2021年釣行記(75) – HG

2021年 Haging 釣行記

日 時:12月14日(火) 06:30~12:00
潮回り:若潮(↓↑)
場 所:IZ-KSH
釣 果:カワハギ x 1、ベラ x 1、アイゴ x 1
同行者:YGWさん

いつもの様に天気予報をチェックしたが、幸い雨の惧れはないものゝ、風向きや強さがもう一つ気に入らず、何処に釣行しようか迷っていた。すると、丁度そんな所に、YGWさんから電話が入って、おちょぼ口の可愛娘ちゃんが釣れている情報があるので、そこに行こうとのお誘い。
まるで小生の状況を見透かしているかの様にタイミングの良いお誘いに、反射的に飛び付いたのは、云うまでもない。

と云う訳で、今回はYGWさんとのコラボ・ハギングに出かけて来た。

06:00少し過ぎに現地に到着。
先着して突堤の中程でエギングを始めていたYGWさんに合流し、直ぐに、小生も釣りの準備を始めた。

06:30少し前、時間的には夜明け前のまだ暗い時間帯なので、先ずSephia S806ML-S3.5号のエギを組み合わせてエギングを開始。
海は穏やかだが、予報とは違って、思いの外北風が背中から強く吹いて来て、エギが面白い様に飛んで行く。しかし、空一面に黒い雲が広がり今にも雨が降り出してきそうな気配があって、何となく、嫌な予感がして来る。

小生が、エギングを始めた頃に通っていた略15年振りの突堤には、アチラコチラに墨跡が残っており、今でもエギングが盛んに行われている様子が伝わって来る。そんこともあって、何とか緑のアイシャドウをした可愛娘ちゃんをゲットしたかったが、今回も空振り。

07:00、少し前にロッドをSoare30 S803ULT30に持ち替えて、本命のハギングに変更。
先ずは、いつも通りパワー・イソメを付けてみたが、これには無反応。少し、粘って見る必要があるかも知れないが、これまで一度もパワー・イソメ可愛娘ちゃんをモノにしたことはなかったので、粘り切れず、餌をアサリに替えてコンタクトを待っていた。
すると暫くして隣りのYGWさんアッ、また切れた・・・・と声が聞こえて来た。
何か、魚にグーッと持って行かれたと思ったら、切れたとのことで、これでこの日2度めか3度めのことらしく、掛けた魚とのやり取りの最中に切れたものではないだけに、納得の行かない様子。

透明度の高い足許の海を覗き込むと、カマスアイゴや名も知れない魚の群れが行ったり来たりしており、海には生命感が溢れている。しかし、カワハギからのコンタクトはサッパリ感じられない。所が、5mも離れていないYGWさんのポイントでは、正体は不明だがアタリは頻繁にあるらしい。

アタリが出るのは時間の問題だろうと、キャスティングを繰り返している内、雨がポツリポツリと降り出して来た。願わくば、雨の中での釣りはしたくない。予報では晴れマークはあったが傘マークはなかったので、直ぐに上がることを期待して、暫くの間は我慢をして釣り続けた。しかし、願いも虚しく止む気配もなく降り続いているので、仕方なく車に戻ってカッパを着けた。

雨の中、キャスティングを続けたが、小生には、本命の可愛娘ちゃんは元より外道のフグベラなどのアタリもなく、餌のアサリがそのまゝの状態で戻って来る。
しかし、その内回って来る筈とキャスティングを繰り返していると、掛けた!!との声が聞こえて来たので、隣りのYGWさんを見やると、ロッドを曲げてやり取りをしている最中。
やっと来たか・・・・と期待しながら様子を見ていると、抜き上げたのは、残念ながら、ハギングには付き物のキタマクラ

キタマクラが来たのなら、本命が来るのは時間の問題
気分も新たに釣りを続けたが、状況は全く変わらず、小生の所では何もアタって来ない。

そこで、少し場所を変えてみることにして、10~15m程突堤の先端方向に釣座を移した。
しかし、こちらでもアタリが感じられない。何処かに居場所がある筈!と、方向、距離を色々と変えて探ってみた所、斜め右の15m程の所で反応があるポイントを発見。その主が何であるかは判らないが、これまで全く無反応であったことを考えると、少なくともその主の正体を暴きたくなる欲求は芽生えて来るし、興味も湧いて来る。
そこで、集中してそのポイントを狙っていると、ロッドのティップがモゾモゾと微かに動く前アタリの直後にコツと小さなアタリがあり、合わせも決まった。そして、ヤリトリを始めると、力強さはないものゝ、ロッドを叩く様な引き味が伝わって来た。
ひょっとすると可愛娘ちゃん?
半信半疑で抜き上げると、確かに本命のカワハギ。しかし、角もない15cm程の可愛いサイズで、喜びも今一つ。

時刻を確認すると、実釣開始後約3時間も経った09:10頃のことで、時間も掛かりサイズもロリ・サイズだが、兎に角、可愛娘ちゃんが動き出した証拠。

気分も新たにキャスティングを続けたが、その後は元の木阿弥

雨は、強くなったり弱くなったりしながらも降り続き、一方でカワハギのアタリは全く、小生の気持ちは首の皮一枚で繋がっている様な状況。

09:40頃、大きく場所を変更するために撤収して車の所に戻って来た所で、YGWさんが、翌日の仕事がきついので、引き揚げると云い出した。降り止まない雨、強い北風もあって流石のYGWさんもすっかり戦意をなくした様子で、釣りに関しては時には貪欲とも思える面を見せることのあるYGWさんにしては珍しいことだが、仕事ならば仕方がない。
しかし、小生は125kmも車を走らせて、このまゝ尻尾を巻いて引き揚げるのは悔しい。アサリも残っているので、戻ってもう少し続けてやってみると、これ又珍しく、小生が居残りを宣言。
いつもなら、小生が真っ先に音を上げて、YGWさんを置いて引き揚げるのが常なのだが、この日は、立場が真逆になった格好。これに触発されてYGWさんも残業をすることになり、クーラーやバッカン、ロッドを手に突堤を行ったり来たり。

その頃になると、先端付近のアングラーも引き上げ始めた。どうやら、全体的に、この日の突堤は絶不調の様子。だとすると、居残りハギングをしても望み薄とは思いつゝ、これまでよりは少し先端よりに、釣座を構えて、第二ラウンドを始めた。

所が、心配した通りでコンタクトがなく、状況はこれまで以上に良くなさそう。
交通事故的なコンタクトもないまゝ、時間ばかりが経ち、12:00頃、アサリがなくなったのを機に、この日の遠征ハギングを終えることにした。

結局、この日は大人二人が6時間もの間、キャスティングをし続けて、ロリ・カワハギが、たった1匹だけ。
自然相手の遊びなので、良い時もあれば悪い時もあって当然だが、それにしても、この日は厳し過ぎる結果だった。やはり陸っぱりハギングは終わったのかも知れない。

とは云え、諦め切れないのも事実だが・・・・・。

所で、2021年の釣行回数は、今回で75回となり、エイジ・シュートを達成することが出来ました。これも一重に後期高齢者の小生の釣りにお付き合い頂いた皆様方のお陰だと、心からお礼申し上げます。
後期高齢者ともなると、年々体力の衰えが強く感じられる様になり、年齢と同数の釣行をこなすことが難しくなる状況にあることは間違えのない所です。しかし、何とか頑張って来年もエイジ・シュートを達成出来る様に精進したいと思っていますので、宜しくお付き合い頂きたいと心からお願い致します。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

トラックバックURL:
https://mizoken.info/WordPress/fishing/wp-trackback.php?p=9717

« »