※ カテゴリー別アーカイブ:2007年 ※
2007/03/12
2007年
潮回り:小潮 場所:IW 釣果:ナシ 同行者:ナシ
実は、今回はシャクルことよりも地磯を見て回る積りでいた。
連続ボーズ記録を更新中である理由の一つに、自分のホームを持っていないことが大きいのではないかと考えた。
例えば、好きなホームであれば、仮に釣れていなくても粘れるし、粘れば釣れることも多かろう。
丁度、一昨年のAKYがそんな所であった。AKYでは、粘れたし例え釣れなくても何となく納得出来た。所が、夜に入れなくなってから、アチラコチラをウロウロする様になり、その結果、釣れる機会が徐々に減り、今や14連続ボーズ記録の更新中の事態になったのではないか、と考えた訳である。
そこで、冒頭に述べた様に、自分の居場所探しに出ることにしていた。
そんな時、伊豆半島南が良いとのガクちゃんさんから情報を頂き、伊豆にすべきか真鶴か大いに迷った。所が天気予報をチェックして見ると、何と、南方面は西又は北西の風が10から13m。日本海に発生した低気圧が発達しながら北上し、その影響で気温は上がらないし、風も強い・・・・・。
で、当初の予定通り、真鶴の地磯探索に行くことにした。
3時半に携帯で一旦目が覚めたが、釣りが目的でないと思うと眠気に負けて、次に目が覚めたのは4時。
ユックリと出発して、真鶴駅前を曲がって真鶴半島周回道路へ。
琴ヶ浜、榊ヶ下、大浜と見て回ったが、月曜日にも拘わらず一人二人と釣り人が入っている。
目的は地磯巡りとは云え、折角来ているのにシャクリもしないのは少々物足りない。が、風は予報通り強く、ウサギがピョンピョンと飛び回っている。
それではと、風を背負えるIWに行くことにした。
時刻は既に10時少し前。
地合はとっくに過ぎているが、メジナ師に挨拶をしてテトラに乗る。
思惑通り風を背負えるが、時折、背中をグッと押されて思わずつんのめる程の突風。しかも、気が付くとテトラに立て掛けておいた玉網がいつの間にか消えて無くなっている。テトラの隙間を透かしてみても、何処に飛ばされたやら・・・。
で、30分もシャクることなく、帰宅することにした。
2007/03/04
2007年
潮回り:大潮 場所:OSK, MH 釣果:タコ小 x 2 同行者:ガクちゃんさん
又々、満月の大潮の時期になった。2月の同じ時期にも休暇を取って釣行したが、敢え無く討ち死に。
ならば、月が替わった3月はどうか?
この部屋に何度も来て頂いているガクちゃんさんに声を掛けると、即OKの返事。
2月と同様会社に休暇届を出し、OSKで待ち合わせをすることにした。
仕事から帰宅して家を出たのが21時、現地には丁度2時間後の23時に到着。
流石に満月の大潮、駐車スペースには5?6台の車が止まっている。
こんな小さな場所故、入れる場所もなかろうと思いつつ、防波堤に出て見ると、一人だけ掛かれそう。
空は雲が出ており折角の満月も隠れ勝ちだが、風は殆どなく、多少ウネリが入っているものゝ、絶好のエギ日和。
状況をガクちゃんさんにメールをすると、仕事が長引いて少し遅れそうとの返事。
それでは、真打が登場するまで暫く時間潰しをしていよう。
左前方に最初のキャスティング。着底した頃を見計らって、スラグを取りシャクると、
ガツッン!!
ヨッシャッ!!! 一発目から来たか???
ロッドはグーンと円弧を描いているが残念ながら、グィ?ン・グィ?ンがない。
仕方がなくラインを引っ張るとプツンと厭な感触。リーダーの上から海の藻屑となったのが、最近の小生の釣りの象徴。
システムを組み直していると防波堤の先端右側が空いた。
ラッキー!!!
焦る気持ちを押さえどうにかシステムを組み直して、足場の良いここの確保に成功したが、結果としては、この時点で運を使い切った様だ。
キャストを繰り返し、シャクリを繰り返しても、例によって一向にアオリからの信号はなし。
その内、防波堤の左のトウフに入っていた人がアオリを掛けた。暗くて良く判らないが、400?500g位か?
