2024/04/02
2024年 Ajing 釣行記
日 時:04月02日(火) 17:30~21:45
潮回り:小潮(↑)
場 所:KMI’s
釣 果:アジ x 9
同行者:単独、(SMT、AIYM、FND各氏)
今週の前半は、月曜日は東風、火曜日は南風と風向きは違うが、風力はどちらも2m程度と弱い予報。
KMI’sは東向きの釣り場なので、東風は向かい風になる。向かい風を釣れと云われている様に、釣りでは向かい風は本来的には歓迎すべきだろう。しかし、極々軽い仕掛けを操るアジングでは、風の影響を強く受けるため、小生は余り好きではなく、出来れ避けたいと思っている。と云う訳で、週の前半の釣行は、火曜日の夜にすることにしていた。
所が、月曜日の昼過ぎになって、
自身の年齢を考えると、いつ何時、釣りに行けない身体になっても不思議ではない。行ける時に行っておいた方が良い
と考えるに至り、急遽、月曜日に行くことにした。
そして、17:00頃、現地に到着し岸壁に出た所、予報とは全く違って、強い風が右から左に向かって吹いている。
最奥で長いロッドを出していたNKYMさんによると、急に強い風が吹き出して来た。反応がないので引き揚げる所だとのこと。
仲間の中には、先日の強い風雨にも拘わらず敢えて出撃して好釣果を上げる程の猛者も居るが、小生はそこまでコアではない。暫く様子を見て、諦めて引き揚げて来た。
今日は、その出直し。
現地到着は、17:00を回った頃。
岸壁には、入り口に見覚えのある若者、中央寄りにSMTさん、そして最奥にAIYMさんとFNDさんの姿があって先行者は都合4人。KMI’sは小さな釣り場のため、この程度でまぁまぁの混み具合と云った所だが、全員、顔見知りなので、アブレル心配はない。今回は、夕方には引き揚げるAIYMさん達の後に入らせて貰うことにして、準備に取り掛かった。
今回のラインナップは、前回と同じSoareXR改とSoare改々の2本立て。
逆ダンの仕掛けを作りながらAIYMさん達の釣りを見ていると、時折、ロッドを曲げてアジを取り込んではいるが、反応して来る間隔は長く、サイズも小さい。
シーズンも始まったばかりなので、盛期には程遠い状況なのは仕方がないことかも知れないが、本物の餌を使ってもこの程度。であれば、疑似餌を使うアジングでは推して知るべし。
逆ダンの仕掛け作りに若干時間を取られたので、スタートが遅くなったが、17:30頃、浮き輪付近に立ってこの日のアジングを開始した。
しかし、やはりアジからのコンタクトは皆無。
18:00を回った頃、AIYMさん達が引き揚げて行ったので、ロッドをSoare改々に持ち替えてジグ単をスタート。
暫く、ジグ単を続けたが、全く気配がない。
小生の左隣りのSMTさんにもアタリがないとのことなので、アジはまだ近くに寄って来ていないと考えて、少し沖目を探るために逆ダンを再開。しかし、音沙汰はなし。そこで、18:00少し前に引き揚げて行った若者の居た入り口に移動して扇状に探ってみたが、ここでもやはり反応が返って来ない。
暫くやっても答えが出ないので、諦めて元の最奥に戻った所でSMTさんに様子を訊くとカサゴが1匹、豆アジが1匹出たとのこと。
どうやら、小生の留守中に動き始めたらしい・・・。
動き出したのなら、小生にもチャンスはある筈とそれ以降は、ジグ単に徹することにしてキャスティングを続けたが、中々反応が返って来ない。
隣りのSMTさんはポツリポツリと掛けているので、近くにまで寄って来ている筈なのだがと考えつゝキャスティングを繰り返したが反応がない。
小生がこの日初めての獲物を手に出来たのは、実釣開始後2時間近くも経った19:28のことだった。サイズは15cmにも満たないロリ・サイズで満足度はもう一つ。とは云え、最低限の目標であるボーズ回避は出来たので一安心。
その後、サイズはもう一つながら、
19:34 2匹目
19:40 3匹目
