2019年釣行記(10) – LEG
2019/02/08
日 時:02月07日(木) 0:00~4:30
潮回り:中潮(↑)
場 所:SOFKZK
釣 果:ヤリイカ x 7
同行者:単独
漸く風向きが変わって、西寄りの南西1mとの予報が出たのでSOFKZKにヤリイカ狙いで、これまでと同じ様に3:00頃に磯に乗って明け方までの朝間詰めを狙うことにしていた。
しかし、潮回りは大潮直後の中潮とあって、6:40頃の満潮時の潮位は144cmとかなり高い。ここまで高いと、少しでもウネリが入ると足許まで波が這い上がって来るリスクが高い。SOFKZKでは、これまで何度もウネリに泣かされた経験があるので、少しでもリスクを回避したい。
と云う訳で、潮位が低い時間帯の夜中から3:00か4:00頃までロッドを振ることにして、今回は仮眠もとらずに22:00過ぎに自宅を出発した。
現地駐車場には、予定通り24:00過ぎに到着したのだが、驚いたことに駐車場はほゞ満杯で、10台程の車が止めてある。ナンバーを見ると、八王子や川崎など、どれも他府県ナンバーばかりなので釣り人の車であることは間違えないだろう。となると、アブレて竿を出せない惧れが強い。
どうしようか・・・・。
寝る間を惜しんで車を走らせて来たのに、このまゝ何もせずに引き揚げるのも悔しい。兎に角、磯に行って見て、状況によってどうするか考えよう。
前日の雨で濡れた磯道を、足を滑らさない様に注意しながら、下って行くといつもは、誰も見向きもしない磯の入り口にもアングラーが入っていて、とても釣り座を構える隙間さえなさそう。
そう云えば、前回ここで会った地元の若者が、最近は人が多くて、磯に入れないアングラーは已む無くサーフで釣りをしている程混雑していると嘆いていたのを実感する程。
これ程の状況であっても諦められず、磯の先端に向かって歩いて行くと、3~4m程の間隔でアングラーが入っているにも拘わらず、小生の好きな腰掛け岩の少し先だけがポッカリと空いている。
こんなに混んでいるのに、どうして?
近くで立ち話をしているアングラーに訊ねた所、上がる所だから、どうぞとの嬉しい返事。半ば以上も諦めていたので、思いも掛けない返事に喜び勇んで入らせて貰うことにした。
早速、いつもの様にSephia S806ML-Sに邪道エギに冷凍ササミを巻き留めて1:00少し前にキャスティングを開始。
予報では、1mとは云え南西の風が吹くとなっていたが、磯に立ってみると殆ど感じることもなく、磯道を歩いて来た汗をかいた身には、寧ろ少し吹いて貰いたい位。海も穏やかでエギングには持って来いの状況。
例によって、20カウントからスタートしたが、音沙汰なし。
次に25カウントした所、磯の際でジワーッと重くなる反応があって、幸先の良いスタートを切ることが出来た。
この調子で行けば・・・・。
と思ったが、その後は中々反応が感じられない。
しかし、小生より先端側隣りと先端に陣取っている若者2人は、ほゞ入れ掛かり状態でホイホイと掛けている。
たった3~5m程しか離れていないのに、何故こんなにも違うんだろう?
新月の闇夜のことで、細かい所までは分からないが、若者達のシャクリはアオリイカ狙いの様にかなり激しく、シャクッた後のフォールはかなり長目の様に見える。
そこで、彼を倣って同じ様にしてみると、ジワーッ。
答が見付かったと思ったが、後が続かない。
両隣のアングラーに迷惑が掛からない様にキャストする方向を替えても見たが、若者達の様には行かない。
2:00頃になって、隣りの若者が引き揚げて行ったので、彼の後に入らせて貰って気分を新たにキャスティングを続けたが、ポツポツとコンタクトがあるだけで、入れ掛かりには程遠い状態。その間も、先端に残った若者は、ペースは落ちたがコンスタントに掛けている。
その内、全く気配もなくなってしまった。
隣りの若者は、合わせた瞬間にドラグをジーッと鳴らすので、イカを掛けたことが判ったのだが、そのドラグ音もいつの間にか聞こえなくなっているので、声を掛けてみると、アタリがなくなりましたね~。
それでも、群れが回って来ることを期待してキャスティングを続けたが、迷子のヤリイカが、本当に忘れた頃に単発でエギを抱いて呉れるだけ。
3:00を過ぎ、4:00を過ぎても状況は変わらず仕舞い。
それどころか、風向きも変わらず弱いまゝにも拘わらず、どうしたことか4:00を回った頃から、徐々にウネリが出だして来る始末。こうなると皮一枚で辛うじて繋がっていた気持ちはプツン。それでも未練がましくキャスティングを続けていたが、4:30頃になってシブキが高く上がり始めたのを機にStopFishingとした。
道具を仕舞ってから若者に釣り方を訪ねた所、彼は普通のエギ3号にキビナゴを括り付けているとのこと。小生は3.5号のエギに鶏のササミでエギの大きさもエサも違っている。その他にもシャクリ方や間の取り方等色々と相違点はあるので、彼との差の原因は特定出来る筈もなく、一言で云えば腕の差なのだが、次回は普通のエギ3号で試して見ようと思う。
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