※ カテゴリー別アーカイブ:Ajing ※
2022/12/19
2022年 Ajing Eging 釣行記
日 時:12月19日(月) 16:20~21:45
潮回り:若潮(↓↑)
場 所:DKK
釣 果:ヒイカ x 2、カサゴ x 1
同行者:IKOKさん
今週前半は、月曜・火曜とも、夜間の風は1~2m程度と弱いが、月曜は西寄り、対して火曜日は東寄りと風向きは真逆の予報。風が弱いので、風向きは余り気にする必要はないとも云えるが、冬のこの時期では、風に吹かれるかどうかで、体感的な寒さには雲泥の差があるため、出来れば風の当たらない場所を選びたい。と云う訳で、月曜日にDKKに行くことにした。つまり、DKKは東に向いているため、西風なら背中で風を受けられる上、背後の建物や植栽に風が遮られるので、誠に好都合と云う訳。
15:50頃、現地に到着。
早速、道具を手に岸壁に出てみると、先行者の姿は皆無。最近は、夜のタチウオが終わり、豆アジも余り出なくなって来ていたが、どうやら、昼間の調子も下がって来たと見える。
今回のメイン・ターゲットはヒイカ。
この時期の定番だったMHR-KGNでのメバリングも期待出来ず、豆アジも遊んでくれなくなったので、これからの冬季の期間をどうしようかと思っていた所に、前回のヒイカの結果。数も少なく、偶然の産物とも云えそうだが、少し光明が見えたと云う訳。
今回持ち込んだロッドは、エギ単用のEmeraldas改、スッテを使ったキャロシステム用のTenryu改、そしてヒイカの保険としてのアジング用にSoareGame改の3本。
日没前で、陽もまだ高いので、先ずはボトム中心に狙うため、2.2gの錘を介したキャロシステムを組み、Tenryu改を先発に選んで、16:20頃、キャスティングを開始。
予報通り風は殆どなく、海はベッタリと凪いでいて、陸の状況は頗る良好だが、問題は海の中。
海中の状況が良くて、ヒイカが寄って来ていれば、獲物は独り占めと捕らぬ狸の皮を数えながらキャスティングを繰り返したが、全く、コンタクトがない。
周囲が暗くなれば、反応が帰って来る筈だと敢えて前向きに考えて、その時を待ったが、待ち惚け。
ヒイカは浮いているのかも知れないとエギ単に替えたり、ひょっとすると豆アジが・・・とSoareGame改を引っ張り出してみたり。
しかし、全てが無駄な努力で、今年は冬の遊び相手を探すのに苦労しそうだなどと後ろ向きの考えが、頭に中に徐々に広がって来る始末。
19:00頃、到着すると云うIKOKさんを待ちながら、Tenryu改でボトムを狙ってキャスティングを繰り返していると、いきなりコン。
反射的に腕を煽って合わせを入れると、見事に針掛かりして魚の重たい引きが伝わって来た。
魚のくせに、スッテを喰って来るとは・・・と思いつゝ抜き上げてみると、その主は、良型のカサゴ。時刻は18:10過ぎのことで、この日始めての獲物が、イカには似ても似つかぬカサゴとはとも思うが、余りにも反応がなくて、ボーズを覚悟し始めていた時だったので、嬉しいお客さんだった。
これで少し気持を持ち直して、エギ端でボトム付近を狙ってみることにした。
そして、KMIさんがやっていた様に、岸壁に平行に軽くキャストしてボトムまで沈め、エギを持ち上げる様な小さなアクションをいれると、ジワーッと感じる軟体動物特有の重さが伝わって来て、待望のヒイカをゲット。
時刻は18:40頃。実釣開始後2時間20分にして始めての本命に、気持も新たに後続を狙ったが、その後は全く反応がなく、気持は風船が萎む様にヘナヘナ・・・・。