俄然、シャクる腕に力が入るが、状況は変わらない。
日付が変わった0時半頃には貸し切り状態になり、広いとは云えない防波堤を目一杯使ってキャスト方向を色々と変えて見たが、根掛りでエギをロストするばかりで、全て徒労。
ガクちゃんさんが登場した時も、エギをロストした直後。
気分を変えて二人並んでキャスティング。例え、釣れなくても気の会う仲間と色々と話をしながら竿を並べるのはこの上なく楽しいものであるが、それにしても、掠りもしない。
風も強くなって来た事もあって、とうとう我慢も限界に達し、近くのUSMの様子を探ることに・・。
ここは鯵釣りの人が先端付近を占めており、我々が入る余地がない。防波堤の中程まで戻りキャストして見たが防波堤の高さに比べて水深が少な過ぎて釣り難い。早々に元の場所に戻ったが、二人揃ってノー感じ。
次いでMHへ場所移動を決定。
テトラ帯には先行者が二人入っているが、何とか掛かり場はありそう。
2?3投した頃、ガクちゃんさんの呼び声に振り返ると、先行者の一人がロッドを曲げている。
それに触発されて、期待一杯でキャストを繰り返すが根掛りが多く、根掛りを避け様とするとキャストは一方向にしか出来ない。その内、眠気が襲って来て何とも我慢が出来ない位。考えて見れば、一睡もせずにシャクリ倒しているのだから無理もない。釣れていればそんなこともないだろうが、根掛りばかりの連続にとうとうダウン。
ガクちゃんさんに声を掛け、一眠りすることにした。
Zzzzzzzz
15時頃になって釣りを再開。
テトラ帯に言って見ると、先の先行者は同じ所で未だ頑張っているので、その先のテトラの切れたところに入る。
ここは、岸から7?8m付近に海藻が茂っているものゝ、その先は砂地で根掛りの心配は全くなし、風もここまで奥に入ると殆どなく、正にラインで魚信を取るエギングにピッタリ。
17時頃になって、最も期待が持てる夕マヅメ・・・。
期待一杯に体力の続く限り粘ったが、アオリからの音沙汰はなく、結局小さな蛸が2匹。
ガクちゃんさんはと云うと、流石この状況の中で2杯のアオリ。1杯は玉網入れに失敗したけれど、お土産を確保された。
と云うことで、エギのロストは2桁に近い1桁まで伸ばし、更にボーズの連続記録も見事に更新して14連続ボーズとなり、約20時間の釣行を終わることにした。
ガクちゃんさん
お世話になりました。釣果には恵まれませんでしたが、本当に楽しい釣りでした。来月になりましたら、また土曜日に休暇を取りますので、是非ご一緒させて下さい。
本当に、有難うございました。
追:ガクちゃんさんの行きつけの小田原の釣り道具屋を教えて下さいネ。
2007/02/25
2007年
潮回り:小潮 場所:KMKM, HYKW 釣果:ナシ 同行者:I氏、S氏
ご無沙汰で?す
1月の末に東伊豆のある釣り場でご一緒させて頂いたI氏に電話を掛けた時に、電話口から飛び出して来た明るいこの第一声。
実は、釣り場でたった一度しか会っていない人に電話をすることに何となく躊躇していたのだが、そんな心配は全く無用に思える位に親しみのある反応が帰って来た。今年になってからの連続ボーズ記録は8回になっているが、年末から通算すると・・・、何と12回にもなっている。そんな状況なので、何とか連続記録をストップすべく溺れる者藁をも掴むで小田原近辺の状況をお尋ねしようと、敢えて電話をさせて貰ったのだが、冒頭の様な明るい反応にホッとした。
業種は分からないがI氏は会社経営をされており、日曜日も仕事をされている由。にも拘らず、話しの成り行きで仕事を終わった午後8時頃からお付合いをして頂くことになってしまった。地元の人が付いて呉れれば鬼に金棒、心強いことこの上ないが、こっちとしては、様子を聞かせて頂くだけの積りだったので何とも申し訳のないことになってしまった。
このお礼は、キロ・アップをものにするしかない。
所が、天気予報を見ると、釣行予定日の2日前からは、気温がグ?ンと下がりしかも悪いことに北風も強く吹き、所によっては波浪注意報まで出ている。念のため、WEBでチェックすると、熱海・伊東方面の風力は8?10mに対して、小田原方面は北寄りで1m前後。 これならば、まぁ、風のほうは余り心配しなくても良いだろう。 だが、冷え込みと強風で海水温も急降下したのではないだろうか? ならば、愛しのアオリの活性も比例して下がっている????