と3匹目まではそこそこのペースで来てくれたが、4匹目はそれから40分以上も経った20:23と中々波に乗れない。
21:00を回った頃になると風はピタリと止み、海はのたりのたりと蕪村の句を地で行く状況になって、益々、雰囲気がなくなってしまい、忘れた頃の反応を何とか拾うのが精一杯。
それでもキャスティングを繰り返して、何とかつ抜けをと頑張ったが、21:45頃、精根尽きてSMTさん共々StopFisingとした。
今回も良型のアジはなく、全てロリ・サイズばかりだった。湾奥の釣り場で、しかも、シーズン始まったばかりとあって、のっけから良型を望むのは無理があるのは充分承知している。
しかし、釣人は無い物ねだりの権化であり、
反応がなければ、小さくても良いから反応してくれと云い、
反応があっても、数が少なければ不満に思い、
小さいものばかりだと、少しは大きいのが欲しいと願うものだが、ここはロリ・サイズでも遊んでくれることを有り難く思うべきだろう。
と云う訳で、次回は数を狙ってロリ・サイズと遊ぼうと思う。
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19:28 1匹目
19:34 2匹目
19:40 3匹目
20:23 4匹目
20:33 5匹目
20:41 6匹目
21:13 7匹目
21:29 8匹目
21:33 9匹目
2024/03/29
2024年 Ajing 釣行記
日 時:03月29日(金) 17:30~22:00
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:KMI’s
釣 果:アジ x 5
同行者:ICNHさん、KMIさん
今週は雨模様の毎日だったので、釣行出来るのは唯一傘マークがついていない27日の水曜日だけだと思っていた。所が、捨てる神あれば拾う神ありで、29日の金曜日の気象状況は、午前中は台風並みの強い風が吹き本降りの雨だが、午後からは晴れ間が広がるとのこと。しかも、強い風も収まって南西の風が3m程度となっている。
この分で行けば、釣りに行けるかも・・・と天候に注意をしていると、昼過ぎから徐々に風が収まって来ており、仲間のICNHさんやKMIさんも出撃するとのこと。
と云う訳で、押取り刀で釣行することにした。
17:00頃、現地に到着し、先着していたICNHさんと合流。
午前中の強い風と雨の影響なのか、釣り場にはICNHさん以外に釣人の姿はなくガラガラ。
昨年の12月08日以来久し振りに再会するICNHさんに挨拶をし、準備に取り掛かっている所にKMIさんがノッシノッシと登場して来て、最奥からICNHさん、小生、KMIさんの順に並んで釣り座を構えた。
今回持ち込んだロッドは、例によってジグ単用のSoare改々と、逆ダン用のSoareXR改の2本。
前回、前々回はジグ単以外のロッドとしてはSoare30やSephiaを持ち込んでジグ・サビキをしたのだが、ジグ・サビキは夜間の釣りには適しておらず、日が暮れるまでの短時間しか釣りが出来ない。となると敢えて持ち込んでも労多くして功少し。と云う訳で、夜間でも使えそうな逆ダンを試してみようと考え、MHR-KGNでのメバリングだけでは出番が限られるため、活用する意味もあって今回はSoareXR改を持ち込んだもの。
17:30頃、1.5号のオモリを使った逆ダン仕掛けを作ってキャスティングを開始。
風は、午前中の爆風が嘘の様に収まっており全く問題ない。しかし、雨の影響が出ているのか、黄土色に濁った海が広がっており、こちらの方が、寧ろ気になる所。
その影響なのか、小生だけでなく、両サイドの名人二人にも反応がない。
この日、最初にロッドを曲げたのは最奥のICNHさん。しかし、残念ながら20cm程のカサゴ。しかし、それまでは気配が全くなかったため、一筋の光明が差して来たかと期待をしたが、それっきりで完全に糠喜び。