19:00頃、予定通りIKOKさんが到着。
仲間の顔を見て、気分転換も出来た所で、ヒイカを狙ってキャスティングを繰り返したが、さっぱり反応が返って来ない。
そんな中、小生の隣りに釣り座を構えてアジングを始めたIKOKさんは、間もなくして豆アジをゲット。
アジが続く様なら、小生も・・・と思いながら、IKOKさんの様子を見ていたが、どうやらアジも単発だった様で後続がないので、小生はそのまゝライト・エギングでヒイカ狙いを継続。
その内、ライト・エギングに転向したIKOKさんが、ヒイカをゲット。しかし、残念ながら、これも後が続かない単発。
情報によれば、ヒイカもアジと同じ様に群れで回遊しているとのことなので、情報通りとすれば、単独でウロウロとしている筈はないのだが、兎にも角にも、反応が続かずどうしようもない。
そして、忘れた頃にIKOKさんが、ヒイカを追加したが、これ又単発。
21:00を回った頃、余りにもコンタクトがないので、引き揚げるタイミングを図りながらキャスティングをしていると、何やらゴミを掛けた様な感触があって、スッテに抱き着いていたヒイカをゲット。しかし、これも交通事故で、その後は梨の礫。
結局、この日は21:45頃に片付けを始めたのだが、
たまたまヒイカの寄りが良くなかったのか・・・・・、
活性が低くて反応が薄かったのか・・・・・、
そもそも、ヒイカが釣れること事態が、珍しいポイントなのか・・・・。
見極めを付けるためにも、次回もヒイカ・メインでDKKに行こうと思う。
2022/12/16
2022年 Ajing Eging 釣行記
日 時:12月16日(金) 16:15~21:00
潮回り:小潮(↑)
場 所:DKK
釣 果:アジ x 0、カサゴ x 1、ヒイカ x 5
同行者:KMIさん、(IKOKさん)
20:00頃になると北風が5m、以降は4mとDKKアジングにとっては極めて具合が悪い予報だったので、一旦は釣行を諦めた。しかし、20:00頃までなら、同じ北風でも1mと弱いとのこと。最近のDKKは、夕間詰めに地合いが来て、夜になるとコンタクトがあってもポツリポツリ程度になってしまう傾向が強い。となると、北風が強くなる20:00頃には、勝負は付いている筈。と云うことで、短時間勝負を前提に、出掛けることにした。
15:10頃、自宅を出発し、現地には15:50頃に到着。
岸壁に出てみると、入口付近にカゴ釣り師が一人、最奥には府中からやって来るお喋りな年配者の二人連れが長いロッドを振っていて、両端には入れない。仕方がないので、中央の入口に少し寄った所に、道具を置いて準備に取り掛かった。
今回持ち込んだロッドは、ベイト・ロッドのEmeraldas改とSoareGame改、そしてスピニング・ロッドの8320#1Bの3本。ベイト・ロッドについては、風が強くなって来た時のために、Emeraldas改に3gのSキャリーを介したシステムを組み、SoareGame改は風の弱い時間帯にジグ単で使う予定。
3本のロッドにリールを取り付けラインを通しと準備を整え、先発のSoareGame改を手に、16:15頃、キャスティングを開始。
と云っても、初っ端からバック・ラッシュを連発した前回の轍を踏まない様に慎重にキャストし、どちらかと云うと、アジの居場所を探ると云うよりキャスティングの練習に比重を置いていた。
10分程の肩慣らしの後、本番に入ってアジからの反応を探ったが、予想に反して何も変化が感じられない。前回は、入釣した直後からコンタクトがあったので、大いに期待をしていたのだが、これはどうしたことか・・・・?
