2016年釣行記(4) – AJ
2016/01/15
潮回り:中潮 場所:孤島 釣果:アジメ x 0、メバル x 2 同行者:SGMRさん
予報を見ると、北東、若しくは北風が21:00頃だけ4m、他の時間帯は3m。幾ら好きな道とは云え、真冬のこの時期に強い北風を受けて釣りをするのは、願い下げとしたい。
行くか行かざるべきか・・・・・と、小生はハムレットの心境。しかし、SGMRさんは、日曜日にアジング仲間が117匹も出したと聞いて、鼻息Max。
結局、小生も行くことにして、SGMRさんと落ち合って16:00過ぎに孤島に到着。流石にこの時期ともなると人気場所にも拘わらずアングラーの姿はなく、唯一人先行して入っていた黒鯛師が、二人の到着と入れ違いに大きな獲物をぶら下げて引き揚げて行ったので、広い釣り場は二人だけの貸し切り状態。
孤島の岸壁では、思いの外東寄りの北風が強く吹いている。予報通りだとすれば、直ぐにでも弱くなる筈とSGMRさんは余り気にする様子もなく早速表側に陣取ってキャスティングを始め、小生はゆっくりと支度に入った。
小生がキャスティングを始めたのは16:30頃。しかし、表側では横風になるので、風に弱い小生は2~3投して様子をチェックしただけで直ぐに裏側の風を背に出来る場所に移動した。
流石に強い風の影響か、スタートの早いSGMRさんもまだアタリを出せていない模様で、当然のことながら小生にもコンタクトがない。陽が落ちて光量がなくなってくれば、アタリが出て来るだろうと、キャスティングを続けていたが、弱くなる筈の風は意に反して強くなって来て、風に叩かれたロッドがお辞儀をする始末。
弱まる筈の風は、時間が進むに連れて、時には身体をグラリと揺らす程に益々強くなり、建物の陰に隠れて避難しても、追い掛ける様に回り込んで来た風がブルリと冷たい。
この状況に、18:00前には二人のモチベーションは急降下してしまい、早い時間から熱い味噌汁で暖を取ることに。
その後も状況は変わらず冷たい風がフト弱まった瞬間を狙ってキャスティングをし、風の勢いが戻ると建物の陰に逃げ込んで釣り談義をして暇を潰し・・・・の繰り返し。
21:50頃、モゾモゾとした違和感に軽く合わせを入れると、微かな生命体の反応が伝わって来て、MHR-KGNでも滅多に見られない程可愛い10cm程のロリ・メバル。
アジングに来たからにはメバルは外道だが、風に悩まされ寒さに震えて5時間も過ごして来た身には、この時ばかりは殊更に嬉しい魚の感触だった。
そして、それから10分後。今度はコンとハッキリしたアタリがあり、アタリの出方からアジかも知れないと期待をしたものゝ揚げてみると今度も外道のメバルでガッカリ。
23:00頃になると、気持ちの切れたSGMRさんは寝袋に潜り込んで就寝。小生は休みの間にキャスティングをして時間潰しをしたが、結局、この日は、魚を掛けた感触を味わったのは後にも先にもこの2回だけで、肝心のアジからのコンタクトは全く感じられず仕舞。
皮肉なことにあれ程強く吹いていた北風は、5:00頃になってピタリと止んで海も凪ぎ状態になってしまったが、時、既に遅し。
5:30頃StopFishingとして、2015年度アジング・シーズンの閉幕とした。
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