両サイドの名人二人を差し置いて、この日の口開けのアジをゲットしたのは小生で、春先の珍事と云べきだろう。時刻は実釣開始後1時間45分も経った19:14のことで、その間は所謂お触りもなく、この日初めてのアタリだった。
この時は、近場狙いのジグ単には全く反応がなかったので、逆ダンで少し沖目を狙ってみた所、ブルブルと感じる反応があったもの。初めて逆ダンで獲った本命だったので、サイズは17cm程の豆だったが、嬉しい獲物だった。
いよいよ本命が回って来た
と思ったが、交通事故だったと見えてその後は、またダンマリ状態。
そうこうする内、右隣りのKMI名人がポツポツと掛け始めた。それを見て小生にも来るかと集中して気配を伺ったが、何も違和感が伝わって来ない。
左隣りのICNHさんにもアタリがない様で、ボヤく声が伝わって来る。
結局、この日はICNHさんも小生も忘れた頃の反応を拾うのが精一杯。それぞれ2~3m程の間隔を空けて3人並んで糸を垂らしているにも拘わらず、どう云う訳かKMIさんに反応が集中しているのが、不思議だが、これも自然相手の遊びなので仕方がない。
21:00頃には、潮の黄土色をした濁りもなくなって雰囲気は良くなったが、状況は変わらず、次回はKMIさんと立場が入れ替わることを期待して、22:00頃にStopFishingとした。
今回、初めて逆ダンを試してみたのだが、全釣果5匹の内2匹がこの逆ダンでの結果だった。サンプル数は少ないので、断定することは出来ないが、夜のアジングでも使えるのではないかと思えた。次回もこの逆ダンを試してみようと思う。
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19:14 1匹目
20:29 2匹目
20:55 3匹目
20:57 4匹目
21:12 5匹目
2024/03/27
2024年 Ajing 釣行記
日 時:03月27日(水) 17:00~20:30
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:KMI’s
釣 果:アジ x 12
同行者:単独、(AIYMさん)
今週は、事の他、天候の巡り合わせが悪くて来る日も来る日も雨模様。そんな中、唯一、27日(水)だけは雨の心配は要らず、しかも、南東の風が2~3mとMHR-KGNでのメバリングにしろKMI’sでのアジングにしろ絶好のチャンスなので、すっかりその気になっていた。
しかし、どちらにするか・・・・?
MHR-KGNのこの時期は、海藻の繁茂が凄くて、昨年のブログを読み返してみても、海藻の絨毯に苦労しており、グダグダと愚痴を書いている。一方のKMI’sは前回、前々回の結果から見ても、まだまだ時期的に早過ぎるきらいがあって、MHR-KGNにするにせよ、KMI’sにするにせよ、どちらにしても一筋縄では行かないことだけは確か。
と云う訳で、自宅を出る直前まで迷っていたが、結局、KMI’sに行くことにした。
現地到着は、16:50頃。
早速、岸壁に出てみると、前回、前々回ともガラガラで貸切状態だったが、この日は、入り口に年配者、中央付近に顔見知りの若者、浮き輪付近には初めて見る若者、そして最奥にAIYMさんと先行者の姿が4人もあってビックリ。
小さな釣り場だけに、入るスペースが有るかどうか心配になりMHR-KGNにすれば良かったかとも思ったが、AIYMさんの隣りに何とか入れて頂き、釣り座を構えることが出来て、ヤレヤレ。
今回、持ち込んだロッドはジグ・サビキ用にSephia S806ML-Sとジグ単用のSoare改々の2本。
Sephiaはアオリイカ狙いのエギング用に手に入れたロッドだが、最近はめっきりエギングをすることがなく出番がなくなっていたもの。前回持ち込んだSoare30 S803ULT30よりも若干長く、ティップが柔らかくて20g前後のジグを背負えるので、ジグ・サビキにも充分使えると考えたもの。