16:30頃、KMIさんが登場し、小生の左側に釣り座を構えて、アジングを開始したが、やはり、アジからのコンタクトは感じられないとのことで、二人して首を傾げるばかり。
それでも、この頃は風が殆んどなく状況も悪くなかったので、その内、回遊して来る筈だと気持を切らすことなく、キャスティングを続けていた。しかし、そんな二人を嘲笑う様に、18:00頃から冷たい北風が吹いて来て、体感気温は急降下。
余りにもアジからのコンタクトがないのに堪らず、ライト・エギングを始めて見事にヒイカを釣り上げたKMIさんを倣って、小生もエギングをしてみたが、小生は空振り。KMIさんの1杯も単独行動をしていたイカだった様で、後続がない。
そうこうする内、19:00頃、IKOKさんが登場。
3人での釣り談義の後、小生の右隣りでアジングを始めたIKOKさんは、何とその一投目で、見事にアジをゲット。
それまで、全くアタリを感じることもなく、今日は、アジが居ないと思っていたKMIさんと小生は、それを見て、アングリ。そこで、IKOKさんに釣り方のレクチャーを受けて、真似をして同じ様にした(?)のだが、二人とも再現出来ない。何故、アタリが出ない・・・・。ウーンと頭を抱えている間にも、IKOKさんはアジを掛け、アッと云う間に4匹目をゲット。
北風は益々強くなり、指先がジンジンとして来て、思わずポケットカイロの封を切った程の寒さになり、JHを1.5g、2.0gと重たくしても全く釣りにならない。この頃には、パタパタとアジを掛けたIKOKさんからもアジは遠退き、フグやウミタナゴに遊ばれる様になっていた。
アジよりもヒイカの方が可能性はあるかも知れないと考え、この後は引き揚げるまでライト・エギングに特化することにした。
しかし、強風のためにエギが沈んで行かない。そこで手製のアゴリグを噛ませて、強制的に沈めて何投目かのこと。風に膨らんだラインの動きに違和感があったので、そっとロッドを煽ってみると、モゾーッとした重さが伝わって来て、何年か振りのヒイカをゲット。時刻は、20:20頃のこと。
これに気を良くして、ボトム付近を狙ったが、それっきり音沙汰がない。
そこで、何年か前のFRYでの釣り方をしてみた。
風上に向かってキャストし、30カウント。大きく膨らんだラインを回収して、エギの所在を確認しようとラインを張るってみると、ジワーッとした重さがあって、見事にヒイカをゲット。この釣り方が功を奏し、3杯連続して取ったが、残念ながら、それを最後にコンタクトがなくなってしまった。
21:00頃、翌日の仕事に差し支えるのでと帰り支度を始めたIKOKさんに倣って、この日はStopFishingとした。
と云う訳で、今回は北風が強い中、敢えて釣行を強行したにも拘わらず、本命のアジには完全に無視される始末。にも拘わらず、見事に本命をゲットしたIKOKさんの釣り方を見学出来たのは収穫だった。
そして、ヒイカ狙いのライト・エギング。
今回はアジングの保険としてのエギングだったが、結果は真逆。これから寒さが増してくるに連れて、豆アジと云えども釣れなくなる時期に当たり、新たな狙い目としてのヒイカを見付けられたのは、大きい。
次回は、久し振りにヒイカを専門に狙ってみようと思う。
2022/12/13
2022年 Ajing 釣行記
日 時:12月13日(火) 16:30~21:40
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:DKK
釣 果:アジ x 22
同行者:(IKOKさん)
小生が癒やしの場として、冬場には通い詰めているMHR-KGNは、年初から調子が上がって来ないまゝ、今シーズンを迎えたと見えて、2回連続して悲惨な結果に終わってしまった。そんな状況にも拘わらず、敢えてMHR-KGNでメバリングをしても、癒されるどころか、ストレスを抱え込んでしまう可能性が高い。対してDKKでは、釣れる時間帯に限りがあるとは云え、豆アジが遊んでくれる公算が高い。
と云う訳で、今回はDKKで豆アジに癒やしてもらうことにした。
15:50頃、現地に到着。
早速、岸壁に出てみると、直前まで雨が降っていたせいか、先行者の姿は皆無だったので、貸し切りの岸壁を奥に進んで、お気に入りの最奥に釣り座を構えた。
