2021年釣行記(6) – LEG

2021年 Eging 釣行記

日 時:02月09日(火) 17:20~22:30
潮回り:大潮(↓)
場 所:SOFKZK
釣 果:ヤリイカ x 6
同行者:単独

これまで何度もSOFKZK行きを目論んではいたのだが、風向きが悪かったり強過ぎたりと風の条件が中々折り合わず、その都度延期せざるを得なかった。所が今週になってようやく行けそうな状況になったので、喜び勇んで行くことにした。

100km先の現地到着を17:00頃に予定して、14:15頃自宅を出発。早くもほころび掛けた河津桜を横目に見ながらATMを16:10頃通過し、現地到着は16:50頃。先行者の多寡が気になる所だが、駐車場には1台しか見えないので、あぶれることはなさそうで、一安心。

磯道を下って磯に乗った所で、先行者とすれ違ったので、ひょっとすると貸し切りか・・・・。
残念ながら、腰掛岩の少し先に3人の若者が長いロッドを振っていたので貸し切りとは行かなかったが、先端部に入ることが出来た。

今回持ち込んだSSQC-6112ULS-BF-KRSephia SS S76ML-Sの2本の内、SSQCを先発に選んで3号のエギを結んで、17:20頃、キャスティングを開始。
風は予報と違って、右から左の西風が強めに吹いていて、波は静かだが潮の流れも風と同じ左から右方向。幸い、先端に釣り座を構えているので、風を背に受ける東向きにキャストすれば、風の影響も潮の影響も最小限に抑えることは出来る。しかし、ハエ根がスロープ状に長く海中に伸びているので、エギを回収する際、根掛りさせてしまう惧れがある。実際に、一度掛けてしまって、危うくロストし掛けたことがある。いつもは、こんなリスクを避けるために長いロッドを持って来るのだが、肘の具合が良くないので、短いロッドしか持って来ていない。
予報通りであれば、時間が経てば風も収まって来る筈

根掛りに注意しながらキャスティングを続けたが、コンタクトは感じられない。このSOFKZKには2019/03/05にAKTさんと来て以来、2年振りのことなので、最近の状況は分からない。兎に角、粘って自分で答えを出す以外にない

17:45頃、若者達が引き揚げて行き、磯は貸し切りになったので、立ち位置を先端の角付近に移動。ここは風をまともに横から受けることになるが、足元から根が落ち込んでいるので、ハエ根にエギを掛ける心配が少ない上、貸し切りだから出来ることだが、斜め左にキャストすれば風の影響も和らげることが出来る。
辺りも薄暗くなって、イヨイヨ、夕間詰のゴールデンタイム・・・
しかし、一向に当たってくる気配がない。それ所か、西風に吹かれ続けて指先や足先がジンジン寒く、早くも心が折れそうになる程。

18:00を回った頃、アングラーが一人登場。
この御仁は、イカ狙いのウキ釣り師で、このアングラーが現れたことで、気持ちの立て直しが出来たと云うのが正直な所で、またまた気持ちを入れ替えてキャスティングを続けることが出来た。

しかし、一向にアタリがない。
いつかの若者に倣って、3号のエギササミを巻き付けたり、3.5号のエギに替え、はたまた、SOFKZKで最も実績のある邪道エギV1を引っ張り出したり。

この日の最初の獲物は、邪道エギを抱いて来た胴長20cmにも満たない小振りなこの娘で、時刻は18:40頃。
アタリはそれと判る程はっきりとしたものではなく、イカ独特の引きも感じられなかったが、久し振りに揚げたSOFKZKでの釣果で、嬉しいと同時に何となく安心出来た1杯。

ヤリイカは群れで回っている筈なので、後続があるかと期待したが、全くその気配がない。

その内、時刻は定かではないが、先端に移動したウキ釣り師がやり取りを始めた。長いロッドは満月の様にしなっており、見るからに良型の様子で、玉網入れに難儀しながら挙げたのは800g程の立派なアオリイカ

こんなのを目の前で見せられては溜まったものではない。ヤリイカの外道にアオリイカが来ないかと、3.5号の普通のタイプのエギに替えてキャストしていると、ジワーッと重たくなる違和感。思惑通りアオリイカかと思ったが、これは本命のヤリイカで、ようやく1杯追加。サイズは最初よりも大きく、アオリイカ程ではないがイカ独特の引きも感じられた。それから程なくして、同サイズを追加。
地合いの到来かと期待したが、それっきり無しの礫

ふと気が付くと、あれ程吹いていた風が、殆ど無風状態になっていて、それと共に寒さもなくなって、正にエギング日和になったが、海の中の状況には変化がないと見えて、コンタクトがないまゝ。

21:30頃、ウキ釣り師が引き揚げて行き、真っ暗な磯に一人残って残業をすることに。

22:00頃になって、ティップをヘッドライトで照らすことを思い付いた。これも貸し切りのため、誰にも迷惑を掛ずに出来ることで、駄目で元々。
キャストして20カウント程して、アクションを軽く加えてから、ロッドを水平にさびくようにすると、ティップがグーッと曲がっている。
半信半疑で合わせてリーリングを始めると、明らかに獲物が掛かった感触がある。
残念ながら、これは海面に体が出た所でバレてしまったが、その次のキャストで同じ様なティップの動き。今度はキッチリと合わせを入れ、見事にゲット。そして、その次もゲット。
これで3回、同じアタリが続いたので、やっと調子が出て来たと思ったが、その後は、また静かな情況に戻ってしまった。
この日の最後のアタリは、ティップの変化ではなく、ラインが揺れるアタリ。

風もなく、寒さも感じないので、もっと続けていたかったが、腰の痛みが増して来たので、後ろ髪を引かれる思いで、22:30頃、道具を片付けて、急坂を息も絶え絶えに登って帰路に着いた。

所で、この日の後半。残業でのアタリは、どれも手元には何も感じることはなく、ティップ付近をライトで照らして判ったもので、見えなければ取れなかっただろうと思う。となると、アタリがない時間帯でも、実はアタリがあったのだが、手元に感じなかっただけなのかも知れない。
しかし、ライトを使うことは、誰もいないときに限って出来ることであって、普通は出来るものではない。どうすべきか・・・?

この歳になると、往復200kmの長距離走行は、少々辛いものがあるが、磯からの帰りの急坂を何とか登り切れたので、自信がついた。
ウキ釣り師によると1月は良く釣れていたとのことで、最近は釣れなくなった由。とは云え、爆釣することを期待せずに、そこそこ釣ることを前提にすればであれば、もう少しの間は楽しめるのではないか・・・。
風の状況を見計らって、また行こうと思う。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

トラックバックURL:
http://mizoken.info/WordPress/fishing/wp-trackback.php?p=8689

« »