約束の20時少し前に目的地に到着。
I氏は未だの様なので、様子を見るために車を降りて外に出て見ると、予報に反して結構強い風が吹いている。それでも、一縷の望みを持ってテトラ帯にまで来ると・・・・・・、 真向かいからの強い風、テトラに砕けて飛沫を高く上げている波、そしてド?ン・ド?ンと腹に響く波の音。
スゴスゴと車に引き返しI氏に連絡を取り、場所をKMKMの駐車場に変更して待つことにした。
車で待っていると程なくしてI氏が到着。
挨拶もそこそこに、早速準備をして防波堤に行き先行者に挨拶をして期待のキャスティングを開始。
程なくして、その先行者が500g位を掛けた。 これで俄然ヤル気が出て来て、エギを追い風に乗せる様にしてキャスティング。
そうこうする内に、非常に体格の良いI氏の友人やS氏が到着。
暗い海で着底が判らないが、充分にカウントを取って、適当な所で糸ふけを取ってラインを張るとグンとラインを引っ張る当り。
ヨッシャ?!! 来た!!
アレ??? グィ?ンがない。
この繰り返し(涙)
暖冬の影響で今冬の夜釣りは楽だったが、今年の冬になって初めて味わう寒さに、手の指先がジンジンと冷たく、ウネリが出す魚信に空振りを続けている内に、段々とモチベーションが低下。とうとう諦めてHYKWに転戦。
ここは嘘の様に風がないが、雰囲気も全く感じられずものの30分程度でStopFishing。
21時に実釣を開始して最短の3時間。寒さと強風とウネリに乾杯じゃなくて完敗で、今年9連続ボーズ、通算13連続ボーズを記録。
こうなりゃ、連続ボーズ記録を何処までも伸ばしてやるゾ?
Iさん、Sさん、そして気は優しくて力持ちのお名前を聞き忘れたIさんのお友達の方、色々とお世話になり有難うございました。又、ボーズの連続記録更新にお付き合い下さいませ。
2007/02/19
2007年
潮回り:大潮 場所:KCN, KDR 釣果:ジンドウ=1 タコ=4 同行者:単独
何とも云えない中途半端さだけが残ってしまった。
ガクちゃんさんから18日の日曜日に何処かでと声を掛けて頂いたけれど、生憎、当日は息子が帰って来ると云うので、泣く泣くそのお誘いをお断りして、19日の月曜日に例によって単独で釣行することにした。
で、釣行前の儀式の一つ。ネットで天気予報をチェックすると、東伊豆は北寄りの風が3?4m、逆に西伊豆は東風が1m前後。さてどうするか?
西伊豆方面のアオリは型が小さくて余り良くないらしいが、こっちは「型より結果重視」、風の状況も東伊豆よりは良さそう、加えて、ボーズ続きの気分転換にも良いだろうと、西伊豆に決定。
午前0時、携帯の目覚しで一旦目を覚ましたが、何となく起きれず次に目を覚ましたのが午前2:30。慌てて出発し東名横浜ICから沼津IC経由、KCNに到着したのは、未だ夜の明けやらぬ5:00頃。釣り人の姿は全く見えず、湾奥のためにプールの様に静かな海面は直ぐ足元。これまで通っていた東伊豆に比べると随分と勝手が違う。
ラインがスッと走った、フッとふけた、ティップがクッと押さえ込まれた。
上手い人はラインで取る魚信(アタリ)をこの様に表現しているが、残念ながら夜釣りが中心の小生は殆ど経験したことがない。
シャクッた。ガツンと来た。根掛り? グィーン・グィーン。アッ、イカだ?!!
このパターンが殆ど。
へら鮒の時もそうだったが、絵に描いた様に綺麗な魚信ばかりを待っていても、釣果は伸びる筈もない。特に魚がスレて来ると、浮子(ウキ)に表れる微妙な変化を捉えなければ、釣れる魚も釣れない。
アオリも結局は同じだろうと、今回は、このラインの変化で何とかモノにしようと考え早朝から釣り場に入ったのだが、そう意味ではここは最適な環境。
更に、今回は軽いエギだけを使うことにした。
いつもは着底を確実にするために重めのエギを使っていたが、ラインで魚信を取るなら、少しでも長い時間イカに見せる方が良いだろうと考えた。
さて、その結果は・・・・・・。
結論から云うと・・・・。
3度程アオリらしい魚信はあったがモノに出来ず、結局小さなタコ4匹、同じく小さなジンドウイカ1杯が、本日の釣果。
マァ、ボーズじゃなかった点では良かったが、アオリじゃなかったので満足度は1割未満。何とも中途半端な結果に終わってしまった。
帰りは、来た道をそのまゝ沼津ICから横浜ICへと引き返すのも脳がない。未だ時間も充分あるし、東伊豆の様子を見て帰ろうと伊豆半島の横断を決定。但し、一般道路でと、小生の車1台分の幅しかない林道に入り込み、道路に張り出して来た木々の枝や草に車体を擦りながら、やっとの思いで東伊豆に抜けた。
この様な林道の走行は北海道で慣れていると云っても、北海道では4駆のハリヤー、こっちではパサートの4Mで路面からのクリアランスが違う。舗装されていない地道では車の腹を擦ったりしないかと心配したが、それよりも燃料系の針がエンプティーの赤目盛りを指しており、誰も通らないこんな山中でガス欠になったら・・・と、こちらの方が心配だった。
八幡野の駐車場に着くと、風は正面からかなり強く吹き付けており、これじゃ無理だ。西伊豆にして正解と安心(?)して帰宅。
そんなこんなで、帰宅した時には、車の走行距離計は3万kmを超えていた。骨折した時に毎日車通勤をしたこともあって、買ってから3年足らずで3万km超は、小生にしては少々多いかな???