予報では西寄りの風が1~2mとのことだが、背後の植栽に遮られて、岸壁では殆ど無風。しかも、海は凪状態で状況は云うことなし。
今回持ち込んだロッドは、ベイト・ロッドのEmeraldas改、SoareGame改とスピニング・ロッドのSoare改の3本。その内、Emeraldas改を先発に選んで、先ずは、1.2gのJHを結んでキャスティングの肩慣らしを始めた。と云うのは、ベイト・アジングで使用しているAldebaran BFS XGのベアリングをセラミック・ベアリングに交換したので、その効果を確認したかったのがその理由。
そして、その結果だが、これまでと同じ様にキャストしている筈なのに、バック・ラッシュの連続。恐らくスプールの回転性能が上がったのが原因だろう。色々と試行錯誤を繰り返して、何とかキャスト出来る様になった所で、そろそろアジングに移ろうかと思いつゝキャストした途端、何の違和感もなくライン・ブレイク。
豆アジが遊んでくれるのは夕間詰めの時間帯に限られているので、余りキャスティングの練習ばかりしている訳には行かない。そこでSoare改を持ち出して、0.8gのJHを結んで、16:30過ぎに、この日のアジングを開始した。
海はベッタリと凪いでいて魚の気配が感じられない。果たして豆アジのコンタクトがあるのだろうかと心配しながら、カウントを取っていると、10カウント付近で、何やらモゾモゾとした違和感が伝わって来た。
ウン、アジ?
軽く合わせを入れると、何と1投目から本命のアジ。サイズも20cmには足りない18cm程だが、最近では良型(?)と云って良いサイズ。これはリリースしようと思ったが、背後で小生の釣りを見守ってくれているギャラリーの黒猫にプレゼントして、後続を狙った。
すると、またもや同じアタリで、同サイズをゲット。時刻は16:38。
そして、
16:47 3匹目
16:49 4匹目
と、最近にはない順調な滑り出しに気を良くしたが、フッとアタリがなくなって、5匹目を獲ったのは30分後の17:20。
その後は、
17:52 6匹目
17:55 7匹目
17:58 8匹目
18:07 9匹目
18:37 10匹目
18:38 11匹目
18:40 12匹目
18:47 13匹目
18:55 14匹目
と、前回は18:00頃にアタリがなくなってしまったが、今回はその様なことはなく、18:00以降も、退屈しない程度の間隔をおいて遊んでくれた。
19:00頃、コンタクトがなくなった所で、休憩がてら夕食のパンを齧っている所にIKOKさんが登場。
IKOKさんは、入口付近に釣り座を構えてアジングを開始。
そして、暫くアタリが遠のいたが、
19:30 15匹目
19:32 16匹目
19:35 17匹目
19:38 18匹目
20:05 19匹目
20:09 20匹目
20:17 21匹目
20:24 22匹目
とパタパタと来ては、暫く間を置いて、またパタパタと来るパターンの繰り返しだった。所が、20:30頃からはすっかり音沙汰がなくなってしまった。
それでも何とか30匹をと頑張ったが、腰の痛みも強くなって来たので、21:40頃、IKOKさんを置いて一足早く引き揚げて来た。
この日は、当初の予定通り殆どEmeraldas改を使い、1.2gのJHで通したが、アジのレンジが、前回の様に表層ではなく、中層からボトム付近だったことが幸いしていたのだろう。
今回は、ベアリング・チューンを施したAldebaranに慣れていないので、慎重を期して1.2gのJHを使ったのだが、表層付近を狙える様にするためにも、早く0.8gのJHを扱える様にしておきたいと思う。
2022/12/09
2022年 Ajing 釣行記
日 時:12月09日(金) 16:30~21:30
潮回り:大潮(↓)
場 所:DKK
釣 果:アジ x 11
同行者:ICNHさん
小生にとっての癒やしの場であるMHR-KGNは、前回、前々回の結果を見ても、年初からの状況が改善しているとも思えない。一方のDKKも、アジは出ても豆ばかりで、タチウオはシーズン終盤に入り釣れても指2本程度と一時期よりも小型化してしまった様子でもう一つ冴えない状況になってしまった。
