2020年釣行記(37) – LEG

2020年 Eging 釣行記

日 時:07月30日(木) 19:10~23:00
潮回り:長潮(↑)
場 所:南端
釣 果:ナシ
同行者:単独

カミさんの体調が回復して、ようやく夜の外出が出来る様になったので、10日振りの釣行。
そこで、天気予報をチェックすると、北東の風が1~2m。であれば、MHR-KGNでのメバリングは一寸辛い。DKKアジングにするか、南端メトウイカにするか迷ったが、コンでもチクッでもないヌメーとしたアタリが懐かしく、そろそろ終盤に差し掛かっている筈のメトウイカを狙うことにした。

現地到着を18:30頃に設定して、16:30頃自宅を出発。道中、大きな渋滞もなく、現地にはほゞ予定通りの18:40頃に到着。
所が、着いて見ると、岸壁の入り口にバリケードがあって、一般車進入禁止の看板が取り付けられている。新型コロナ緊急事態宣言が出された頃には、一帯の岸壁は立ち入りが禁止され、釣りが出来なくなったことはニュースで知っていたが、外出自粛が解除されたので、解禁されたと思っていただけに、これにはビックリ。
2時間も運転して来たのに・・・・と思いつゝ岸壁を見ると、凡そ漁業関係とは思えない乗用車やバンが沢山止まっており、ロッドを持っているアングラーの姿さえ見える。
と云う訳で、進入禁止の看板は見ない振りをして、1台分の間隔の空いたバリケードの隙間から、そっと岸壁に乗り入れた。

車から降りて岸壁を見回し釣り座を構える場所を探した所、5番街灯付近に何人かアングラーは見えるが、その手前は空いている。5番街灯付近は5年前に初めてメトウイカを手にした場所なので、迷わずそこに入ることにした。

クーラーやロッド、バッカン等々を手に、エッチラオッチラ岸壁を歩き、先行者に断わって荷物を置かせて貰い、久し振りのLightEgingの準備に掛かった。

準備をしながら周囲の様子を見ると、5番街灯の直下から沖側にメトウ師が4人入っており、長いロッドを振っている。と云うことは、終盤に差し掛かっているメトウイカだが、まだ少しは釣れている証と一安心。
風は、予報通り弱い北東からの冷たい風で心地良く、寧ろあって有難い。

タックルは、Tenryu改AURIE-Q RSの1.6号LBIの組み合わせにして、19:00頃キャスティングを開始。
日没時刻を過ぎたばかりで、まだまだ明るい時間帯なので、メトウイカは沈んでいる筈と考え、5年前の記憶を頼りに、40カウントしてから、軽くシャクリを入れ・・・・・。
すると正面にキャストしたエギが、斜め左から帰って来る。2年前の8月にメトウイカ狙いで1度だけ来た時の記憶が甦って来る。その時は同じ様に右から左への強い流れに弄ばれただけに終わってしまい、何となくその時の二の舞になりそうな予感がして来た。

幸い、小生の右には誰も入っていないので、斜め右にキャストして、何とかエギを沈めようとしたが、思った様に沈んでくれない。そうこうする内、辺りはすっかり暗くなって来たので、イカが浮いて来ているかも知れないと考え、表層、中層とエギを通して見たが、一向にコンタクトがない。
メトウ師の長いロッドの先に付けているケミホタルの白い灯りも、上下に揺れているだけで、取り込んでいる様子も伺えない。

21:00頃になって、右から左への強い流れが緩んでチャンス到来!!
これまで以上に集中したが、流れが緩んだのは一瞬のことで、今度は左から右へ強く流れ出して来た。
それでも、せめて顔だけでも見たいとキャスティングを続けたが、全く音沙汰がないまゝ時間だけが過ぎて行き、22:00になった頃、この日2度目の根掛かりで、高切れ。
それと同時に気持ちもプツンと切れて撤収することに。

入釣した時と同じ様に、クーラーやバッカン、ロッドなどを抱える様にして車に戻った所で、海の様子を見ると、何となく雰囲気が違う様な気がして来た。
ひょっとすると・・・・・釣りたい虫がゴソゴソと動き出して来た。
とは云え、高切れしたラインシステムを組み直すのも面倒。
と云う訳で、車に入れておいた予備のNSL-S702UL/BFを引っ張り出して、改めてキャスティングを始めたが、何事も起きず、23:00頃StopFishingとして、スゴスゴと帰路に着いた。

そして、その帰り道のこと・・・・。
道路は三桁とは云え100番台の国道。片道一車線でセンターラインは黄色。そして制限速度は50km。
交通量も少ないこんな時間帯なので、決して褒められたことではない上、推奨する訳ではないが、普通の感覚の持ち主ならば50kmを越えた速度で、場合によっては60km近い速度で走るのが一般的ではないかと思う。
所が、この日、小生の前を走る軽四輪は40km内外でトロトロと走っていた。メーター読みで40kmなので、実際には35~36kmと云った所だろう。50kmをキープしているのであれば、順法精神が旺盛なドライバーだなと半ば呆れながらも、そう思う所だが、制限速度を10kmも下回る速度しか出していない。
後ろに別の車が付いていること、自分は制限速度を10kmも下回って走っていることの自覚があれば、端に寄せて道を譲るなどしても良い筈だが、全くその素振りも見せないまゝ、トロトロと走り続けている。

追い越し禁止でなければ当然追い越し、何事もなく終わる所だが、それも出来ない。これまでであれば、パッシングなどしてもう少し速度を上げる様に促す所だが、道路交通法が改正され煽り運転が厳罰化された以上、迂闊にパッシングなどする訳にも行かず、延々と付き合わされてしまった。

穿った見方をすれば、意図的に煽り運転を誘い、その瞬間をドラレコで記録して、後日、警察に持ち込んで道路交通法違反の罪に問う愉快犯の可能性だってある。煽り運転は現行犯でなくても、証拠があれば、後になって貶めることだって出来てしまうので、こんな輩が居てもおかしくはない。

確かに煽り運転は危険なので取り締まる必要はある。しかし、煽り運転を誘う様なこんな走り方をするドライバーを取り締まる必要はないのだろうか?

“2020年釣行記(37) – LEG” への2件のフィードバック

  1. tommy より:

    お疲れ様でした。
    拝読致しました。
    波乱万丈の釣行だったんですね。
    奥様回復は何よりです!

    • mizoken より:

      tommyさん、コメントを有難うございます。
      釣りは自然相手の遊びなので、全く相手にされないこともあり得るので、それも仕方のないことと思いますが・・・。
      帰路に小生の前をトロトロと走る軽四輪は、何とかして欲しいですネ。一般道なので制限速度以下で走る分には合法ですが、煽り運転を誘う様な運転も取り締まりの対象にしなければ、片手落ちだと思うんですがね。

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