2007/02/12
2007年
潮回り:長潮 場所:SRT, AKZW, ITH 釣果:ナシ 同行者:単独
止めた、止めた。もう、止めた!!
毎度、毎度の釣果:なしのレポートなんか書きたくもない。
この部屋に来て頂いている人も、こんなレポートなんか面白くもないだろう・・・。
と思っていたら、何と釣果:ナシを見て安心されている人も居るらしい。
と云うことは何かの足しにはなっているのかも・・・・。
どうしても結果が出せないので、今回は伊豆半島を出来るだけ南下して、ランガンしながら北上することを考えた。
所が今週は建国記念日を挟んでの3連休。
暖冬の影響だろうか、冬にしては気候が良いので、行楽地は人出が多いだろう。しかし、世間は土・日・月の3連休に対して、こっちは1日ずれての日・月・火。従って、世間の皆様の休みが終わる頃に出発すれば渋滞も避けられるのではと考えたが、これが甘かった。
出来ることなら夕マヅメもシャクリたいので、目的地のINTRには明るい内に着いておきたいと考え、月曜日、つまり、世間様が行楽地から引き上げて来る日の昼前11:30頃に家を出たにも拘らず、あちらこちらの渋滞に引っ掛かり、AJR付近を通過したのが何と3時間後の14:30頃で、INTRに辿り着いたのが16:00前。何とか夕マヅメには間に合ったものの、初めてのINTRの様子を見て歩く時間はない。
ガイドブックに載っている地図を見ながら駐車場所を探すと、何やらロープが張ってあり、何処のオッチャンか知らないが交通整理をしている。祝日でもあり何かイベントがあったのかも知れない。
長時間運転の疲れもあったのだろうと思うが、これで一寸ヤル気が薄れ、車の窓越しに辺りの様子を眺めただけで当初の予定通り北上することにした。
次の目的地であるSRTの駐車地点から防波堤を眺めると2桁程の人影が見える。これでは入る隙間もないと、更に次の目的地点のAKZWに向かう。所が135号線に出て暫く走るともう帰りの渋滞が始まっており、AKZWに着いたのは既に薄暗くなり始めた頃。
防波堤では活き餌釣り師が4名陣取っていたが、幸いにもテトラには一人しか入っていない。そのエギンガーに声を掛けて隣に入って漸くシャクリ始めたが、風が右から左。その風に流されて浮きの赤い光が正面にまでプカプカと流れて来る。左はエギンガー。小生がキャスト出来る範囲は極端に狭くなって遣り難いことこの上もない。それでも暫くはキャストを繰り返したが、活き餌釣り師が引き上げる気配も見えず、SRTの釣り人も何人かは引き上げただろうと、再度南下を決心。
着いて見ると確かに釣り人は半分程に減ってはいたが、港内側に向かってエギンガーが3人。仕方がないので、取り敢えず最も岸寄りに入り、先行者が帰るのを待つ作戦。
ここでは北よりの風が真正面からかなり強く吹き付けている。にも拘わらず、誰も引き上げようとはしない。
明日の仕事に差し障るから早く引き上げろ!!
21:00頃になってやっと防波堤の左先端のエギンガーが引き上げ、釣り座の確保は出来たが、風は益々強く吹き最悪の条件。でも、小生には珍しく我慢していると、最後まで粘っていた活き餌釣り師が引き上げ、風を瀬に受けられる特等席が空いた。その活き餌釣り師に釣果を尋ねると、小さなヤリが2杯だけ、アオリに至っては、彼が居る間に700位のが1杯出たのを見ただけだとのこと。
こうなりゃ意地だとばかりにキャストを繰り返しては見たものの、エギに掛かって来るのは海藻ばかり。
この風を背負える所はと考え、又もや場所替えを決断。
日付が変わった頃ITHに到着。思った通り風を背負う格好になってキャストはし易いが、潮は満潮を迎えてマッタリと動きが見えない。結局、ここでも1時間余りキャストしていたが、長時間の運転や移動の繰り返しで、とうとう気力もなくなり、ジ・エンド。
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