と云う訳で、どちらにしても、良い結果は出せないだろうし、今週は水曜日の釣行1回だけにしておこうかと思っていた。が、諦め切れずに予報をチェックすると、北or北東の風が1m程度とのこと。
予報通りとすれば、SoaeGame改を試すことは出来そう。このSoareGame改は、ベイトのショート・ロッドが欲しかったので、破損してお蔵入りになっていたSoareGameを組み直したもので、Emeraldas改よりも18cm程短い160cmで仕上げたもの。
このロッドの使い心地を試すことを主目的に、DKKに行くことにした。
現地に到着したのは、丁度、16:00頃。
所が、沢山の車が止まっていて、車を止めるスペースを見付けるのに難儀する程。お陰で、普段止めることがない離れた場所に、止めざるを得なかった。
釣り座を構えるスペースがないかも知れないと心配しつゝ、岸壁に出てみると、入り口に年配者、中央付近にルアー・マンの2人しか先行者の姿がない。あれ程の車の主は、何処に行ったのだろうと思ったが、空いている最奥に釣り座を構えることにした。
今回持ち込んだロッドは、組み終えたばかりのベイト・ロッドのSoareGame改、予備のSoare改、そして、ライト・エギング用の8320#1Bの3本。
予定通りSoareGame改を先発に選び1.0gのJHを結んで、16:15頃、キャスティングを始めた。所が、初めてキャスティングをするベイト・ロッドにも拘らず、1.0gのJHを使ったのが運の尽き。少々強目の横風だったことも一因とも云えそうだが、2~3投で見事にバック・ラッシュの憂き目。ここは慎重に1.5gのJHから始めるべきだったが、これは後の祭りと云うもの。
仕方がないので、改めてシステムを組み直し、又、他のスピニング・ロッドにもラインを通しなど準備をしている最中、ICNHさんが到着。
16:30頃、今度はSoare改を手に、改めてキャスティングを開始。
この日アジを最初に手にしたのは、後から来たICNHさん。始めの内は刀狩りをしていたICNHさんだが、小生がポロリポロリとアジを釣り落とすのを見て、いつの間にかアジに狙いを替えていたと見える。先を越されたのは悔しいが、肩から先(腕)の差なので、甘んじて受け入れざるを得ない。
小生にも来いと念じつゝキャスティングを繰り返していると、ゴソゴソとしたアタリがあって、15cmあるかないかのアジを抜き上げることが出来た。
時刻は丁度17:00頃のことで、前回、MHR-KGNで悲惨な結果に終わっていただけに、お約束の豆アジとは云え、殊の外嬉しい1匹だった。
そして、17:15頃に2匹目の豆アジを獲った所で、ベイト・ロッドのSoareGame改に持ち替えてベイト・アジングを始め、
17:28 3匹目
17:31 4匹目
17:39 5匹目
17:42 6匹目
17:55 7匹目
とここまでは極めて順調に豆アジをゲット。所が、好事魔多し。18:00頃になるとそれまでが嘘だった様に、ピタリとアタリがなくなってしまった。
そこで8320#1Bに持ち替えてライト・エギングで何年振りかでのヒイカを狙ったり、ICNHさんは刀狩りをしたりと色々と試してみたが、ICNHさんがベルト・サイズのタチウオを掛けただけで、魚っ気が消えてしまった。
8匹目の豆アジを手にしたのは、20:07頃。
結局、7匹目を獲ってから2時間程の間は、我慢の時間帯だったと云うことになるが、今回は、ICNHさんが隣りでロッドを振っていたので、気持を切らすこともなかった。もし、小生独りでの釣行だったとすると、寒い星空の下で、単にキャスティングを繰り返すだけの2時間には耐え切れず、恐らく20:00頃には、諦めて引き揚げてしまっていただろう。
そして、その後は、
20:12 9匹目
20:17 10匹目
とポツリポツリと反応は返って来たが、直ぐにアタリは間遠くなってしまい、21:00頃に獲った11匹目を最後にコンタクトがなくなったので、21:30頃、StopFishingとした。
と、今回は予想通り豆アジのみの結果だったが、割り切って臨めば、それなりに楽しめることを痛感させられた。勿論、良型が来てくれれば、それに越したことはないが、MHR-KGNと比べると、豆アジが遊んでくれるだけでも、遥かに良しとしなければならないだろう。