17:00を回った頃、丁度このタイミングで引き揚げて行った浮き輪付近の若者の後に入って、12gのジグを使ったサビキでこの日のアジングを開始。
そして、その第一投目。
ジグの着水後、ラインを張ってカウント・ダウンしていると10カウント付近で、モゾモゾとした違和感が伝わって来た。
アレッと思いつゝ半信半疑で軽くロッドを煽って合わせを入れると、明らかな生命体の反応があって、豆ながら立派な本命のアジをゲット。
いきなりのことでビックリしたが、兎にも角にも、ボーズの回避に成功。
この分で行けば、今日は・・・と甘い考えが頭を過ったが、後続の反応はなく、2匹目が来たのは、その約30分後の17:34。そして3匹目は、それから約15分後の17:48。
アジの群れが小さいためか、活性が高くないからなのか、忘れた頃にしか反応が返って来ない。しかも、豆ばかり。
シーズンの走りなので、こんなものだろう。
アジが遊んでくれるだけ良しとしなければ・・・。
18:00頃、日没時刻も過ぎた所で、Soare改々に切り替えてジグ単の準備にかかった頃。突然、強い風が吹き出して来た。右手から左手に抜けて行くので、南寄りの風の筈だが春まだ来のためか、ブルっと来る程冷たい。
昼間の暖かさに騙されず、真冬の服装のまゝで良かった!
と思ったが、一気に体感気温は下がり、指先はジンジンとして来る始末。
風の吹き出しとともに引き揚げて行ったAIYMさんに倣って、小生もと思ったが、釣りを始めたばかりなので、体力はまだ残っている。
風に吹かれて冷たくなった手を代わる代わるポケットに突っ込んで寒さを凌ぎながらキャスティングを繰り返したが、アジからの音沙汰がない。
シーズン前なので、近くには寄って来ていないのかも・・と思いつゝキャストを続けていると、ある時、コンと反応が返って来た。突然のことで合わせられなかったが、何かが居る!
集中してあるかも知れない反応を集中して待っていると、何やらラインの動きに違和感がある。念の為と軽くロッドを煽ると、生命体が掛かった感触があって、この日の4匹目をゲット。豆アジだが、今シーズン初のジグ単での獲物で、歓びも一入と云った所。そして、その直後に5匹目。
19:24、19:26とポンポンと来てくれたので、ようやく回って来たと喜んだのも束の間、またピタリと反応がなくなってしまった。
こうなると冷たい風に吹かれて身体が冷えて来ていることもあって、引き揚げるタイミングを図っていると、20:00を回った頃から、幾分風が弱くなって来て、タイイングを逸した格好。そのまゝキャスティングを続け20:26に6匹目をゲット。
それからが、この日のハイライト。
ポンポンとリズム良く反応が帰って来る訳ではないが、退屈しない程度のインターバルでロッドを曲げてくれ、1時間程で7匹を追加出来た。
21:22に12匹目を掛けた所で、ジグ単でのつ抜けを狙って粘ってみたが、これは果たせず、結局、21:40頃StopFishingとした。
アジングの面白さの一つは、チクッ、コソと云った極々小さなアタリにタイミング良く合わせを入れて掛ける所にあると思うのだが、この日はこの様な反響的な反応を感じることは殆どなく、ラインの動きで獲ったものばかり。
これはこれで面白いのだが、やはりアジ独特の小さなアタリを、積極的に掛けに行ってモノにしたいと思うが、シーズンの初めなので、これは贅沢と云うものだろう。
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17:08 1匹目
17:34 2匹目
17:48 3匹目
19:24 4匹目
19:26 5匹目
20:26 6匹目
20:39 7匹目
20:51 8匹目
21:01 9匹目
21:04 10匹目
21:07 11匹目
21:22 12匹目
2024/03/22
2024年 Ajing 釣行記
日 時:03月22日(火) 16:40~20:30
