすることにした。
裏側だからと云って横風を受けることに変わりはないが、海面からの高さがない分、ライン・コントロールは楽になる。だから、裏側に回ったのだが、こちらは北寄りの風を正面から受けることになって寒さが一段と厳しく感じる。しかし、釣りに来たのに釣りにならないのではシャレにならない。

JHは、横風対策のため重めの1.8g。ロッドはEmeraldas改でキャスティングを始めたのは、16:20頃。

AJ-2015-03316:30頃、まだ明るい時間帯なので期待をしていなかったが、思いも掛けないコンとハッキリとしたアタリで、揚がって来たのは生まれて初めて釣った良型タナゴ

カメラを準備している内に、JHが口から外れてしまったが、この小さなおちょぼ口にワームを吸い込んでいるのには、少々驚いた。

AJ-2015-034そしてその10分後、チクッと感じるアタリで、豆だが待望のアジをゲット。

日没時刻を過ぎて周囲の暗さが増して来ると良いペースで豆が続く様になり、18:00頃にはツ抜けを達成。
豆でも、極小さなアタリをタイミング良く取れると、それなりに楽しく、この日もこれまでにはないペースに気を良くして、この分で行けば・・・・
こんなことを考えだすと事態は悪くなる道理で、この日も徐々にペースが悪くなり、20:00頃の16匹目を最後にピタリとアタリがなくなってしまった。
こうなると、釣れている間は我慢が出来た正面から受ける風の冷たさが、一段と身に染みて来て我慢出来ない程になり、堪らず小休止。

表側の強者達も、風の強さとアタリの少なさに持て余し気味で、この辺りから釣りに来ているのか釣り談義に来ているのか分からない程のまったりとした釣り場になってしまった。

結局、この日は、夕間詰めの一瞬だけの地合いで、その後表も裏も一向に状況は回復することなく終わってしまい、日の出前のまだ暗い5:00過ぎにStopFishingとした。

所で、17:00頃登場して来たFKTさんは、転勤で沖縄に赴任することになった由。繊細なアジングも面白いが、沖縄には沖縄の本土では出来ない釣りがある。折角の機会だからその沖縄の釣りを楽しんでもらいたいと思う。

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