例年ならば、この時期から来春までは、MHR-KGNに通っていたのだが、今年はDKKに通うことになりそう。と云っても、豆アジが姿を消すのも時間の問題だろうし、そうなると、何処で癒やしてもらえば良いのか・・・・。
2022/12/02
2022年 Ajing Touching 釣行記
日 時:12月02日(金) 16:30~21:00
潮回り:小潮(↓↑)
場 所:DKK
釣 果:タチウオ x 2、アジ x 3、カサゴ x 1
同行者:KMIさん、ICNHさん
定例釣行日の金曜日(2日)は、予報を見ると、生憎のことに北東乃至北の風が4~5mとのこと。こうなると、MHR-KGNでは強い向かい風になり、DKKでは横風になって、誠に具合が悪い。加えて、この日は、早朝のワールド・カップのスペイン戦のために寝不足になっていたので、今週末の釣行は止めようかと思っていた。そう思いつゝ、翌日の土曜日の予報を見ると、南西の風が3~4m。基本的に、週末や日曜・祭日の釣行は控えているのだが、今週は例外にしようかと大いに気持が動いた。
そんな所に、KMIさん、ICNHさんの二人が、強風をおして強行するとの連絡が入った。独りで冷たい風に吹かれて、アジやタチウオからのあるかないか判らないコンタクトを待ち続けるのは如何にも辛い。しかし、仲間が居れば、コンタクトがなくても気分転換は出来るし、耐えられなければ早目に切り上げることも出来ると云う訳で、小生も出掛けることにした。
15:20頃、自宅を出発し、現地には16:00頃、到着。
そして、小生の直前に到着していたICNHさんと連れ立って、岸壁に出てみると、入り口付近にはトックリ・サビキの常連さん、最奥にはMKIさんの知り合いのAIYMさん(?)がロッドを振っていて、この岸壁のベスト・ポジションの両端には入れない。そこで、小生は中央付近、ICNHさんは中央付近の入り口寄りに釣り座を構えて、この日の釣りをすることにした。
準備をしつゝ様子をみると、風は予報通り強く吹いており、しかも、向かい風になる東寄り、更には、海は波立っていて、果たして釣りになるかと心配にな程。
そんな状況の中、ICNHさんはさっさと準備を終わらせてアジングを始めているのにはアングリ。
実は、小生はSoareGameをベイトのショート・ロッドに組み直したばかりの竿を試しに使いたかったが、スピニング・ロッドでもかなりやり難くなる程のこの風では到底無理。と云う訳で、重たいテンヤを使う刀狩りであれば、何とかなるだろうと、取り敢えずはアジングを諦めて刀狩りにから始めることにした。
16:20頃、強い風を意識して、いつもより細い0.8g号のPEラインに少々重ための1S(15g)のテンヤを組み合わせて、キャスティングを開始。
12月に入り、タチウオの盛期は過ぎている筈なので、コンタクトの数はそれ程はない筈。千載一遇のチャンスを逃すまいと集中したが、やはりと云うべきか当然というべきか、兎にも角にも、音沙汰はない。そんな中、ふと隣りのICNHさんの様子を見ると、何とアジを抜き上げている最中。
聞けば、豆アジだが、盛んにアタッて来ているとのこと。
そこで、君子豹変すとばかりに、狙いを豆アジに切り替えて、Soare改を持ち出したが、小生の所では音沙汰がない。ICNHさんの釣り方を見ると、軽くアンダーハンドでキャストしてJHもそれ程沈めていない様に見える。この日の様に風が強い時は、余計なラインを出さず、極力風の影響を受けない様にする方が良いかも知れないと、滅多にすることのないアンダーハンド・キャストを倣って試みたが、中々答えが出ない。
16:30頃到着して、最奥でアジングをしていたKMIさんも、アタリがないと云いながら様子を見に来た所を見ると、どうやら、この日のアジの付き場に偏りがあったのかも知れない。
余りにも魚っ気がないので、一人ロッドを振っているICNHさんを挟んで、3人で釣り談義をしていると、突然、来た!!との声が上がって、いつの間にか刀狩りに切り替えていたICNHさんがロッドを大きく曲げてやり取りを始めた。そして、抜き上げたのは、指4本クラスの良型タチウオ。
タチウオが回って来た。チャンスだ!!