潮回り:中潮(↓)
場 所:KMI’s
釣 果:ナシ
同行者:単独、(FJKWさん)
予報によると西or北西の風だが、風力は2m前後。釣り場のKMI’sは、東に開けているので、何とかなるだろうと考えて、前回に続いてKMI’sアジング調査に出掛けた。
16:30頃、現地に到着。
シーズンはまだ始まっていないからなのか、岸壁には人影はなく今回も貸し切りなので、いつもの様に最奥に釣り座を構えて準備に取り掛かった。前回は、準備を始めると直ぐにこの岸壁の主の黒猫が顔を出してくれたが、今回は出迎えはない。
16:40頃、ジグサビキ用のSoare30 S803ULT30を手に入り口に戻ってこの日のアジングを開始。
これまアジングではジグ単がメインで、ジグサビキは飽くまでも補助的な位置付けだったが、今シーズンはジグサビキを真面目にやってみようと考えて、いつもより1時間程早いスタートにしたのだが、結果はどう出るか。風は殆んど吹いておらず、海も穏やかでアジングには持って来いの条件。これで、豆でも良いから本命のアジが来てくれれば云うことなしだが・・・・。
前回は、開始早々に反応があったが、今回はない。何処かには居るだろうと扇状にキャストし、レンジを変えて探ってみたが、コツリとも来ない。何処に居るのだろうと思いつゝキャストを繰り返している所に、若者アングラーが登場。その若者に入り口の釣り座を譲って、小生は最奥に戻って、ジグ単の釣りに変更。
今回のジグ単用のロッドはSoare改々。このロッドはアジングの釣りを始めて間もない頃にSoareBBをチタンティップ・ロッドに改造したもので、最も気に入っていたロッドだが、最近は専らベイト・リールを使っていたので出番がなくなっていたもの。このまゝ眠らせておくには勿体ないので、今シーズン開幕に合わせて、再度、手を加えてベイト・リール仕様に改造し直し、今回がそのお披露目と云った所。
シーズン初めなので、果たしてアジで鱗付けが出来るか何とも心許ないが、キャスト・フィールの確認をする意味もあって使ってみることにした。
最初は、いつも通り1gのJHを結んでキャスト。
するとSaltyStge改よりも幾分柔らかく仕上がっているためか、JHの重さがロッドに乗っている感覚があって、スムーズに飛んで行く。そこで直ぐに0.8gのJHに軽くしてみた。この時はSaltyStge改で1gのJHをキャストした際の感覚に近いもので、ロッドにJHの重さが乗っている感覚は余り伝わって来ないがキャスティングには問題なく、最終的には、実際に魚を掛けてみなければ断言は出来ないが、これからのアジングでのエース・ロッドになる予感がする。
ロッドの出来にほゞ満足してキャスティングを繰り返したが、本命のアジどころかロリ・カサゴさえも反応して来ない。後にFJKWさんだと分かったのだが、入り口に入った若者アングラーに様子を尋ねたが、遠投サビキにもアタリはないとのこと。
それでも、交通事故でも良いからとキャストを繰り返したが、反応は全く返って来ない。
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20:00を回った頃から、突然、北寄りの風が左手から吹き出して一気に寒くなり指先もジンジンとして来た。この頃には潮位がかなり下がっており、アジが回遊して来る期待は益々持てなくなっていたので、そろそろ引き揚げようかと思ったが、それでも、入り口のFJKWさんは頑張っている。
そこで、小生ももう少し粘ることにして、キャスティングを繰り返していた。
するとある時、半ば機械的にテンション・フォールをさせていた時のことだったが、モゾとした違和感が伝わって来た。集中力は切れており、突然のことだったにも拘わらず、腕が勝手に動いていてこの日初めて魚の感触を得て、これでSoare改々の鱗付けが出来たと思いながら抜き上げようとした瞬間、ひらりと白い魚体クネラせで、ポチャン・・・・。