急いで元の釣り座に取って返してテンヤをキャストすると、何と直ぐに答えが出て、小生にもタチウオが来てくれた。
時刻は、17:00少し前のことで、サイズはICNHさんには及ばず、精々指3.5本と云った所だが、これで取り敢えずボーズは回避出来たと一安心。
とは云え、1匹だけでは足りない。せめてもう1匹は欲しいとアングラーならではの欲の出し方でキャスティングを繰り返したが、強い風の影響で、中々思い通りに行かない。
タチウオからのコンタクトもないので、又々、アジングに切り替え、ICNHさん流のアンダーハンド・キャストを見様見真似で繰り返したが、うんともすんとも反応がない。
そこで、駄目で元々とばかりに、JHを敢えて軽目の0.8gにしてみた。アンダーハンドでショート・キャストをすれば、風の影響はかなり減らせる上、風にドリフトさせれば、案外、反応を示すかもしれないと考えた結果なのだが、これがビンゴ。
直ぐに答えが出て、ワームを引っ手繰る様な大きなアタリで、この日初めての豆アジをゲット。時刻は、実釣を開始して1時間も経った17:20頃。
やっと、今日の釣り方が見付かったと同じ様にして後続の豆アジを狙ったが、再現出来ず何も反応が返って来ない。JHも1.2gや1.5gなど色々と試したが報われず、2匹目を獲ったのは、それから約20分後の17:40頃。そして、3匹目は18:00頃と20分に1回、忘れた頃に来る反応を何とか獲っていたが、それ以降は完全に梨の礫。
アジよりもタチウオの方が、可能性はある筈と考え、以降は刀狩りに重点を置いて見たが、タチウオの反応も感じられない。強風の影響で、小さなアタリは感じ取れなかったとも考えられるが、シーズン終盤にあって、盛期の様に何度もコンタクトがあると期待する方が、無理と云うものだろう。
20:00少し前、入り口付近の常連さんが引き揚げていったので、物は試し、気分転換を兼ねて、彼の後に移動してみた。
そして、斜め右方向に何度かキャストしていると、その何投目かで、突然、ガツン。思わぬ反応に、少々泡を喰ったが、アクションを付ける動作が合わせになって、無事、2匹目のタチウオをゲット。サイズは、1匹目より一回り大きな指4本。
その後は、豆アジからもタチウオからも見放された格好で、全く生命体の反応を感じられないまゝ、時間が経ち、結局、21:00頃にStopFishingとして、3人揃って釣り場を後にした次第。
兎に角、この日は予報が的中し、終始強い風が吹き荒れていた。それでも、我慢をして釣りが続けられたのは、やはりKMIさんやICNHさんと一緒だったからで、独りだったら、とっくの昔に引き揚げていただろうと思う。否、恐らく強風をおして来ることはなかった筈。
そんな悪条件の冷たく強い風の中、老体をおしてやって来ただけに、何とかタチウオもアジも獲れ、この日の目標が達成出来たのは、出来過ぎと云うべきだろう。
« 古い記事
新しい記事 »