千載一遇のチャンスを逃して切歯扼腕。悔しかったが、切れ掛かった首の皮は音もなく繋がり、又々やる気を起こしてキャスティングを続けたのは云うまでもない。
反応はフォールの途中であったので、獲物は中層に居る。
それからは中層を中心に狙ったが、元の木阿弥で反応は皆無。
こうなると、再び気持ちが切れるのに時間は掛からず、30分足らずで諦めて20:30頃、StopFishingとして、FJKWさんを残して帰路に着いた。
2024/03/19
2024年 Ajing 釣行記
日 時:03月19日(火) 17:30~20:15
潮回り:長潮(↓↑)
場 所:KMI’s
釣 果:アジ x 1、カサゴ x 1
同行者:単独、(HRDさん)
予報では南南西の風が4~5m。
MHR-KGNでのメバリングにとっては持って来いの条件だが、残念ながらこの時期は潮位が低い潮回りに当たっているため、繁茂している海藻が邪魔になって、とても釣りに集中出来る状況ではない。
と云う訳で、釣りに行くのを諦めていた所、KMI’sでアジが釣れたとの情報が入って来た。湾奥のKMI’sでのアジングには、時期的に少々早過ぎる様に思えるし、釣り方も、ワームを使った所謂アジングではなく遠投サビキだった様だが、駄目で元々と調査に行くことにした。
17:20頃、現地に到着し岸壁に出てみた所、流石にシーズン前なので釣人の姿は見えず貸し切り。アジングの盛期であれば回遊して来るアジを独り占め出来るので寧ろ大歓迎だが、シーズン走りのこの時期では厳しい状況になるのは必至。そんな時は退屈凌ぎに話し相手が欲しい所だが、そこは我慢するしかないと思いつゝお気に入りの最奥に向かった。
今回持ち込んだロッドは、ジグ単用のSaltyStage改とジグサビキ用のSoare30 XTUNE S803ULT30の2本。その内、錘代わりに12gのジグを使ったサビキをセットしたSoare30を先発に選んで、17:30を回った頃、入り口でキャスティングを開始。
久し振りに、長いロッドで0.3号のPEラインと小生の釣りでは重ためと云える12gのジグを組み合わせた仕掛けを扱うため、先ずは肩慣らしと軽くキャスト。しかし、予報では、南南西の風とのことだったので、風裏になる筈と思って来たのだが、どうやら目論見は外れてしまった模様で、右から左に吹き抜けて行く強めの南風に、ラインが大きく膨らんでしまって、やり難そう。
様子を探りつゝキャストを繰り返して、2~3投目のこと。ジグの着底を待って軽くシャクリを入れると、直ぐにブルブルと反応が返って来た。いきなりのことでビックリしたが、向こう合わせ的ながらも合わせが決まり、魚が掛かった感触を楽しみながら回収に入った。しかし、飛距離が最も出ている着水点に近い所で掛けたため、リールのハンドルを回しても回しても、なかなか寄って来ない。口の弱いアジなので途中でバレやしないかとヒヤヒヤしたが、何とか手に出来たのは15cm程だが、立派なアジ。
これに気を良くして後続を狙ったが、反応が返って来ない。しかし、近くには居る筈だとキャストを繰り返して所に、HRDさんが登場。
日没時刻の17:52を過ぎて周囲が薄暗くなって来た所で、最奥に戻ってHRDさんと並んで、イヨイヨ今シーズンのジグ単でのアジングの幕開け。
しかし、待てど暮らせど本命からのコンタクトはなく、ロリ・カサゴが交通事故的に反応を示してくれるだけ。
それでも、何とか本命を手にしたいと思いキャスティングを繰り返し、19:00頃の干潮時刻を過ぎて潮に変化が出れば、状況が変わるのではないかとの淡い期待も虚しく、何も変化はない。
20:30まで粘って駄目だったら引き揚げようと云いながら、結局、予定よりも早い20:15頃には、どちらかともなく諦めて片付けに入る始末で、今回の調査を終えて帰路に着いた。
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